堺市博物館の見どころをご紹介!VRで仁徳天皇陵古墳ツアー体験もできる!

2020年1月20日 (2020年1月22日最終更新)

堺市博物館は大阪府堺市堺区の大仙公園内にある歴史博物館で、仁徳天皇陵の前に広がっています。市制90周年記念事業として1980年にオープンした堺市博物館では、中世に活躍した自由都市・堺と近代の堺市の発展の歴史を垣間見ることができます。

目次

  1. 堺市博物館で堺の歴史を探訪しよう!
  2. 堺市博物館とは?
  3. 堺市博物館の見どころ(1)展示物
  4. 堺市博物館の見どころ(2)ユニークな体験
  5. 堺市博物館の基本情報
  6. VRで仁徳天皇陵古墳ツアー体験もできる堺市博物館へ行こう!

堺市博物館で堺の歴史を探訪しよう!

大阪府堺市の堺市博物館は、世界遺産に登録されている百舌鳥古墳群の盟主墓とも言える仁徳天皇陵の前にあります。この博物館は大仙公園の一角にあり、実際の古墳を見学した後に博物館で古墳時代の詳しい資料やビデオを見て更に歴史の壮大さとロマンを深めることがきます。

ここではそんな堺市博物館について、見どころや営業時間、アクセス、古墳、VR体験などの情報を交えて紹介します。

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堺市博物館とは?

堺市博物館は、堺市の市制90周年記念事業として1980年にオープンした人文科学系の博物館で、仁徳天皇陵の前に位置する大仙公園の中にあります。

百舌鳥古墳群の中心にある緑溢れる大仙公園の一角には、博物館の他にも堺市茶室、中央図書館、自転車博物館、日本庭園、都市緑化センターなどがあります。

百舌鳥夕雲町・大仙公園内にある歴史博物館

堺市博物館は、大阪府堺市堺区の百舌鳥夕雲町にある歴史博物館で、これまでに300万人を超える来館者が訪れている見どころの多い博物館です。

堺市博物館には、公式キャラクターの「サカイタケルくん」がいます。この人気キャラクターは、堺出身の彫刻家で堺名誉大使でもある籔内佐斗司氏によって考案されています。

堺市博物館の見どころ(1)展示物

堺市博物館には見どころの多い展示物が種々展示されています。博物館の通路では、埴輪のレプリカや中世の茶の湯文化の発展に寄与した千利休の坐像などが目を惹きます。

博物館内では、中世の堺の生活ぶりが垣間見られる「中世堺の生活空間の模型」や、世界の陶器類、茶器などの展示、堺のお祭りの様子が伺える道具など、堺の長い歴史を感じさせる展示物に溢れています。

衝角付冑型埴輪のレプリカ

堺市博物館に入場する通路の入口には、衝角付冑型埴輪のレプリカがあります。この埴輪は「いたすけ古墳」から出土しており、市民運動による破壊の危機から辛うじて免れ、現在では堺市の文化財のシンボルマークとなっています。この埴輪の実物も博物館内に展示されており、堺市の有形文化財に指定されています。

千利休と武野紹鴎の座像

博物館の通路の両側には中世の堺を代表する茶人・千利休と武野紹鴎の座像があります。千利休は豊臣秀吉にも仕えた茶人であり商人で、侘び茶(わびちゃ)の完成者としても知られており、茶聖とも称されています。侘び茶は、質素な中にも誠意の心を持って客人をもてなすという精神的な面が重んじられた茶の作法です。

その千利休の師匠であり、豪商、茶人でもあった武野紹鴎(たけのじょうおう)は、茶の湯の簡素化、草体化を進めた人として知られています。

中世堺の生活空間の模型

堺市博物館内の展示物で目を惹くのが「中世の生活空間」という題の展示品です。この展示品は、堺の中世における街並みが模型として展示されており、環濠、つまり堀に囲まれた堺の町の中で、寄り集まって暮らしていた住民の生活ぶりが忠実に表現されており、見応えがあります。

この狭い都市空間の中で、当時の日本の中心ともなった商業と茶の湯文化が発展していったのです。

その他のおすすめ展示物

堺市博物館内では「よみがえる中世の堺ー堺環濠都市遺跡の発掘調査ー」という見どころの多い展示物があります。

この展示では、堺の旧市街から発掘された茶器を中心とする多くの陶器類が展示されている他、日本全国の陶器や中国、ベトナムの焼き物なども展示されており、往時の堺が、遠方の国々との交易が盛んだったこと、茶の湯文化の中心として繁栄していたことが良く分かります。

また、近代の展示物で目を惹くのが、開口神社の「祭礼鉾」と百舌鳥八幡神社の「ふとん太鼓」の展示です。堺では、伝統的な祭りが年々発展し、種々のユニークな行事が今日に引き継がれているようです。

堺市博物館の見どころ(2)ユニークな体験

堺市博物館では古代の体験ができる大変ユニークなコーナーがあります。その1つが「甲冑を着て大王になろう!」というコーナーで、古代の鎧や兜を実際に装着することができます。

「円筒埴輪を持ってみよう!」のコーナーでは、レプリカの円筒埴輪を持ち上げる体験ができます。レプリカは軽く持ち上げられますが、実際の埴輪はその倍の重さとなる16Kg以上あります。このような形の埴輪がたくさん作られ、古墳の周りを埋め尽くすように並べられていました。

「竜山石さわってみよう!」というコーナーでは、兵庫県の鴨川下流に存在する竜山石(たつやまいし)という流紋岩質溶結凝灰岩に触って、その感触を確かめる体験ができます。古代には、このような巨石が大阪湾を船で運ばれ、長持形石棺の材料として使われていました。

