アマレットを使ったカクテルが女性から大人気！美味しい飲み方は？

たくさんの種類があるカクテルですが、その中でも自然と女性が好むカクテルのは「アマレット」が使用されていることが多く、女性に人気の甘くて美味しいリキュールです。そんな「アマレット」についてまとめて紹介します。

「アマレット」は複数の銘柄があり、味や風味も若干異なってくるため、同じカクテルでも銘柄が違うと味も変わります。

アマレットの美味しい飲み方や、人気カクテルなどもまとめて紹介していきますので、ぜひきになるメニューを試してみてください。

まずは「アマレット」の基本情報をお伝えしていきます。基礎的な部分として、アマレットの使い方もわかりますし、オリジナルカクテルなどにも挑戦しやすくなりますので、簡単な基本情報を覚えておきましょう。

イタリア生まれのアマレットは、中国料理で馴染みのある「杏仁豆腐」の原料と同じ「仁」を使用していますが、使用している種類が異なります。

杏仁豆腐は「苦杏仁（くきょうにん）」という、苦味が少し強いものを使用していますが、アマレットは「甜杏仁（てんきょうにん）」という甘みの強いものを使って作られています。そのため甘いカクテルやお菓子などに良く合います。

アマレットと聞くと聞き馴染みがありませんが、実は身近なスイーツなどにも使用されています。例えば、杏仁豆腐と風味が似ている「パンナコッタ」やティラミス・パウンドケーキなどにも使用することができます。

アマレットには、アルコール入りのリキュールとノンアルコールのアマレットリキュールがあるので、お菓子などを作る際は、ノンアルコールのアマレットリキュールを使用すれば、小さなお子様でも食べることができます。

アマレットは、ココナッツやアーモンドのような香りが特徴的で、杏仁豆腐に近い風味もあります。杏仁豆腐は癖があって苦手な方もいらっしゃいますが、アマレットは甘みが強いのでカクテルなどでも飲みやすくなっています。

柑橘系などのジュースとも相性の良い甘さなので、ノンアルコールカクテルを作る際にも活用され、ただのオレンジジュースを飲むよりも、お酒感のあるノンアルコールカクテルが完成します。

甘さの強いリキュールなのでとても飲みやすいのですが、リキュールの中でもアルコール度数が高めの分類で28度ほどあります。女性に人気の高い「カシス」や「カルーア」などは20度前後なので、比べると度数の強いリキュールです。

ただし、基本的にリキュールは割って飲むことが多いため、割り方によっては8〜9度ほどまで軽くなることがあります。飲みやすくなる分飲み過ぎには注意が必要です。特に柑橘系のジュースなどと割ると、かなり飲みやすくなるのでペース配分には注意が必要です。

リキュール同士で割るカクテルもあり、こちらは甘さのおかげで飲みやすくなるのですが、かなり度数が高いのでチェイサーなどを用意しつつ、飲むことをおすすめしています。

アマレットはメーカーなどにもよりますが、100mlで310キロカロリーが目安となります。実際に使用する量はカクテルなどによって異なるので、使用量に合わせて計算してみましょう。

アマレット自体のカロリーもありますが、それに上乗せされて割るもののカロリーもあるので、たくさん飲んでしまうとカロリーオーバーになりやすいので注意しましょう。

レオナルド・ダ・ヴィンチの弟子と言われるベルナルディーノ・ルイーニが恋心抱いた女性に肖像画をプレゼントし、そのお礼に手作りのお酒をプレゼントされたのが、アマレットの元と言われています。

