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馬籠宿を観光しながら食べ歩き!おすすめグルメやランチ・宿泊情報も!

馬籠宿を観光しながら食べ歩き!おすすめグルメやランチ・宿泊情報も!
投稿日: 2017年6月20日最終更新日: 2020年10月7日

島崎藤村が小説「夜明け前」で木曽路はすべて山の中と紹介した「木曽路」。島崎藤村の生誕地、馬籠宿は江戸時代には参勤交代などで栄えた中山道の木曽路の宿場町です。石畳と坂、山と共に暮らす町として、昔の宿場町の面影と魅力ある馬籠宿についてご紹介します。

木曽路11宿で最南の馬籠宿見出し

中山道の険しい木曾谷にある木曽路11宿で最南の標高600mの馬籠宿は全長600mで坂と石畳みと格子の家が特徴です。馬籠峠からこの宿場には江戸時代の面影が残り、新茶屋に「是より北木曽路 」の石碑があります。明治28年の大火災で石畳と枡形以外、昔の町は焼失し、復元されました。江戸時代の風情が残る馬籠宿についてご紹介します。

木曽街道の馬籠宿に行こう見出し

馬籠宿は、江戸日本橋起点の中山道六十九宿の、43番目の木曽11宿で唯一美濃の宿場町です。マップのように長野県木曽郡山口村でしたが、2005年山口村の合併で岐阜県中津川市になりました。馬籠宿へのアクセスは、マップのように中央自動車道の中津川I.Cから約15㎞で、JR中津川駅からは、北恵那交通バス馬籠行に乗車し、馬籠で下車します。

中津川の観光おすすめは?人気の馬籠宿(まごめじゅく)などを紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
中津川の観光おすすめは?人気の馬籠宿(まごめじゅく)などを紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
岐阜県中津川と言えば、昔の面影をそのまま残す「馬籠宿」などがある大人気観光スポットが有名です。そして自然豊かな土地としても知られています。しかし掘り下げれば、まだまだたくさんの訪れたい場所があるのも事実です。中津川で絶対観光しておきたい10選をご紹介します!

馬籠宿ってどんなところ見出し

「馬籠」は、昔は「妻籠」といいました。「つま」はどん詰まりの意味で、「籠」は、奥にある入り組んだ狭い谷の意味です。「妻籠」は、先のほうの入り組んだ狭い谷の事をいいます。つまごめは、「つ」が消失し、「まごめ」となりました。一方、マップでは隣の長野県の隣の宿場町、妻籠は「め」が省略され、「つまご」となりました。

江戸幕府が長さ約600メートルの山の地形を天然の要塞の馬籠宿を築き、急な坂にある町の石畳の通りの両脇の石垣の上に家を作り、現在、マップが示すように坂の上側は上入口、下側は下入口で、石畳沿いの坂道に古民家、土産屋や食堂が並ぶ観光地です。フランスミシュラン旅行ガイドブックで妻籠宿と共に、興味深いの一つ星を獲得しました

中山道と馬籠宿の関係は見出し

飛鳥時代、関西と東北地方を結ぶ東山道ができ、奈良時代、難所の神坂峠のため、東山道と合流する木曽路を作り始めました。中山道は東山道が発展した物で、マップが示すように、中央アルプスの東が難所の東山道、西が木曽路の中山道で、徐々に発達し馬籠宿の中心の石碑に「中山道、馬籠宿。江戸80里半・京52里半」と書かれています

木曽宿の馬籠宿の歴史見出し

馬籠宿は島崎藤村の祖先が馬籠城という山城を築き、城下町として発展した町です。当時の町は、マップでは、馬籠城辺りにあり、諏訪神社などが作られました。現在は中山道の建設時、宿場町となりました。その後、馬籠城の城主、島崎家は、木曽義仲の子孫、木曽氏に従いました。関ケ原の戦い後、島崎家は、本陣職などに従事しました。

