日本でコアラを見られるのはどこの動物園？東京や愛知・兵庫など7箇所を紹介！

コアラが好きな方は日本人の中でもたくさんいるかと思われますが、日本でコアラを見ることができるスポットはとても少なく全国で7ヶ所のみで東京、神奈川、埼玉、兵庫、鹿児島、愛知にいます。コアラのいる動物園に行きたいという方は参考にしてみてください！

自分の住んでいる近くの動物園にいないのでは？と考えてしまう方も多いでしょう。しかし実は、東京、愛知、兵庫、鹿児島など、関東から九州まで広い範囲でコアラに会えるので、意外と近くの動物園でコアラに会うことができるかもしれません！

また、全国で7ヶ所の動物園でしかコアラを見ることができないので、この7ヶ所でコアラを繁殖させようと頑張っています。そのため、コアラを別の動物園へ貸し借りしていることもあります。

生まれた動物園は東京の動物園でも、しばらくして愛知の動物園へお引越しということも多々あります。コアラは繊細な性格をしているので、十分に配慮をしてお出迎えしています。

現在は7ヶ所のみの動物園にしかいませんが、今後もっとたくさんの動物園でコアラを目にすることができるようになると、コアラ好きの方は嬉しいのではないでしょうか！

コアラだけでもとても可愛い姿で見惚れてしまいますが、中には赤ちゃんコアラのいる動物園もあります！コアラ以上に赤ちゃんコアラはとても可愛く、つい時間を忘れて見入ってしまう方が多いです。

赤ちゃんコアラは、生後6ヶ月までお母さんコアラのお腹の袋の中で育つので、生まれたばかりの赤ちゃんを目にする機会はとても少ないでしょう。

たまに、顔を覗かせてくれることもあるので、タイミングが良いとお腹にいる赤ちゃんコアラとお母さんコアラの様子を見ることができます。顔を覗かせてくれると、そろそろ外に出る準備をしているサインといわれています。

ここで一つ注意していただきたいことがあります。コアラは抱っこされるとストレスを感じてしまいやすいので、基本的に抱っこは禁止されている動物園が多いです。そのため日本では、コアラを抱っこできる動物園は今のところありません。

しかし例外はあります。その動物園の飼育員さんはコアラの体調チェックをしたり、お世話をする機会がとても多いので、短い時間ですが飼育員さんが抱っこをしている様子を見られることはあるでしょう。

一番最初にご紹介する動物園は東京都日野市にある「多摩動物公園」です。こちらは東京の動物園の中でも人気の動物園なので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

多摩動物公園は自然が豊かな園内が特徴的で、1958年に開園した歴史のある動物園です。動物の特色を生かした飼育をしていて、例えば群れで行動する動物はなるべく群れで飼育するように心掛けています。

多摩動物公園は東京にある上野動物園の次に古い動物園です。今では上野動物園と並ぶほどの人気の動物園となっていて、来園者数は約100万人に及びます。

東京の動物園では、多摩動物公園でしかコアラを見ることはできません。そのため、東京へ観光をしに来られた方も非常に多く来園しています。東京観光のプランに取り入れてみてはいかがでしょう！

ここでは「オーストラリア園」というエリアがあり、このエリアでコアラを見ることができます。多摩動物公園では、できるだけ動物を自由な姿で見ていただくために、檻の代わりに壕で仕切りをつくっています。

そのため、コアラののびのびとした姿を観察することができ、タイミングが良ければ、コアラがユーカリを食べている姿も見ることができます！

コアラは食事を終えたらその後は寝てしまうことが多く、一度寝てしまうとなかなか起きません。起きて活動している様子が見られるのはラッキーです！

多摩動物公園の営業時間は9時30分から17時で、最終受付は16時となります。16時以降は見られる動物が減ることもあるので、ご注意ください。定休日は水曜日ですが、水曜日が祝日や東京都民の日などの場合は営業し、翌日がおやすみとなります。

