新宿の思い出横丁でおすすめのお店は？行っておきたい人気の名店紹介！

新宿西口の商店街として賑わう「思い出横丁」はご存知でしょうか？昭和21年ごろの終戦まもなく、日用品からふかしいもなど食料を取り扱う露店商が多く並んでいました。戸板1枚で区切った造りや通りをを眺めていると、当時の活気や人情あふれるお店の様子がうかがわれます。それでは名店ぞろいの新宿思い出横丁をご紹介していきます。

「もつ焼きウッチャン」は新宿思い出横丁の王様！と呼び声も高いもつ焼き屋の名店です。牛モツ煮込みや、新鮮なレバーをさっとレアに炙ったねぎレバーも人気があります。特にこのモツ煮込みは1番人気で、下処理がしっかりされていて臭みもなく、じっくりと丁寧に煮込まれています。食べるとほっぺたが落ちそうになるほどおいしいですよ。

トロトロに煮込まれたモツやスジ、新鮮な食材を使った串焼きや炙り刺しがとても人気で、店内は常にほぼ満席状態。もしお店に行列が出来てなくて満杯状態だったら、思い切って店員さんに席が空いているか聞いてみましょう！店員さんがお客さんに丁寧に声かけしてもらい、席を空けてくれることも！

袖触れ合うも他生の縁。ワイワイとした喧騒がなぜか心地よい、隣のお客さんとも仲良くなれるような昭和なムードが楽しめます。お店への行き方は新宿駅から徒歩6分。新宿思い出横丁の看板をくぐって中通りの真ん中にあります。新宿思い出横丁が初めての方にもぜひおすすめの名店です。

新宿思い出横丁でうなぎの名店といえばこの「カブト」です。ウナギといえひつまぶしや蒲焼などがイメージされることが多いですが、こちらではなんと頭の先から尻尾までまるまる食べることが出来ます。ウナギの頭を蒸して焼いた「えり」は、バリバリと小骨を食べながら歯ごたえも楽しめて美味しいです。

ウナギで食べるのにはめずらしい、ヒレの部分は頭とはまた違ったコリコリとした食感を味わえます。ほろ苦い味わいが決めてのきも焼きは、山椒との相性もよくお酒がよく進み人気です。7本焼きのメニューでは、えり2本、ひれ2本、かたえりという蒸さずにえりを焼いたものが1本、ひと口蒲焼1本、きもが1本でうなぎが一通り味わえますよ。

ウナギが美味しいこのカブトまでの行き方は、先ほどのウッチャンの近く、新宿思い出横丁の中通りの真ん中にありますよ。「カブト」と書かれたのれんをくぐるとウナギの香ばしい香りが食欲をそそられます。暑い夏には備え付けのうちわで風をあおいで、新宿思い出横丁「カブト」でおいしいうなぎを味わいたいですね。

新宿思い出横丁で新鮮な魚介が食べたくなったら「トロ函」も人気のお店です。ひと席ひと席に七輪が置いてあって、目の前で新鮮なホタテやハマグリなど焼いて食べられますよ。ボリューム満点のメニューでお腹も心も満足すること間違いなしです。

あふれんばかりのウニといくら、サザエやホタテも大きくて身もプリップリ！本トロの切り落としも、大きなトロが口の中でとろけて絶品なのに699円と、コストパフォーマンス大です！かに味噌の甲羅焼きも499円、活貝浜焼き盛り合わせも999円とお値段もとっても良心的で新宿にあるトロ函は人気があります。

トロール漁にでた漁師さんが、取った魚を入れるために入れる箱の通称がトロ函と言うそうです。3階建てのこのトロ函新宿店では、階段や壁にこのトロ函がたくさん敷き詰められていて、まるで魚市場を思わせる内装と活気があふれています。新宿のトロ函までの行き方は新宿思い出横丁の東側、線路どおり沿いにあります。新鮮な魚介をぜひご堪能あれ！

鉄板焼きでホルモンを食べるなら「第一宝来家」店主のこだわりぬいた新鮮なホルモンを、その日のうちにさばいてお客さんに提供しています。そのため臭みがなくて肉厚でとってもジューシー。また食材によって歯ごたえや食感、味わいを楽しんでもらえるように、切り方を変えているというのもさすが名店のなせる業です。

このキラキラと輝くホルモンを見ていると、何ともいえない幸せな気分になります。新宿思い出横丁にある宝来家のホルモンはあらかじめ「もみだれ」で漬けてはいないので、食べる際に塩だれて食べるかしょうゆだれで食べるか選べます。新鮮な素材で味まで選べるのは人気があって名店とよばれる理由のひとつでしょう。

