北海道・岩見沢の観光&グルメおすすめスポット紹介!地元でも人気!
札幌から電車で1時間足らずで行ける大自然に囲まれた街、岩見沢は観光地として近年注目を浴びています。また、鳥もつやキジ鍋などのグルメも豊富な場所でもあるのです。岩見沢に訪れたらぜひ食べておきたいグルメや、観光スポットを紹介します。
目次
岩見沢ってどんなところ?
岩見沢市は札幌から電車で45分ほどの距離にある人口8万4000人の市です。近隣の夕張市などの炭鉱開発のもと交通の要所として発展していきました。夕張炭鉱などが閉山すると交通の要所としての役割は終わり、近年は札幌市のベッドタウンとしての性格を強めていきました。また、自然に恵まれた風光明媚な土地であり、観光地としても注目されています。
札幌のベッドタウン岩見沢は魅力満載
岩見沢市は札幌市から北東に40kmほどの距離にあり、空知総合振興局の所在地です。大都市の近郊にありながら豊かな自然に恵まれ、現在は農業が主要な産業となっています。その地の利を活かし、観光スポットやグルメスポットも多数ある街でもあります。
かつて鉄道交通の要衛だった岩見沢駅
岩見沢市がある空知地方はかつて夕張炭鉱や幌内炭鉱など、石炭の採掘で発展しました。苫小牧や室蘭などの港へ輸送するため、岩見沢駅は貨物列車の輸送拠点となり、かつては東北以北では最大の操車場がありました。
現在の駅舎は北海道では珍しく全面ガラス張りの構造となっており、開放的な空間となっています。建築としては非常に有名で、グッドデザイン賞など権威ある賞を受賞しています。
岩見沢は全国有数の農業地帯
岩見沢市は米や玉ねぎ、小麦の全国有数の産地として知られています。夏と冬の寒暖の差が激しく、作物の生産に適している気候です。札幌から近い地の利を活かし、夕張と同様にアグリツーリズムも盛んに行われています。
近年は名物の空知ワインを製造するワイナリーの設立や、葡萄園の新規就農も見られます。また、昭和初期に害獣駆除のためキジが放たれた経緯があり、キジの養殖も行われています。そのため、キジ鍋も名物のひとつとなっています。
岩見沢は北海道で最も雪が降る?
岩見沢は北海道でも有数の豪雪地帯であり、冬は除雪車が大活躍します。除雪車に試乗体験できるスノー体験プログラムも実施されています。雪はある意味岩見沢の「名物」となっています。
本家札幌にも負けない雪まつり!
雪が多い気候のため、1991年から毎年2月に「ドカ雪まつり」が開催されています。会場は市民雪像や大型滑り台が設置されるほか、人間ばんば競争など熱いイベントが行われます。名物の「きじ鍋」も無料で振る舞われます。寒い冬でも身体もココロも温まること間違いないでしょう!
岩見沢の観光とグルメ
観光地が沢山ある北海道の中では影が薄い印象のある岩見沢ですが、実は観光とグルメのスポットとして注目されています。大都市札幌からも気軽に訪れることができるため、札幌を拠点に北海道を旅行するならぷらっと訪れてみるのもアリでしょう。そんな岩見沢の観光スポットとグルメスポットをそれぞれ6つ紹介します!
岩見沢のおすすめ観光スポット5選!
観光スポットその1:岩見沢レールセンター
歴史に関心のある人におすすめの観光スポットがこちら、岩見沢レールセンターです。明治時代の1899年に建設されたレンガ造りの建物であり、レール製造工場として今でも現役で稼働しています。
建物は近代化産業遺産に登録されており、ファサードにある五稜星のマークは北海道開拓史のシンボルとなっています。とても歴史を感じます。
観光スポットその2:玉泉館跡地公園
「玉泉館」はもともと温泉旅館でしたが、市が買い取り公園として再整備しました。北海道ではなかなかお目にかかれない庭園です。春には桜、秋には紅葉と四季折々の風情を楽しめる市民の憩いの場となっています。
池には二つの中島があり、歩いて上陸できます。 中島の一つには、日本伝統の建築様式を生かした茶室「玉泉庵」があり、茶の湯を楽しむことができます。
観光スポットその3:岩見沢バラ園
いわみざわ公園の敷地内にあるバラ園は多種多様な種類のバラやハマナスが咲き誇り、6月下旬から10月中旬まで花々を楽しむことができます。蔓状のバラを這わせたアーチやスタンド、さらには北海道を代表する花であるハマナスが咲き誇る「ハマナスの丘」も公園内にあります。
北国の寒い気候に適した品種が主に植えられています。2013年7月にはリニューアルオープンし、オールドローズの小径が新たに誕生しました。バラの見頃は7月から8月ごろです。真夏に岩見沢に訪れる機会があれば絶対おすすめしたいスポットです。
観光スポットその4:万字炭山森林公園
岩見沢と夕張の真ん中くらいの場所に位置する万字炭山森林公園は、炭鉱の跡地に設立された公園です。かつて空知地方は夕張炭鉱など石炭の採掘で栄えた歴史があり、旧国鉄万字線の終点であった万字炭山駅の跡地も残っています。公園内には国内最大の段数を誇る「ズリ山の階段」があり、その段数はなんと2468段!身体を動かすのが好きな方には是非おすすめしたい公園です。
周辺には廃墟が多数あり、かつて炭鉱として栄えた時代を感じることができるでしょう。万字炭鉱は明治時代に北炭に買収され、夕張方面へ石炭の輸送が行われていました。大正時代に夕張炭鉱から独立し、北炭万字炭鉱となりました。昭和に入ると相次ぐ災害に悩まされ、エネルギー革命の時代を迎え昭和51年に閉山しました。
観光スポットその5:リトルロックヒルズ
11ヘクタールの土地に英国風の田園風景が広がるリトルロックヒルズ。イギリスから移築した邸宅やコテージもあり、ここは日本であることを忘れることができるような異国感が魅力です。
岩見沢のおすすめグルメ5選!
