堺で愛される有名店「世界パン」を紹介！種類豊富な人気メニューが勢揃い！

「世界パン」は、メディアやSNSでも常に話題になっている堺の人気パン屋さんで、その美味しい味はもちろん、安心安全にもこだわった素材で作られており、天然酵母を使用しています。創業以来店主はなんと3代目になり、長い間地域で愛されている世界パンについてご紹介します。

世界パンの創業はなんと1970年、大阪万博が開催された年です。世界各国のパビリオンが集まる万博に合わせ、世界中の人に愛されるような、世界各国の料理に合うようなパンを作りたいという思いが店名に込められています。

堺市内の閑静な住宅地にあり決して目立たない外観の世界パンですが、地域の方々はもちろん、その美味しいパンを求めて遠くから足を運ぶ方が多く、店内は常ににぎわっています。

世界パンの店内には、とにかくパンがぎっしり！毎日約80種類ほどのパンが並びますが、多い日にはなんと100種類近くにもなります。天然酵母を使った食パン、ハード系、甘い系、総菜パンなど何を買おうか迷うことまちがいないほどの品ぞろえです。

世界パンは、世界中のいろんな料理に合うことに加え、こだわりの素材と天然酵母を使うというコンセプトを掲げています。

素材は国産にこだわり、小麦粉は北海道産の専用のもの、砂糖は種子島の洗双糖、塩は兵庫県の天然塩、そして卵は三重県の平飼い有機卵を使用しています。

一般にはあまり馴染みのない洗双糖ですが、これはサトウキビから作られている砂糖で、科学的に精製していないのでミネラルなどが豊富に含まれます。黒砂糖などに比べてまろやかでやさしい味でも知られています。

そして天然酵母はルヴァン種です。イーストに比べ、とにかく手間がかかるのが難点ですが、それだけの価値がある旨みたっぷりのパンが仕上がると評判です。

雑誌などのパン特集にもたびたび登場するほどの世界パン。ここからご紹介するのは世界パンの大人気メニューです。パンの種類のとにかく多い世界パンですが、初めに訪れたときにはこの2種類のおすすめパンをまず食べてみてください。

世界パンの代名詞とも言われているほどの大人気パンが「ルヴァン食パン」です。世界パンには食パンだけでも6種類あるのですが、その中でも抜群の人気を誇るおすすめ食パンで、手に取ってみるとずっしりとした重みがあります。

そんな食パンには、もちろん天然酵母ルヴァン種が使われています。また、卵と牛乳は使用していないのでアレルギーをお持ちの方にも安心ですし、赤ちゃんの離乳食にもぴったり！もっちもちの食感が特徴で、そのまま食べても美味しいですが、軽くトーストするのがおすすめです。

大人気パン屋世界パンの看板商品だけあって、「ルヴァン食パン」は売り切れてしまうことも珍しくありません。確実に手に入れたい場合は事前に予約をしておきましょう。カットしない状態で販売されていますが、お願いすれば希望の厚さにカットしてもらえます。

世界パンで「ルヴァン食パン」と並んでロングセラーとなっているのが「キューティー」です。「キューティー」にも天然酵母が使われており、長さは30センチほどもあります。

こちらも売り切れることが多いので、確実に手に入れたい場合は予約をしておきましょう。ハーフサイズもあります。

「キューティー」は、外はさっくさく、中はふんわりのデニッシュパンです。バターの豊かな香りが特徴的で、そのまま食べても美味しいですが少しトーストするとさらにバターの風味が際立ちます。

ニッシュはバターをたっぷり使いますので重くなりがちですが、世界パンの「キューティー」はとにかく軽く仕上がっています。

世界パンのパンは美味しいので手土産にも人気ですが、少しだけ特別感があるという理由で「キューティー」を手土産にする方も多いです。やさしい甘みは老若男女問わず大人気になること間違いありません。値段は税込み1,188円です。

世界パンには80種類以上ものパンが並んでいますので、大人気の看板メニュー以外にも人気メニューがたくさん揃います。ここからはそんなメニューをいくつかご紹介しましょう。食パンで人気の世界パンですが、ハード系から甘い系、総菜系までとにかく幅広いメニューが揃います。

