糸島道の駅を散策！近くの直売所やおすすめの海鮮丼ランチ等の情報をお届け！

糸島市は福岡県の最西部に位置する、西端部が玄界灘に面した美しい自然溢れる市域です。都市高速やJR線、車で福岡中心地から30分程度ということもあり、今では移住地としても注目を集めています。観光地の他カフェや雑貨店、地場産グルメも人気です。今回は直売所やランチといった糸島の道の駅の魅力や楽しみ方をご紹介します。

観光地も点在していて、海を見がてらの日帰りドライブに最適とあって、糸島を訪れる際は殆どの人が車を利用します。糸島をドライブしていて必ず目に付くのが道の駅の看板と、道の駅に入っていく車です。糸島の道の駅はとても人気があり、休憩の為だけでなく、直売所やランチを目的に訪れる人も多く、常に多くの人で賑わっています。

糸島で一番人気の道の駅と言えば、伊都菜彩です。県内だけでなく、全国の情報番組でも取り上げられる、全国一の売り上げを誇る糸島で大人気の直売所がある道の駅です。九州最大級の広い売り場には新鮮な糸島の野菜や精肉、鮮魚、米や果物、花や加工品とがずらりと並んでいて、文句のつけようもない見事な品揃えです。

伊都菜彩で買い物をする為だけに糸島に来る人も多く、連日オープン前から長蛇の列ができています。今や全国から訪れるとあって週末には約400台収容可能な駐車場があっという間に満車になってしまう程で、駐車場待ち、レジ待ちは当たり前です。それでも人気が衰えないのは、並んでいる商品に並ぶ価値があると認められているからです。

伊都菜彩の強みは何と言っても、昼過ぎに行っても品切れにならない豊富な品揃えです。これは他の道の駅の群を抜いていて、必ずお目当ての物が手に入るので、糸島ドライブの帰りにおすすめの道の駅です。直売所の他、うどん店や乳製品のスイーツ店も入っています。

野菜売り場より鮮魚コーナーに人が集まる福ふくの里。新鮮な鮮魚がとにかく安いと人気で、野菜や果物も含め、日によっては糸島で最安値の買い物ができることもあります。無料で魚調理も受け付けてくれるので、魚が捌けなくても安心して購入できます。毎朝スタッフブログでその日のおすすめ商品を写真付きで紹介してくれています。

福ふくの里は絶景スポットでもあります。2月下旬から3月下旬にかけて直売所の前にある農閑期の田んぼに約5万本の菜の花が咲き、満開時にはまさに黄色い絨毯のような光景を見ることができます。菜の花畑の中に建てられた手作りの展望台から見る景色は絶景で、すぐ隣を走るJRの列車と併せた写真を撮ろうと多くの人がカメラを手に訪れます。

志摩の四季は漁協が運営している直売所とあって、朝釣れたばかりの新鮮な鮮魚が並ぶ道の駅です。漁船ごとに陳列された魚は午前中にどんどん売れていき、午後からはぐっと品数が減ってしまうので志摩の四季に行くなら午前中がおすすめです。ホームページでは8時から9時半の間に入荷状況中継を行っているのでチェックしておきましょう。

冬の糸島では牡蠣小屋が有名ですが、漁協が運営しているとあって、志摩の四季でも新鮮な牡蠣が格安で手に入ります。自宅でレンジなり蒸すなりしてゆっくり牡蠣が楽しめます。又、志摩の四季は鮮魚だけでなく野菜も取り扱っているので、伊都菜彩のようなレジ待ちもほぼなく、穴場の直売所とも言えます。

志摩の四季にある「志摩の海鮮丼屋」では、ランチに絶品の海鮮丼が頂けます。大・中・小とサイズがあり、アラ汁がついてきます。獲れたての新鮮な魚の分厚い切り身がどんと盛り付けられた海鮮丼は日によってネタが違い、一口食べれば納得の歯ごたえと味。ランチにこの海鮮丼を食べる為だけに志摩の四季に行く人も多い人気の一品です。

福ふくの里の鮮魚コーナーには魚と並んで海鮮丼が並んでいます。持ち帰り総菜のお弁当と侮るなかれ。獲れたての魚の分厚い切り身はプリプリ、貝類はコリコリの歯ごたえで、味は絶品。650円と格安なのに、嬉しい意味で期待を裏切る一品です。直売所前で春は菜の花、秋はコスモスを見ながら海鮮丼ランチを食べるのもおすすめです。