入園料は大人が600円、中学生が200円、65歳以上が300円となり、小学生以下のお子さんは無料です。また、東京都在住の中学生や、東京に在学中の中学生も無料となります！

年間パスポートがとてもお得となっています。購入日より1年間行きたいときに行け、大人2400円となります。4回行くと、元が取れるのでぜひ利用してみてください！

埼玉にある「埼玉県こども自然動物公園」は、豊かな自然に包まれた緑の多い動物園で、開園当初は家畜と少しの鳥類しかいませんでしたが、現在は約180種類の動物が飼育されています。初めて目にするような動物もいるかもしれません。

こちらの動物園は、2020年に開園40周年を記念してコアラと同じオーストラリアから「クオッカ」が仲間入りしています！クオッカの公開時間は平日13時30分から15時30分、土日祝日10時から13時と決められています。

「世界一幸せな動物」と呼ばれているクオッカもコアラと同じエリアにいるので、ぜひコアラとクオッカを一緒に見に行ってみてください！

「コアラ舎」といって、コアラを数匹眺めることができるエリアがあります。そこでは、運が良ければ手が届きそうなくらい間近で見ることができます！

コアラは屋内からでも屋外からでも見ることができるので、雨が降ってもコアラを楽しむことができるでしょう。

2022年11月に誕生した赤ちゃんコアラがいるのですが、2023年5月にお母さんコアラのお腹の袋から顔を出したのを確認できているので、今後は袋から出てお母さんコアラの背中にしがみつく様子も見られるでしょう。

営業時間は時期によって変わります。2月1日から11月14日は9時30分から17時、11月15日から1月31日は9時30分から16時30分となり、定休日は月曜日です。

入園料金は、大人(高校生以上)700円、小人(小・中学生)200円となっています。また、小学生以下のお子さんは無料です！お子さん連れでも楽しめること間違いなしでしょう。

年間パスポートは大人(高校生以上)2100円、小人(小・中学生)600円、65歳以上1400円となっています。1年間で何度も行かれる方におすすめです！

動物だけでなく、四季を感じられるような園内が魅力的な神奈川にある「金沢動物園」はお子さんも楽しめるような体験ができたり、普段なかなか見ることのできない動物を間近で見ることができます。

動物園のエリアだけでなく、たくさんの植物を見ることができる自然公園など、一日いられるほどの充実した施設があるので、朝から行くことをおすすめいたします。

また、2023年6月6日より「わくわくタイム」というイベントが毎日開催されるのですが、毎週木曜日の11時30分から「コアラのランチタイム」が始まります。

いつ行っても寝ているコアラにしか会えていないという方は、この機会に行かれてみてはいかがでしょう！コアラがユーカリを頬張っている姿に、癒されること間違いなしです。

園内にある「オセアニア区」というエリアでは、カンガルー、アオバネワライカワセミ、そしてコアラを間近で見ることができます。

金沢動物園では、2022年にコアラの赤ちゃんが誕生しています。赤ちゃんコアラを見られる場所はなかなかないので、一度は見ておきたいでしょう。

赤ちゃんコアラはぬいぐるみのような可愛さで、好奇心旺盛な性格をしています。飼育員さんについていったり、お母さんコアラの背中にしがみついたりと、赤ちゃんコアラが動くたびに観覧している方から「可愛い」と声が上がるほどです。

赤ちゃんコアラは日々成長しています。人間の赤ちゃんの成長が早いように、コアラの赤ちゃんの成長もとても早いので、なるべく早めに会いに行くことをおすすめいたします！

各エリアによって営業時間は異なりますが、動物園は9時30分から16時30分で入園できるのは16時までとなっています。休園日は毎週月曜日ですが、5月と10月は定休日はありません！

入園料は、大人500円、高校生300円、小・中学生200円、小学生未満は無料となります。また、毎週土曜日は小・中・高校生は無料となっているので家族連れの方などは、お得に入園できます！その際は学生証を忘れずに持っていきましょう。

