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カールスルーエはバロック時代に作られた計画都市!人気の観光スポットを紹介!

カールスルーエはバロック時代に作られた計画都市!人気の観光スポットを紹介!
投稿日: 2019年12月5日最終更新日: 2020年10月8日

ドイツ・ヴュルテンベルク州で二番目に大きな都市のカールスルーエは、バロック時代に作られた計画都市です。現在カールスルーエはドイツ屈指の観光スポットとされ、全国から観光客が押し寄せています。今回はカールスルーエの人気や、おすすめの観光スポットを紹介しましょう。

人気の観光スポットであるカールスルーエを紹介!見出し

Photo byconnie_sf

フランスとの国境近くにあるドイツの都市・カールスルーエは、1715年に初めて建設された計画都市です。誰もが街歩きを満喫できる作りになっているので、日本の自治会が視察に訪れる事も多いようです。

カールスルーエには見所が多く、近年では観光スポットとして注目を集めています。今回はカールスルーエにあるおすすめの観光スポットをいくつかの種類に分けて紹介します。

カールスルーエの歴史的観光スポット見出し

Photo by Metro Centric

カールスルーエはニューメディアと擬古典様式を組み合わせた都市景観が特徴で、大人から子供まで楽しめる観光スポットも充実しています。

豪華な宮殿を中心に、32本の大通りと並木道が放射線状に広がる扇形の都市など、日本では見られない都市の姿は魅力的です。ここではカールスルーエの歴史的観光スポットを紹介します。

カールスルーエ城

カールスルーエの地図を見た時、街の中心の円形区画にあるのがカールスルーエ城です。カール3世ヴィルヘルムによって造営されたこの城は、ヴェルサイユ宮殿を手本とした豪華な造りとなっています。

シンボルである7階建て八角形の塔は州立博物館として開放されており、特に金曜日だと14時以降は無料で入れるのでおすすめです。冬にはイルミネーションやスケートリンクが設置されるので、これから観光に行く場合も楽しめます。

ゴッテスアウエ宮

度重なる戦争で荒廃していた古い館を、19世紀初めに再建したものが現在のゴッテスアウエ宮です。当初は兵舎や警察学校として使われていましたが、1972年からは音楽の専科大学となりました。

日本を含めた約50ヶ国から500名以上の学生が在学し、毎月開催されるコンサートは見所の1つです。また不定期ですが野外映画鑑賞会も開催され、野外の大スクリーンで見る映画は映画館とは違った開放感が楽しめます。

ピラミッド(マルクト広場)

ドイツでは町の中心に位置しているマルクト広場ですが、カールスルーエの場合はピラミッドが配置されている点がユニークです。ピラミッドの中には創始者であるカール3世ヴィルヘルムの遺体が安置されています。

地下1階には街の模型もあり、マルクト広場自体も観光スポットとして人気があります。見所の多さからカールスルーエの中央広場として、地元民や観光客が多く訪れる場所としておすすめです。

カールスルーエのスポーツ系の観光スポット見出し

Photo byOliverHeim

サッカー大国であるドイツでは、サッカー観戦などを目的とした観光スポットが充実しています。カールスルーエもその例外ではなく、地元のサッカークラブに元浦和レッズの永井裕一郎選手が練習生として参加していた事は有名です。サッカーファンが多く訪れる人気観光地なので、是非足を運んでみましょう。

ヴィルトパルクシュタディオン

ヴィルトパルクシュタディオンはカールスルーエSCのホームスタジアムです。有名強豪チームのような豪華さはありませんが、5000人が収容できるアットホームな環境が自慢です。

スタジアムの最寄りには公共交通機関の駅がないので、中央駅から徒歩で行く必要があります。8月~翌年5月にかけてブンデスリーガが開催されるので、サッカー好きな人なら本場の試合を楽しめるでしょう。
 

オイローパハレ

ドイツではプロバスケットボールも盛んであり、オイローパハレは地元のプロバスケチーム「BGカールスルーエ」のホームスタジアムです。

4500人まで収容可能なアリーナであり、選手が間近で見える観客席からの試合は興奮する事からおすすめです。こちらも毎年9月~翌年3月にブンデスリーガが開催されています。

カールスルーエのレジャー系スポット見出し

Photo by Metro Centric

ここではカールスルーエのレジャー系観光スポットを紹介します。カールスルーエはレジャー施設も多く、大人から子供まで楽しめるようになっています。

ガイドブックなど雑誌に載っている定番の場所もおすすめですが、カールスルーエならではの独特な観光スポットにも足を運んでみてはいかがでしょうか?

