イスタンブールの治安は?安全な場所・注意点を踏まえて観光を楽しもう!

2019年7月20日 (2019年7月24日最終更新)

トルコのイスタンブールへ行きたいと考えている方は、2019年現在の治安について知りたいと、随時外務省の情報をチェックしている方が多いことでしょう。今回は、イスタンブールの2019年現在の治安や観光に際して危険な場所、注意点などについてまとめました。

目次

  1. イスタンブールの治安は?
  2. イスタンブールってどんなところ?
  3. イスタンブールの治安状況(2019年)
  4. イスタンブールの治安&注意点【観光スポット編】
  5. イスタンブールの治安&注意点【レストラン・ホテル編】
  6. イスタンブールの治安&注意点【移動・交通編】
  7. イスタンブールの治安&注意点【外出編】
  8. イスタンブールの治安状況を踏まえて観光を楽しもう!

イスタンブールの治安は?

イスタンブールを始め、トルコなどの中東地域では、一般的な軽犯罪において日本と比べると治安が悪いのは確かなのですが、国の情勢によって治安が通常よりも一時的に悪くなってしまうことが多いです。そのため渡航の際は、その都度外務省の情報などを確認する必要があります。今回は、イスタンブールの2019年時点の治安についてお伝えいたします。

イスタンブールってどんなところ?

トルコのイスタンブール、2019年時点の治安についてお伝えする前に、まずイスタンブールはどんな所なのかお話をいたします。イスタンブールは、ヨーロッパとアジアにまたがるトルコの大都市、キリスト教文化とイスラム教文化が混在する街、世界遺産に登録された人気の観光地です。それらについて順番に、詳しくご紹介させていただきます。

ヨーロッパとアジアにまたがるトルコの大都市

イスタンブールは、世界で唯一、ヨーロッパとアジアにまたがるトルコの大都市です。ヨーロッパとアジアの東西文化の架け橋とも言われており、西洋・東洋が入り混じっています。

イスタンブールの地理的な特有の性質から3つの帝国の首都となった歴史があるため、独特な文化、雰囲気を持ち合わせているのがイスタンブールの特徴です。

キリスト教文化とイスラム教文化が混在する街

イスタンブールは、キリスト教文化とイスラム教文化が混在する街です。それを象徴する観光地、アヤソフィア博物館は、元々キリスト教の大聖堂として建てられた建築物です。

後世になるとイスラム教の尖塔が増築されてモスクとなり、キリスト教会とローマカトリック教会、イスラム教のモスクとして、複雑な過去を抱えつつも二つの宗教が調和した、大変珍しい平和の象徴ともいえる有名な観光スポットとなっております。

キリスト教とイスラム教は、現代であっても宗教争いが絶えない中、美しいキリスト教とイスラム教の見事な調和は、とても美しく感動します。1つの宗教に縛られていたこれまでとは全く異なる道を歩み始めたイスタンブール、現在殆どの国民がイスラム教徒ですが、キリスト教ゆかりの神聖な場所も数多く残されていてトルコ人の寛容な様子が伺えます。

世界遺産に登録された人気の観光地

イスタンブール歴史地区は世界遺産の人気観光地です。遺跡公園地区、スレイマニエモスクと付属保護地区、ゼイレク・モスクと付属保護地区、続きます。

そしてイスタンブール大城壁地区の保護地区が世界遺産に指定されています。首都として繁栄したローマ帝国・オスマン帝国・ビザンツ帝国の歴史が多く残っています。

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イスタンブールの治安状況(2019年)

それでは本題の、2019年イスタンブールの治安状況についてお話しいたします。外務省発表の治安情勢・危険度レベル、テロ発生状況と危険性、そして日本人を狙った詐欺・犯罪の危険性についてです。イスタンブールの治安は国の情勢によってその都度変わるので、イスタンブールを含めトルコへ渡航をする際は、事前に外務省のホームページを確認しましょう。

外務省発表の治安情勢・危険度レベル

イスタンブールの危険度・注意点、治安を知りたい時は、外務省の海外安全ホームページを確認しましょう。外務省によるとイスタンブールの危険度は2019年7月現在レベル1です。

イスタンブールで危険度1のエリアは、アンカラ中心部及びエセンボア空港です。それ以外のエリアは危険情報が出ていません。2017年1月のISILによるテロ事件以降イスタンブールでは大きなテロは発生してはおりませんが、テロ関係者の拘束が継続されています。

