町村農場は北海道の老舗乳業メーカー！店舗の場所やおすすめ商品を一挙紹介！

北海道の方であればご存じの方もいる町村農場。北海道では有名な老舗農場になります。そんな町村農場の歴史を紐解くと、北海道の酪農の歴史を作ったとも言われるものが見えてきます。

歴史のある町村農場の、牛にこだわり、土にこだわりは、今の一大酪農王国北海道の原点と言ってもいいほどです。では詳しく北海道町村農場をご紹介いたしましょう。

北海道の老舗町村農場では、その美味しい牛乳を使った、バターにチーズ、ソフトクリームやケーキなど様々なスイーツなどを作っています。

観光で、直営の店舗にはたくさんの人が訪れます。種類豊富な牛乳を使ったメニューも魅力的なものばかりで、目移りするほどです。

町村農場の創業者は、北海道初の官営牧場である真駒内牧牛場の息子として生まれた、町村敬貴氏によって造られた牧場になります。

町村農場はその歴史も古く、石狩市に開いたのは今から100年も前になると言われています。北海道「牛づくりの神様」「近代酪農の礎」を築き上げた町村氏によって、今の北海道の酪農があると言っても過言ではありません。

北海道の町村農場の創業者町村敬貴氏は、明治15年に生まれました。この時代は北海道の農業の転換期とも言われます。

そんな時代に官営農場で生まれた町村氏は、自然と牛や馬と心を通わせ、北海道らしい酪農の道へと進んでいきます。

そして町村農場は様々なこだわりがあります。町村氏が札幌農学校で酪農を学んでいる時代は、北海道でもまだ牛を牛乳の生産を目的に家畜とし、飼育する方法が確立されていませんでした。

その為町村氏は、学校を出て、アメリカの酪農を勉強しに10年間留学をします。その時代のアメリカは酪農先進国で、苦労の末ウィスコンシン州で10年という長い間、技術を習得し、その地の人に絶対的な信頼を得るまでになって北海道に帰国します。そんな町村農場には町村氏のこだわりがたっぷりとつまっています。

本場アメリカの酪農を勉強してきた町村氏は、まず北海道の土の改良に目を向けます。アメリカでは常識であったことが、北海道では理解されませんでした。

それにはまず、北海道の栄養分の少ない土の改良です。北海道の土を栄養あるものに変え、健康的な牛が育つように、青々とした牧草が生えるよう改良を進めてきました。

人が口にする牛乳。牛乳作る牛、その牛が食べるものも牧草や飼料用作物の自給自足により、安心安全で栄養価の高いものにこだわりました。その餌は、タンパク量や脂肪量、ミネラルまで計算されたものになっています。

そしてよい牛乳を造りには牛は、ストレスなく生活する必要がありました。牛は牛舎の中を自由に動き回れ、食べたい時に餌を食べ、寝たい時に寝られるようになっています。

その牛舎はフリーストール牛舎と呼ばれ、牛にとってストレスの少ない、のびのびと過ごせる環境になっています。
 

そしてそんなのびのびと過ごし、栄養価の高い餌を食べている牛からは、美味しい牛乳が取れます。

このおいしいと評判の牛乳を使って、町村ブランドの製品が30種類以上も作られます。そのこだわり抜かれた製品は牛乳から始まり、スイーツメニューにもこだわりがいっぱいです。

そんな町村農場のこだわりの牛乳を使って作られる、こだわりの乳製品のメニューは、町村農場 ミルクガーデンで購入し食べることができます。

江別町にあるミルクガーデンには、北海道民も立ち寄るほど人気のメニューが勢ぞろいです。もちろん観光客の方も沢山訪れる店舗となっています。そして町村農場は他にも、北海道内外に7か所にあります。

町村農場は店舗でしか提供できない、鮮度のいい牛乳の提供や数多くのメニューなど様々な商品をそろえています。この赤いログハウス風の店舗では、大型駐車場も完備され、たくさんの観光客を呼んでいます。

その為この北海道江別市ミクルガーデンでは、毎年たくさんの人が美味しいソフトクリームを求めて来店します。また店舗では地域の方にも楽しんで学んでもらうべく、クラッシックコンサートなどの文化的イベントも開催しています。

