暑気払いの時期や意味を徹底リサーチ!挨拶の仕方やおすすめの食べ物は?

2020年2月26日 (2020年2月28日最終更新)

暑気払いという言葉は聞いたことはあっても、その内容や時期、意味について詳しく答えられる方はどれくらいいるでしょう。暑気払いの意味や言葉の使い方、暑気払いの時期のおすすめの挨拶文や暑気払いに食べたい食べ物など知っていると役立つ暑気払いのあれこれをご紹介です。

目次

  1. 暑気払いの意味とその時期について徹底リサーチ!
  2. 暑気払いの意味とその時期とは?
  3. 暑さを払うことを意味する「暑気払い」の時期にふさわしい食べ物は?
  4. 暑さを払うことを意味する「暑気払い」の使い方と使う時期
  5. 暑さを払うことを意味する「暑気払い」の時期の宴会での挨拶
  6. 暑さを払うことを意味する「暑気払い」の時期の案内文
  7. 暑さを払うことを意味する「暑気払い」の時期におすすめのアイテム
  8. 暑気払いで暑い夏の時期を乗り切ろう!

暑気払いの意味とその時期について徹底リサーチ!

暑い夏が続いている昨今の日本ですが、皆さんは「暑気払い」という言葉とその意味ついてご存じでしょうか。読んで字のごとく、暑さを打ち払うものですが、実はその方法や実態について詳しく知っている人は意外に少ないかもしれません。

今回はそんな暑さ対策の意味を持つ「暑気払い」の言葉の使い方や暑気払いできる食べ物、時期、暑気払い宴会でのおすすめの挨拶などについてご紹介します。

暑気払いの意味とその時期とは?

暑気払いとは暑い夏に冷たい食べ物や体を冷やす公開のある食品や薬で体にたまった熱気を取り除くことを言います。冷えたビールや飲料水などを思い浮かべる人も多いですが、実は体の熱を取り除くアイテム自体は冷たいものとは限らないのがポイントです。

江戸から明治にかけては枇杷や桃の葉を煎じたものなどが暑気払いとして売られていたそうで、上方では柳蔭、関東では本直し及ばれていた味醂に焼酎を加えた甘いお酒も暑気払いのためのものでした。

また、夏場の宴会など具体的な行動を意味することもあり、この意味の暑気払いの使い方についてはのちに詳しくご紹介します。

暑さを払うことを意味する「暑気払い」の時期はいつ?

暑さを払うという意味のある暑気払いの時期は基本的には暑い時期ですが、明確に決まっているわけではありません。日本で昔から暑い時期の目安として24節気があります。

6月21日頃の夏至は夏の訪れを意味し、7月7日頃の小暑は本格的に暑くなり始める時期です。さらに子供たちの夏休みが始まる7月23日頃は大暑と言って夏の最も暑い時期とされています。8月7日頃になると暦の上では立秋でお盆を過ぎた8月23日頃になると処暑と言って暑さが和らぐ時期になります。

つまり、日本人で「暑気払い」をするのにふさわしい時期は6月21日の夏至の頃から夏の暑さが和らぐ8月23日頃までの約2か月間ということになるでしょう。

暑さを払うことを意味する「暑気払い」の時期にふさわしい食べ物は?

暑さを払うという意味のある暑気払いは端午の節句の柏餅やお雛祭りの桜餅などのように特に決まった行事食のようなものはありません。通常、体を冷やす食べ物は健康に害を与えるイメージが強いですが、夏、熱が体にこもりがちの時期に限っては熱を取り除く食べ物がかえって体に有効に働きます。

野菜ではキュウリ、トマト、ゴボウ、茄子、レタスなどが火照った体の冷やす食べ物の代表です。また果物ではスイカ、パイナップル、メロン、キウイなどが熱を取り除いてくれます。

夏によく食べるそうめんや冷や麦も暑気払いには最適な食べ物で、近年豪華なインスタ映えスイーツとして人気を集めているかき氷も暑気払いには最高です。

ちなみに、江戸時代には冷やした甘酒がよく飲まれていたらしく、飲む点滴とも言われるほど効果があったのだそうです。最近は発酵ブームもあり、美容や健康を考える女性には最適な夏のドリンクと言えるでしょう。ノンアルコールの甘酒も販売されているので、子供やお酒に弱い方はそちらをおすすめします。

また先にもご紹介しましたが、江戸時代には枇杷や桃の葉も暑気払いに煎じて飲まれていたようです。江戸時代の川柳には「枇杷と桃 葉ばかりながら 暑気払い」というものがあり、「枇杷と桃の葉ばかりですみませんが、暑気払いでもしてください」と意味がこめられています。

枇杷の葉は中国でも漢方薬として重宝されていて、日本でも江戸時代には暑さを払うという意味のある暑気払いに利用されていたことが分かります。
 

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暑さを払うことを意味する「暑気払い」の使い方と使う時期

暑さを払うという意味のある暑気払いの意味が分かったところで、実際に日常生活の中で「暑気払い」という言葉をどの時期にどういう意味で、どう使うのか、詳しい使い方を具体的に説明していきましょう。

