千歳の温泉・銭湯特集！日帰りで行ける場所やおすすめの宿！景色がきれい！

早く目的の観光地に行ききたい、旅の疲れがでたから早く家に帰りたい、旅する人のタイプにもよりますが、目的の場所に一目散、それ以外の場所に目もくれない人って最近多くないですか。時には「寄り道」も必要だと思うのですけど。

「とはいっても時間がないよな」そういう人には、短い時間をお風呂で温まって楽しんで癒されるるなんて、好い過ごし方じゃないでしょうか。空港の近くなら時間を気にしないで、少し余裕のある、ゆっくりとした楽しみかたができると思いませんか。ということで、北海道の旅行の帰りに少し時間に余裕ができたら、新千歳空港から日帰りエリアで、立ち寄ってみたい入浴施設や、観光も楽しめる景色の良いおすすめの温泉場と宿を紹介します。

温泉宿や銭湯を紹介する前に、千歳近郊の温泉の特徴やちょっと見てみたい観光地など、雑学的な知識をまとめてみました。知っておくと、温泉に入った時の楽しさがちょっぴり増すかもしれません。

コーヒー色、飴色、コーラ色、そんな色で表現される色の水質で、植物が由来の有機物が成分の温泉を、「モール温泉」と呼びます。モールはドイツ語で湿原という意味です。北海道では泥炭（石炭になりかけの水分の多い土）が多いので、このタイプの温泉が比較的多くあり、銭湯などにも利用されています。千歳近郊の温泉ではこの泉質の宿泊施設や温泉が多くあります。北海道では十勝川温泉が「モール温泉」としては有名です。その「モール温泉」を特徴として宣伝する千歳近郊の温泉施設や銭湯もあるようです。

支笏湖は火山活動でできたカルデラ（窪地）に水が溜まったカルデラ湖で、一年を通じて景色の良い絶景の地として知られています。日本最北の不凍湖で透明度の高さでも有名です。環境省の湖沼水質調査では何度も日本一に認定されています。水深が深い湖で、面積は小さいのですが貯水量は琵琶湖についで2番目です。

周辺には温泉だけではなく、北海道三大秘湖の一つであるオコタンペ湖など、滝や山渓谷など自然が創った見所が数多くあります。冬には「氷濤まつり」などのイベントが行われ、夜に幻想的な氷のオブジェをす見ることができます。

では、まず最初は千歳空港近郊の温泉施設を紹介します。その一番目は「鶴の湯温泉」です。千歳空港からは車で20分の距離にある温泉で、ちょっとひとっ風呂するには最適なロケーションの場所にあります。泉質は硫黄含むナトリウム炭酸水素塩泉でモール温泉に硫黄成分が溶け込んだと思われもので、疲労回復や皮膚病･筋肉痛などに効くそうです。

温泉の前には池があって、夏の満開時期だと植えてあるハスの花が見事に咲きほこり、浴室の窓からその景色を楽しむことができます。「鶴の湯温泉」の由来は、傷ついた鶴がここの源泉にあたる湿地で、その水を浴み体力を取り戻し再び大空に飛び立っていくことを目撃したことがきっかけのようです。

近くには、ノーザンホースパークや競馬ファンなら寄らずにいられない、名馬トウカイテイオーのお墓や社台ファームの種牡馬は見られる、スタリオンステーションがあります。温泉のある早来町は酪農も盛んで、新鮮な乳製品を使ったスイーツのお店もあるので寄ってみたらいかがでしょうか. 名称：鶴の湯温泉 住所：北海道勇払郡安平町早来北町5

「ユン二の湯」は「鶴の湯温泉」と同じように、新千歳空港の近く（車で30分）の温泉施設で、北海道を感じさえるログハウス作りの外観の施設です。広い広野のスーパー銭湯といった感じですね。宿泊施設もあるのでちょっと北海道の自然を楽しむリーズナブルな宿としてもおすすめです。

そういう意味でこの温泉を楽しめるのは露天風呂じゃないでしょうか、大地と大空を感じる景色に開放感に浸りながら湯にはいるなんて最高にいい気分ですよね。雪の無い季節はそれで良いと思いまが、冬は雪とピュアな空気を楽しんで欲しいですね。雪景色の風呂と澄み渡った満点の星が堪能できるすばらしい温泉ですから。

ここの泉質はまろやかなコーヒー色のモール温泉で別名「美肌の湯」、湯に溶けこんだ炭酸水素肌をしっとりさえてくれるそうです。温泉以外にも、週末のイベントや食事とのパッケージプランなどのサービスが人気です。近くには花や庭園を楽しめる「ゆにガーデン」などの観光施設もあります。 名称：ユン二の湯 住所：北海道夕張郡由仁町伏見122

栗山町はプロ野球日本一になった日本ハムの栗山監督と同じ名前なので、監督だけの優勝祝賀パレードをしていた町です。きっとおもしろいことをするのが好きな土地柄なのでしょうね、小林酒造という造り酒屋などもあって、ちょっとアーバンな感じがする町です。

