松山城観光にライトアップあり！桜が映える！色（赤・青）や時間と期間情報

愛媛県松山市の中心部にある標高132mの勝山(城山)山頂に堂々とそびえ立つ松山城。愛媛県のシンボルとも言える松山城は日本全国で12か所しか残っていない「現存12天守」のうちの一つのお城であり、また姫路城・和歌山城に並び「日本三大連立式平山城」の一つでもあります。この松山城には天守を含めて21もの重要文化財があり、とても歴史価値の高い建物です。

松山城は平成元年には「日本さくら名所100選」、平成18年には「日本100名城」と「日本の歴史公園100選」、平成19年には「美しい日本の歴史的風土100選」に選ばれた愛媛を代表する人気の観光スポットです。

山頂にある松山城までは徒歩で行くことも可能ですが、ロープーウェイやリフトを使用して行くこともできます。山頂まで景色を眺めながら乗り物にゆっくりと揺られて行くのも松山城観光の楽しみの一つとしてオススメです。

標高132mに位置する松山城からは松山市街の景色を一望することができます。またプラス30mの高さにある天守からは松山市の絶景を360度眺めることができ、絶景を望める展望スポットでもあります。夜には松山市街の夜景を楽しむこともでき、夜景スポットとしても人気の観光地です。

松山城の隠門付近広場や乾櫓付近から眺望できる市街地の夜景はとても綺麗で思わず見とれてしまいます。

天守夜間営業特別日には松山城天守は通常17時で閉じてしまいますが、天守夜間営業特別日には20時まで解放しています。この特別営業期間中は天守から夜景を眺めることもでき、普段とは一味違った絶景を眺めながら特別な時間を過ごすことができます。

松山城から眺めるライトアップされた市街地の夜景も綺麗で魅力的ですが、松山城自体がライトアップされた姿もまた美しく感動ものです。ここからは魅力たっぷりな松山城のライトアップに関する情報をお伝えしていきます。

愛媛県のシンボル松山城では、日が落ち周辺が暗闇に包まれてからLEDライトによるライトアップが始まります。日の出ている明るい時間帯に見る松山城は歴史の趣ある光景が印象的ですが、暗闇に浮かぶライトアップされた松山城は雄大で華々しい姿を見せモダンな印象を与えます。

ライトアップされた松山城は別格のオーラを放ち、抜群の存在感で人々を魅了します。

松山城のライトアップは毎日『日没から23時まで』行われます。本丸広場からはライトアップされた松山城を目の前で鑑賞でき、絶好のフォトスポットでもあります。本丸広場解放時間は5:00〜21:00までなので絶好の場所でライトアップを鑑賞したい方は時間にお気をつけください。

松山城は普段は白色にライトアップされていますが、特別なイベントなどのある日や期間によってその色が変わるんです！イベントや日ごとに青や赤、緑に紫などの色でライトアップされる松山城はいつ訪れても飽きのこない光景です。

例えば、『特定非営利活動法人 日本高血圧学会』が愛媛県市民に高血圧の啓発を行う日や11月14日の「世界糖尿病デー」は青色『世界緑内障連盟』の定める「世界緑内障週間」の期間は緑色のライトアップが行われます。

愛媛FCのホームゲームが開催される日の前日は、松山城では赤(オレンジ)色のライトアップを行って試合を盛り上げます。愛媛FCのファンであれば必見のライトアップです！

季節によっては色とりどりのライトで彩られたイルミネーション×松山城ライトアップのコラボレーションを楽しむことができます。この写真は「ひろしまドリミネーションのプレミアム企画」として2016年7月に期間限定イベントとして開催された『光のおもてなしin松山城』の光景です。華やかでロマンチックなイルミネーションと雄大な松山城の共演はなんとも言えない美しさで観光客を魅了します。

「おとぎの国」をコンセプトとしたこのイベント。お花畑をイメージしたイルミネーション越しに見る松山城は幻想的で、おとぎの国のお城のような存在感です。

子供から大人まで楽しめるイルミネーションイベント。この期間は普段とは全く異なる松山城の光景を楽しむことができ、愛媛県内外から多くの観光客が足を運びます。

愛媛県各地でイルミネーションイベントが行われるウィンターシーズン。2016年12月には松山城天守から徒歩20分の「松山城二之丸史跡庭園」でも大規模なイルミネーションイベント『光のおもてなし in Winter～アクア・フェリーチェ～』が行われました。

