釣りが出来るキャンプ場おすすめ11選！全国各地の人気スポットを紹介！

都会の雑踏から逃れ、大自然の中でゆったり過ごすことができるのがキャンプであり釣りです。そして全国には、海辺や湖畔、川沿いに設けられ、キャンプと釣りが同時に満喫できるキャンプ場が幾つも存在します。

ここではそんな釣りやキャンプが同時に楽しめるおすすめのキャンプ場について、北海道から東北、関東、関西、東海、九州に至るまで、幅広いキャンプ情報を交えながら紹介します。

全国津々浦々を探してみると、海釣りや渓流釣りが堪能できる何とも贅沢なキャンプ場がたくさんあります。釣りで釣った新鮮な魚をそのまま焼いて、バーベキューなどで味わうのは最高のレジャーの楽しみ方と言えます。

そんな幸せなひと時を提供してくれる東北や関東、関西、九州など、全国のおすすめキャンプ場について、詳しく紹介していきましょう。

全国には、キャンプ場に釣り堀が併設されている関東のキャンプ場もあれば、海沿いに設けられた関西や東海のキャンプ場もあります。

また、湖畔の素敵なおすすめのキャンプ場、渓流沿いの野趣溢れる魅力的なキャンプ場などでも、大好きな釣りを存分に楽しむことができます。

それでは最初に、北海道、東北、中部エリアのおすすめキャンプ場をいくつか紹介しましょう。1番目の北海道｢丸瀬布いこいの森オートキャンプ場｣では、場内を流れる武利川で釣りや水遊びが楽しめます。

2番目の東北地方･福島県の｢エンゼルフォレスト那須白河｣では、国内最大級の釣り場で釣りを堪能できます。また、3番目の長野県の｢高ソメキャンプ場｣では、標高1200メートルの釣り池で、乗鞍岳を眺めながら釣りが満喫できます。

北海道の｢丸瀬布いこいの森オートキャンプ場｣は、旭川紋別自動車道･丸瀬布インターから12キロほど行ったところにあるおすすめのキャンプ場で、市街地からも9キロほどでアクセスできます。

このキャンプ場では、場内を流れる武利川で釣りや水遊びが満喫できます。湧別川の支流である武利川は、釣り人が集まる全国的にも有名なスポットで、キャンプ場から2キロほど川を上った上流では、良く釣れるスポットが連続しています。

武利川で釣れる魚は、主にオショコマやアメナス、ヤマメなどで、稀にサクラマスやニジマスが釣れます。

東北･福島の｢エンゼルフォレスト那須白河｣は、羽鳥湖畔でサイクリングや散策が楽しめるとともに、2万匹もの魚が生息する、国内でも最大級の大きさを誇る釣り場で釣りが堪能できます。また、テニスやカヌーなどのスポーツで汗を流すこともできます。

東北エリアでも関東寄りの｢エンゼルフォレスト那須白河｣では、釣りは朝7時から日没まで可能で、一般料金が1日券3500円、6時間券2500円、4時間券2000円、2時間券1500円となっており、女性及び60歳以上のシニアは1日券3000円、小学生以下のジュニアは1日券1500円となります。

更に、宿泊者限定2日券が一般7000円、女性･シニア6000円、ジュニア3000円で販売されており、レンタルロッドやネット付きの1時間券が2500円で購入できます。

長野県の｢高ソメキャンプ場｣は、上高地乗鞍に近い松本市奈川地区にあるキャンプ場で、長野自動車道･松本インターから1時間ほどでアクセスできます。このキャンプ場には関東や東海、関西エリアからも多くのキャンパーたちがやってきます。

山々に囲まれたキャンプ場には白樺の林や釣り池があり、標高約3000メートルを誇る乗鞍岳を眺めつつ、ゆったり釣りをしながら過ごすことができます。釣り池には、清流で育ったニジマスやイワナが放流されています。

また、標高1200メートルのキャンプ場では、ハイシーズンには天体観測会が催され、美しく輝く無数の星を観測することができます。

では次に、関東･東海エリアで釣りが出来るおすすめキャンプ場を紹介しましょう。1つ目はシーカヤックでの釣りがおすすめの関東･千葉の｢館山サザンビレッジ｣、2つ目は渓流釣りが堪能できる栃木県｢ナラ入沢渓流釣りキャンプ場｣の紹介です。

3つ目はバラギ湖での釣りが楽しめる群馬県｢無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場｣、そして4つ目は西伊豆の海で釣りができる東海･静岡の｢宇久須キャンプ場｣です。

千葉県の｢館山サザンビレッジ｣は、車で東京湾アクアラインを走り、約1時間30分で行けるキャンプ場で、キャンプサイトには約50張ほどのテントが張れる他、3階建ての宿泊施設もあります。

このキャンプ場から海までは徒歩3分ほどでアクセスでき、キャンプをしながら海水浴や釣りが楽しめます。サイトは一般サイトがAからEまである他に、20名ほどが利用可能なプライベートサイトもあります。

｢館山サザンビレッジ｣の近くには釣りのできるスポットがいくつかあります。おすすめの釣り方は、シーカヤックで海に出て海釣りをする方法です。いつもの釣りとは一味違う釣りが楽しめること請け合いです。

栃木県日光市の｢ナラ入沢渓流釣りキャンプ場｣は、西那須野塩原インターから車で35分ほどのところにあるキャンプ場で、雑木林に囲まれワサビが自生する川で、渓流釣りが堪能できます。

