日本の絶景スポットおすすめランキング！夏に人気の美しい海もご紹介！

世界中に一度は行ってみたい絶景ポイントは数多くありますが、青く澄んだ海や壮大な山々の風景、咲き誇る花々や紅葉の美しさなど、四季折々の美しさが楽しめるのは、日本ならでは。今回は特にこの夏に行きたい日本の絶景にスポットを当て、おすすめの絶景スポットランキングをお届けします。

群馬県沼田市にある「吹割の滝」は、高さ7m、幅30mにおよび、巨大な岩が吹き割れたように見えることから命名された迫力満点の滝です。滝の周辺には遊歩道も整備されており、大小の滝はもちろんのこと、「般若岩」と呼ばれる奇岩や渓谷に架かる橋などを周遊しながら間近に見学することができます。

宮城県の蔵王連峰の象徴とも言える「御釜」は、今も硫黄物を噴出している火口湖です。直径約325m、水深約27mの円型の湖は、太陽光線によって色が変化して見えるため五色湖とも呼ばれていて、訪れるたびに違った雰囲気を味わうことができます。山の頂上にあるので夏でも涼しく、眼下には雲が流れる壮大な景色が楽しめます。

静岡県西伊豆の「堂ヶ島」は伊豆の松島とも言われ、美しいリアス式海岸線や、島々が海に点在する風景が、日本ならではの美しさを醸し出しています。おすすめの楽しみ方は、遊覧船での洞窟巡りです。凝灰岩が海水で浸食されてできた「天窓洞」に差し込む太陽光の幻想的な美しさを目の当たりにすると、感動を覚えそうです。

京都府北部の宮津湾にある「天橋立」は、日本三景に数えられる特別名勝の一つです。全長約3.6kmの砂浜に約8000本の松が茂る珍しい地形で、天に架かる橋のように見えることから名付けられました。展望所から眺めるだけでなく、徒歩や自転車で天橋立を渡ることができるので、自然の造形美を感じながら散策してみてはいかがでしょうか。

茨城県ひたちなか市にある「国営ひたち海浜公園」は、海に面した広大な敷地に、お花畑や樹林エリア、砂丘エリアなどが広がっています。太平洋を見渡せるみはらしの丘では、初夏のネモフィラ畑が一際美しく、SNSでも広く紹介されて話題を呼んでいます。地形を活かした巨大遊具などもあり、家族でも一日中楽しめる人気のスポットです。

ネモフィラが終わる夏以降は、コキアの緑が丘全体を彩ります。秋にはコスモスも咲き誇り、圧巻の美しさ。思わずカメラに収めたくなる光景です。国営ひたち海浜公園の入園料金は大人410円、小人80円とリーズナブルなので、気軽に訪れることができます。夏にはフェスや様々なイベントも行われるので、公式サイトを要チェックです。

静岡県川根本町、奥大井エリアに位置する寸又峡は、知る人ぞ知る絶景スポット。その寸又峡に架かる「夢の吊り橋」は、橋の中央で恋の願いをするとその恋が叶うというロマンチックな伝説を持つ橋として、若い女性やカップルに人気を博しています。全長90mの吊り橋はよく揺れることでも有名で、そのスリルも人気の一因となっています。

山口県下関市にある「角島大橋」は、2000年に開通した全長1780mの離島連絡橋です。エメラルドグリーンからコバルトブルーに変化する海の色と、途中に浮かぶ鳩島、角島大橋のコントラストがとても絵になります。通行料金が無料というのも嬉しいポイント。ぜひカメラを持ってドライブしてほしい、おすすめの絶景スポットです。

兵庫県朝来市にある「竹田城跡」は、標高約350mの古城山山頂に築かれた山城の跡で、その形状から「日本のマチュピチュ」と呼ばれています。霧に囲まれた竹田城が雲海に浮かぶように見えることから、「天空の城」として人気を呼び、多くの観光客が訪れます。その幻想的な光景はまさに絶景。展望スポットから遠景を撮影するのもおすすめです。

石川県輪島市にある「白米千枚田」は、日本海に面して小さな田が重なる棚田です。日本の棚田百選、国指定文化財名勝に指定されていて、奥能登を代表する観光スポットとして親しまれています。これぞ日本の原風景と言える棚田では、日本古来の農法「苗代田」が今でも行われていて、2011年には日本で初めて世界農業遺産に認定されました。