愛知県名古屋市にある「東山動植物園」はメディアにも多数取り上げられる有名な動物園です。愛知の中で一番大きい動物園で、大きなゾウから小さなメダカまで約450種類の動物を見ることができます！

450種類の動物がいる動物園は他にはなく、動物たちの面白い姿や可愛い姿を堪能できること間違いなしでしょう。また、触れ合うことのできるイベント等も随時開催されています。

そして2023年7月14日に新しく「アジアの熱帯雨林エリア」がオープンすることが決定しています！そこには、オランウータンとトラが飼育される予定です。迫力満点の動物に会えるのではないでしょうか。

愛知県が誇る東山動植物園は、日本三大動物園の1つでもあります。一生に一度は行ってみたい動物園といわれるほど魅力的な動物園です。

東山動植物園では、2023年1月に命名式を行い、だいふく、ししお、おもちの3匹の赤ちゃんコアラがいます。タイミングが良ければ、そんな可愛らしい赤ちゃんコアラに会うことができるかもしれません！

赤ちゃんコアラはお母さんコアラのお腹の袋の中で育つので、見に行かれた際に顔を出していれば赤ちゃんコアラを見ることができるでしょう。今しか見ることのできない赤ちゃんコアラをぜひ一度見に行ってみてください。

東山動植物園は愛知県の名古屋市にあるので、こちらも観光客がとても多いところです。そのため、全国各地から来園している方が非常に多く、コアラのエリアは特に賑わっています。

東山動植物園は9時から16時50分までの営業時間となります。最終入園、およびチケット販売は16時30分までとなるのでご注意ください。毎週月曜日が定休日ですが、月曜日が愛知県民の日や祝日にあたる場合は、翌日がおやすみとなります。

入園料は大人(高校生以上)500円、名古屋市在住の65歳以上の方は100円ととてもリーズナブルな料金設定です！中学生以下のお子さんは無料となります。

また、事前にコンビニや旅行会社などの窓口で前売りチケットを購入することができます！当日スムーズに行動したい方におすすめです。

東山動植物園では年間パスポートの販売もありますが、購入時に利用開始日を自分で決めることができます。ただし、購入した日より3ヶ月以内の日を選ぶことが条件です。大人2000円、名古屋市在住の65歳以上の方は600円となります。

兵庫にある「淡路ファームランド イングランドの丘」では、コアラ館というエリアがあり、愛らしい姿のコアラを見ることができます。コアラ館は、イングランドの丘の顔ともいえるエリアで、30年以上愛されている定番スポットです！

兵庫の動物園の中で、イングランドの丘は楽しめる施設がたくさんあります。お子さんから人気のゴーカートやスワンボートに乗れるエリアもあり、家族連れがとても多いです。一日楽しめる動物園になっているでしょう！

現在2匹のコアラがコアラ館で飼育されています。オスとメスで、国内のコアラを繁殖させようと試みているとのことです。この2匹は同じように見えて実は違う部分があります。

1匹はオーストラリアの北東部のコアラで、毛は短く色は薄く、南方系のコアラと比べると大きさも一回り小さいのが特徴です。

もう1匹はオーストラリアの南東部のコアラで、毛は長く色は濃く、体も一回り大きいのが特徴です。同じように見えるコアラですが、住んでいた場所によって少し違いが出てくるのが分かります。

コアラによってどこの地方に住んでいるかなども含めて観察すると、よりコアラのことを知ることができるのではないでしょうか！

営業時間は平日9時30分から17時、土日祝日は9時30分から開園し、閉園時間が4月から9月は17時30分、10月から3月は17時となります。定休日は毎月変わるので、行かれる際はホームページをチェックすることをおすすめいたします！

入園料は2023年6月1日から料金が改定され、大人(高校生上)1200円、小人(4歳から中学生)400円、0歳から3歳は無料となります。駐車場は最大1000台停められる大きな駐車場ですが、駐車料金は無料となっています。

