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カレイ釣りのコツを掴もう!釣れる時期や釣り方・必要な道具は?

カレイ釣りのコツを掴もう!釣れる時期や釣り方・必要な道具は?
投稿日: 2022年7月5日最終更新日: 2022年7月5日

カレイはさまざまな食べ方が楽しめる人気の魚です。そのカレイを釣るカレイ釣りは、ダイレクトなアタリを楽しめ、初心者でも釣果が期待できる釣りとして人気となっています。カレイ釣りのコツや必要な道具、釣り方のポイントなどについて紹介します。

釣りにおすすめのカレイの種類見出し

Photo by isinoid

煮つけなどさまざまな食べ方ができて美味しいカレイ釣りは、初心者でもぜひトライしたい魚の一つです。しかしカレイ釣りをするためには道具や仕掛けなどどうしたらいいのでしょうか。カレイ釣りのしかたとおすすめの仕掛けなどを紹介します。

マコガレイ

Photo by kagawa_ymg

まずは「敵を知る」ということで、日本で釣りやすいカレイの種類から紹介します。日本の沿岸には約30種ものカレイがいると言われていますが、その中でもよく釣れるのがマコガレイです。

マコガレイは内湾性が強いと言われ、身近な場所に多く生息しているため、出会いやすいというメリットがあります。加えて食べても美味しいので、初心者がカレイ釣りで狙うならおすすめです。

砂泥地を好む魚なので、海底が砂泥地になっている釣り場を狙うと釣れる確率が高くなります。サイズもかなり大きくなるので、大物をねらってみるのもいいでしょう。

イシガレイ

Photo by bocagrandelasvegas

マコガレイと同じく、日本近海のカレイ釣りでおすすめなのがイシガレイです。体側に石状の突起物があることでこの名前がついていますが、マコガレイより大きく育つというのも特徴です。

そのため、カレイ釣りで釣れた時のアタリも引きも強く、カレイ釣りの醍醐味を味わうことができるという点が人気の秘密です。

その他のカレイ

Photo by is_kyoto_jp

後でカレイ釣りのおすすめの場所について触れますが、カレイは基本的に水温が低いところを好む魚です。そのため、日本でも北の方では、マコガレイやイシガレイ以外にもいろいろなカレイを釣ることができます。

特に冬の時期になると、投げ釣りなどでメインで狙える魚として人気が高く、釣り方やエサを工夫し、さまざまな種類のカレイ釣りを楽しむこともできるでしょう。

また北海道ではカレイの種類が多く、冬から初夏ごろまでカレイ釣りを楽しむことができるため、初心者の方でもさまざまな種類のカレイ釣りにチャレンジできます。

カレイ釣りのコツ見出し

Photo by asobitsuchiya

このように、カレイ釣りは地域にはよるものの、日本全国で楽しむことができる釣りであり、比較的釣り方のコツも難しくないため、初心者でも気軽にチャレンジできると言われています。

とはいえ、カレイの習性などを考えると、やはりよく釣れるおすすめの時期や時間帯、場所というものがあります。それを押さえることで釣果アップの確率はぐんと高まるでしょう。

そこで次に、カレイ釣りのコツということで、カレイがよく釣れる時期や時間帯、場所などについて紹介していきましょう。

カレイ釣りにおすすめの時期

Photo bywebandi

カレイ釣りのコツの一つは、いる時期を的確に把握することではないでしょうか。そのためにはカレイはどんな魚か知ることが必要です。

カレイは日本全国どこにでもいます。浅い海から水深1000メートルくらいの砂や泥の海底に住んでいる魚です。どちらかというと水温の低いところを好む魚と言われます。

そして、秋ごろにカレイは産卵期を迎え、12月半ばくらいまで多く釣れます。そして産卵が終わった2月ごろから再び釣れるようになり、5月連休前後までよく釣れます。この時期を「戻りカレイ」「落ちカレイ」と呼びます。

カレイ釣りにおすすめの時間帯

Photo by amo_designare

次にカレイ釣りにおすすめの時間帯です。魚は昼行性のもの、夜行性のものと種類によりさまざまですが、カレイの場合は時計の時間帯というより潮の満ち引きに関係が強いとみられます。

特に潮の変わり目の時間帯はカレイ釣りのチャンスタイムです。干潮から上げに入った時、潮の動き始め、止まりがけなどの時間帯は急にカレイが釣れ始める時もあると言われます。

ですから、カレイ釣りのコツの一つはこの潮の動く時間帯をしっかりつかむことにあります。初心者の方はもちろん、慣れている方でも潮汐表などを使い、こまめに確認することをおすすめします。

