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胴付き仕掛けで五目釣りを楽しもう!釣り方やメリット・自作方法は?

胴付き仕掛けで五目釣りを楽しもう!釣り方やメリット・自作方法は?
投稿日: 2022年6月17日最終更新日: 2022年6月17日

釣りを楽しむようになると、自分で仕掛けにいろいろな工夫をする方も増えてきます。そんな方に人気の釣り方の一つが胴付き仕掛けを使った五目釣りです。胴付き仕掛けとはどのような仕掛けでどんなメリットがあるのか、また五目釣りにおすすめの釣具についても紹介します。

初心者でも簡単!胴付き仕掛けで五目釣りしよう!見出し

Photo by asobitsuchiya

釣りの仕掛けにはさまざまな種類があり、釣りたい魚種や季節などによっても替えている方もいるでしょう。その中で初心者でもおすすめの仕掛けとして「胴付き仕掛け」があります。胴付き仕掛けのおすすめポイントや釣り方、自作方法などを紹介します。

胴付き仕掛けとは見出し

まず初めに、「胴付き仕掛け」とはどのような仕掛けなのかということから紹介していきましょう。胴付き仕掛けというと、なにか特別な仕掛けのように聞こえるので、なじみがないという方も多いでしょう。

しかし実は、胴付き仕掛けというのはいろいろある仕掛けのうちでもベーシックなものであり、簡単に自作することもできるので、多く使われている仕掛けと言えます。

それでは、まずは胴付き仕掛けの内容とそのおすすめポイント、メリットについてチェックしてみましょう。

1本の幹糸とエダスから構成される

胴付き仕掛けというのは、一本の幹糸にエダスと呼ばれるハリスが付けられている仕掛けのことを言います。エダスとは仕掛けの途中から木の枝のように出ているのでこのように言われます。

胴付き仕掛けは、幹糸の最下部にオモリを付け、その道糸の途中にエダスが文字通り枝のように出ています。そしてこの先にエダバリと呼ばれるハリが付けられています。

釣りでよく使われる仕掛けの一つ、サビキも胴付き仕掛けの一つです。なお「胴付き」(胴突)という名前は、丸太で地盤を突き固める意味で、オモリで底を叩いて魚を釣ることからこの名前が付けられています。

堤防からも船からも魚が釣れる

Photo by macglee

今、サビキも胴付き仕掛けの一つと述べましたが、胴付き仕掛けそのものは簡単な仕掛けなので、たくさんエダスを出すなどさまざまな工夫を加えることができます。

その結果として胴付き仕掛けは堤防からでも船からでも使うことができ、さまざまな魚に合わせて工夫をすることで対応することができる釣り方と言われています。

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胴付き仕掛けのメリット見出し

このように、胴付き仕掛けは釣る魚や仕掛けの種類によってさまざまな仕掛けの形があります。釣りを趣味にしている方の中には、自作でさらに工夫を加えて、オリジナルのものを作る方も少なくありません。

ではそこまで胴付き仕掛けが人気となるのはどこに理由があるのでしょうか。そこで次に胴付き仕掛けのメリットについて紹介します。

根掛かりしにくい

釣りをしている時の困りごとの一つに「根掛かり」があります。根掛かりというのはハリが水の中にある障害物に引っかかってしまうことを言います。

オモリよりハリが先についている仕掛けの場合、オモリで底を引きずると障害物の上をハリが進むので、根掛かりを起こしやすくなります。しかし胴付き仕掛けの場合、オモリが下なのでハリが根掛かりしにくいのです。