そして兵庫県内の小中学校に行かれている方は、入学時に兵庫県の「ココロンカード」というカードを配布しています。ココロンカードを利用すると入園料400円が無料となります！兵庫県の学校に在学中の方は、ぜひ利用してみてください。

兵庫県の動物園の中でも有名な「神戸市立王子動物園」の中にも、コアラが飼育されています。そして、こちらの動物園でもコアラの繁殖を目指しているということで、先ほどご紹介した愛知県名古屋市にある「東山動植物園」からオスのコアラが1匹来園することが決定されています！

2023年6月14日に来園するのですが、愛知県から兵庫県へ引越しになり環境の変化に慣れるのを優先させるため、しばらくの間は非公開となります。公開されるのを楽しみに待ちましょう！

元々4匹のコアラが展示されていますが、東山動植物園から来園するコアラを入れると5匹になり、ますます賑やかになるのではないでしょうか。

また、こちらの動物園ではコアラもとても人気がありますが、ジャイアントパンダにも会えると大好評です！ジャイアントパンダも、日本国内では少ない動物なので兵庫県へ訪れる際は、ぜひ神戸市立王子動物園に足を運んでみてください。

コアラは毎日13時に「お食事タイム」とされていて、13時にユーカリを食べる様子を見ることができます。お食事タイムが終わると寝てしまう可能性が高いです。

コアラだけでなく、チンパンジー、カバ、フラミンゴ、クマなど7匹の動物のお食事タイムがそれぞれの時間によって開催されるので、興味のある方は見に行ってみてください！

営業時間は時期により異なります。3月から10月は9時から17時で、最終入園は16時30分です。11月から2月は9時から16時30分で、最終入園は16時となっています。定休日は毎週水曜日です。

入園料金は大人(高校生以上)600円となり、中学生以下は無料となっています。また、兵庫県在住の65歳以上の方も無料となるので、身分証を持って行くと良いでしょう。

3000円で年間パスポートの発行ができます。ただし、年間パスポートが紛失した場合、再発行はできないので保管には十分に気を付けましょう。

鹿児島県にある「平川動物公園」では、様々なイベントを随時開催しております。LIVEカメラもあり、実際に見に行くことができない方もホームページから平川動物公園の動物を覗くことができます！

また、鹿児島県にしかいない動物も見ることができるので、一度は行ってみたい動物園としても人気があります。

また、2023年7月16日に「テンダーナイト」という夜の動物園に入園できるイベントが開催決定しています。抽選100組ということなので、当選した方は滅多に見ることのできない夜の動物園を堪能してください。

日本国内でもこちらの動物園ではコアラの飼育数がとても多いのをご存知でしたか？オスが6頭、メスが11頭と、なんと17頭のコアラがお出迎えしてくれます。

17頭のコアラが集まっている様子を見ることができるのは貴重な体験なので、お子さんにも大好評の動物園です。また、飼育員さんが観覧されているお客様の元へ、コアラを抱っこして近くで見せてくれるパフォーマンスもあります。

他にも様々なイベントを開催していて、動物を通して命の素晴らしさや、生きていることの大切さを学べる場もあり、小動物と触れ合えたり、餌をあげたりと動物園にいる動物たちを身近に感じられるでしょう。

営業時間は9時から17時で、最終入園は16時30分となります。定休日は年末年始の12月29日から1月1日のみとなっているので計画を立てやすいでしょう。入園料は大人(高校生以上)500円、小・中学生100円、未就学児までは無料となっています。

そして今までにご紹介した動物園の中でも、平川動物公園の年間パスポートはとてもお得で大人(高校生以上)1000円、小・中学生200円となっています。入園料の2回分で1年間好きな時に行くことができます！

いかがでしたか？コアラを見られる動物園は少ないですが、東京、愛知、兵庫、鹿児島など、幅広い地域でコアラが見られる動物園はあるので、足を運んでみてください。

また、観光スポットの多い東京や愛知などに旅行に行かれる際は、動物園を計画に入れてみても良いのではないでしょうか！