2016年のクリスマスから2017年のバレンタインデーまでの長い期間行われたこのイベント。通常は入場料がかかる松山城二之丸史跡庭園ですが、イルミネーション期間中の17:00～21:30までは入場料無料で庭園に入ることができ多くの人々で賑わいを見せました。

松山城二之丸史跡庭園は「恋人の聖地」とも言われている場所で、イルミネーション期間にはハートが施されたロマンチックなオブジェも多数登場しました。カップルで訪れれば愛が深まること間違いなしですね！

イルミネーションも美しいけれど、自然の美しさも負けてはいません！実は松山城には約200本の桜の木があり、桜の観光名所としても有名な場所です。松山城を背にして見る桜の美しさは格別！桜の見頃時期はその年の天候にもよりますが、4月初旬が一般的な見頃シーズンとされます。

松山城にある桜の種類はソメイヨシノが大半を占めますが、早咲きのツバキカン桜や遅咲きのオオシマ桜、シオガマ桜、ボタン桜など多くの種類の桜を見ることができます。桜の種類が多い分、比較的長い期間桜の鑑賞を楽しむことができる松山城は、お花見スポットとしても大人気です。毎年桜の咲く時期はその美しい光景を一目見ようと多くの観光客が松山城に集います。

松山城までの交通手段として利用されるリフトやロープーウェイの道にも桜の木が植えてあり、松山城まで向かう道のりでも桜の美しい光景を楽しむことができます。

夜になればライトアップされた松山城と夜桜を一緒に鑑賞できます。雄大な松山城と美しい日本美を装う夜桜の組み合わせは幻想的な光景を作り出し人々を魅了します。

松山城で見れるのは桜だけではありません！2月上旬から中旬頃までの期間は紅梅・白梅が咲き、冬の松山城に優しい彩りを添えてくれます。

夜桜ならぬ夜梅も風情があって美しいですね。

間近で見る松山城は迫力満点で感動ものですが、少し離れて眺める松山城は風情があり近くで見る光景とは異なる良さがあります。そこでここからは松山城を眺望できるおすすめスポットをご紹介します！ライトアップももちろん眺望することができますよ。

松山城本丸広場から黒門口登城道または県庁裏登城道で徒歩約25分の場所にある「城山公園堀之内」。愛媛マラソン大会などのイベントが行われるこの城山公園堀之内からも松山城を眺望することができます。

城山公園の憩いの場「やすらぎ広場」からは天守や二之丸史跡庭園などの景観を眺望でき、フォトスポットとしてもおすすめの場所です。また城山公園には犬の散歩や軽い運動のできる「ふれあい広場」と、桜の時期に花見を楽しめる「さくら広場」からも松山城を眺望できます。

愛媛県松山市大手町にある「ホテルJALシティ松山」のお部屋からは勝山の山頂に堂々と佇む松山城を望むことができます。宿泊予約の際に松山城側のお部屋を指定するとがポイントです。

もちろんライトアップされた松山城を眺望することもできます。山頂に浮かび上がるライトアップされた松山城を眺めながらお部屋でのんびり過ごすことができるなんて、贅沢で至福の時間です。

愛知県松山市湊町にある「いよてつ髙島屋」の屋上からは松山城本壇をほぼ真南から眺望することができます。また、屋上には勝山のロープウェイ山頂駅とほぼ同じ高さで松山城を眺望できる「くるりん」という愛称の観覧車があり、人気の観光スポットでもあります。

写真右上にあるのが松山城です。夜に観覧車に乗れば、ライトアップされた松山城と市街地の夜景を同時に見ることもできますよ。

いかがでしたか？日中の山頂に堂々と佇む姿を拝めるのも良いけれど、ライトアップされた雄大で華々しい松山城の姿もまた格別ですよね。愛媛を、そして日本を代表する松山城に訪れる価値大です！ぜひ松山城に足を運んでみてください。