江の島サムエルコッキング苑を観光！冬のチューリップは見もの！

「江の島サムエルコッキング苑」は、地元の人に親しまれている植物園であって、様々な見どころのある観光スポットでもあります。敷地内には江の島のランドマークでもある展望台「シーキャンドル」や、美味しいグルメを食べさせてくれるお食事処も充実しています。そんな「江の島サムエルコッキング苑」から詳しく観光の見所をご紹介したいと思います。

「江の島サムエルコッキング苑」への行き方は、小田急江ノ島線の「片瀬江ノ島駅」で下車します。最寄駅からは、徒歩約20分で「江の島サムエルコッキング苑」に到着します。駅からは長い階段を上って行かなければなりませんが、スロープも有りますのでベビーカーや車いすを利用の方でも大丈夫です。費用は掛かりますがエスカレーターも利用出来ます。

お車利用の方の為に、少し駐車場に付いて調べてみました。「江の島サムエルコッキング苑」には、駐車場が有りませんので近隣の有料駐車場を利用して下さい。一番近いのが301メートルの所にある『藤沢市観光協会江の島駐車場』（78台分）、『タイムズ江の島』（10台分）、『江の島なぎさ駐車場』（327台分）この他にも数か所有料駐車場は在ります。

「江の島サムエルコッキング苑」の営業時間は、9時から20時までとなっています。最終入場は19時30分です。展望塔とのセット券利用の場合は、9時から18時45分となります。江の島のエスカレートは、8時50分から19時05分が取り扱い時間となります。基本的には、年中無休となっています。観光入場料は大人200円、小人100円となります。

江の島のランドマーク『シーキャンドル』は、江の島の展望灯台として人々に愛されています。一番上の避雷針までの高さは、約59.8メートルで海抜は119.6メートルになります。シーキャンドルの展望フロアの地上からの高さは、約41.7メートルで海抜は101.5メートルとなっています。入場料は大人300円、小人は250円となります。

『シーキャンドル』からの眺望は素晴らしく、「江の島サムエルコッキング苑」のイベントもここで行われる事が有ります。その中の一つ、初日の出を展望台から観るイベントも有ります。夜はライトアップもされて、江の島の風景をより魅力的に見せてくれます。江の島の宝石と呼ぶ人もいる位です。確かにキャンドルの様にも、ダイヤモンドの様にも見えます。

江の島の冬は、晴れると暖かく感じる日もあります。そして「江の島サムエルコッキング苑」には、約2万本ものウインターチューリップの花が約ひと月間満開になります。チューリップと言えば春の花の代表ですが、満開のチューリップが冬に観れるとは感激ですね。花は周囲を温かい雰囲気にしてくれます。ウインターチューリップは花期が長いのも特徴です。

「江の島サムエルコッキング苑」のウインターチューリップの花の見頃は、例年1月上旬から下旬となっています。その期間は、チューリップにライトアップも施されて一層美しくなります。1月に江の島を訪れる機会があるなら、是非チューリップが満開の頃に訪れてみて下さい。きっと感動的な風景に出会えると思うのでお勧めです。

「江の島サムエルコッキング」では、地元の藤沢市と姉妹都市を結んでいる諸外国の姉妹都市エリアが点在しています。その一つ、カナダのオンタリオ州ウィンザー市の姉妹都市エリア、『ウィンザー広場』にはカナディアンローズが沢山植えられています。約180株のバラの花は、5月と10月に見頃を迎え、多くの観光客が訪れます。

こちらは中国の昆明市の姉妹都市エリア、『昆明広場』に在るあずまやです。本格的な中国の伝統建築で、とても興味深い美しい建造物です。昆明碑記や孔雀のブロンズ像が置かれています。あずまや「騠碧亭」（ていへきてい）の中に入ると暑い夏でも暑さをしのぐ事が出来ます。

「騠碧亭」の辺りには竹が植えられていて、より中国を感じる風情が作られています。あずまやの天井の美しい装飾も見どころの一つとなっています。「江の島サムエルコッキング苑」には、他にアメリカのフロリダ州マイアミに因んだ『マイアミビーチ広場』や、韓国に因んだ『保寧広場』（ぽりょん）と呼ばれる樹木広場もあります。