来た人のほとんどが食べると言っても過言ではないほど人気なのが、伊都菜彩の一角にあるアイスクリームショップ伊都楽のソフトクリームです。中でもあまおうを使ったいちごソフトクリームは、粗めにクラッシュされた冷凍のあまおうがたっぷりで冬でも大人気。こってりが好みならバニラいちご、さっぱりが好みならミルクいちごがおすすめです。

伊都楽は飲むヨーグルトや牛乳で有名な伊都物語の直営店です。ソフトクリームの他にも、糸島の酪農家が作る飲むヨーグルトや牛乳、ロールケーキやプリンが伊都菜彩の伊都楽で購入できます。伊都物語のヨーグルトはJALのファーストクラスでも採用された逸品。糸島産のこだわりぬいたヨーグルトをぜひ食べてみて下さい。

糸島にある菓子工房アーミッシュファームのアップルパイは、シナモンやカスタードは入っておらず、発酵バターたっぷりのパイ生地とリンゴのフィリングでできた素朴なアップルパイです。サクサクのパイを一口頬張ればバターの香りが鼻に抜け、手作りの甘すぎないフィリングはリンゴの味をしっかり感じられます。

アーミッシュファームのアップルパイはその素朴な美味しさからリピーターも多い大人気商品です。普段アップルパイは苦手でもこのアップルパイは食べられるという人も多く、1個170円というリーズナブルな値段もあって、伊都菜彩や志摩の四季で取り扱っていますが、週末には売り切れ必至。ネット販売でお取り寄せもできます。

糸島では今、SNS映え抜群と若い女性に評判の写真スポットがあります。それが、パームビーチにある天使の羽の壁画。写真待ちの列ができていることも多く、みんな思い思いのポーズで羽の生えた記念写真を撮っています。東側に描かれているので、午後から夕方にかけてがおすすめの撮影時間帯です。

パームビーチザガーデンズは南国のビーチにいるような造りで、ビーチを見下ろせるレストランやカフェ、雑貨店等ショップが集まる複合施設。絶景のサンセットを楽しめるので、糸島ドライブの締めにおすすめです。近くには福岡の景勝地二見ヶ浦もあり、道の駅志摩の四季から車で15分で行ける距離です。

伊都菜彩から車で約7分。ファームパーク伊都国は糸島の農業と農村について学べ、大人も子供も楽しめる遊びと学びの体験型ミニテーマパークです。動物にも触れあえ、貸出玩具もあり、自然の中で思い切り走り回れます。イベントや講座も多く、普段できない体験ができるので親子連れにおすすめです。

福ふくの里から車で約8分。糸島の西端の海水浴場の姉子の浜は鳴き砂で有名です。ゴミのないきれいな砂浜は歩くとキュッキュと音がします。これは石英の粒子が擦れ合う音で、美しい砂の証です。訪れた際はぜひ裸足で砂浜を歩いてみて下さい。姉子の浜はサーフスポットとしても人気で、夕景も絶景です。

志摩の四季から車で約22分。日本三大玄武洞中最大の洞窟である芥屋の大門には、海蝕によってできた洞窟が玄界灘に向かって口を開けている神秘的な場所です。遊覧船で近づけば、洞窟内の天井は蜂の巣状になっていて、幾重にも連なる六角形や八角形の柱上の岩はまさに自然の芸術です。近年ではパワースポットとしても話題になっています。

志摩の四季から車で約23分。糸島の西の突端にあるまいたちの塩では、昔ながらの製塩法で作られたこだわりの塩を使った様々な商品があり、中でも人気なのが花塩プリンです。トロトロのプリンに花塩とカラメルがついていて、自分好みで楽しめます。絶品の花塩プリンはお取り寄せすると２か月待ちなので、糸島に行った際は必ず食べておきたいスイーツです。

以上、糸島の道の駅についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。今や道の駅はただの直売所というだけでなく、ランチやスイーツが楽しめる場所として多くの人で賑わっています。道の駅に行けばその土地のことがよく分かり、名産品も手に入るので、ドライブがてら観光する際にはぜ立ち寄ってみて下さい。