「ホテルパラダイスヒルズ」は、その栗山町にある温泉宿です。宿泊しなくても温泉に入らせてくれるので、銭湯のような楽しみ方もできます。食事は中華料理が自慢のようです。新千歳空港からは約40km程度の距離にあります。

館内には、大広間やカラオケルーム、地元栗山町の特産品を集めたお土産コーナーもあり、入浴後に楽しコーナーがあって、まさにスーパー銭湯です。泉質はモール温泉なので肌がつやつやになる効用があります。たくさんの仲間と楽しむのは最高な温泉です。 名称：ホテルパラダイスヒルズ 住所：北海道夕張郡栗山町字湯地91

「ながぬま温泉」は、千歳近郊の温泉が冷泉を沸かすところがも多い中、「源泉かけながし」が特長の温泉です。温泉はやはり「源泉かけながし」じゃないとという、本格派の温泉がお好きな人には、おすすめの温泉施設です。その湯量は北海道の中でもトップクラスの湧水量を誇ります。

温泉の泉質はナトリウム塩化物温泉で、少し色がついているのはモール成分が溶けているのかもしれません。露天風呂、大浴槽に小浴槽、サウナ、ジェット浴槽、打たせ湯に水風呂と、バラエティなお湯の入り方が楽しめるところも魅力です。

「ながぬま温泉」がある長沼町は、ジンギスカン肉の名産地です。ここの食事はぜひジンギスカンを食べることをおすすめします。新千歳空港から北に約30kmというほど近いロケーションで、気軽に温泉と北海道名物のジンギスカンを楽しんでください。 名称：ながぬま温泉 住所：北海道夕張郡長沼町東6線北4

北広島というと札幌の衛星都市というのでしょうか、札幌で働く人たちが住む町というイメージでしたが、瀟洒なホテルもあるのですね。街から離れた丘の上にあって、景色の良さは秀逸です。その中には温泉もあって、日帰りでの利用もできるようになっています。

温泉は、露天風呂と内風呂があり、露天風呂は周りの自然の緑や景色が楽しめる、北海道を感じさせる舞台演出が施されてれています。内風呂の大浴場は、低温と高温という2種類の浴槽があって、サウナや岩盤浴などもあり、お客さんが癒される時間を過ごせるように心を配っているようです。

泉質はモール温泉なので、美肌効果に優れたお風呂です。札幌北広島クラッセホテルでは、年間を通じてプールやフィットネス、夏はゴルフやテニス、冬はウィンタースポーツなどのアクティビティが楽しむこともできます。新千歳空港から車でも30分ぐらいですが、北広島駅との間を1時間に1本の間隔で無料バスも走っていて、電車を使っても苦痛なく施設を利用するとができます。 名称：札幌北広島クラッセホテル 住所：北海道北広島市中の沢316-1

「竹山高原温泉」は高原と名前がつくだけあって、文字どり山の中にある温泉です。札幌と千歳空港の間にあってどちからでも40分ぐらいで着けるロケーションにこの温泉あります。浴場はそれほど大きくありませんが、純粋に自然の景色や雰囲気と温泉を楽しむにはおすすめの施設だと思います。

「竹山高原温泉は高原」一番のおすすめはなんと行っても露天岩風呂です。北海道内から集められた600トンもの巨石で組み上げられており自然の雄大さを感じさせます。露天温泉を味あう最適な環境といえますね。ここに来たら入らずにいられないお風呂だと思います。

温室はモール温泉で女性には嬉しい美肌の湯です。晴れた日には近隣にある樽前山や恵庭岳の景色が楽しめますし、山の中なのきれいな夜の星を見ることができる温泉施設です。やはり北海道は大地と空がすばらしい、そんな場所が日帰りで楽しめるなんてうらやましいですね。 名称：竹山高原温泉 住所：北海道北広島市富ヶ岡896番地

ほのかグループは札幌を中心に温浴施設を展開してる、スーパー銭湯チェーン店です。その中で一番新千歳空港に近いのが「ほのか　恵庭の湯」です。JR千歳線「サッポロビール庭園」駅から徒歩13分で行けるロケーションで、電車でも車（千歳空港から20分）でも気楽に行けるので便利な温泉施設です。

通常このような温浴施設、岩盤浴が入浴料金とは別途かかることが多いのですが、なんとここは、追加料金が発生しないんです。女性にはこれは嬉しいですよね。お休みどころも、一部女性専用になっているなど、女性が入りやすいサービスをしていますね。

ここの泉質は千歳周辺の代表的なモール泉で美肌効果のあるお湯です。特にロウリュウという、熱したサウナストーンにアロマ水をかけるサウナはファンが多いようです。ヒノキ風呂、ジャグジー、と豊富なバリエーションのお風呂もあって、飽きることなく湯浴みを楽しめます。食事とのパッケージプランなどもあるので、コスパの高い温泉施設じゃないでしょうか。 名称：ほのか　恵庭の湯 住所：北海道恵庭市戸磯397-2

最後にこれは番外編というべき温泉施設があります。新千歳空港内にある。「新千歳空港温泉」です。空港から0分ですから、これは他の温泉が対抗しようにもかなうはずのない立地条件です。ただとても人気なのでいつも入場制限がかかっていて、幻の温泉という人さえいます。