イスタンブールは、事前に危険情報を確認し注意をしていれば、安全に渡航をすることが出来ます。しかしながら危険情報が出ていなくても、観光客をターゲットにしたスリや詐欺、置き引きなどの軽犯罪は多発しておりますので、注意しましょう。また同じトルコ内でも、シリアとの国境地帯、イラクとの国境地帯の一部で危険度4が出ているのでご注意下さい。

テロ発生状況・危険性

外務省のホームページによると、イスタンブールテロ発生状況について、2016年6月に、イスタンブールのアタテュルク国際空港で大きなテロが起きました。

その際、ISILから入国したと言われている犯人を含み48名もが亡くなり、その他238名が負傷し、トルコ国内は勿論の事、世界中を震撼させました。その後も同年11月、ISILはトルコを聖戦と呼ばれるジハードの場所だと攻撃を宣告し、2017年1月にもテロが発生しました。

2017年1月1日のテロは、イスタンブールのナイトクラブにて、観光客をも巻き込まれました。それ以降、イスタンブールでは警備がとても厳重になり、しばらくの間、あちらこちらで拳銃を持った警備員らが警戒しておりました。その成果もあってか、現在まで大きなテロは発生しておりません。そのまま平和が続くことを祈りましょう。

日本人を狙った詐欺・犯罪の危険性

2019年7月時点でも外務省からの呼びかけにもある通り、イスタンブールに限った事ではないですが、日本人の観光客を狙ったスリや置き引きなどの軽犯罪には、注意が必要です。

日本人は一般的に危険認識度が低く、荷物を置いたまま席を立ったりバックを開けっ放しにしたまま歩いてしまったりしていると、あっという間に取られてしまう危険性があります。また流暢な日本語でフレンドリーに接してきて結局絨毯詐欺だったという話もあります。

異様に優しくしてきたり、観光地を案内するよ等と話しかけて来た時は、要注意です。高い絨毯を買うまで帰してくれないという詐欺が多発しております。尚観光客だと道が分からないことをいいことに、前のお客様が乗ったメーターをそのままにしていたり、わざと遠回りしたりなど、高額な請求をするタクシー詐欺も多いので注意してください。

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イスタンブールの治安&注意点【観光スポット編】

イスタンブールの観光地においての治安と注意点をご紹介いたします。お伝えする観光地は、グランドバザール・エジプシャンバザール、エミノニュの問屋街、ガラタ橋・エミノニュ港、イスティクラル通り、タクシム広場、オルタキョイ、カドゥキョイの7箇所です。それらの観光スポットの治安・注意点を知り、イスタンブールの観光に役立てましょう。

グランドバザール・エジプシャンバザール

イスタンブールの観光スポット「グランドバザール・エジプシャンバザール」は沢山の人でごった返しているので、スリやひったくりにあう可能性が高く治安が良いとは言えません。

屋根付きの市場になっており、市場に入るためにはセキュリティチェックが必要です。治安当局が金属探知機で体全体をボディチェックし、問題がなければ市場に入ることが出来ます。買い物を楽しんでいる間に貴重品を取られる事のないよう注意しましょう。

またバザールでも観光客を狙った絨毯詐欺が多発しています。フレンドリーに接してきて人目につかない部屋へ誘導され、高額な絨毯を買うまで解放してくれないという手口です。日本人はこの手に弱く、ついつい買ってしまう人が多いので、いらない物は、きっぱりと断るように心掛けましょう。貴重品をしっかりと身につけつつ、注意しながら散策しましょう。

エミノニュの問屋街

イスタンブールの「エミノニュの問屋街」は、エジプシャンバザールの近くにある問屋街で、特に地元の人々からの人気があります。そのためそこまで犯罪被害は多くありません。

ただ細い小道に入るとまるで迷路のようになっていて迷子になってしまう可能性があるので注意しましょう。犯罪に巻き込まれない様なるべく大通りを観光するようにしてください。人目のつかない道に入ってしまうと、金品を取られてしまったりすることもあります。

また大通りであっても、他のバザールなどと比較し犯罪は少ないとはいえ治安が良いとは言えないので、基本的な注意点を頭に入れ、スリやひったくりには気をつけて行動をするようにしましょう。イスタンブールの地元の人々が沢山いるので、非日常的な雰囲気を楽しめることでしょう。イスタンブールの活気に満ち溢れた場所でトルコを感じてみませんか。

ガラタ橋・エミノニュ港

「ガラタ橋・エミノニュ港」は、イスタンブールの旧市街・新市街を繋ぐ金角湾に架かる可動橋です。このエミノニュ付近はとても開けた空間で犯罪が起きる事が少ないエリアです。