オイローパバート・カールスルーエ

Photo byCharlesRondeau

オイローパバート・カールスルーエとは、ドイツ版スパリゾートのような施設です。プールやサウナなどが楽しめる郊外型スパで、大人から子供まで楽しめる観光スポットとなっています。

特にプールエリアとサウナエリアが充実しており、プールエリアには様々なウォータースライダー、サウナエリアにはそれぞれ室温が異なるサウナ室が計8室用意されています。

また「アクアクロス」というプールは、アスレチックとプールが一体になっているのでおすすめです。水の上に浮かんだアトラクションを攻略していくのでスリル満点です。

カールスルーエ移動遊園地

カールスルーエ市街南東のメス広場に現れる大規模な移動遊園地です。春(5月末~6月上旬)と秋(10月末~11月上旬)の2回にかけて現れ、観覧車やジェットコースターなど100を超えるアトラクションを楽しめます。

移動遊園地とは思えない程クオリティが高く、賑わいの良さも好印象です。乗り物系以外に、射的など景品系のアトラクションも充実しています。

イルミネーションや打ち上げ花火、バンドによる生ライブや抽選会などのイベントも開催されているので、カールスルーエ観光の際は是非足を運んでみて下さい。

ホーリー祭

カールスルーエを代表するドイツの音楽フェスの1つです。音楽を楽しむと同時に観客同士が色粉と水をかけ合うという内容で、ユニークなイベントとして親しまれています。

ホーリー祭のルーツはヒンドゥー教の祭典であり、人々の全身がカラフルになる華やかさから世界中に広まっていったそうです。ホーリー祭は毎年3月に行われ、春の訪れを祝ったり、豊作祈願を目的としています。

毎年多くのアーティストが出演し、歌とダンスが会場が一体となって盛り上がりを見せます。汚れても良さそうな服で参加しましょう。

カールスルーエの風景・自然・動物が楽しめるスポット見出し

Photo by Metro Centric

続いてはカールスルーエの風景や動物など、自然が楽しめる観光スポットを紹介します。カールスルーエは街並みも魅力的ですが、雄大な自然に囲まれた山なども観光スポットとしておすすめです。

移動中に風景を楽しむ事もできるので、静かな場所が好きな人は都市部から離れたドイツの自然を満喫して下さい。動物達の姿を眺めていても癒されるでしょう。

トゥルムベルク山

カールスルーエの景色を楽しむ際におすすめなのが、東の郊外の街・ドゥルラハにある「トゥルムベルク山」です。標高256mの小さな山ですが、麓から頂上まではケーブルカーで行けます。

コースもあまり険しくないので、登山にもおすすめの観光スポットと言えるでしょう。またトゥルムベルク山は西を剥いており、夕暮れ時の景色は格別の美しさです。

カールスルーエ市街から麓までは路面電車1本で行けるので、途中の風景や夜景を楽しむのも一興です。中世ヨーロッパの街並みをそのまま残したドゥルラハも見所となっています。

市立動物公園

カールスルーエの中央駅のすぐ目の前にある珍しい動物園です。都市公園に動物園がそのまま取り込まれているといった設計なので、自然の中で動物達の息遣いを体感できるようになっています。

大きな川から小川が各方面に流れており、そこに生息する動物達の様子を眺めるのは心地良い気分です。また檻がないので、鳥が自由に行き来する姿も目で楽しめます。

市立動物園で一押しの動物はホッキョクグマで、地上と水上の両方から観察する事ができます。特にエサの時間で放った魚を、キャッチしながら水中に潜る姿は圧巻の一言です。

国立自然史博物館

ドイツで最大の自然史博物館が、カールスルーエにあるこの「国立自然史博物館」です。1886年に建設され、自然の成り立ちや歴史を広く知る事ができる観光スポットとして愛されています。

戦争中に一度破壊されてしまいましたが、1972年に再建されました。館内には恐竜や動物、昆虫や植物など様々な展示物があり、子供向けとして自然体験ツアーも設けられています。