しかも根魚の場合、胴付き仕掛けだとエサを見つけ食いつこうとして、そのまま仕掛けにまで食いついてしまうので、効率よく魚がかかるというメリットもあります。

エサを容易に動かす事ができる

胴付き仕掛けのメリットとして大きいのが、オモリを持ち上げることなくエダス、そしてその先のエサも簡単に動かせるということもあります。

エサを簡単に動かせるということは、魚へのアピールにつながります。簡単なので動かすタイミングやリズムなどを変えるという工夫も簡単にできるのです。

このアピールがうまくいくかにより、釣果には大きな違いが出てきます。魚にあった動かし方を知ることは、釣果をアップさせる重要なポイントとなります。

底からの距離を把握しやすい

Photo byThomasWolter

胴付き仕掛けは最初にオモリが底につきます。仕掛けを作る時、胴付き仕掛けは、そのオモリから何センチ上に一つ目のエダス、そしてさらに何センチ上に二つ目のエダスというように作っていきます。

そのため、今どの位置にエダスがあるのかの目安がすぐにわかるため、魚のいる場所を的確に見つけることができるというメリットがあります。

たとえば、一番上のエダスに群れになる魚がかかっていたら、そのエダスの高さに群れがいるということになります。ですからその高さを目安に仕掛けをあげると、釣果がアップする可能性が高いわけです。

魚と駆け引きを楽しめる

Photo by asobitsuchiya

このように胴付き仕掛けは、魚がいる位置にエダスをセットしたり、エサを自由に動かして魚にアピールしたりすることができます。つまり魚との駈け引きを楽しむことができるのが大きなメリットです。

胴付き仕掛けは魚が引っ張ったりした場合の変化がすぐにわかるのですが、ハリまで食べなければ魚はかかりません。そこで、「聞きアワセ」と言って、アタリが出た状態のまま少しずつ仕掛けを上にあげていきます。

これはタイミングがうまく合わないと、エサだけ食べられて逃げてしまいます。このような魚との駈け引きは釣りの醍醐味の一つであり、それが楽しめる釣り方が胴付き仕掛けなのです。

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胴付き仕掛けで釣れる魚の種類見出し

Photo bychristels

それでは次に、胴付き仕掛けを使うことで釣ることができる魚について紹介します。今述べたように胴付き仕掛けは仕掛けの中でも最も基本的なタイプであり、釣り方や仕掛けの工夫でいろいろな魚に対応できます。

根魚

Photo bykkeung0506

胴付き仕掛けで狙う魚としてまず挙げられるのが根魚です。メバル、カサゴ、アイナメなどがそれに当たります。

先ほどメリットのところで紹介したように、胴付き仕掛けは根魚を狙う時に気になる根掛かりが起こりにくいです。それでいてオモリで飛び出した魚が海底に戻ろうとするときにハリに食いつきやすいのです。

また、胴付き仕掛けの場合はエダスを何本か付けるため、少し上に上がってきたものも狙えます。テトラや防波堤の際、海草が生い茂る場所などを中心に狙う釣り方がおすすめです。

サンバソウ

サンバソウというのはイシダイの小さいころの呼び方です。大きくなったイシダイだと磯などにいますが、サンバソウならば防波堤近くでも手軽に釣れるので、初心者の方にもおすすめです。

特に秋口ころからは釣れやすくなるので、防波堤など近場で狙ってみてください。釣り方の方法もさほど難しくないので、手軽に楽しむことができます。

ハゲ系

Photo byNennieinszweidrei

ハゲ系というのはカワハギ、ウマヅラハギなどの魚のことです。口が小さく、エサを少しずつ食べるので、釣り上げるのはなかなか難しい魚ですが、秋ごろからシーズンを迎えてよく釣れるようになります。

釣る方法は難しいので、初心者には少し大変ですが、コツがわかれば数を多く釣ることもできると言われます。胴付き仕掛けに慣れてきたら、ぜひチャレンジしてみてください。

ワカサギ

冬の釣りとしてよく知られるワカサギ釣りも、胴付き仕掛けの方法で釣る魚の一つです。ワカサギの釣り方はワカサギ専用の道具を使いますが、胴付き仕掛けのエダスをたくさんつけて釣る方法を取ります。