そんなアマレットにも、いくつか人気の銘柄があります。お店などでもよく使われる銘柄を紹介していきます。

同じアマレットでも、銘柄によって特色があるので、同じカクテルで使用するのでも、若干風味が異なってくることもあります。

世界中で最もメジャーなアマレットの銘柄といったら「ディサローノ」のアマレットです。アマレットの元祖とされており長年愛されている人気の銘柄です。

フルーティーな香りとアーモンド系の甘さがあるアマレットで、様々なカクテルで使用されている、イタリアのアマレットリキュールです。

多くのバーなどでも使用されており、入手もしやすいので自宅でもアマレットを使ったカクテルなどを楽しむこともできます。

オランダ生まれの「ボルス」はプロバーテンダーからも高い評価を得ており、30種類以上のリキュールを取り扱っています。

アマレットリキュールとしての知名度は低いですが、香り高く上品な甘さがありながらも後味がすっきりとしているアマレットが楽しめます。

こだわり派の方にも人気で、アマレットを使用したカクテルによっては、ボルスのアマレット使用している場合もあります。あまり出回っていないので、酒屋やネットなどで探して見ましょう。

1851年創業の老舗のビスケットメーカー「ラッツァローニ社」が手がけるアマレットで、原料にはイタリア銘菓「アマレッティ」というビスケットを3ヶ月以上漬け込んで製造しています。

お菓子メーカーが作っているので、お菓子作りに活用したり、生クリーム・牛乳といったものと割って飲むのがおすすめです。アルコール入りになるので、上品な甘さとフワッと香るアルコールを楽しむことができます。

アールコールが苦手な方におすすめの「ノンアルコールのアマレット」で、お酒が弱い方でもノンアルコールのカクテルを作ることができますし、お菓子などにも使いやすいアマレットです。

濃度が高く少量でも、アーモンドの風味や甘さをしっかりと楽しむことができるシロップとなっているので、安心してアマレットの良さを味わうことができます。

また柑橘系のジュースなどとの相性もいいので、普段と違ったジュースを飲みたい時にも少量入れることで、味の幅が広がります。

ここからは、アマレットを楽しむ美味しい飲み方を紹介していきます。女性の方にも比較的飲みやすいお酒なので、様々な飲み方で試してみてください。甘みのあるお酒がお好みの方にもおすすめですし、飲み方を工夫すれば、お酒の弱い方でも気軽に楽しめます。

アマレットを少量づつ飲む「ストレート」は、度数が強いのでお酒の弱い方には不向きですが、甘めのお酒がお好みの方は一度試してみるのもおすすめです。

またより飲みやすくなるのは、冷やしたアマレットをショットグラスで飲む飲み方です。常温の時とは違った甘さを感じられます。様々なお酒でも常温と冷やした状態を飲み比べるのも通です。

定番の飲み方である「ロック」は、グラスに大きめの氷を入れて飲む方法です。主に焼酎やウイスキーなどで使用する飲み方ですが、アマレットでもできます。

徐々に氷が溶けていくことで、味に変化が生まれ最初はアルコール感があっても、飲み進めていくうちにアマレットの特徴である「甘さ・香り」を楽しむことができます。また銘柄によっても、味が異なるため飲み比べて見るのもおすすめです。

すっきりとした甘さを味わえる「ソーダ割り」は、使用する炭酸水によっても味が変わってきます。お酒の弱い方は、炭酸水を多めに作ればその分薄くなるので飲みやすくなりますし、甘さのある炭酸水を使用するとまた一味味わいが変わります。

アマレットは様々なカクテルに使用されており、女性に人気のカクテルが豊富にあります。元々甘さのあるカクテルなので、色々な割り方ができます。お菓子などにも使用されているので、お酒初心者の方でもアルコール感が少なく、入りやすい分野です。

ただし、カクテルによっては度数が高いものもありますので、事前にカクテルの詳細を知っておくと、安心してカクテルを楽しむことができます。

では、実際にアマレットを使用した様々な「カクテル」を紹介していきます。聞き馴染みのあるカクテルの中に実はアマレットを使用してるものも多くあります。

バーなどで注文する際に、使用しているリキュールなどを知っておくと、女性の方にもおすすめを紹介しやすくなりますし、自分自身も好みのカクテルを選ぶことができます。

アマレットの甘い香りとマッチするジンジャエールは、ドライジンジャエールで割ると、後味がピリッとしたキレのあるカクテルになります。

氷にアマレットを30ml程度、お好みの量のジンジャエールを注げば完成するので、自宅でも手軽に楽しめます。ライムやミントなどを添えるとより清涼感のあるカクテルに仕上がります。

