浜比嘉島観光の見どころ！シルミチューはパワースポットでも有名！

「浜比嘉島」は沖縄本島の与勝半島から「海中道路」を渡り、更に浜比嘉大橋を渡った離島です。神々が住む島と呼ばれ島全体が聖なる地、パワースポットとして崇められています。そんな「浜比嘉島」は、美しいビーチや自然が溢れる観光リゾート地としても人気を集めています。今回は「浜比嘉島」から、パワースポットや見所をご紹介して行きたいと思います。

「浜比嘉島」へのアクセスは、那覇空港からレンタカーやバスで先ず「平安座島」へ向かいます。レンタカーで沖縄有料道路を利用して約1時間半で「平安座島」、那覇バスターミナルからは「屋慶名」で乗り換えて「平安座島」へ向かいます。バスで行く場合、乗り換え時間も含めて所要時間は約2時間弱です。取りあえず先ず「平安座島」へ行く必要があります。

「綾橋海中道路」を利用し沖縄本島から「平安座島」へ向かいます。この海中道路からの眺めは、まるで海の中を走っている様な爽快なドライブが出来ます。途中にロードパークと言う、パーキングエリアの様な施設もありますのでとても便利です。そこからの海の眺めも最高ですので、是非立ち寄ってみて下さいね。「平安座島」からは、「浜比嘉大橋」を渡ると直ぐです。

沖縄本島の東から海中道路や浜比嘉大橋で繋がっているとは言え、離島は離島海の透明感や砂浜の美しさは格別です。本島に比べると訪れる観光客の数も少ないですし、穴場のビーチも点在していますのでお勧めです。島全体がパワースポットと言われる「浜比嘉島」、そのせいか海の水の色までも神々しく感じます。

青い空とくっきり盛り上がった夏の白い雲、これぞ『夏の海』と言わんばかりの絵に描いた様な風景が広がる「浜比嘉島」の海とビーチです。「浜比嘉吉島」にはリゾートホテルも充実していて、ダイビングを初めマリンジェットやバナナボート等のマリンスポーツを楽しむ事が出来ます。無人島ツアー等にも参加する事が出来るので、大いに楽しむ事が出来ます。

島中がパワースポットと言われている「浜比嘉島」、何故そう言われるのか気になりますね。それは、沖縄の神様アマミチューとシルミチューが暮らしていた島と言われているからです。ニ神によって沖縄の島が造られて、人間が増えたと言う事から、子宝祈願に訪れる人も多いのです。そんな「浜比嘉島」には、どこか神聖な空気が流れているそうです。

沖縄を創造した神様「アマミチューのお墓」があるとされるアマンジ島は、「浜比嘉島」の中でも特にパワーの強いスポットの一つです。昔は満潮の時には島に行く事は出来なかったのですが、現在はコンクリートで道が作られ多くの観光客が訪れています。子宝祈願で訪れる人も多い様です。島の周りの水はドキッとする位透明で美しいそうです。

「アマミチューのお墓」のあるアマンジ島は、琉球石灰岩で出来ています。いくつもの穴が開いた様な、形もユニークな岩が沢山あります。波に削られキノコの様な形になった岩もあります。永年の年月が作りだした自然の造形物で、撮影スポットにもなっています。そして、海岸を奥へ進んで階段を上ると、「アマミチューのお墓」が在ります。

「アマミチューのお墓」の傍には、もう一つのパワースポット「シルミチュー」の霊場があります。鳥居があって108段の長い階段を上ると、「シルミチュー」が奉られている場所が在ります。この辺りも強力なパワースポットとして、浜比嘉島の人々が昔から大切にして来た神聖な場所なのです。謙虚な気持ちを持って、訪れてみたい神聖な場所です。

シミルチューは、アマミチューの夫とされる男性の神様です。長い108段の階段を登り切るともう一つの鳥居が迎えてくれます。そしてその奥には、アマミチューとシミルチューが住んでいたとされる住居跡が在ります。そして「シルミチューのお墓」を見る事が出来ます。こう言う場所を観ると、神様の存在を身近に感じる事が出来ますね。

そして「シミルチュー霊場」と言うからには、神様をお奉りしている本堂の様な場所があります。それは鍾乳洞の中に在って、硬い鉄格子で守られ施錠もされているのです。一般の観光客は、この鉄格子の外からお参りする事になります。『中に入ってお参りされる方は、公民館でカギを借りて下さい。』と言う看板があるので、鍾乳洞に入りたい方は尋ねてみて下さい。

