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「中城城跡」は世界遺産!見どころや入場料・駐車場についてもご紹介!

「中城城跡」は世界遺産!見どころや入場料・駐車場についてもご紹介!
投稿日: 2017年6月14日最終更新日: 2020年10月7日

2000年にユネスコの世界遺産登録がされた中城城跡。丘の上に広がる六連の美しい城で、観光客も多く訪れる人気スポットとなっています。そんな中城城跡の見どころや、入場料などの情報をお伝えします。魅力たっぷりの中城城跡にぜひ訪れてみてください。

沖縄・中城城跡へ観光へ見出し

世界遺産に登録されたことで世界的にも有名となった中城城跡。沖縄県中城村に位置する中城城跡は、最も多くの遺構が、元のまま残されているなど、観光スポットとしては、見どころたっぷりの世界遺産です。今回は中城城跡の入場料や駐車場情報などとともに、その見どころをご紹介していきます。

沖縄・中城城跡はどこにあるの?見出し

中城城跡の住所は沖縄県中頭郡中城村泊1258です。中城村の中城城跡まで那覇空港から車で向かう場合は、高速道路の北中城で降ります。そのまま81号線を道なりに進み、安谷屋交差点を右折してしばらく行くと右側に中城城跡駐車場が見えてきます。下道で向かってもさほど時間は変わりませんが、どちらも約35分ほどで到着します。

また、那覇空港から中城城跡までの直通のバスは出ていませんのでご注意ください。一番早い方法は、ゆいレールの旭橋駅近くの那覇バスターミナルから泡瀬東線に乗り、久場駅で下車後徒歩15分ほどです。所要時間は約90分ほどです。ガイドブック等には、中城小学校前で下車と書いてありますが、これだとバス下車後45分ほど歩くことになりますのでご注意ください。

中城城跡の歴史1見出し

沖縄県中城村にある中城城跡の歴史は、14世紀後半まで遡ります。その築城には諸説ありますが、先中城按司(さちなかぐずくあじ)の一族が数世代にわたってグスクの大半を作り上げたと言われています。その後、1440年頃に中城村へと移住してきた護佐丸盛春によって現在の形にまで発展したそうです。

1458年、勝連城の城主であった阿麻和利に攻められて護佐丸は自害しました。それからは中城王子の居城となり、琉球王国に支配されて警備隊の詰め所である「番所」となったり、廃藩置県のあとには中城村役場として戦前まで利用されていました。

中城城跡の歴史2見出し

1800年代にはアメリカからペリーの視察団が、中城城跡にまでやってきて建設技術の水準の高さに驚いたと記録が残っています。世界大戦中には沖縄本土が多くの被害に遭ったにもかかわらず、中城城跡は戦争の被害が少なかったため、現在でも最も多くの遺構が残る素晴らしい遺跡となっています。

その後中城城跡は、1972年に国の史跡に指定されたほか、2000年には首里城などとともにユネスコの世界遺産にも登録されました。2006年には日本の100名城の99番にも選ばれるなど、国内外から美しい遺跡として大きな支持を得ています。現在では、中城城跡を含めた周辺を中城公園として整備が進められたいます。

中城城跡の城内案内見出し

中城城跡の最大の特徴は、沖縄のグスクの中でも最も多くの遺構が元のままの形で残されているというところです。城内は6つの郭からなり、城壁は琉球石灰岩を加工したものを「相方積み」という当時にしては高度な方法で積み上げたものです。アーチ状となっている一の郭の城門は芸術的と名高くファンの多い城壁です。

中城城跡の中でも一番広い一の郭は、最も標高が高い場所で琉球王朝時代には正殿があり、かつて護佐丸按司が居住したり、番所や中城村役場が建てられた場所でもあります。城内には護佐丸の墓もあり、英雄として今もなお語り継がれる存在です。

中城城跡の入場料は?見出し

中城城跡の入場料は大人400円、中高生300円、小学生200円です。未就学児は、保護者同伴であれば入場料は無料となります。また、20名以上になると入場料の団体割引もおこなっています。入場料は、駐車場横の管理事務所で支払う仕組みとなっています。

管理事務所では、無料で日傘や杖の貸し出しもおこなっています。中城城跡は日陰が少なく、バリアフリーには対応していないため、こういった心遣いはとても助かりますね。また事前に予約をすればボランティアの方による無料のガイドも利用することができます。当日でもガイドさんに空きがあれば承ることができるそうなので、利用したい方は入場料を支払う際に聞いてみてください。

