スターアライアンスでマイルの貯め方は？お得なマイレージの使い方も紹介！

スターアライアンスは世界で最も古い航空連合の1つで、スターアライアンスの多数の加盟航空会社、特にANAを利用すれば、マイルが貯まりやすいんです。スターアライアンス世界一周航空券を活用することで、マイレージもさらに便利に活用できます。今回は、スターアライアンスとマイルの利用についてご紹介いたします。

スターアライアンスは世界の主要な航空連合の1つで、加盟航空会社28社のうち、18社が日本に就航しています。1300以上の空港を利用しており、世界の都市の98％の空港になります。1日の便数は21000便にもなります。選択肢が非常に多いので、旅行の自由度が高いのが魅力です。

ANAは国内線だけではなく国際線との接続も多いので、航空券をしょっちゅう買う方や旅行に飛行機で行かれる方はANAを利用するとマイルが簡単に貯まるんです。また、スターアライアンスのシルバーかゴールド会員になれば、優先チェックインができたり、手荷物の制限が緩和されたり、搭乗ラウンジを使うこともできたりと、便利です。

マイルの有効期間は3年間です。せっかく貯まったマイルを使うことなく失効すると非常にもったいないですよね。マイルは航空券を購入したり旅行に行ったりしなくても簡単に貯めることができます。マイレージを活用すると、お得に貯めたり、お得に使うことができるので、おすすめです。

一番簡単な方法は、マイルの貯まるクレジットカードを使うことです。あらゆる買い物をするごとに、自動的にポイントが貯まって、マイルに交換することができます。生活費だけでも、毎月数万円分になりますし、国内旅行でETCや新幹線を使う際にクレジットカードで支払えば、大量にポイントが貯まります。

さらに、楽天ポイントをマイルに変換することもできますが、交換制限があり、ANAマイルへは1回で3万ポイント、月10万ポイントまでしか交換できませんので、旅行前にすべて交換できるようにしておきましょう。海外出張が多い方は海外のクレジットカードでマイルを貯めるのがおすすめです。

海外のマイルが貯まるクレジットカードは多数の特典航空券にできて燃料サーチャージが免除になるなど特典が魅力で、 アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードやスターウッド・プリファード・ゲスト・アメリカン・エキスプレス・カードなど多数あります。

航空会社のクレジットカードよりも3倍ほど貯まりやすく、マイルの有効期限もありません。ラウンジの利用や保険も含まれており、快適にフライトが楽しめるようになっています。ただ、年会費は7000円～数万円で、クレジットカードの利用が必要など、制限があります。頻繁に航路を移動する方は検討してみてはいかがでしょうか。

フライトを利用して旅行するうえで大切なことは頻繁に利用してもストレスを感じるどころか快適に思える利便性ではないでしょうか。ANAは上級会員になると国際線のANA運航便で座席が確保しやすくなります。プラチナメンバーやスーパーフライヤーズカードを持っていると、この恩恵を感じやすいそうです。

ANAで貯まったマイルを使って世界一周もできます。では、世界一周を貯めたマイルを使って旅行するとすると、どのくらいマイルが必要でしょうか。40000キロを地球一周旅行とすると、そのうち、「地球一周」25000マイルの距離のフライトに10万ANAマイルを使う必要があります。時間はかかりますが、貯めたマイルで世界一周しませんか?

