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カーネギーホール見学ツアー!有名ホールの歴史を体験!チケットの買い方も!

カーネギーホール見学ツアー!有名ホールの歴史を体験!チケットの買い方も!
投稿日: 2017年8月7日最終更新日: 2020年10月7日

カーネギーホールは、ニューヨーク・マンハッタン7番街57丁目の一角を占めるランドマークです。ウイリアム・タットヒルが設計し、鉄鋼王アンドリュー・カーネギーにより建てられました。カーネギーホールは、1891年にオープンした歴史的由緒あるコンサートホールです。

ニューヨークの音楽の殿堂カーネギーホールへ見出し

1941年4月、ニューヨークマンハッタンに出来た音楽の殿堂カーネギーホールは、世界中の著名な有名人・音楽家が目指すコンサートホールで、ニューヨーク・マンハッタンのランドマークとしても有名です。ここでは、そのカーネギーホールでの見学ツアー、有名人や音楽家に彩られた歴史、さらにチケット購入までを紹介していきます。

格式高く華麗な外観をしたカーネギーホール見出し

当時無名だったウィリアム・タットヒルという建築家を起用し、斬新なデザインを試みたカーネギーホール。アールデコ調でクラシカルな外観をしていて、鉄筋を使わずレンガだけを積み上げて出来ています。入口を見ると一流ホテルのような佇まいで、さらに中へ入ると宮殿のような歴史の重みと格式の高さが伺えます。

約1時間のカーネギーホール見学ツアー見出し

見学ツアーは、10月から6月の間毎日行われています。月曜から金曜までが、11時半、12時半、14時、15時の4回、土曜が11時半、12時半の2回、日曜が12時半のツアーとなってます。チケットは正面入口のチケット窓口で販売していて、チケット料金は、大人10ドル、学生・シニア8ドル、12歳以下4ドル。約1時間の見学ツアー内容です。

見学ツアーは、インストラクターの案内の下開始され、この建物の歴史や、ここで演奏をした有名人など多肢に渡って説明があります。通訳の必要も訊かれ、問題がなければ英語での案内になります。見学ツアーとは別にミュージアムとグッズショップには無料で入ることができ、入場時には名前と連絡先の記入が必要です。

優れた音響効果のカーネギーホール見出し

カーネギーホールは、大きくメインホール、リサイタルホール、室内楽ホールの3つの部分から構成されています。特にメインホールは、2804席あり優れた音響効果が高く評価されています。大ホール2階には博物館があり、有名人のメッセージとサインや、世界の巨匠たちのプログラムなどホールの歴史が、写真やビデオで紹介されています。

メインホールは、メインフロアと大きな曲線の回廊を四層持つグランドサークルと呼ばれるホールです。奏者と聴衆の親近感を増すために、ステージを聴衆が包み込むような配置を取っていて、ヴィニヤード(ぶどう畑)タイプとも呼ばれ当時としては、斬新なデザインフォルムをしたコンサートホールとなっています。

カーネギーホール内メインホールは、1階、4階、5階は普通にシートが並んでいます。ボックス席は、2階と3階にあって、場所によって違いますが腰の高さの仕切の中に7、8名までの席があります。1981年のオープン当初は、正装した紳士淑女が多数いたそうですが、現在は、ラフな格好で来ている人がほとんどのようです。

古くからクラシック音楽、ポピュラー音楽、その他芸術事業などジャンルに捉われない催しが行われ、1シーズンあたりおおよそ250公演のコンサートが開催されています。カーネギーホールでコンサートをするということは、有名人のみならず、全世界の音楽家や芸術家にとっての憧れでもあり、ぜひとも叶えたい夢でもあります。

カーネギーホールで!音楽の巨匠達見出し

チャイコフスキー、ラフマニノフ、マリア・カラス、ルチアーノ・パヴァロッティなどや、マイルス・デイヴィス、ビリー・ホリデー、エラ・フィッツジェラルドなどの有名人ジャズアーティスト、更にはビートルズ、ローリングストーンズ、フランク・シナトラ、ボブ・ディランなど、そうそうたる音楽家がここで演奏してきました。

カーネギーホールの記念すべきオープニングコンサートでは、ゲストとしてチャイコフスキーが登場します。映像の中では、カーネギーホールの歴史と1891年に行われたコンサートの模様を見ることができます。カーネギーホールのyoutube公式サイトの中から、カーネギーホールに残された貴重な資料映像をご覧下さい。

一夜限りの出来事と題され1947年にカーネギーホールで行われたエラフィッツジェラルドの公演の模様。ディジーガレスピーオーケストラとの共演ですが、チャーリーパーカー、ジョンルイスなど豪華な有名人ばかりです。いま考えたらエラフィッツジェラルドとチャーリーパーカーが同じ舞台にいること自体信じられない凄いことですね。