カレイ釣りにおすすめの地域・海

Photo bymoorpheus

次にカレイ釣りにおすすめの地域や場所についてです。先ほども述べたように、カレイは基本的には水温が低いところを好む魚です。そのためどちらかというと北の方が種類などが豊富と言われます。

関西などは近年ではカレイはあまり釣れなくなったという口コミもあるのですが、逆に北海道などでは水温が低いこともあって、釣れる時期も比較的長く、6月ごろでも釣れると言われるほどです。

また、カレイは潮の流れに敏感です。どちらかというと日本海側の方は潮の動きが小さいことから、一度釣れ始めると比較的長く釣れつづけることが多いと言われます。

カレイ釣りにおすすめの場所・ポイント

このように、カレイ釣りは日本各地で釣れますし、釣れる時期も秋から春と比較的長いです。ではその中でカレイ釣りにおすすめの場所やポイントはどのようなところでしょうか。

まず先ほども述べたように、カレイは基本的に砂泥地にいます。ということは海底に砂泥地がないとカレイはあまり見つかりません。そのような場所がまず釣れるポイントです。

また、カレイは産卵の時期になると湾内などにも入ってくるのですが、基本的には少し沖目のほうがおすすめです。さらに堤防の先端付近、コーナーなどになっているところは潮目ができやすく、ここもおすすめポイントとなります。

カレイの釣り方・道具①投げ釣り見出し

カレイ釣りでおすすめの時期、時間、場所などが一通り把握できたら、実際にこの条件に合った場所で竿を投げてみましょう。

カレイ釣りの際の代表的な釣り方はエサをつけて投げ釣りをすることです。投げ釣りならば初心者でも特に難しくない釣り方なので、問題なくチャレンジすることができるでしょう。

では、次に投げ釣りでカレイ釣りをする場合のコツやおすすめの餌、仕掛けなどの情報について紹介します。

投げ釣りのコツ

投げ釣りでカレイ釣りをする場合の基本的な釣り方は、複数の釣り竿を使い、置き竿にして釣る方法です。複数の釣り竿を遠近に分けて何か所かのポイントに入れて様子を伺うという釣り方が一般的です。

実はカレイはあまり動きが激しい魚ではありません。目の前にエサがあると気づいて、それからおもむろにその餌に口を出します。そのため、アタリがあっても慌てず、ゆっくりと合わせるのが釣り方のコツとなります。

特に初心者の方だと、アタリがあるとすぐに釣り上げようとするのですが、しっかり食いついた後でないとカレイが逃げてしまうことが多いようです。慌てずしっかり食いついたとわかってから釣り上げましょう。

投げ釣りのタックル

次に投げ釣りをする際の道具についてです。カレイ釣りで投げ釣りをする場合の道具は、基本的には振出竿にドラグ付きリールを使うことが多いです。

先ほども述べたように、カレイ釣りの場合は複数の竿を置き竿にします。そのため複数の竿を持ち歩く必要があるので、振出竿の方が扱いが楽だからです。

またリールのほうはドラグなしのタイプでもいいですが、アタリを感じ、食い込ませ方を変えることができることから、ドラグ付きのリールの方が道具としては使いやすいと言われています。

投げ釣りの仕掛け・エサ

次にカレイ釣りの仕掛けについてです。先ほど少し触れたのですが、カレイはどちらかというと動きが鈍い魚で、エサを上手に取れません。そのため動きが早いエサよりもしっかり目立つエサにするのがおすすめです。

そのため、カレイ釣りの場合は基本的に、虫エサを使うことが多いです。それもサイズが大きめのものを何匹か付けるというふうに、しっかりアピールさせましょう。また、マムシは匂いがするので、カレイに気づいてもらえる確率が上がります。

また仕掛けの方は30号くらいのオモリを付けたテンビンを使い、2本から3本ハリの投げ仕掛けを付けることが多いです。

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カレイの釣り方・道具①船釣り見出し

Photo byAnestiev

カレイ釣りは堤防などの投げ釣りでも長い時期に渡り楽しめるのですが、海釣りを本格的にしたいという方なら、船釣りをするのもおすすめです。

船釣りなら、堤防よりも深いところにいるカレイを狙うことかできます。楽しめる時期は投げ釣りと同じく、晩秋から春ですが、特に春から初夏の時期はカレイが越冬して体力が回復しているので、特におすすめの時期となっています。

また堤防の場合は先ほど述べたように置き竿でどちらかというとカレイが気づくのを待つ釣り方ですが、船釣りの場合は小突き釣りという釣り方をするため、積極的にカレイを狙うので、釣り方そのものも楽しみが多く、釣果も期待できます。