アマレットミルクは、杏仁豆腐のような味わいのカクテルになります。甘いカクテルが好きな女性におすすめの飲み方です。

冷たい牛乳でもいいですし、ホットミルクに少量のアマレットを入れ、ほんのりと香るホットドリンクもおすすめです。アマレットシロップを使用してノンアルカクテルとしても楽しめます。

アマレットを使用したカクテルの中でも人気の高い「ゴットファザー」は、ウイスキーにアマレットを混ぜたカクテルで、かなり度数も高く大人な一杯となっています。

ロックグラスに氷を入れ「ウイスキー3：アマレット1」の割合で注ぎ軽くステアすると完成です。お好みに合わせてアマレットの分量を増やすこともできますが、アルコール度数が高いので、少量づつじっくりと楽しむカクテルです。

ゴットファーザーは、複雑な味わいを楽しむカクテルですが「ゴットマザー」はアマレットの甘みや香りがより引き立つ一杯となっています。ウイスキーの代わりにすっきりとした味わいの「ウォッカ」を使用したカクテルです。

ロックグラスに氷を入れ「ウォッカ3：アマレット1」の割合で軽くステアすれば完成です。こちらも度数が高いカクテルなので、女性の方でも飲みやすいですが、飲み過ぎに注意が必要なので、気をつけましょう。

烏龍茶を使用したカクテルで、食中酒としても飲みやすいアイスティーのようなカクテルです。女性の方で、甘めのお茶やアイスティーがお好みの方におすすめの一杯。

背の高いタンブラーグラスなどに氷を入れ「烏龍茶3：アマレット1」の割合で注ぎステアすれば完成。お好みでスライスレモンをグラスの縁に飾れば、より爽やかなカクテルとなります。

ゴットファザーなどと同じジャンルのカクテルで、こちらは「ブランデー」を使用したカクテルとなっています。ブランデーが持つ甘さとアマレットの甘みが混ざり、度数が高いカクテルですが、飲みやすく口当たりのいいカクテルとなっています。

ロックグラスに氷を入れ「ブランデー3：アマレット1」の割合で注ぎステアすれば完成と、シンプルなカクテルメニューです。お好みで分量を調節したり、使用するブランデーでも味わいが変わってくるので、楽しみ方が幅広いカクテルです。
 

酸味のあるフレッシュなオレンジジュースを使用したカクテルで、アマレットの甘さにより、爽やかな柑橘系のカクテルの中に甘さのある女性にも人気のおすすめカクテルです。

タンブラーグラスに氷を入れ「アマレット1：オレンジジュース1」を注ぎステア、そこに炭酸水をお好み量加えれば完成。お酒が弱い方などは、オレンジジュースや炭酸水の割合を多めにすることで、アルコールを薄めることができるので、お好みで調整してみましょう。

アマレットに「赤ワイン」を加えたカクテルで、大人の本格派カクテルとして人気の一杯です。グラスに注がれたローザ・ロッサはとても綺麗で、赤ワインが苦手な方でも比較的飲みやすいカクテルです。

ワイングラスに氷を入れ「アマレット1：赤ワイン2：ジンジャエール1」の割合で注ぎ軽くステアすれば完成です。甘さを抑えたいという方は、ジンジャエールではなくトニックウォーターを使用すると、甘さ控えめになります。

女性人気の高い「オーガズム」は、生クリームや牛乳を使用したカクテルで、アマレットと合わせて、これまた女性人気の高い「カルーア」を使用したカクテルです。

シャイカーを使用するカクテルで「アマレット1：カルーア1：生クリーム0.5：牛乳0.5」の割合で、しっかりとシェイクし、氷を入れたグラスに注いで完成です。牛乳や生クリームを使用しているので、女性の方も飲みやすく、甘い系のカクテルが好きな方におすすめです。

アマレットを使用したカクテルは、甘みがあるので女性にも人気が高く美味しいものばかりです。カクテルの知識が少しあるだけで、お酒を飲む席ではとても役に立ちます。また自分の好みも見つけやすくなるので、色々と試してみましょう。