馬籠宿の祭り・イベント見出し

岐阜の宝もの中山道17宿歩き旅

Photo by BONGURI

10月から11月初めまで「岐阜の宝もの中山道17宿歩き旅」が開催され、馬籠宿でも皇女和宮ゆかりの食事ができたりマップでは、妻籠宿から坂にある町馬峠までのガイドと一緒に歩き旅などの催し物があります。その後は、峠で五平餅、信州そば栗こわめしが用意されます。岐阜の宝ものとは、中山道17宿が、大いな観光資源である事です。

馬籠宿場まつり

11月には「馬籠宿場まつり」が開かれます。あかり街道は、馬籠宿の街道にあんどんを並べて馬籠宿を照らします。マップでは、落合宿を進み、石畳の坂を上り、馬籠宿まで練り歩皇女和宮降嫁行列の再現や、風情のある島田公園紅葉のライトアップと恵那山の紅葉を満喫できます。公園内では、五平餅、焼き川魚店が出て、観光客で賑わいます。

氷雪の灯祭り

「氷雪の灯祭り」は氷をくり抜いてその中にたくさんの火をつけた蠟燭や雪像を宿場内などに並べたお祭りです。マップのように木曽路の宿場町と御岳山麓などで開催されます。複数の開催地の中でも、夕方以降の木曽街道の石畳の坂の町の馬籠の灯籠は、とても印象的で観光客に人気があります。また、フォトコンテストも行われます。

馬籠宿から馬籠峠を越えて妻籠宿へ見出し

Photo by cotaro70s

観光で木曽路の山と江戸時代の雰囲気を味わいたいなら、マップでは、馬籠から馬籠峠を挟んで妻籠への約8㎞コースが人気で、身軽な旅、完歩証明書の発行、クマよけの鈴の貸し出しもあります。 マップが示すように妻籠より高い位置の馬籠を出発し陣場上展望台から、恵那山を望み標高801mの馬籠峠馬手前の急な坂を上ると石畳みの下り坂です

馬籠宿の観光と見どころ見出し

桝形

戦国時代が終わり、江戸時代になると幕府は、軍の要塞である桝形を全国に作りました。桝形は直角に曲がった道の事です。敵が侵入したした時にそこに追い込み、味方が先回りして挟み撃ちにする物です。木曾谷の防衛施設として馬籠宿の桝形は狭く急な斜面の坂道を利用して作られています。現在の枡形には水車小屋や常夜塔が脇にあります

高札場

高札場とは法度や掟書きなどを民衆や旅行者に知らせるため、それらを木の板札に書き、高く掲げるために選んだ、宿場の入り口、陣馬展望台登り入り口あたりなど、人が行き来するなど人が集まったり、人目をひくような場所をいいます。馬籠宿では、江戸時代の代表的な高札の5枚の忠孝、切支丹、火付、駄賃、毒薬が復元されています。

藤村記念館

藤村記念館は、馬籠宿の中ほどにあり、文豪 島崎藤村の生家で、馬籠宿本陣、問屋、庄屋でした。島崎家は、島崎重綱の時代に木曽に渡り、長男重通が馬籠を整備し馬籠城主となった後には、馬篭宿本陣などの仕事に携わりました。島崎藤村の詩集「若菜集」や馬籠宿を描いた小説「夜明け前」の直筆文や資料など約6000点を展示しています。

脇本陣跡

一般旅行者も宿泊を許されていた馬籠宿は、屋号を「八幡屋」といい、宿の他に、年寄役の仕事も行っていました。 脇本陣跡には、江戸時代の大名が使用した「上の間」を復元した部屋では、当時使用していた家財道具を展示するとともに、江戸時代の馬籠地方の暮らし、生活、習慣などを紹介しています。