岩見沢のグルメその1:手打ち蕎麦 希林
豊富なメニューが特徴のそば屋さんで、中でも名物の鳥もつを具材に活かした元祖モツそばは一番人気です。鳥もつの出汁とそばの相性は抜群。リピーターも多く訪れる人気のお店です。
店主おすすめ、地獄のもつ田舎蕎麦は想像を絶する辛さですので覚悟したほうがいいでしょう。並の辛いもの好きな方では太刀打ちできないとの噂です。チャレンジャーはいらっしゃいませんか?
住所:北海道岩見沢市大和一条7-3-3
電話番号:0126-25-6969
岩見沢のグルメその2:宇宙軒
地元で人気のラーメン屋さんで、昼時には行列ができます。看板メニューはなんといってもチャーシューメン。器からはみ出るほどふんだんに盛り付けられたチャーシューはボリューム満点。定番は味噌ラーメンですが、醤油ラーメンや塩ラーメンもありバラエティー豊富なメニューとなっています。
こちらもおすすすめの味噌風味のラーメン。ネギとの絡みが絶妙です。北海道名物の味噌ラーメン好きにはたまらない一品でしょう。
住所:北海道岩見沢市六条東13-1-5
電話番号:0126-25-0969
岩見沢のグルメその3:やきとり 三船
岩見沢で人気の焼き鳥屋さんで、いつも混雑しているため予約を取るのが無難でしょう。串は肉とモツの2種類のみですが、ジューシーで味わい深いです。かしわそばにモツを浸して食べるのがこの店のスタイルだそうです。
もちろんモツ鍋そのものも美味しいですが、鍋を食べた後に入れるご飯やそばが絶品です。是非、召し上がってみてはいかがでしょうか?
住所:北海道岩見沢市一条西7丁目1
電話番号:0126-24-1788
岩見沢のグルメその4:未来亭
メニューが豊富な定食屋さんであり、とんかつ定食はボリュームの割にリーズナブルな値段!! がっつり食べたい人にはおすすめのお店です。
カツカレーもビッグサイズ!!北海道の広大な土地に似つかわしい(?)、スケールの大きい定食が食べられるのもこのお店ならではです。
住所:北海道岩見沢市鳩が丘1丁目6-14
電話番号:非公開
岩見沢のグルメその5:天狗まんじゅう本舗
岩見沢の名物といったらまず挙げられるのは天狗まんじゅうです。ふかふかの甘い皮に包まれたほんのり塩味のこしあんは絶好の相性です。市内外に多くのファンを持ち、まんじゅうを天ぷら風に揚げた「揚げまん」やジューシーながらちょびっと甘めの「肉まん」も販売しています。
ピンクのまんじゅうは桜風味、茶色のまんじゅうは黒糖風味と個性豊か。塩味もあれば甘めのものもあり、好みに合わせてまんじゅうを選べるのもいいですね。名物天狗まんじゅう本舗は岩見沢市内に2店舗あります。
【駅前店】
住所:北海道岩見沢市2条西6丁目
電話番号:0126-23-4605
【5条店】
住所:北海道岩見沢市5条西9丁目12-4
電話番号:0126-22-0974

岩見沢の観光&グルメまとめ
岩見沢ってどんなところ?地名はよく聞くけど今ひとつピンとこないという方にも、岩見沢の魅力が伝わっていただけましたでしょうか?札幌の近くなので観光旅行で訪れるのにも便利ですし、石狩平野の大自然に育てられた数々のグルメを味わうことができる場所でもあるのです。この記事を読んだあなたも、岩見沢へ一度訪れてみてはいかがでしょうか?楽しめること間違いナシ!!