夕暮れ時には、日本海に沈む夕日が千枚田に反射して、より一層厳かな雰囲気に。隣接する道の駅「千枚田ポケットパーク」は撮影スポットになっていて、絶景をカメラに収める絶好のポイントです。稲を収穫した後の秋から冬にかけては、ペットボトルとLED照明、太陽光パネルを使ったエコなイルミネーションイベントが行われます。

宮崎県西臼杵郡高千穂町にある「高千穂峡」は、阿蘇山から噴出した火砕流が冷え固まった断崖が連なる峡谷で、高さ100mもの断崖が東西に約7kmにわたって続きます。その光景はまさに絶景で、1934年には国の名勝・天然記念物に指定されました。峡谷内の名瀑「真名井の滝」は高千穂峡のシンボルとなっていて、貸しボートで間近に眺めることもできます。

沖縄本島北部、今帰仁村の古宇利島と名護市の屋我地島を結ぶ「古宇利大橋」は、2005年に開通して以来、そのロケーションのすばらしさから人気の観光スポットとなっています。1960mにわたって直線に伸びる古宇利大橋から眺める海の美しさは感動の一言。まるで海の上に浮かんでいるような感覚が味わえます。無料で通行できるので、何度でも渡りたくなりそうです。

富山県の宇奈月を起点として、日本三大渓谷に数えられる秘境、黒部峡谷を縫うように走る「黒部峡谷トロッコ電車」は、数々の橋やトンネルを通りながら、終点の欅平まで20.1kmの距離を走り抜けます。途中の停車駅には温泉や足湯が点在し、「人喰岩」などの奇岩もあって観光スポットとしても楽しめます。富山県出身の室井滋さんが担当する車内放送もおすすめです。

黒部峡谷トロッコ電車と並んで、富山の観光スポットとして有名なのが「黒部ダム」です。世紀の大事業として語り継がれ、映画にもなった一大プロジェクトの産物である黒部ダムは、大迫力の放水はもちろんのこと、その造形の美しさも必見。巨大岸壁「鏡岩」などのビューポイントが点在する新展望台からの撮影がおすすめです。

鹿児島県のヨロン島で、春から夏にかけて、大潮の干潮時にしか出現しない幻の浜辺が「百合ヶ浜」です。エメラルドグリーンの海と、白い砂浜のコントラストはこれぞ絶景。ここが日本?と思わずにはいられません。百合ヶ浜で年齢の数だけ星砂を拾えば幸せになれるという言い伝えがあるそうです。お出かけの前に出現スケジュールをチェックしてからどうぞ。 【問い合わせ先】0997-97-5151(ヨロン島観光協会)

青森県の十和田湖畔・子ノ口から焼山までの約14kmにわたって流れる清流「奥入瀬渓流」は、特別名勝・天然記念物に指定されています。深い自然林に覆われた渓流沿いには遊歩道が整備されていて、森林浴を楽しみながら「阿修羅の流れ」「雲井の滝」といった奥入瀬渓流のシンボルを間近に見ることができます。

散策の途中で、ヤマセミやキセキレイといった野鳥に出会えることもあります。その澄んだ鳴き声には癒しを感じられることでしょう。渓流沿いにはベンチも設置されているので、お弁当を食べながら野鳥を探してみるのもおすすめです。

北海道上川郡美瑛町の「美瑛四季彩の丘」は、広大な花畑や雄大な景色が楽しめる人気の観光スポットです。グリーンシーズンには展望花畑の一面に色鮮やかな花が咲き誇り、トラクターバス「ノロッコ号」やカートで散策すれば、どこまでも広がるパッチワークの景観を満喫できます。

「四季彩の丘FARM」で収穫したじゃがいもを使ったコロッケなどを販売する売店やレストラン、アルパカ牧場もあります。お子様連れには、アルパカ牧場での餌やり体験もおすすめです。ウインターシーズンには、展望花畑が広大なスノーランドに変わり、スノーモービルなどのアクティビティが楽しめます。

美しい海や滝、渓谷など、日本にはバラエティに富んだ絶景スポットがたくさんあります。季節ごとにその姿を変え、いつ訪れても違った美しさを味わえる絶景の数々は、日本人で良かったと感じさせてくれます。この夏はぜひ、豊かな自然が作り出す日本の絶景スポットに旅してみませんか?