噛めば噛むほど深い味わいが楽しめるハード系のパン。世界パンのハード系のパンで人気なのが「ロイヤルストーン」です。「ロイヤルストーン」は、全粒粉で作られています。

全粒粉はハードルが高そうと敬遠されがちですが、「ロイヤルストーン」はそんな方にも大人気です。一見固そうに見える「ロイヤルストーン」ですが、中はふんわりとやわらかく、自然な甘みと旨みがぎゅっと凝縮されています。

世界パンのパンは、どのパンにもこだわった名前が付けられていますが、その中でも名前の可愛さに手に取ってしまう方が多いと評判なのが「うぬぼれデニッシュ」です。

お菓子系のパンで、バターがたっぷりと使われているので子どもさんのおやつにもぴったり。はちみつとメープルシロップがトッピングされています。

見た目には小さいのに手に取るとずっしりとした重みにびっくりすること間違いないのが「フルーツBOX」です。この重みはたっぷりと練り込まれたフルーツから！

パン自体はデニッシュパンですが、デニッシュ生地には珍しくもっちもちの食感をしています。おやつにもぴったりですし、トーストして朝ごはんにもどうぞ。

世界パンにはカレーとナンもあります。パン屋さんのこだわりの小麦粉を使ったナンですので、もっちもちの食感とほどよい甘みが絶品です。

プレーンのナンもありますが、中でも見た目にも美しく栄養価も高いのが「ほうれんそうナン」です。世界パンのカレーと一緒にどうぞ。カレーとナンのセットもあります。

世界パンには総菜パンもたくさん揃っていますが、中でもビーフシチューがたっぷりつまったパン「とろけるビーフシチュー」はぜひ試してみたいおすすめパンの一つです。

中にたっぷり入っているビーフシチューはもちろん世界パン特製！パンにはカマンベールが入っており、ビーフシチューと相まってリッチな味が楽しめます。

パンだけでもどれを買おうか迷ってしまうほどの豊富な品ぞろえを誇る世界パンですが、実はパン以外にも商品があり、それを目当てで足しげく通う方も多いです。

特にコロッケは、コロッケ特集で取り上げられたこともあるほどの商品で、コロッケ単体で食べても、世界パンのパンと組み合わせて食べても絶品です。

世界パンのコロッケは、その名も「おいしいコロッケ」。牛肉とじゃがいものシンプルな組み合わせながら、荒くつぶしたじゃがいもの食感が楽しいどこか昔懐かしい味のするコロッケです。このコロッケをナンで挟んで食べるのが常連の方のおすすめの食べ方です。

こだわりの素材を使って美味しいパンを作っている世界パンですが、その世界パンで使われている素材も購入可能です。塩や卵、小麦粉はもちろんマーガリンやマヨネーズなども販売されています。

また、スーパーなどではあまり見かけない洗双糖も購入可能で、まろやかな甘みは煮物などにもぴったりです。

最後にご紹介するのは世界パンの店舗情報です。世界パンの店内には5席ほどのイートインスペースもあり、店内で買ったパンや総菜などをそこで食べることができます。イートインスペースにはトースターがあるのでパンを温めて食べられるほか、ドリンクメニューもあります。

世界パンの営業時間は午前10時から午後7時まで、定休日は毎週木曜日です。ただし、大人気パンが並ぶ世界パンですので、午後になると売り切れになってしまうパンも珍しくありません。手に入れたいお目当てのパンがある場合は午前中にお店に行くか、予約をしておくのがおすすめです。

世界パンの最寄り駅は、JR南海線「三国ヶ丘駅」です。駅について東口から出ると左手に交番があります。その交番の横に歩道橋がありますので、それを渡りまっすぐ進みましょう。しばらくすると向陸西町の交差点があり、それを渡るとけやき通りに入ります。

けやき通りに入って2本目の交差点を右折し、しばらく歩くと右手に世界パンがあります。「三国ヶ丘駅」から世界パンまでは650メートル、徒歩約8分です。

何を食べても美味しいと評判の世界パン。50年以上の歴史を誇るだけあって、何世代にも渡って家族で通っているという方も多いです。堺だけでなく日本中からファンが訪れる大人気店ですので、たくさんのパンから選びたい方は午前中に訪れるのがおすすめです。