こちらのミルクガーデンでは、1階部分で様々な乳製品やプリンにソフトクリームやパフェ等の商品を購入することができます。

2階にそのまま購入した商品を持って上がって、食べることもでき、2階のイートンスペースはゆったりとしたスペースになっています。

では町村ミルクガーデンへの行き方を詳しく見てみましょう。北海道江別市にあるミルクガーデンは、札幌から新千歳空港に戻る途中にあり、国道275号線から少し外れたところです。

ふらっと立ち寄ってソフトクリームを食べることができる店舗ですので、ぜひ旅の途中の休憩スポットにしてみましょう。

電車を使ってミルクガーデンに行く方は、JR函館本線札幌駅から江別市駅まで25分になります。江別市駅から徒歩ではアクセスは少し距離があります。

江別市駅からタクシーを使って、13分ほどでミルクガーデンにアクセスができます。観光で電車を使っている方でもアクセスができます。

車でのアクセスは、「江別西インターチェンジ」を下りて10分です。「野菜の駅」を目印にしてみましょう。この道の駅のT字路交差点から曲がると迷わずに行くことができます。

また、国道275号線を札幌側から石狩川を越えて最初の信号を右に曲がったところ、300メートルほどのところにあります。

江別市には「えべつサイクリングMAP」があります。そのMAPには江別の観光名所も載っていますので、ミルクガーデンを通るルートを見ながら自転車でアクセスをしてみましょう。

野幌駅の周辺50キロを走行する地図に、ミルクガーデンの行き方が掲載されています。他にもきれいな景色、美味しいものを食べながら江別を楽しんでみましょう。

町村農場のおすすめの商品をいくつかご紹介いたします。どれもこだわり飼育の牛からとれた、美味しい生乳を使った商品。

すべて美味しいと評判ですが、その中でも特におすすめの商品をいくつかご紹介いたします。ぜひ立ち寄った際の参考にしてください。

町村農場で一番に味わってほしいのが、牛乳です。こちらの特選牛乳は瓶入りと紙パック入りがあります。

1リットルの紙パック入りは1本540円。濃厚なコクと風味を楽しんでみましょう。いつもの牛乳より甘みをしっかりと感じます。

町村農場の特選牛乳をたっぷりと使った、あと味さっぱりの飲むヨーグルトです。こちらは140ミリで162円から500ミリもあります。

飲みやすく軽い甘さと、すっきりとした後味が人気で、ヨーグルトなのにミルクの感じを感じて美味しいと評判です。

町村農場の看板スーツ商品は何といってもソフトクリームではないでしょうか。1個350円ほどの通常サイズは、メロンやトッピングを追加しても楽しめます。

外の牧草地で食べるとよい美味しく感じるとか。この濃厚で美味しいソフトクリームを目当てにたくさんの人が来るほどです。期間限定で抹茶やイチゴ味も登場します。

そして人気のソフトクリームはドーナツにもトッピングされています。ドーナツソフトは、190円です。

見た目に豪華なドーナツソフトは、ドーナツももちろん町村農場手作りになります。ケーキやミルクジャムなども多く販売しています。

チーズドーナツは、人気の商品でドーナツの上に真っ白な細切りのチーズがたっぷりとトッピングされています。

中にクリームチーズが入り濃厚で美味しいドーナツになっています。人気ですので早々に売り切れるメニューです。

町村農場の美味しいチーズを使ったチーズケーキもおすすめです。400円のチーズケーキは、濃厚なクリームチーズと生クリームの味を感じる自慢のメニューです。ベイクドチーズケーキで、コーヒーによく合う濃厚な味が人気です。

コーヒーとのセットメニューもありますので、ほっと一息したい時、休憩の際に頼んでみましょう。

町村農場の店舗は北海道にはたくさんあるのは当たり前ですが、実は関東地方にもたくさん出店しています。そのため関東の方には意外と知られている町村農場です。

北海道は札幌に3店舗。横浜に2店舗、他には東京の丸の内と、大阪のEXPOCITY店が1つずつあります。意外とたくさんある北海道の町村農場の店舗です。

いかがでしたでしょうか。北海道江別市のこだわりの牧場「町村農場」は、北海道の自然を存分に感じることができる気持ちのいい場所にある人気スポットです。

のびのびと育てられた牛の牛乳は、ここでしか食べられない新鮮な商品ばかりを生み出しています。ぜひ近くに立ち寄った方はその美味しいメニューを堪能してみてください。