特に有名な展示物がセミクジラの全身骨格標本で、これは1968年にオホーツク海で捕獲されたものです。他にもシロナガスクジラやマッコウクジラの写真など、捕鯨やクジラの利用に関する資料も充実しています。

カールスルーエの文化的な観光スポット見出し

Photo by gurkenscheibe

ここではカールスルーエの文化的な観光スポットを紹介します。芸術や新技術を楽しみながら学ぶ事を目的としており、地元民から観光客まで根強い人気があります。

展示物の中には実際に遊べるゲーム機もあるので、親子連れの場合でもおすすめです。ドイツの歴史や新しい文化を楽しみながら、思い出の1ページとして色濃く残しましょう。

アート&メディアテクノロジーセンター

カールスルーエ中心部の南西にある施設で、ナチス時代に兵器工場だった建物を1997年に改修したという経緯があります。現在は一般向けとして開館しているので、観光客でも気軽に入る事ができます。

ドイツでは「ZKM」の愛称で親しまれており、アートとニューメディアを統合する目的で設立された、世界でもまだ珍しい観光文化施設です。日々新しい発見ができる事から、観光客の間でも人気は高いです。

カフェやミュージアムショップの他にメディアギャラリーも併設されており、そこには実際に遊べるゲーム機も展示されています。親子連れでも一日中遊べるでしょう。

カールスルーエのショッピングにおすすめのスポット見出し

Photo by Johannes Bader

ここではカールスルーエのショッピングにおすすめの観光スポットを紹介します。ドイツには数こそ多くないもののショッピングモールが充実しており、様々な商品が1ヶ所で売られています。

またクリスマスには毎年恒例のイベントも開催されるので、賑やかな雰囲気を楽しみながら珍しい雑貨を購入するチャンスです。都市ごとに違った特徴があるので、実際に行きながら比較するのも1つの楽しみ方と言えるでしょう。

ポストガレリー

2001年にカールスルーエでオープンしたショッピングモールであり、地元の若者や観光客に人気の観光スポットです。1900年代に建てられた郵便事業施設をそのまま利用しているので、外観・内装共に歴史を感じさせる造りになっています。

館内はモダンなショッピングモールであり、衣服や化粧品店、本屋や食品売り場などがあります。ドイツではほとんどのスーパーが日曜日が定休日となっていますが、ポストガレリーの建物自体は日曜日でもオープンしているので安心です。

不定期に夜の買い物がセールで安くなる事もあり、観光の際はチェックしておいた方がいいでしょう。カールスルーエでの買い物にはおすすめです。

カールスルーエ編

これからの時期であれば、カールスルーエのクリスマスマーケットを巡る事もできます。クリスマスマーケットとはその名の通りクリスマスに開催されるイベントであり、ドイツが本場とされています。

カールスルーエ以外にシュトゥットガルト・ストラスブール・フランクフルトといった都市で開催されており、毎年かなりの賑わいを見せている魅力的なイベントです。

クリスマスマーケットは都市ごとに違った特徴があり、屋台のデザインが凝っていたりします。こういった違いを比べながら参加するのも一興かもしれません。

日本からカールスルーエに行く方法を紹介!見出し

Photo by Metro Centric

ここでは日本からカールスルーエに行く方法を紹介します。カールスルーエのあるドイツまではかなりの距離があり、時間も旅費もかなりのものとなります。

カールスルーエへの旅行を考えている場合、この点も強く意識しておきましょう。手順についても細かく説明するので、参考にして下さい。

Photo by Sean MacEntee

日本からカールスルーエまで行くには、飛行機で行く必要があります。フライトは片道で約17時間かかり、料金は15万円前後です。それぞれ余裕を持って行きましょう。

片道でのコースを説明すると、まず東京の成田国際空港からイタリア・ミラノのマルペンサ国際空港まで飛行機で行きます。そこからドイツ・フランクフルトまで飛行機を乗り継いで下さい。

フランクフルトからマンハイム、更にカールスルーエまで飛行機を乗り継げば到着です。複数の飛行機を乗り継ぐ事になるので、旅行の際は速やかに移動しましょう。

クリスマスマーケット時に行けるドイツの5都市見出し

Photo by Metro Centric

ドイツがクリスマスマーケットの本場である事は既に説明しましたが、カールスルーエ以外にもクリスマスマーケットが開かれている都市の存在はご存知でしょうか?