カーネギーホールへ出演した日本の有名人見出し

元X-JAPANのYOSHIKI

2017年1月12日13日の2日間、カーネギーホールに元X-JAPANのYOSHIKIが出演しました。東京フィルハーモニー交響楽団をフィーチャーしたオーケストラ公演で、おなじみのX-JAPANの楽曲や、アメリカ国歌、ベートーベンのピアノソナタ月光などを披露。最後は10分間のスタンディングオーベイションで大盛況でした。

クラシックピアニストでもあるYOSHIKIですが、オケストラバージョンにアレンジしたベートーベンのピアノソナタ「月光」では、現地のクラシック通も唸らせる名演奏を披露。父に捧げる曲では、演奏中に感極まって涙を流すシーンもあったようです。チケットは完売し、2日間で5600名を動員し大成功を収めました。

歌舞伎役者市川海老蔵

2016年3月1日、歌舞伎役者の市川海老蔵さんがカーネギーホール初の歌舞伎舞踏を披露しました。狂言「三番三」、能「土蜘蛛」、歌舞伎舞踏「春興鏡獅子」という日本が誇る伝統芸能を一挙3つも披露し、本公演のチケットは、満員御礼の札止めとなりニューヨークをセンセーショナルな歓喜の渦に巻き込みました。

新歌舞伎座の十八番に規定されている演目である「春興鏡獅子」では、繊細な小姓弥生と、勇壮で迫力のある獅子という対照的な役を踊り分ける海老蔵さんの姿に、多くの観客からスタンディングオベーションが送られ、ニューヨークの人々に日本の伝統芸能の素晴らしさを印象づけました。

カーネギーホールへのアクセス方法見出し

カーネギーホールは、ミッドタウンウエストの一画にあり、6番街と7番街の間、56丁目と57丁目の間にあります。地下鉄で行くのが便利で、それぞれの地下鉄駅はA,B,C,D,又は1番線で59thStreet/ColumbusCircleへ、N,Q,R線で57thStreet/7thAvenueへ、B,D,E線で7thAvenueへ、F線で57thStreet/6thAvenueへ、となってます。

ニューヨーク・マンハッタンのあるカーネギーホールは、夜の夜景と共にここニューヨークのランドマークです。通りの一角で記念撮影をしたり、見学に訪れたりと多くの観光客が訪れるスポットとしても有名なところで、建物内へはチケットなしでも入れます。地下鉄駅から地上へ出ると、歴史的由緒あるシックな建物がひときわ際立ちます。

カーネギーホール中階層にあるやすらぎ空間見出し

カーネギーホールの中階層の中庭に出ると、ここがニューヨークのど真ん中かと見間違うようなやすらぎの空間があります。ゆったりとしたベンチシートと心地よい緑の木々に囲まれ、そしてそこからニューヨークの街の高層ビル街を眺めることが出来ます。また、近くにあるセントラルパークもここから見渡せることが出来ます。

この中階層のテラスを使って何やらちょっとしたパーティーが催されている様子で、とっても楽しそうです。全員ラフな格好をして、飛び入りの演奏家などもいたりして、ひょっとしたら、こういったハプニング的な出来事や有名人に出会えるかも知れないというのも旅の楽しみのひとつかもしれませんね。

休憩所で行われるフレンドリーなイベント見出し

オープンハウスニューヨークでは、休憩スペースを使って、ちょっとした演奏が行われたりしています。気軽に演奏者に話しかけたり出来るフレンドリーなイベントです。また、子供達が喜ぶような音楽を楽しむ部屋などもあり、子供達が楽器に興味を持ってくれるよう関係者のお姉さんが親切に教えてくれます。

カーネギーホールでは、ホール内でのコンサートだけでなく他にも色んなプロジェクトを行っています。例えばジャコビ医療センターにおける出張無料コンサートの実施など、様々な場所での音楽の普及に努めているようです。未来の著名な音楽家がここから生まれるかもしれません。

ニューヨークへ来たらカーネギーホールへ見出し

世界中の音楽家の憧れのステージ、ニューヨークを訪れる全ての人を魅了してやまないカーネギーホール。ここニューヨークへ訪れたなら、ぜひ一度ここカーネギーホールの歴史と伝統と煌く音楽の素晴らしさに触れてみてはいかがでしょうか。誰しもが憧れるカーネギーホールは、あなたの一生の思い出になるかも知れません。

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投稿日: 2017年8月7日最終更新日: 2020年10月7日

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