エダスがたくさんあるので、それだけ一気にたくさんのワカサギだけを釣る釣り方であり、同じ胴付き仕掛けでも特別な釣り方と言ってもいいかもしれません。

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胴付き仕掛けの自作方法見出し

さて、このように胴付き仕掛けはさまざまなバリエーションが考えられる釣り方ということで、既製品を使うのではなく、自作の仕掛けで魚に対する方も多くいます。

そこで次に、胴付き仕掛けを自作する方法と、その際に釣果を上げるポイントとなる点について紹介していきましょう。

エダス結び

まずはエダス結びを使って作る胴付き仕掛けの作り方について紹介します。エダス結びを使う胴付き仕掛けの作り方は結ぶ方法さえマスターできれば誰でも簡単にできるというメリットがあります。

エダス結びを使う場合、難関となるのは結び方です。ほどけないようにしっかり結ぶ方法をマスターするため、練習してからやるのがおすすめかもしれません。

用意するもの・作り方手順

Photo byanncapictures

エダス結びで作る際に必要なものは幹糸にするハリス、エダス用の細いハリス、サルカン、スナップサルカン、ハリです。ハリ付きの細いハリスを使うのもいいでしょう。

まず仕掛けの長さを決め、幹糸を用意し、両端にサルカンとスナップサルカンを付けます。スナップサルカンがオモリ側になります。次に道糸に8の字を作り、輪の間に細いハリスを通します。

輪にハリスを通したら、その細いハリスで輪を作り、輪の間を数回通してからはめ込みます。これを繰り返してエダスを作っていきます。

回転ビーズ

回転ビーズ(クロスビーズ)を使って胴付き仕掛けを自作する方法は、作り方が簡単で、しかもビーズが回転することで仕掛けが絡みにくくなるというメリットがあります。

また幹糸にビーズを通し、エダスもそのビーズを通してつけるため、万が一エダスが切れても、そのハリスだけを簡単に交換できるという点もおすすめポイントと言えるでしょう。

用意するもの・作り方手順

回転ビーズを使う自作方法では、先ほどのエダス結びの材料にプラスして回転ビーズを用意します。専用の回転ビーズが販売されているので、それを用意します。

まず、幹糸に回転ビーズを通し、エダスを出す位置に玉結びなどでこぶをつくり、固定します。次にそれと垂直方向に開いている穴に細いハリスを通し、同じようにこぶを作り固定するだけです。

このように、こちらはビーズを通して、結び目を作り固定するだけなので、初心者でも簡単にできる自作方法です。結び目が小さいと動くので、穴より大きく作るのがポイントです。

ハリス止め

次に紹介する「ハリス止め」という方法は同じビーズを使う方法ですが、ビーズにハリス止めという機能がついたものを使います。

あまり強度は高くないので、大物を釣るのにはちょっと不安がありますが、ハリスを簡単に交換できるというメリットがあり、頻繁に交換が必要になる釣り方の場合には便利です。

用意するもの・作り方手順

ハリス止めでは、回転ビーズの代わりにハリス止め付ビーズを用意します。そして道糸のエダスを出すところにこのビーズを通し、同様に穴の両側に結び目を作り固定します。

エダスはこのハリス止めの穴に通します。エダスの端に結び目を作って通し、ビーズと反対方向に力を入れて引っ張るとエダスが固定されます。

この方法のポイントは、エダスは引っ掛けているだけというところにあり、交換が必要な時には簡単に外すことができます。

胴付き仕掛けで五目釣り!準備・釣り方見出し

さて、胴付き仕掛けのメリットや釣り方、そして自作で胴付き仕掛けを作る方法などについて紹介してきましたが、この胴付き仕掛けを使い、実際に釣りを楽しんでみましょう。

胴付き仕掛けを使った釣りで特に人気なのが「五目釣り」です。五目釣りとはどのような釣り方のことなのでしょうか。また五目釣りをするための胴付き仕掛けのポイントはどこにあるのでしょうか。

五目釣りとは

「五目釣り」というのはどのような釣りかというと、5種目以上の魚を狙う釣りのことです。普通釣りをする時というのは、特定の魚を狙うことが多く、そのためにさまざまな道具を自作する方も少なくありません。