中城城跡に駐車場はある?見出し

沖縄県中城村の中城城跡には、無料で利用できる駐車場が完備されています。駐車場内には、大型バスなどが停められるスペースの他、普通乗用車は約50台ほど停めることができます。

駐車場も含め、中城城跡は年中無休で営業していますが公開時間は時期によって変更となります。1月から4月と、10月から12月までは朝8時半から17時まで、5月から9月までは18時までの公開となりますのでご注意ください。その他、天候等によって駐車場や城内の営業時間が異なる場合がありますのでご注意ください。

中城城跡の見どころ1:美しい眺望見出し

中城城跡の見どころのひとつは、標高160メートルの丘の上から見渡せる美しい眺望です。その周囲は断壁と急勾配の斜面で固められており、丘陵の尾根沿いにある正門や裏門からしか入ることはできず、建設当初には守りやすく攻めにくいお城でした。

それが幸いして、現在観光で訪れる私たちにとっては遮るものがない美しい風景と心地よい空間という見どころとなっています。二の郭からは、東に太平洋、東シナ海、北に勝連半島、南に知念半島を望むことができます。元旦には初日の出を拝みに来るかたも多く、中城城跡を語る上では欠かせない魅力のひとつとなっています。

中城城跡の見どころ2:沖縄の花見出し

中城村の中城城跡は、「美ら島おきなわ・花と緑の名所100選」に選ばれるほど、四季折々の沖縄の花々を楽しむことができるのも見どころのひとつです。とくに、冬に見頃を迎えるツワブキの名所として人気で、沖縄では「チーパッパ」と呼ばれて地元の方が大切に育てています。

ツワブキは11月から1月頃が一番の見頃で、黄色い花が一面に咲いてグスクとのコントラストもより一層美しく感じられます。また、1月下旬にはカンヒザクラのピンクの花が、6月にはソテツの花が咲き、季節によって様々な色に変わる中城城跡も見どころのひとつとなっています。

中城城跡の新たな試み見出し

この貴重な世界遺産をさらに多くの人に知ってもらいたいと、2013年から中城城跡では新たな試みが始まりました。それは城壁を色鮮やかに染めるプロジェクションマッピングです。毎年決められたテーマに沿って上映されるプロジェクションマッピングには一日2000人ほどの来場者が集まる人気のイベントです。プロジェクションマッピング専用のホームページも開設されていますので興味のある方はぜひご覧ください。

中城公園とは?見出し

中城公園は、中城村と北中城村にまたがる公園で、中城城跡を含めた歴史的な遺産や自然が学べる場所として現在整備が進められています。駐車場は2カ所あり、約200台まで駐車可能です。営業時間は9時から17時までで、入場料金は大人400円、中高生300円、小学生200円です。

公園内には二つのエリアがあり、「自然学習エリア」と「自然共生エリア」があります。自然共生エリアには、芝生広場や子連れに人気な遊具広場のほか、バーベキュー場も設置されています。子連れの来場も多いため、園内にはおむつ替えのできるトイレなども設置されています。

中城公園の遊具が大人気!見出し

中城公園内「自然共生エリア」の南側にあるトランポリンが楽しすぎる!と今子連れの方々から人気を集めています。大小二つのトランポリンは白い斜面となっており走ったり滑ったりして遊ぶことができます。そのほかにもローラー滑り台や、ガジュマルコーンなどもあり、トランポリン以外の遊具も充実しているため、子供たち大はしゃぎ間違いなしです。

また、公園内には健康遊具広場もあり、足ツボマッサージができる遊具や平均台、懸垂台などがあってこちらは子供から年配の方まで誰でも楽しめる遊具となっています。なお、トランポリンの遊具は対象年齢が6歳以上と決まっています。6歳未満のお子様には必ず保護者の付き添いが必要なのでご注意ください。

沖縄に来たら中城城跡へ!見出し

いかがでしたでしょうか。世界遺産にも登録された、中城城跡の見どころや入場料、駐車場の案内などをご紹介しました。中城村に行くことがあれば、中城城跡だけでなく中城公園にも立ち寄って楽しい一日を過ごしてくださいね。

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投稿日: 2017年6月14日最終更新日: 2020年10月7日

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