暑さを払うという意味のある暑気払いという言葉を使う時期は先ほど紹介した6月末から8月末にかけてということになります。「暑気払い」は夏の暑さを払いのけることや体にたまった熱気を取り除くことを意味することが多いですが、他にも熱を取り除くための具体的な方法や夏場の宴会のことを意味する使い方もあります。

具体的な使い方としては「暑気払いに家族でプールに行く」や「暑気払いに外で飲むビールは最高」などです。また「週末に暑気払いに行こう」などと同僚や友人から誘われた場合はビアガーデンやビールメインの宴会などを意味します。

暑さを払うことを意味する「暑気払い」の反意語

ちなみに、暑さを払うという意味のある暑気払いという言葉があれば、なんとなく寒気払いもるのでは?と思ってしまいますが、日本では暑気払いの反意語となる「寒気払い」という言葉はありません。熱や暑さは払うことができても寒さはじっと耐えるしかないということなのでしょうか。

暑気を使った言葉としては「暑気寄せ」「暑気乞い」というものがあり、これは飲料や電気製品を取り扱う会社が商売繁盛を願って暑さを呼び込むために使われます。

暑さを払うことを意味する「暑気払い」の類義語

暑さを払うという意味のある暑気払いの類義語には「暑中見舞い」「夕涼み」「暑さ凌ぎ」などの言葉があり、どちらかというとこちらの言葉の方が馴染みがある方も多いかもしれません。暑さを積極的に払うのではなく、しのいだり、涼んだり、見舞ったりといった謙虚な感じの方が本来の日本人の性格はしっくりくるのかもしれません。

暑さを払うことを意味する「暑気払い」の時期の宴会での挨拶

暑さを払うという意味のある暑気払いに宴会を開いた場合、幹事さんの挨拶にはどんなものがふさわしいのでしょう。暑さを吹き飛ばして仕事を頑張ろうという意味の宴会ですから、湿っぽい挨拶や長々しい挨拶はおすすめできません。

まずは初めの挨拶として、「みなさま、連日の猛暑の中、毎日のお仕事、本当にお疲れさまです!」といったねぎらいの言葉をかけましょう。さらに宴会で暑さを吹きとばそうという旨を伝え、乾杯に移ります。

最後は「まだまだ暑い日が続くとの予報が出ておりますが、みなさま体には十分注意され、この夏を元気に乗り切って参りましょう!」などの言葉をかけ、三本締めや一本締めなどを幹部の方にしてもらうという流れがおすすめです。

暑さを払うことを意味する「暑気払い」の時期の案内文

暑さを払うという意味のある暑気払いの行事を行う時などには文書で暑気払いの行事企画をお知らせすることもあります。その場合にはまず宴会でも行うような相手をねぎらうあいさつ文を一文入れ、「夏の暑さに負けないように暑気払いを企画いたしました」という言葉をつけるのがおすすめです。

その後、日付や時間、場所、会費、幹事の連絡先などを記入するのが分かりやすい案内文です。最近はラインやメールで案内を出すことも多くなりましたが、その場合も基本は同じ事です。

暑さを払うことを意味する「暑気払い」の時期におすすめのアイテム

暑さを払うという意味のある暑気払いにぴったりのアイテムをいくつがご紹介しておきましょう。日本の夏を乗り切るためのアイテムはクーラーがメジャーになる以前から実は色々と存在しています。クーラーばかりに頼りすぎない涼しくなるアイテムをご紹介します。暑さを払うという意味のある暑気払いの時期にぜひ活用してみてはいかがでしょう。

い草アイテム

日本の夏にぴったりのい草のアイテムは暑さを払う意味のある暑気払いにぴったりです。畳もその一つですが、畳以外にもご座やラグなど、い草素材を使ったインテリアアイテムは沢山商品化されています。

部屋の中にい草のアイテムがあるだけで何となく涼しげな雰囲気が漂うのは日本人ならではでしょうか。色々な使い方でい草アイテムを楽しんでみてはいかがでしょう。

収納バスケットや小物入れ、スリッパ、コースター、い草のブックカバーなどもあります。また従来の緑一色ではなく、モダンなデザインで展開されているのでポップなインテリアとしても活躍し、おすすめです。

風鈴

風鈴も昔からある日本の伝統的な暑さを払うという意味のある暑気払いアイテムのひとつです。風鈴の涼やかな音色に耳を集中させることで暑さをひと時忘れることができます。

風の吹いている夜は一度クーラーを切って風と風鈴の音色で涼んでみてはいかがでしょう。ガラスの風鈴は見ているだけでも涼やかな気持ちにさせてもらえるおすすめのアイテムです。暑すぎてクーラーを切れない場合は、クーラーの前に風鈴をかざしてみるのも新しい使い方かもしれません。

暑気払いで暑い夏の時期を乗り切ろう!

いかがでしたでしょうか。暑さを払うという意味のある暑気払いは暑い夏を乗り切るための重要な行事のひとつです。近年の日本の暑さには耐えがたいものがあり、熱を取り除く食べ物などを上手に摂取し体調管理することはとても大切なことになっています。ぜひ暑気払いの意味を理解し、暑い夏の時期を暑気払いで上手に乗り切りましょう。

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この記事のライター
nyaokaka
札幌在住のnyaokakaです。旅行やアウトドアなど、経験を活かしたわかりやすい記事をお届けできるよう心掛けています。どうぞよろしくお願いします!

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