浜比嘉大橋を渡って左の道路の傍に鍾乳洞があります。その鍾乳洞には沖縄の公の女神様、ノロのお墓はその鍾乳洞の中に在ります。鍾乳洞の中は真っ暗で入る事は出来ませんが、鍾乳洞の外からでも神聖な雰囲気が伝わって来るパワースポットです。小さな標示が建っているだけの穴場なので、余計に神聖なパワーが伝わって来る場所です。

神々の島「浜比嘉島」の魅力は、海やパワースポットだけではありません。海と一緒に目を向けたいのが、青い空です。雲一つない青空も感動ですが、刻々と姿を変える白い雲が浮かぶ空模様もとても魅力的です。透き通った海の水が、水鏡になって美しい青空と白い雲を映し出します。まるで、天国にいる様な気持ちになる程美しいですね。

空の美しさと言えば、夕焼けや夕陽も見逃せませんね。観光中お天気の良い日に当たれば、夕陽の見えるスポットに腰を下ろして是非夕陽を眺めて帰って頂きたいと思います。早起きの得意な方には、ぜひ朝日も拝んで頂ければと思います。街なかの旭や夕陽と違って、神様の宿る「浜比嘉島」では一段と美しいです。

「浜比嘉島」の空風景の第三弾は、夜空の星風景です。肉眼でも満天の星を観る事が出来る「浜比嘉島」は、まさに天国に近い島なのかも知れませんね。お天気が良ければぜひ、夜空を仰いでみて下さい。ビーチに腰を下ろして、又は誰もいないビーチに寝転んで、夜空を見上げて見るのも「浜比嘉島」観光の醍醐味かも知れません。

「浜比嘉島」うるま市は、もずくの生産量で全国で第一位を誇っています。もずくの養殖場も「浜比嘉島」の近くに在って、新鮮なもずくを使った料理を食べさせてくれる食堂やレストランも沢山有ります。繊維質が豊富でダイエットやアンチエイジングにも効果大のもずくは、全国から取り寄せて購入する事も出来ます。

「浜比嘉大橋」を渡って左方面へ行くと在る、「丸吉食品」のご紹介です。もずくを使った美味しい料理を、ふんだんに頂く事の出来る食堂です。もずくコロッケやかにもずく等、もずく三昧の美味しいヘルシー料理が頂けると評判のお店です。食堂の叔母さんも親切で優しいと人気です。

「丸吉食品」ではテイクアウトも行っているので、美味しいグルメを調達してビーチで海を眺めながら食べるのもお勧めです。最高の景色と美味しいグルメは、旅の満足感をグンとアップさせてくれます。限定10食の『魚バター焼き』なる物もあります。何とも魚好きの人にとっては、魅力的な響きですね。「浜比嘉島」へ到着したら、是非チェックしてみて下さい。

住所:沖縄県うるま市勝連浜72－2 電話番号:098－977-7905

「浜比嘉大橋」を渡り右方面に行くと、『たこめし』ののぼりが目だって来ます。美味しいたこめしをメインに提供している食堂、「サザンホープ」をご紹介します。タコを入れて炊き込んだ和風の炊き込みご飯で、さっぱりとしたお味でとても美味しいそうです。脂っこい沖縄料理もとても美味しいのですが、あっさり目の料理が食べたくなったらお勧めです。

たこめし定食には、たこめしの他にもずくのお吸い物、もずくのチジミ、お漬物にデザートの甘味が付いています。脂っこい物を食べ過ぎた後や、カロリーを抑えたい方にも嬉しいメニューです。デザートのおはぎも素朴でとても美味しいそうです。先に述べたもずくの効用を知ったら、たこめしと一緒のもずく料理は是非とも食べたいものですね。

住所:沖縄県うるま市勝連浜229－1 電話番号:098－977-8811

シルミチュー霊場などのパワースポットや、様々な島の魅力をご紹介して来ましたが如何でしたでしょうか。島中に溢れるパワースポットでパワーを頂き、目も眩む様な美しい海とビーチでマリンスポーツを楽しむ事が出来る「浜比嘉島」は最高の観光スポットです。沖縄本島から浜比嘉大橋を渡り、少し足を延ばしてでも訪れたいですね。