ANAは、スターアライアンス加盟航空会社なので世界に路線が多く、スターアライアンス世界一周旅行のルートも自由に選べます。ANAの国際線の特典航空券は距離制になっていますが、スターアライアンス特典航空券の飛行距離18000マイルまでをエコノミークラスで換算すると65000ANAマイルかかる計算です。

満席の場合は当然乗れませんが、国際線の航空券は約1年前から発券してもらえるので、早くから検索すれば航空券を入手できることもあるんです。特に新規に路線が就航するニュースが出たらチャンスです。なぜなら、新規路線で座席が増える分、予約できる人も増えます。旅行者のキャパシティが増えて、少しだけ予約しやすくなりますね。

そのように新規路線のタイミングをうまく使うようにしましょう。ただ、ヨーロッパ便はどうしても満席が多そうです。もし、空きを見つけたら、すぐに予約してもよいかもしれません。シーズンはどうしても難しいと思って間違いありません。運よく空席を見つけて旅行ができれば、マイルもたまります。そういう意味でマイルを貯めるチャンスなのです。

ストップオーバーは24時間以上の滞在のことで、8回までできますが、ヨーロッパは3回までとなっています。24時間以上は1回降機したとカウントされます。いったん降機して別料金で往復航空券を買い、自費で周遊や帰国することができます。進行方向は東西の一方向でルートの変更はできず、太平洋と大西洋は1回ずつしか横断できません。

日本でのストップオーバーが4回までできるので、いったん帰国することができるのですが、最初の搭乗日から最低10日間の旅行が必要で、日本に帰国するための搭乗日は10日間後からとなります。有効期限は発券から1年間で、出発前の払い戻しには3000マイル必要です。

世界一周航空券をマイルを使うことで無料にできたとしても、燃料サーチャージにはマイルが使えませんので、お金が必要です。しかも、サーチャージは意外と高く、ソウルでも数千円、長距離になると時期によっては7万～9万以上ともいわれています。このサーチャージを無料にする方法があるんです。

それは、エアカナダを使うことと、アメリカ系のマイレージや航空会社を使う事です。まず、エアカナダならばそのままANAマイルが貯まります。さらに、ANAマイルで乗るとサーチャージがかかる外資系航空会社でも、ユナイテッド航空でマイルを貯めて使うなど、サーチャージが免除になるマイレージは多数あるんです。

ユナイテッド航空航空のマイルを貯めてANAマイルに変え、そしてANAの特典航空券を買えば、ANAマイルもたまり、燃料サーチャージもかからないといわれています。ANAでもJALでもアメリカン航空でもマイルが貯まりますが、航空会社によっては、燃油サーチャージの有無が異なることをお伝えいたしました。

スターアライアンスの航空会社であれば、マイルをどこで貯めても良いという事ですね。燃料サーチャージが高ければ、せっかくマイルを貯めた努力が報われない気もしませんか。そして、国内線は基本的に短距離なので、燃料代の上乗せは航空券の運賃に含まれるため、別途サーチャージが不要だそうです。

世界一周航空券を何回も分割し、数か月に一回など、必要な度に使えることをご存知ですか?日本を出発地としながら海外と出発地とする世界一周特典航空券の出発地は海外に設定して、世界一周航空券のストップオーバー地点を東京など都合のよい国内の都市にすれば、何度も日本でストップオーバーしながら世界一周することになります。

これを期間も分割して、1回ずつ各地へ往復する旅行と考えれば、もし、出張などで年に複数回利用する予定があるなら便利です。この場合、日本から出発国への往復航空券は追加で別料金になります。このように、海外発の世界一周航空券を使う場合、ストップオーバーが日本で4回までできるようになっています。

貯まったマイルをお得に使う方法をまとめました。国内線やスターアライアンスの搭乗クラスをアップグレードしたり、提携会社のホテルやレストラン、レンタカー、ショッピング、映画など娯楽施設、空港ラウンジなど空港施設の利用などにマイルが使えます。それぞれに必要なマイル数は決まっており、カタログから選べます。

海外旅行や出張が多い方は、ただ飛行機に乗るだけでマイルを貯めないのはもったいないでしょう。また、飛行機にあまり乗らなくても、生活費をマイルに変えられるようにポイントで貯めるなど、マイルは何かしながら自然に貯めて行けます。そして、旅行に使う事ができれば、効率的ですよね。マイルをお得に貯めたり使ったりしてみてください。