第一宝来家までの行き方は、新宿思い出横丁の看板をくぐって、メインの中通りを歩いていると左手にすぐみえてきます。また新鮮なホルモンを炭火で串焼きにした第二宝来家も人気があります。こちらは線路通りを歩いてすぐに見つけられますよ。肉厚ジューシーなホルモンを鉄板でいただくか、炭火の串焼きを楽しむか、その日の気分でぜひ食べ比べてみてください！

今やどこの居酒屋に行っても飲むことが出来るチューハイ。スーパーなどで手軽に買えて自宅に帰って楽しむことも出来ますね。その元になったハイボールはこの新宿思い出横丁にある「きくや」が発祥と言われています。このきくやのハイボールはお店独自の配合でブレンドされているので、他とは違った奥深い味わいがありおいしいです。

もつ焼きもおいしいですが、お酒にあわせた1品料理も人気があります。中でも自家製ポテトサラダは、ジャガイモやベーコン、卵が大きめにゴロゴロはいっていてピリリときいた黒胡椒が絶品！ボリュームも満点でお酒がよく進みます。こちらのお店への行き方は、新宿思い出横丁の看板をくぐった線路通り沿いのトロ函の2軒となりにあります。

モツ煮込みや串焼きもですが、さっぱりさっと食べられるそばも新宿思い出横丁でいただけます。そばの名店といえば「かめや」自家製麺をさっとゆで、かき揚げなどのてんぷらも、さくっとおいしく揚げたてです。大きなかき揚げもカットされているので食べやすくおいしい。時間がなくてお腹がすいている時にもってこいですね。

かめや新宿思い出横丁店までの行き方は、メインの中通りをまっすぐ進んだ、新宿思い出横町内の真ん中ほどにあります。人気の天ぷらそばは380円。暑い夏には元祖冷やし天玉そばも380円。すぐに食べられておいしく、お財布にも優しいのはとても有り難いです。

この身がプリッとした新鮮な牡蠣は「築地三代」で食べられます。築地の老舗仲卸であるこの築地三代では、良質な魚や牡蠣にこだわりぬいているので、その味はうっとりするほどおいしいです。魚と牡蠣の目利きのプロに選ばれた牡蠣たちは、どれも新鮮でキラキラしています。

店主の厳選した新鮮な真牡蠣や岩牡蠣が、5種類前後並んでいます。メニューの中でもおすすめなのが牡蠣の食べ比べセット。産地や大きさなどそれぞれちがった牡蠣を、おすすめをききながら食べ比べれば、絶妙な味わいにおもわずため息がでるようです。牡蠣や旬の魚と一緒に日本酒やハイボール、スパークリングワインなどお酒をいただくと、しばし至福のひと時に浸れます。

上質でおいしい牡蠣がいただける築地三代への行き方は、新宿思い出横丁入り口から中通りをまっすぐ進んですぐにあります。新宿にきた際は、ハイブランドで絶品な牡蠣をぜひご堪能あれ！

新宿思い出横丁にある「若月」は昔ながらのあっさりスープが自慢のラーメン店です。メンマにチャーシューそして自家製の太麺がスープにからまり、シンプルながらもコク深くおいしい。店内もラーメンもまるで昭和にタイムスリップしたかのような、懐かしい気分になりますよ。

こちらのもうひとつのおすすめはこの焼きそば。鉄板で焼かれたいわゆる屋台風の焼きそばは、薄味で香ばしくおいしいです。テーブルにソースが置いてあるのでお好みの濃さに調節できます。こちら若月へは新宿思い出横丁の中通り、先ほどのウッチャンの近くにあります。

最後におすすめしたいのは「岐阜屋」チャーシューメンやワンタンメンなどの麺類や、チャーハン、中華丼などが食べられる中華料理店です。中でも人気なのがこの蒸し鶏。柔らかい鶏肉に塩味ベースのトロッとしたあんが、食欲をかきたてられます。お店までの行き方は、思い出横丁の中通り、出口付近まで歩くと見つかります。

戦後まもなく露店街として発展していったこの思い出横丁。新宿という都会のど真ん中にありながらもどこか情緒があふれ、外国の観光客にも人気のスポットになっています。さあ！お目当てのお店へ一足伸ばして、おいしい料理とお酒を楽しんでみてはいかがですか？