「江の島サムエルコッキング苑」にて毎年夏に行われているイベントとして『灯籠』や『影絵』を楽しむ行事が有ります。浴衣を着て来場した入場者には、タオルがプレゼントされたりと浴衣を楽しむ工夫がされています。美しいランタンの灯りは、園内を幻想的に飾ります。非日常的な光景に来場者も、思い思いに夏の夜を楽しんでいます。

灯籠のイルミネーションは、「江の島サムエルコッキング苑」の中だけでは有りません。8月いっぱい江の島の広域で灯籠が施されて、至る所でイルミネーションを楽しむ事が出来るのです。夏の夜に夕涼みがてらに浴衣を着て、夜の散歩と洒落込むのも良いと思います。洞窟「江の島岩屋」にも灯籠が灯され、いっそう神秘的な光景となります。

8月の最終土日には、『影絵の夜』として影絵を楽しむイベントも開催されます。両日18時から19時30分の1時間半、影絵での江の島の伝説ストーリーが上映されます。開催場所は、「シーキャンドル」のイベント広場です。毎年地元の人々が楽しみにしている夏のイベントでもあります。そして『江の島かげ絵ひろば』と言う、影絵体験が出来る人気の広場です。

11月下旬から約3か月冬の「江の島サムエルコッキング苑」では、キラキラのイルミネーションで埋め尽くされます。特にクリスマスシーズンの12月になると、シーキャンドルを初め江の島中が光で輝きます。「江の島サムエルコッキング苑」は、メイン会場となるので是非とも訪れたい冬の観光スポットでお勧めです。ウインターチューリップも1月には満開になります。

「江の島サムエルコッキング苑」をメイン会場とする、光と色のフェスティバルは関東圏での三大イルミネーションに認定されています。約6万個のクリスタルビーズが施された『光のトンネル』も登場します。シーキャンドルの周囲も輝くイルミネーションで溢れかえり、とても幻想的な空間となりとても美しいです。是非『光のトンネル』くぐり抜けて見て下さい。

日本で初めてのフレンチトースト専門店『ロンカフェ』は、マイアミ広場の傍に在り江の島の景色を一望出来るカフェです。ワンちゃん連れの方も、キャリーバッグに入っていればテラス席で一緒にお食事をする事が出来ます。美味しいフレンチトーストが楽しめる人気のカフェとなっています。営業時間は、平日11時から20時まで、休日は10時から20時となっています。

「江の島サムエルコッキング苑」の北側にある、『そば道場・松元館』のご紹介です。なまこ壁が目を惹く風情のある建屋で、そば打ち体験の出来るおそば屋さんです。土日と祝日は手打ちそば屋さん、月から木曜は休憩所として利用出来ます。金曜日が定休日となっています。営業時間は11時から18時30分までです。駐車場は、近隣の有料駐車場をご利用下さい。

シーキャンドルの丁度真下にある『Cafe du GABO』は、ワッフルを中心としたスイーツを食べさせてくれるカフェです。ハンバーグやチキンライス等も食べる事が出来るので、ランチにも利用できる素晴らしい景色が眺望できるロケーションに在ります。営業時間は10時から18時、年中無休となっています。駐車場は有りませんので、近隣の有料駐車場を利用して下さい。

「江の島サムエルコッキング苑」へ観光に行かれたら、ぜひ夕陽も眺めて帰って下さい。お天気の良い日、シーキャンドルや、マイアミビーチ広場からの夕陽は絶景です。カップルにとっては、とてもロマンチックなひと時が過ごせるのではないでしょうか。冬であれば、イルミネーションも併せて楽しめて最高ですね。

藤沢市「江の島サムエルコッキング」のご紹介は、如何でしたでしょうか。様々な植物や、冬のチューリップで有名な植物園です。園内の展望灯台『シーキャンドル』からの眺めや、夏のイベントや冬のイルミネーションもお勧めの魅力的な「江の島サムエルコッキング苑」を是非お楽しみ下さい。勿論、グルメ所も充実していてお勧めです。