川を泳いでいるイワナやヤマメ、ニジマスなどは岡上からも見ることができるほど泳いでおり、釣った魚はレストハウスで塩焼きにしてもらうことができます。営業期間は4月初旬から11月末までとなります。

群馬県の｢無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場｣は、上信越自動車道･碓氷軽井沢インターから50キロほどのところにあるキャンプ場で、標高1300メートルの地点にあるバラギ湖での釣りや、森の中のサイクリングなどが楽しめます。

バラギ湖での釣りは、スポーツフィッシングを目的としたキャッチアンドリリースが基本で、釣る場所は、立ちこみ専用エリアやフライ･ルアー専用デッキ、ルアー専用の桟橋、ボート釣りなど、お好みの場所を選べます。

営業期間は4月下旬から11月上旬まで、受付は7時から17時までで、ボートハウスで行います。2時間券が2200円、半日券3300円、1日券が4400円ですが、7月初旬から9月初旬までの夏季には夏料金が適用され、それぞれ半額となります。

静岡県の西伊豆にある｢宇久須キャンプ場｣は、全長500メートルもあるビーチの目の前に100区画ものサイトが備わるおすすめのキャンプ場です。

この東海のキャンプ場では、4月末から9月末まで宿泊が可能で、キャンプ場から車で5分ほどの場所にある宇久須港では、海釣りを堪能することができます。

釣れる魚は豊富で、クロダイ、メジナ、イシダイ、ソウダガツオ、イナダなどの青魚他、シロギス、カサゴ、アオリイカなども釣れます。キャンプ場には100台収容可能な駐車場始め、コンビニやトイレ、温水シャワーなどの施設もある上、周辺には釣具店もあるため大変便利です。

次に、関西、中国、九州エリアで釣りが出来るおすすめキャンプ場を紹介しましょう。1番目は、関西･淡路島の｢休暇村南淡路シーサイドオートキャンプ場｣、2番目は、関西･和歌山の清流･古座川沿いにある｢一枚岩自然公園キャンプ場｣の紹介です。

3番目は、アカマツ林の景観が素晴らしい広島県の｢せらにし青少年旅行村｣、4番目は、玄海国定公園の中にある九州･佐賀･唐津の｢波戸岬キャンプ場｣です。

兵庫県の｢休暇村南淡路シーサイドオートキャンプ場｣は、淡路島南部の休暇村によって運営されているおすすめのキャンプ場で、キャンプサイトの裏側が海になっており、海釣りが楽しめます。

チェックイン後、サイトを決めたら即、釣り座を確保します。釣り方はサビキがおすすめですが、浅瀬を避け、投げサビキで深釣りを狙います。魚は、大サバやツバス、アジ、カワハギ、ハマチなどが釣れます。

キャンプ場は通年営業はしており、営業時間は13時から17時となります。サイト使用料は、3090円ですが、別途、1人あたり510円の管理費が必要となります。

和歌山県の｢一枚岩自然公園キャンプ場｣は、阪和自動車道･南紀田辺インターから約1時間30分の場所にあるキャンプ場で、近くに国の天然記念物に指定されている｢一枚岩｣があります。

清流･古座川の河川敷にあるキャンプで場には、オートキャンプサイトやバンガローがあり、カヌーや釣りも楽しめます。このキャンプ場には、無料の駐車場がある他、水洗トイレや炊事場も完備しています。

古座川では、オイカワ、ウグイ、アユなどの釣りができ、七川ダムまで行けばブラックバス釣りも楽しめます。キャンプ場には入浴施設がありませんが、近くには男女別の温泉があります。

広島県の｢せらにし青少年旅行村｣は、尾道道･世羅インターから30分ほどのところにあるおすすめのキャンプ場で、釣り堀で鯉やハヤなどの魚釣りが楽しめます。

この村では、アカマツの自然林の景観が素晴らしく、シジュウカラや鶯などのさえずりを聞きながら散策するだけでも十分癒されます。

｢せらにし青少年旅行村｣の休日は毎週火曜日と年末年始ですが、夏季は無休で営業しています。チェックインは15時で、電源付きの場合、第1オートキャンプ場でのデイキャンプは、1500円、1泊が2500円となります。また、第2オートキャンプ場でのデイキャンプは、1800円、1泊が2800円となります。

九州北部にある佐賀県唐津市の｢波戸岬キャンプ場｣は、県道301号･波戸港入口の信号を通過した後、600メートルほど先にあるキャンプ場で、九州･玄海国定公園の中にある海浜型キャンプ場です。

このキャンプ場内には人気の釣り場があり、灘の磯から北側のワンド部分先端では、アオリイカやクロダイ、ミジナなどが良く釣れ、灘の磯の南側では、遠投により、マダイやヒラマサなどが良く釣れます。

キャンプ場には無料の駐車スペースがあり、海水浴場や海中展望台、サザエのつぼ焼きの屋台、トイレ、水道なども備わっています。

日本にはキャンプと釣りが同時に楽しめるキャンプ場がいくつもあります。その多くは、海辺や湖畔、川の渓流沿いにあるキャンプ場ですが、中には釣り堀を備えるキャンプ場もあります。

ここではそんなキャンプと釣りについて、北海道から東北、関東、関西、東海、九州までのおすすめキャンプ場の情報を取り上げながら説明してみました。キャンプや釣りに行く折には、是非、これらの情報をお役立て下さい。