百舌鳥古墳群シアター

堺市博物館のロビーに設置されている「百舌鳥古墳群シアター」には約200インチの大型スクリーンがあり、その画面には「百舌鳥古墳群ー時を超えて」と「百舌鳥・古市古墳群ー未来へ伝える人類の遺産ー」という2本の作品が交互に映し出されます。

このコンピュータ・グラフィックス技術を駆使して作られた大迫力の画面を通して、雄大な百舌鳥古墳群の堂々たる姿を鑑賞することができます。

百舌鳥古墳群疑似体験ツアー

堺市博物館内では、百舌鳥古墳群を上空から見渡せる疑似体験ツアーが実施されます。これは、堺市及び堺観光コンベンション協会が協力して、訪問客に百舌鳥古墳群への理解や関心をより深めてもらうことを目的として考案された、VR(バーチャル・リアリティー)を使ったイベントです。

このツアー参加者は、ヘッドマウントディスプレイを着用し、VRコンテンツ「仁徳天皇陵古墳ツアー」を鑑賞します。音声による解説を聞きながら、地上から上空300メートルまで上昇し、百舌鳥古墳群の雄姿を360度のパノラマ映像で観ることができます。

また、1600年もの昔に古墳が築かれた時の様子や、立ち入り禁止の古墳内部の石室がCG映像によって再現されており、臨場感に溢れたVRによる映像体験が可能となります。

百舌鳥古墳群疑似体験ツアーの所要時間は5分程度で、午前中に2回、午後4回行われ、各回20名が定員となります。料金は中学生以上の大人が800円、7歳以上の小学生が500円となっています。

この体験ツアーに参加する人は、博物館の常設展示を無料で見学することができますので、是非、体験してみて下さい。

堺市博物館の基本情報

では次に、堺市博物館の基本情報について説明します。堺市博物館へのアクセスは、公共の交通機関を利用するか、マイカーで行く方法が一般的です。

また、駐車場の営業時間や料金、博物館の営業時間、定休日、問い合わせ先などの情報も併せてお伝えします。

堺市博物館のアクセス

堺市博物館へは、電車やシャトルバスなどの公共の交通機関を利用するか、マイカーでアクセスする方法が一般的です。

車を駐車する場合は、大仙公園の駐車場を利用します。公園には3つほど駐車場がありますが、堺市博物館に最も近い駐車場はP3駐車場となります。

(1)公共交通機関で堺市博物館へ行く場合

大坂方面から堺市博物館に電車でアクセスする場合は、天王寺駅からJR西日本阪和線に約15分乗車し、百舌鳥駅で下車後、徒歩約6分ほどでアクセスできます。

南海バスを利用してアクセスする場合は、南海本線・堺駅や南海高野線・堺東駅と堺市博物館(仁徳天皇陵拝所前)を結ぶシャトルバスが、7月初旬から12月末の土日祝日に、20分置きに運行しているので利用するとよいでしょう。お盆の時には平日も運行しています。

(2)マイカーで堺市博物館へ行く場合

堺市博物館に車でアクセスする場合の最寄りのインターは、阪神高速15号・堺線・堺出口または、阪神高速14号・湾岸線・大浜出口です。

堺出口からは、国道26号線を南へ1キロほど走り、大仙西町2丁目交差点を左折して東へ1.4キロほど走れば現地にアクセスできます。

大浜出口からは、フェニックス通りを東へ2.2キロほど走り、堺区安井町交差点を右折して南へ1キロほど進み、大仙西町2丁目交差点を左折すれば、上記と同様にアクセスできます。

堺市博物館の駐車場情報

堺市博物館にマイカーで行く場合は、大仙公園のP3駐車場を利用するのが最も博物館に近い駐車場となります。この駐車場には約98台の車と15台のバスが駐車でき、普通車の料金は、2時間まで200円で、以後、1時間毎に100円が追加され、最大料金が600円となります。

また、バスの場合の駐車料金は1回につき1000円となっています。駐車場は朝8時から夜8時まで営業しています。

P3駐車場は、仁徳天皇陵の拝所にも近く、お土産ショップ「もず庵」にもすぐアクセスできる場所にあり、大変便利です。

堺市博物館の営業時間・定休日

堺市博物館の営業時間は午前9時30分から午後5時15分までとなっており、定休日は月曜日です。ただし、7月15日、8月12日、9月16日、9月23日はオープンしています。

営業時間中の観覧料は、大人が200円、高校生、大学生が100円、小中学生が50円で、団体の場合は割引料金が適用され、それぞれ、160円、70円、30円となります。また、障害者や堺市在住の65歳以上のシニアは、営業時間中、無料で入館できます。

住所 大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2 大仙公園内
電話番号 072-245-6201

VRで仁徳天皇陵古墳ツアー体験もできる堺市博物館へ行こう!

大仙公園の一角にある堺市博物館は、仁徳天皇陵のすぐそばにある博物館で、詳しい資料やVRを観ながら中世に栄えた堺と近代の堺の発展の歴史やロマンに触れることができます。ここではそんな堺市博物館について、見どころやアクセス、営業時間、VR体験などの情報を取り入れながら説明してみました。

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この記事のライター
南真州
長野県出身の南真州と申します。仕事の関係で国内、海外の販売や商品企画の業務に携わってきました。その間、大阪、福岡、ドバイ、香港等への転勤を含め、種々の地域や国を廻ってきました。読者の皆さんには、今までの経験を生かしつつ、各地の新鮮な情報をお届けしたいと思います。

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