清水屋資料館

清水屋は、島崎藤村の小説「嵐」に出演する「森さん」の原一平の家です。原家は、「清水屋」を作り、代々馬籠宿役人でした。次第に島崎家と親交を深めました。現在は「清水屋資料館」として原家や島崎藤村などの手紙、掛軸などが多数展示されています。藤村が「夜明け前」の着想を得た部屋もあります。

馬籠宿近郊の観光恵那山

恵那山はマップが示すように標高2,191 mの国有林の山で、日本百名山、新、花の百名山で、馬籠宿から見える恵那山が一番美しい、といわれました。馬籠峠からの恵那山は素晴らしく多くの神話がありました。縄文時代から交易で栄えました。恵那山は島崎藤村の小説にもたびたび描かれます。

馬籠宿で食べ歩きグルメ見出し

「白木屋」

石畳の坂の馬籠宿下入口近くの中山道にある「白木屋」は民宿と食べ歩きができる食事処でランチやグルメの五平餅も販売しています。五平餅は、神にお供えする御幣の形から名づけられました。馬籠のグルメの五平餅は櫛に3つささり団子のようです。おばあちゃんがを焼く胡桃醤油のタレを使った五平餅が名物です。宿泊料金は約7000円です。

「道中おやき本舗」

Photo by gbSk

食べ歩きの店「道中おやき本舗」は、練った小麦粉生地に小豆、野菜などを入れて、焼いて作ったのがグルメの元祖です。現在は、せいろで蒸しています。ふかしたてのたくさんの野沢菜入りのグルメのおやきや肉まんは、食べ歩きがめあての観光客に人気があり、ランチとしてもよいです。 味は甘みとランチとしておかず風の2種から選べます。

栗きんとん

馬籠宿のグルメの栗きんとんは「すや」と「川上屋」の二店舗が食べ歩きができる店で人気があります。「すや」の創業は元禄時代で、江戸の武士が酢のお店を出したのが始まりで。原料は、水なしで栗と少量の砂糖だけです。栗の水分で炊き上げるグルメ栗きんとんは、簡素な味です。「川上屋」の創業は江戸末期です。しっとりした味です。

「ますや」

「ますや」は、昭和30年以前には二軒だけあった馬籠の古くからある食べ歩きのランチ店の一つで、馬籠宿の真ん中にあります。ランチは作りたての地鶏蕎麦などの手打ち蕎麦、川魚、木曽地方の多くの山菜入の天ぷらや栗こわめしがグルメです。木曽の独特の五平餅などのグルメもあります。食べ歩きの他店内には、木曽の民芸品が置いています

宿場町の馬籠宿に宿泊見出し

「藤乙」

「藤乙」は隣の宿場町,妻籠の宿泊施設で「ふじおと」と読みます。昔は庄屋の家だったので、立派な造りになっています。宿泊は、1日7組限定です。 中庭や周りにも池があります。檜風呂や昔から伝わる懐石料理の藤乙御膳、ランチは信州牛、五平餅、馬刺しなどが有名です。宿泊以外のランチだけでも利用できます。

「松代屋」

「松代屋」は1804年創業の宿泊所です。宿泊施設は当時の状態を維持するため、宿泊部屋は江戸時代の面影があり、各宿泊部屋は、襖だけで仕切られています。テレビ、トイレや電話、時計といった宿泊備品は宿泊部屋にありません。トイレは共同です。鯉の甘露煮が名物料理で、ランチは川魚の塩焼き、蕎麦などがあります。

馬籠宿を観光情報はいかがでしたか?見出し

以上、木曽11宿の一つの最南の石畳みの坂にある馬籠宿を紹介してきました。険しい山間部にある中山道ですが、大井川の氾濫を避けるため、中山道を通った大名達も多く 東海道より距離は長いですが、安心して通れる街道として繁栄しました。その中でも江戸時代の風情がたくさん残っている木曽街道の馬籠宿へ立ち寄ってはいかがでしょうか

投稿日: 2017年6月20日最終更新日: 2020年10月7日

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