マッサージはや各種セラピー、ボディケアやあかすりなどのサービスを充実していて、ちょっとリッチな仮眠所など、空港ならではのサービスを行っているようです。大人気のこの温泉ぜひ一度楽しんでみたらいかがでしょうか。その際には予約お忘れなく。 名称：新千歳空港温泉 住所：新千歳空港国内線ターミナルビル4F

全国にある休暇村が運営する支笏湖にある施設が「支笏湖温泉　休暇村」です。支笏湖畔にあってその景色が美しい宿泊施設です。日帰り入浴もできるので、その素晴らしい眺望と温泉を、リーズナブルに満喫できることができます。

日帰りではもったいない観光地ですが、千歳空港から40分で雄大な湖と山のある自然を楽しむという利便性から、おすすめしたい施設の一つです。温泉は炭酸水素塩・塩化物温泉の泉質で肌に良い美人の湯です。施設の中には野鳥のさえづりが聴こえるラウンジなどがあって、自然が大好きな人にはたまらない場所だと思います。 名称：支笏湖 休暇村 住所：北海道千歳市支笏湖温泉

支笏湖に来たのだから自然をたのしみたいでも、キャンプとかワイルドにすごすよりも落ち着いた雰囲気で、情緒を楽しみたいと思う人もいることしょう。そんな人におすすめなのが「支笏湖第一寶亭留 翠山亭」です。ここは、宿泊者を13歳以上の方に限定しているなど、内装や設備も含め、大人の時間を過ごせる配慮がされているホテルです。

日帰り入京は食事付きのプランのみ利用可能です。温泉は、岩風呂、檜の内湯、寝湯、そして貸切風呂と、多彩な浴室があって、自分の好みによってゆっくりとくつろぐことができます。リッチで忙しい大人がひと時の休息をするために過ごすのには、最適なホテルだと思います。 名称：支笏湖第一寶亭留 翠山亭 住所：北海道千歳市支笏湖温泉

「しこつ湖鶴雅リゾートスパ水の謌」は「支笏湖第一寶亭留 翠山亭」と同様に落ち着いた大人が楽しむホテルです。水をテーマししたアートな内装や、照明などが幻想的な雰囲気を作り出していて、お客さんがリッチな気分になれる環境造りをしているホテルです。

このホテルも温泉だけ入ることができないので、入浴付プランを利用してお風呂にはいることになります。温泉施設は、広い露天風呂があり、四季を問わず最適な温度が保たれ、極上の癒しをもたらしてくれます。内風呂は立湯や座湯など複数の風呂があり、様々な入浴を楽しむことができます。 名称：しこつ湖鶴雅リゾートスパ水の謌 住所：北海道千歳市支笏湖温泉

丸駒温泉は支笏湖畔の温泉の中でも、最も古い歴史を持つ温泉旅館です。多くの温泉が集まる支笏湖温泉の対岸にあって若干行くのに遠くなるのですが、景色の良さと天然露天風呂の質の高さから人気の温泉旅館になっています。

この露天風呂は、支笏湖の水とつながっていることで有名です。ここから、支笏湖や周辺の山々の絶景をみるのは何ともいえない醍醐味があります。湯面が支笏湖の湖面と連動するので、降水量の多い季節や年には露天風呂は深くなったりするそうです。 名称：丸駒温泉旅館 住所：北海道千歳市支笏湖幌美内7

支笏湖の周辺には絶景ポイント山や滝、谷などその景観を楽しめる場所が多くあるのでご紹介します。

札幌から国道453号で向かう右側にあるパーキングエリアです。良く晴れた日には、支笏湖湖畔の紋別岳、風不死岳、樽前山、恵庭岳が見える絶景ポイントです。

風不死岳と樽前山は支笏湖畔の火山です、風不死岳（フップシダケ）はアイヌ語のフップ・ウシ（トドマツのあるところ）からでた地名だそうです。山頂近くまでトドマツやエゾマツ、を交えた森林に覆われているます。樽前山は、活火山でドームから大量のガスを噴出しています。

支笏湖畔の北東にある紋別岳は、支笏カルデラの外輪山の一つで、山頂からの展望が素晴らしく、支笏湖畔から気軽に登れることから、ハイキングコースとして人気が高まっています。

樽前山の活動による火山岩の侵食によって形成された渓谷です。国道276号沿いに入り口があって。谷の両側の岩壁には、エビゴケ・チョウチンゴケ・オオホウキゴケなど30数種のコケ類が密生しています。

6支笏湖から国道276号を大滝方面へ向かい、美笛トンネルをさらに進むと千歳鉱山跡地が見えます。そこから林道を1kmほど登り、さらに徒歩20分ほどの場所にある滝です。

千歳空港の近くにこんなに温泉が多いなんて気づかない人もいたと思います。「旅の寄り道に温泉入ろう」なんて余裕のある気持ちで生活したいですね、北海道は自然を楽しめる温泉に恵まれています。千歳空港の周辺も例外ではないのでぜひお立ち寄りください。