ただ港なので、船に乗り降りする人々が大勢いるので、ボーッとすることは避け、スリなどには注意しながら観光を楽しんでください。この辺りはサバサンドがおすすめです。

イスティクラル通り

「イスティクラル通り」は、イスタンブールの観光名所です。トラムが走る新市街のメインロードで、レストランやカフェ、買い物を楽しめるショッピング街です。

しかしイスティクラル通りは、夜になると注意が必要です。例えば外国人観光客から飲みに誘われ最初は楽しく飲んでいても結果何十万円もの請求をされたという被害が出ています。

タクシム広場

新市街の交通の要所になっている「タクシム広場」は共和国モニュメントが扇状に広がっており、お買い物、お食事、ナイトライフが楽しめる賑やかなエリアです。

タクシム広場は、地元民・観光客が大勢おります。普段は治安が良い場所ではありますが、時折デモが行われる事がありますので、その際は距離を置くことをお勧めいたします。

オルタキョイ

「オルタキョイ」はイスタンブール、ボスフォラス大橋のたもとにある小さな街です。イスタンブールの景勝地と呼ばれており現地の若者や観光客からの人気が高いです。

オルタキョイはボスポラス海峡とモスク、ボスポラス大橋が成す景観が美しい場所で、高級なレストランやカフェが立ち並ぶおしゃれなスポットです。また屋台もあります。イスタンブールの中でも治安は良い方なのですが、会計の際の支払いの時には注意が必要です。

このようなエリアではクレジットカードを使う事が可能な店舗が多いのですが、こちらが観光客と分かると本来の金額よりも高い金額を請求されるという被害が出ております。そのため支払いをする際は、必ず請求された金額を確認してください。特に日本人はその時点で気がつかず、帰国後に詐欺にあったと分かる事が多いようなので要注意です。

カドゥキョイ

「カドゥキョイ」はイスタンブールの中でも落ち着いた住宅街で、アジア側の海岸に位置しております。カドゥキョイの治安は良い方なので、あまり警戒する必要はありません。

治安は良い方ですが、レストランやカフェでの置き引きなどには注意をして下さい。また地元民が荒い運転をしている事が多いので、事故には気をつけてください。

イスタンブールの治安&注意点【レストラン・ホテル編】

続いて、イスタンブールのレストランとホテルでの治安・注意点をご紹介させていただきます。観光客であれば、必ず行くと言っても過言ではないレストランとホテルですが、どのような注意点があるのでしょうか。2019年時点、イスタンブールのレストランとカフェ、ホテル、そして安全なホテルについてお伝え致します。注意点を知り安全に楽しみましょう。

レストラン・カフェ

イスタンブールのレストラン・カフェについて、イスタンブールを含めトルコにはロカンタというバイキング形式のような大衆食堂があるのですが、あまりおすすめしません。

ロカンタは置き引きなどの軽犯罪が発生しており治安が良いとは言えないので、もし利用される場合には、自分の荷物から目を離さないようにしてください。席を離れる際にはバックは必ず持ち歩き、貴重品を身体から離さないようにしましょう。

イスタンブールのフルサービスのレストランであれば比較的安全です。イスタンブールには屋台があちらこちらにあり、観光客としては利用してみたい、地元に密着したいという思いは強くあるかと思いますが、どこが治安が良いのか悪いのか2019年の外務省治安情報を事前に把握をし、十分に注意をして、軽犯罪に巻き込まれないようにしてください。

ホテル・宿泊施設

イスタンブールでホテルを予約する際には、立地に注意をする事が必要です。その場所の治安情報を、事前に外務省のホームページなどで確認すると良いでしょう。

イスタンブールの旧市街の中ではアクサライ近辺の治安が良くないと言われています。治安が悪いというのはナイトクラブや街娼も多く、ホテルでは盗難被害もあったそうです。またパスポートをフロントに預けパスポートコピーを持ち歩くと良いでしょう。

尚残念なことに、稀にホテルのスタッフがお客さんの貴重品を盗んでしまうという被害も出ているので、ホテルから外出をする場合には、スーツケースに鍵をかけておくなどの心構えが必要です。日本と違いイスタンブールは治安が良いとは言えないので、ホテルを利用される際にも外務省の治安情報を把握し、常に油断をしないようにしてください。

イスタンブールの安全なホテル

2019年時点、イスタンブールで治安も含めおすすめのホテルはボスポラス海峡の前にある「フォーシーズンズイスタンブールアットザボスポラス」が1つに挙げられます。

また治安も良くスタッフも親切な「ベストポイントホテル」そして清潔で立地も良くコスパも良い「ホワイトハウスホテルイスタンブール」もおすすめです。

イスタンブールの治安&注意点【移動・交通編】

イスタンブールの移動・交通編について、治安と注意点についてお伝え致します。観光客であれば利用するであろうアタテュルク国際空港、トラム・地下鉄・バス、タクシーについて、外務省の情報を元に2019年時点の治安・注意点をご紹介致します。イスタンブールでの移動手段は、下記の事項について注意をして利用をしてください。