しかし五目釣りの場合はいろいろな魚を狙います。胴付き仕掛けならば根魚のほか、いくつかの深さを一度に狙うことができるので、それによりいろいろな魚を一気に釣りあげることができます。

竿の選び方

Photo bypixel2013

それでは次に、胴付き仕掛けで五目釣りをしようという際におすすめの釣り竿から紹介していきましょう。

とはいえ、胴付き仕掛けで五目釣りをするのであれば、それほど特別な竿はいりません。胴付き仕掛けの場合、オモリもそれほど重くないので、万能竿などで問題なく使うことができるでしょう。

リールの選び方

Photo byCalinPikeFishingPro

次にリールです。リールにもさまざまな種類のものがありますが、こちらも特別なものは必要ありません。小型のスピニングリールやベイトリールなどを使うと初心者でも使いやすくおすすめです。

おすすめの糸

Photo byLUM3N

次に糸(ライン)です。先ほど自作方法のところで触れたように、胴付き仕掛けの場合、2種類の太さのラインを使うのがポイントの一つです。

とはいえ、こちらも特に高級なラインを使う必要はありません。道糸には3号か4号の安価なナイロン糸で大丈夫です。見やすさを考えるなら、イエロー系統を選ぶと見やすくなります。

エダスの方はそれよりも細い糸を使います。3号なら2号の糸を、4号なら3号の糸を使いましょう。このあたりのサイズはそこでかかる魚を考えて選ぶのがポイントとなります。

仕掛け・ハリ

Photo byPIX1861

次に仕掛けやハリについてです。実はハリは太いものを使った方が大物にも対応できるのですが、ハリが太くなるということは口が小さい魚が食いつきにくくなるというデメリットもあります。

そのため、五目釣りの場合には軸の細いタイプのハリを使い、食いつきがよくなるような仕掛けにするのがベストです。

オモリ

次にオモリです。胴付き仕掛けでは端にオモリを付け、このオモリを底に沈めます。そのため、ある程度底にしっかり落ち着いていられるオモリがおすすめです。

底にしっかり落ち着く重さというのは、その時のポイントの深さや潮流などによっても変わってきます。深さがある所ならば、オモリの重さがあるものを選ぶと安定しやすいです。形はナス形を使うことが多いです。

エサ

Photo bymirandableijenberg

次にエサです。五目釣りというのはいろいろな魚がかかるようにする釣り方なので、いろいろな魚が好むタイプのエサがおすすめです。

アオイソメやゴカイなどの虫エサや活きエビなどを使うと、食いがよくなる傾向にあると言われます。一方撒き餌などを使い一ヶ所で釣るならば、オキアミなどの冷凍エサでも十分に釣果が期待できます。

狙うポイント

次に五目釣りの場合に狙うポイントについてです。胴付き仕掛けの釣り方は、まず竿を投げて仕掛けを底まで落とします。底についたら糸ふけを取って、少しそのまま待ちます。

10秒から20秒ほど待ったら、20センチから30センチほどずつ竿をゆっくり上下させながら上げます。何度か上下させアタリがなければさらに浅い位置に持ってきて上下させます。

これを繰り返しながらアタリを待ちますが、来なければふたたび底まで落とし、同じようにして上げていきます。

誘い方・取り込み方

このようにしてアタリを狙っていくと、魚がかかります。魚がかかったとわかったら、一気にリールを巻きあげて釣り上げましょう

特に根魚がかかった場合、魚がもぐってしまうと仕掛けが根掛かりして逃げられてしまう可能性があります。また胴付き仕掛けの場合、エダスがあまり伸びないため、強度があがりません。大物の時も迅速に釣り上げましょう。

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胴付き仕掛けで五目釣りを楽しもう!見出し

Photo by asobitsuchiya

胴付き仕掛けはいろいろな釣りの仕掛けの基本となるものであり、自作の方法もさまざまあるため、工夫をこらしやすいものです。五目釣りなどさまざまな釣り方をする楽しみも多いので、ぜひマスターして釣りを楽しんでください。

投稿日: 2022年6月17日最終更新日: 2022年6月17日

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