船釣りのコツ

それでは次に、船釣りの場合のカレイ釣りのコツについて紹介します。今述べたように、船釣りでカレイを狙う場合は、カレイに積極的にアタックして釣り上げるため、初心者の方でも釣果が期待できます。

小突き釣りという釣り方は、先調子の竿を使って、小刻みにエサを動かします。こうしてカレイの目の前にエサをちらつかせて、カレイに食いつかせようというものです。

このエサの動かし方を工夫することで、初心者の方でもカレイがたくさん釣れる可能性が高まります。その方法こそが釣り方のコツと言えるかもしれません。

船釣りのタックル

では、船釣りの場合のタックルはどのような道具を使うのがいいのでしょうか。船釣りで使う小突き釣りの場合、小突き釣り専用のタックルなどの道具が売られていますので、それを使う方法もおすすめです。

また、小突き釣りならばいろいろな竿を使うことができるので、手持ちの道具を使うこともできます。選ぶコツとしては、先調子で繊細にエサを動かすことができるタイプがおすすめです。

リールも普通に売られている小型両軸リールで十分対応できます。特別な道具を揃えなくても気軽に楽しめるのがカレイ釣りの魅力と言えるでしょう。

船釣りの仕掛け・エサ

次に船釣りでカレイ釣りをする場合の仕掛けとエサです。船釣りでカレイを狙う場合は基本的には片テンビンの小型のものを使い、30号から50号くらいのオモリを付けます。ハリは2本か3本のものを使いましょう。

エサは投げ釣りの場合とほぼ同じです。しっかりとエサを付けて、カレイが誘い出されるようにするとより効果的で釣果アップの可能性が高まります。

また、カレイが最もよく釣れる時期ならば、束釣りという釣り方にすれば、さらに釣果アップが期待できると言われます。初心者の方は時期に合わせた仕掛けでチャレンジすることをおすすめします。

カレイ釣りの注意点見出し

このように、カレイ釣りはあまり面倒な仕掛けや道具などを使わなくても、初心者でも十分に釣果が期待できるため、人気の高い釣りの一つです。

では、しっかりと釣果を上げるためには、どのような点に注意したらよいのでしょうか。次にカレイ釣りをする際に注意したいポイントについて紹介します。

エサの鮮度に気を付ける

カレイ釣りにはワームなどを使う方法もあるのですが、生きた虫エサを使うことが多いです。生きた虫エサですから鮮度が命です。鮮度が落ちたエサなど、カレイも食べたくないのではないでしょうか。

ですから、カレイ釣りに使う虫エサは鮮度が落ちないように十分な配慮が必要です。できればクーラーボックスに入れて、暑い時は保冷剤も入れておくのがおすすめです。

このクーラーボックスは釣った魚と一緒でもいいですし、虫と一緒はちょっとという方は、エサ用の小さめのものを別に用意するのもおすすめです。中がわかれているタイプのクーラーボックスもあります。

エサの量を小出しする

エサの鮮度を保つためには、クーラーボックスの冷たい状態を維持することが大切です。仕掛けにエサを付ける時は、付ける分だけ取り出して、あとはすぐにクーラーボックスに入れて冷やしておきます。

小出しにすることで、付けていない虫エサが弱ってしまうのを防ぎますし、新鮮なエサを最後まで使うことができます。そのちょっとした心配りがカレイの釣果アップにつながるのです。

特に初心者のうちはエサを付けるのもスムーズではないので、時間がかかるかもしれません。餌箱を開けっ放しにしないだけでも随分違うので、そこにもしっかり心配りをしておきましょう。

潮の流れに注意する

最初にも触れたのですが、カレイという魚は日本全国どこでも釣りができる反面、潮の流れにとても敏感な魚と言われます。潮の流れが変わったとたん、ぱたりと釣れなくなることも少なくありません。

つまり、カレイ釣りを成功させるためには、潮の流れをしっかりとらえ、釣れる流れのところで竿を投げなければなりません。そのためには潮汐計や潮見表などは必須アイテムです。

カレイ釣りに行く前にはぜひこれらの道具や釣り場の情報などを確認し、カレイが釣れそうな潮の流れがあるのか、またその潮の流れはいつあらわれるのか、しっかりとチェックしていくことをおすすめします。

カレイの投げ釣りは初心者にもおすすめ!見出し

Photo by hiroooooki

カレイ釣りは、日本全国どこでもできますし、釣れる時期も長く、堤防からの投げ釣りはもちろん、船釣りなどでも楽しむことができます。初心者の方でも気軽にできますので、ぜひカレイ釣りにチャレンジしてみてください。

投稿日: 2022年7月5日最終更新日: 2022年7月5日

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