11月下旬からクリスマス当日まで開催されるので、これから旅行に行く際は参加する事ができます。クリスマスマーケットを行っているドイツの都市を5ヶ所紹介しましょう。

①ニュルンベルク

Photo byGellinger

ニュルンベルクのクリスマスマーケットは世界一賑やかと言われており、駅前を出店が取り囲む程の大規模です。広場のみならずその周りの道まで埋まる程、ビッシリとしています。

13~16世紀頃、ニュルンベルクは神聖ローマ帝国の居城が置かれるなど、ドイツ・ルネサンス文化の中心地として大いに栄えていました。第二次世界大戦で壊滅的な被害を受けてしまいますが、中世の雰囲気をそのまま残す形で再建は進み、当時の街並みを再現する事に成功しました。

大広場で行われるマーケットは「クリストキントレスマルクト」という名前で、黄金の王冠と衣装を着た女性の宣言により開催されます。小さな広場では観覧車やメリーゴーランドなどがあり、子供も楽しめる人気スポットの1つです。

②ドレスデン

Photo bychrischanfilm

旧東ドイツの中では人気の観光スポットとされている都市がドレスデンです。最も古くから続くクリスマスマーケットだそうで、その起源は1434年にまでさかのぼります。

ドレスデンのクリスマスマーケットは、ドイツ留学・旅行経験者からおすすめされる程の高い人気を誇ります。まるで古城に囲まれているかのような雰囲気は圧巻です。

建物の上には足場が組まれており、そこから見下ろすクリスマスマーケットの風景はとてもキレイです。色々な場所をハシゴするといった楽しみ方もあります。

③シュトゥットガルト

Photo by12019

ベンツやポルシェなどの車の発祥地や、工業都市としても有名なシュトゥットガルト。そのクリスマスマーケットはニュルンベルクと並び、世界最大といわれる程の人気です。屋台の数が非常に多く、街全体が丸ごとマーケット会場と言われる程の大規模となっています。

シュトゥットガルトの市街地は非常に広く、デパートや高級ブランド店の他に官公庁や博物館などの公的施設も並んでいます。これだけのお店の数であるにもかかわらず、歩行者天国の道幅は広いので、歩きやすいショッピング街としても人気です。

ヨーロッパで最も古く、最も美しいクリスマスマーケットの1つとして、毎年多くの観光客が訪れています。280件にも及ぶ屋台の豪華な飾りが特徴で、その出来栄えを競って飾り付けのコンテストも開催されています。

④ベルリン

Photo byPeterDargatz

ドイツの首都ベルリンで開かれるクリスマスマーケットは、「ジャンダルマンマルクト」と呼ばれる星を付けたテントが特徴です。クリスマスが近づくと、毎年多くのジャンダルマンマルクトが道に並ぶようになります。

13歳以上だと1ユーロの入場料で入る事ができ、街中とは思えない幻想的な雰囲気が見所です。ヨーロッパ各地の出店もあるので、ベルリンが様々な国の人達で作られている街だと実感できます。

ドイツ統一の象徴となったベルリンの壁やブランデンブルク門など、ヨーロッパの平和を願う観光スポットも多いです。ベルリン旅行の際は足を運んでみてはいかがでしょうか?

⑤フランクフルト

Photo byBru-nO

近代的な高層ビルが立ち並び、金融・商業都市としてのイメージが強いフランクフルトですが、クリスマスが近付くと街中がいつもと違ったファンタジーな光景に包まれます。

フランクフルトのクリスマスマーケットは、世界最古のクリスマスマーケットの1つとして有名です。華やかなイルミネーションに彩られた屋台が建ち並ぶ光景は、極上の美しさと評されています。

メイン会場は旧市街のレーマー広場であり、ニコライ教会を正面にしながら華やかな屋台が所狭しと出されます。美しい木組みの家々が建ち並ぶ夜のフランクフルトは、まるで童話の世界です。

 

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カールスルーエはドイツの人気観光都市見出し

Photo by Metro Centric

カールスルーエはドイツでも人気の計画都市であり、現在も観光スポットとして重要な役割を果たしています。人気の観光スポットも多く、充実した旅行が期待できるでしょう。

カールスルーエだけでなく、ドイツ・フランス両国への旅行を考えている場合にもおすすめです。この冬はカールスルーエに足を運び、素敵な思い出を作って下さい。

投稿日: 2019年12月5日最終更新日: 2020年10月8日

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