アタテュルク国際空港

2019年現在、イスタンブールの「アタテュルク国際空港」はテロの影響で警備がしっかりしていて治安も比較的良好です。空港に入る際はセキュリティチェックもあります。

ただ様々な人が出入りしている空港なので、荷物は自分の身から離さないようにしてください。空港のゲートを出るとバストタクシー乗り場が目の前にあります。

トラム・地下鉄・バス

イスタンブールではタクシーと比べると、トラムと地下鉄を利用したほうが何倍もお安いです。トラムと地下鉄、そしてバスは日本で利用するときと同じ感じで使う事が出来ます。

ただ日本の通勤ラッシュと同様にぎゅうぎゅうになる事があります。また外務省の治安情報にも記載されている通り、移動中、スリなどにあわないよう、十分注意してください。リュックサックやバックはご自身の前で持つようにしてください。

また治安とは別の話になりますが、イスタンブールに限らずトルコでは、ご年配の方や子供連れに席を譲るということは当たり前の習慣のようなので、もし自分の周りにそのような人がいれば、配慮したほうが良いでしょう。リーズナブルな料金で利用できるトラム・地下鉄・バスは便利ですが色々気をつけて利用しましょう。

タクシー

イスタンブールでは、あちらこちらでタクシーが走っていて観光客をターゲットに熱く客引きをしてきます。ただぼったくりタクシーが多いので注意が必要です。

2019年現在、イスタンブールではこのような悪質タクシーを取り締まるよう取り組んでいるようなので、タクシーに乗る際は車のナンバーを控えておきましょう。

イスタンブールの治安&注意点【外出編】

イスタンブールで観光をする際の治安・注意点をご紹介いたします。イスタンブールで歩き回る際の服装の注意点、夜間外出時の注意点、危険なエリアなどをまとめました。それらの情報は、随時外務省のホームページの治安情報で掲載されていますので、事前に確認しておくこともおすすめいたします。

服装の注意点

イスタンブールに限らず、トルコはイスラム教国家なので、宗教柄、女性に関しては肌を露出しない服装である事が必須です。

現地の女性のように厳格に気を付ける必要はないのですが、例えばキャミソールやショートパンツなどの明らかに肌を見せる服装は避けましょう。

夜間の外出時の注意点

イスタンブールの夜は、治安が悪いので注意が必要です。日中と比較し夜になると犯罪発生率が高くなるので、外で長居することはおすすめしません。

夜の主な観光スポットは、トプカプ宮殿やブルーモスクです。素晴らしい場所ではありますが、観光をする際は周辺に目を配り、なるべく明るい大通りを歩き、且つ自分の荷物はしっかりと守るようにしてください。尚断食月のラマダーンの時期は更に注意が必要です。

ラマダーンの時期になると、断食している人々はイライラし怒りっぽくなっているので、運転も荒くなりますし、治安も悪化するそうです。その時期の観光は通常よりも治安が悪いかもしれないということを頭に入れて、気を付けながら行動をするようにしてください。なるべくならラマダーンの時期を避けたほうが良いかもしれません。

危険なエリア

2019年現在、イスタンブールの治安は首都のアンカラ辺りと比較すると割と良いと言われています。イスタンブールの中で念のため注意した方が良いエリアをお伝えします。

イスタンブールの中では、ボスポラス海峡をはさんでアジア側に集中しています。郊外にあるスルタンベイリという巨大なスラム街には約25万人もの貧困層がおります。またその地域には隣の国であるシリアからも避難民が増えてきており社会問題になっています。

それらの地域は治安が良いとは決して言えないので、スラム街には近寄らないことをおすすめいたします。外務省のホームページには、分かりやすく地図が記載されており、どの辺りが危険地域・治安が分かるようになっているので、確認しておきましょう。また危険情報はその時々によって変わるので予め覚えておきましょう。

イスタンブールの治安状況を踏まえて観光を楽しもう!

いかがでしたか。今回は、2019年7月時点、イスタンブールの治安についてお伝え致しました。イスタンブールの安全な場所・注意点を踏まえて観光をすれば、楽しめる事間違いなしです。今回ご紹介した治安は2019年時点なので、イスタンブールへ渡航をする際には、その都度外務省の情報を見て治安をチェックするようにしてください。

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この記事のライター
neko master

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