無人島の購入でかかる費用は？誰にでも買える？毎日旅気分も夢じゃない！

無人島で毎日リゾート気分を味わってみたいと思ったことはありませんか?無人島を買うだなんて、セレブやお金持ちのイメージが強いかもしれませんが、実はそんなことありません。一軒家を買えるくらいのお金で購入できるような値段で販売されている無人島も存在します。今回は、そんな日本の無人島購入の詳細についてご紹介いたします。

多くの人が憧れる無人島の購入。自分だけの島でのんびりとリゾート気分を味わってみたいと思いますよね。ですが無人島を購入をするだなんて、どこかのお金持ちさんしか無理ではないかという固定観念があると思います。しかしそんなことはなく、一軒家を買えるくらいの方でしたら、実は誰でも無人島を買ってリゾート気分を味わえるのです。

日本には約6000もの無人島が存在します。その全ての無人島が購入できるわけではなく、その中のいくつかの無人島が販売されています。無人島の値段はピンからキリまであるので、一概にいくらあれば買えるとは言い難いですが、購入するお金の目安などを交えてご紹介をさせていただきます。無人島はお金さえあれば、誰でも購入が可能です!

無人島の値段は、ピンからキリまであります。意外とお安い値段の無人島は、山口県熊毛郡先端の｢沖鍋島｣面積約2640坪で2000万円の価格で販売しております。その他、香川県の瀬戸大橋からアクセス可能な｢岩黒島｣は1500万円とリーズナブル。一部区間の所有で1500万円の無人島や、3島まとめ買いで3000万円の無人島など、様々あります。

上記の値段を見てみると、意外とお安い無人島は存在しており、自分だけの島でリゾート気分を味わうのも夢ではないかも!と思いませんか?しかし敷地面積も広く条件が良い無人島に関しては、それなりのお値段はします。沖縄県西表島北北東にある｢ウ離島｣は5億円、和歌山県の｢小鞠山｣は1億5千万円と、一般庶民にはキツい価格のも多くあります。

無人島を買う時の注意事項をお伝えします。通常一軒家やマンションを購入する時は、ローンを組める場合が多いですよね。しかし無人島を購入する際は、残念ながらローンは組めません。お金をその分用意し、一括で支払わなくてはならないので注意をしてください。無人島は、事前にお金を貯めてから購入するしかないので要注意です。

無人島を購入したら、水道や電気などのインフラも全て自分で整えなければいけません。無人島の値段だけではなく、その後に掛かるインフラのお金なども考慮しておくよう注意をしましょう。水道は井戸を掘るやり方で100万から200万程、電気はソーラーパネルや発電機が安く済みます。その他ガスやトイレ、交通が必要です。

インフラでかかるお金は、500万円程度はかかると考えておいた方が良いでしょう。実際に無人島を購入された方の例を挙げると、ガスはキャンプ用の灯油バーナー、トイレは浸透式のバイオトイレを使っているそうです。また人によってはネット環境も必要かと思います。リゾート気分を味わうには、なんやかんやとお金がかかることが分かりました。

無人島を買う際、島自体の代金以外に掛かる費用をお伝え致します。あくまで目安となりますが、不動産手数料が、島本体代金の3%+6万円掛かります。また無人島の登記料が約10万円です。基本的に、一軒家を買った場合と同じ事務手数料が掛かると覚えておいてください。それ以外には、年間に掛かるお金もあります。

一戸建てと同じように、無人島にも固定資産税が必要です。島の面積によって異なりますが、目安として年間2万円から10万円と考えておきましょう。その他、漁業組合への協力金が、組合によって異なりますが、年間約10万円ほど掛かります。無人島は、漁業組合との関わりを切ることは出来ません。

漁業組合と上手く付き合っていれば、交通の便などに関して協力をしてもらえたり、島で海産物を獲る場合にも、地元の漁業組合の許可が必要なので注意。また無人島に無許可で侵入などされないよう、彼らとの協力はなくてはならないもの。年間に掛かる費用は安くないですが、リゾート地を順調に作っていくためには、必ず必要な費用です。

山口県熊毛郡の先端から見える無人島の｢沖鍋島｣。瀬戸内海から周防灘の中間にあり、島の面積は8703平方メートル、約2640坪あります。沖鍋島の価格は2億円と、ちょっとびっくりする価格ですが、本当からも近く、ビーチから泳いでいける距離にあるので大変便利です。周辺の海は大変美しく、ついつい泳ぎたくなってしまいそうですね。

現在の沖鍋島の持ち主は、別荘建築を試みようと図面も完成していたそうなのですが、バブルが崩壊し、建設を断念したそうです。2億円を現金一括で支払える大物が、いつの日か沖鍋島を購入する日が現れるのでしょうか。立地的には最高の場所にあるので、余裕がある方は検討をしてみてください。

小鞠山島(こまりやま)は、まさに憧れのリゾート気分を味わえる無人島です。和歌山県のJR白浜駅から車で15分ほどの場所にあり、堅田漁港から船で5分という立地の良さ。また白浜のビーチがつき、透明度が高い海に囲まれている最高の無人島です。小鞠山島の面積は約1023坪もあり、バスケットコート2面分の平坦地もある貴重な物件です。

小鞠山島の価格は、1億5千万円です。誰もが憧れる白い砂浜ビーチと青い海に囲まれたリゾート地の無人島。お金に余裕がある方はいかがでしょうか。本島から近いため、アクセスも良く余計な心配がいらないのが魅力的です。この島を買えば海外のリゾート地へ行った気分になれそうです。

無人島の中でもレベルが高いのが沖縄県西表島と小浜島の中間に浮かんでいる無人島｢ウ離島｣です。面積は1万1131坪と広く、引き潮の際には、西表島から徒歩で渡れます。沖縄というだけあり、周辺の海は最高に美しく、透明度も高いですよ。しかもマンタが見られることもあるそうです。

ウ離島のお値段は、なんと5億円!一般の方にとってはなかなか手が届かない金額だと思いますがいかがでしょうか。ただ立地的にも、島の大きさを考えても、それくらいしてしまうのは分かる気もします。とても美しい無人島ですが、建物を建てたり、動物を飼育しても、台風が来ると全て流されてしまうのが考えどころです。

｢来島｣は、広島県の瀬戸内に浮かぶ無人島です。面積は30556坪で、販売価格は5億円とされています。大崎上島町や東広島、呉からボートでアクセスが可能な無人島で、日常的に観光客が訪れ、海水浴などを楽しんでいます。砂浜ビーチが2面あるので、リゾート地として最適ですよ。平坦な土地もあるので、建物を建てることも可能です。

来島は、日本国内で販売可能な無人島の中で最も大きい面積を誇ります。土地のいくつかは農地となっています。十分な大きさを持っている島なので、購入した方の自由な設計で素敵なリゾートライフを送れること間違いなしです。瀬戸内海の美しい海に囲まれているところも魅力的ではないでしょうか。

香川県の瀬戸大橋からアクセスができる立地が最高の｢岩黒島｣。現在は無人島ではなく、既に島民もおり、宿泊所も存在していて、尚且つ猫も住んでいます。インフラも整備されているので、購入後、余計なお金がかからないのが魅力的です。料金は1千500万円とリーズナブル。無人島ではない為、全て自分好みの島に築けないのがマイナス面かも。

いかがでしたか?今回は、日本国内で売買ができる無人島について、注意点なども含めご紹介させていただきました。意外と無人島は多くあり、値段もピンキリまであることが分かりましたね。無人島で毎日旅気分を味わう日も、そう遠くはないかもしれません!無人島を購入する夢を叶えるために頑張ってみませんか?