谷根千（谷中・根津・千駄木）の人気カフェまとめ！下町情緒を味わおう！

谷中･根津･千駄木の頭文字を取ってその一帯を示す谷根千エリアは、一昔前の風情が色濃く残る街です。寺や神社が点在し、坂道に囲まれ、下町情緒あふれる街並みは人気の散策スポット。今回は谷根千散策の休憩におすすめなカフェ、わざわざ行きたい人気カフェを谷中･根津･千駄木の順に計11店舗ご紹介します。

昭和13年創業のカヤバ珈琲は、谷根千散策のメインにする人も多い歴史あるカフェです。建物は大正5年に建てられたもので、平成18年には一時閉店しましたが、復活を望む町の人々の声に支えられ平成21年に再開。再開にあたって建物は改修されたものの、一部大正町家の柱梁や天井、昭和喫茶の看板や食器などが当時のまま残っています。

コーヒー450円、おかわり200円という良心的な価格を守りつつ、ローストナッツマキアート500円、谷中ジンジャー500円などおしゃれなドリンクも取り入れた同店。人気のメニューはたまごサンド500円。朝8時から23時まで営業しているため(日曜のみ18時まで)夜カフェとしても使え、お得なモーニング、ランチ、ティータイムセットもあり。

住所:東京都台東区谷中6-1-29 電話番号:03-3823-3545

昭和レトロな下町情緒が漂う谷根千人気のスポット、谷中銀座商店街にある和栗やは、繊細な香りと上品な味わいが特徴の和栗の専門店です。栗本来の自然の味が楽しめるよう、すべてのメニューがオーダーしてから作りたてで提供されます。人気のモンブランは、香り付けの洋酒や香料などは一切使用しない優しい甘さ。

住所:東京都台東区谷中3-9-14 電話番号:03-5834-2243

古風でシンプルな店構えのひみつ堂は、1年中かき氷が食べられるカフェです。自然の寒さでゆっくりと固まった天然氷を、昔ながらの手動式で削ることにこだわった同店。季節に応じて氷の削り方を変え、四季折々の旬のフルーツを使った自家製果実蜜をかけたかき氷は、ここでしか食べられない逸品です。

5月から10月が夏の部、11月から4月が冬の部と分かれていますが、年間で132種類以上のかき氷があり、メニューは日々変わるそう。通常かき氷1杯900円で、夏季の繁忙期は1000円、1100円のプレミアムメニューも登場するとか。特に冬、12月から5月頃に出る、採れたての旬生いちごを使ったいちごみるくは人気のメニュー。

住所:東京都台東区谷中3-11-18 電話番号:03-3824-4132

谷根千散策には外せない根津神社、その北口から徒歩3分の場所にある芋甚は、下町らしい風情の甘味処です。大正元年創業の老舗で、店頭でテイクアウトできるアイス最中は食べ歩きに人気のメニュー。バニラと小倉の2種類で、どちらも1個120円です。そのほか持ち帰り用のあんみつ370円や、くずもち2人前740円は根津土産にもおすすめ。

店内では甘味処としてスタンダードなメニューはひと通り揃っていて、クリームあんみつ480円、ところてん340円、クリームみつまめ480円と価格も良心的。バニラアイスと小倉アイスの両方トッピングのことをアベックアイス280円、アベックあんみつ570円と、｢アベック｣で表示するところも昭和レトロ感満載です。

住所:東京都文京区根津2-30-4 電話番号:03-3821-5530

根津の新名所、コロコロ堂は世界のボードゲームが楽しめるカフェです。海外製が中心のボードゲームは250種以上。利用料金は最初の1時間は400円、延長10分につき70円です。ドリンクメニューはコーヒー･紅茶･コーラ･オレンジジュースなどソフトドリンクはすべて300円。ビールやカクテルなどアルコールは500円で、12時から深夜0時まで営業。

住所:東京都文京区根津2-19-4 電話番号:080-7000-8651

谷根千エリアのちょうど真ん中くらいに位置するボンファイヤーは、森のなかでキャンプをしているような気分が味わえる、コーヒーやクラフトビールが楽しめるビアカフェです。長期熟成した豆を使用するエイジングコーヒーにこだわり、ネルドリップで提供するブレンドコーヒーは1杯500円。

国内外のクラフトビールは店主が美味しいと思ったものだけを5種類、樽生で提供しています。価格は600円から。土日は12時から、火曜から金曜は18時からオープンし、23時まで営業している同店は、夜カフェとして楽しめるのはもちろん、キャンプで使うダッチオーブンやスキレットで作った肉料理もおすすめ。月曜は定休日です。

住所:東京都文京区根津2-32-6 電話番号:03-6313-1896

築60年の木造アパートを改修した小さな文化複合施設、HAGISO(萩荘)の1階にあるハギカフェ。1杯1杯丁寧に淹れるハンドドリップコーヒーや、地元の商店から仕入れた季節の食材を使ったメニュー、自家製のスイーツなどを提供する、人気の古民家風カフェです。住所は谷中ですが、最寄り駅は地下鉄千駄木駅かJR日暮里駅から徒歩5分。

朝8時から10時半までは｢旅する朝ご飯｣をコンセプトに、季節ごとに地域を分けて食材で日本を巡る和食モーニングが人気のメニュー。和食モーニングはドリンク代にプラス325円でいただけます。ゆっくりと時が流れる落ち着く店内は、テーブル同士の間隔も広いゆったり空間。夜21時まで営業しています。

住所:東京都台東区谷中3-10-25 電話番号:03-5832-9808

地下鉄千駄木駅から徒歩約6分、F9(エフナイン)は、野菜とフルーツが中心のヘルシーさが女性に人気のベジフルカフェです。くねくねと曲がる蛇道の先にひっそりと佇む店舗は、下町の隠れ家カフェといった風情。木のぬくもりが感じられるカウンター席は、連日地元の常連客で賑わっている様子。

厳選した旬の野菜と果物を使用したスムージーは、450円から。美白効果のキャロット、コレステロール低下の小松菜などが人気です。日替わりランチは1000円、子連れに嬉しいお子様ランチはドリンク付きで700円です。すべて自家製のスイーツは350円から、ケーキセット700円やアサイーボール650円もおすすめメニュー。

住所:東京都台東区谷中2-5-14 電話番号:03-6753-1340

地下鉄千駄木駅から徒歩2分の利さくは、群馬県産コシヒカリ米を羽釜で炊くことにこだわったおにぎりカフェです。塩むすび170円を始め、鮭みそ･煮あなご･すじこなど、おにぎりの種類は13種類。営業時間は8時から20時までで、お得な朝のセット500円やランチ限定セット700円、夜定食980円のほか、コーヒーやスイーツもあり喫茶利用も可能です。

住所:東京都文京区千駄木2-31-6 電話番号:03-5834-7292

千駄木の住宅地の路地に佇むヨリミチカフェは、店内の中央に成木があり、全体をウッディにまとめた寛ぎのカフェです。広々と明るい店内には、年代物のミシンなど、アンティーク小物がセンス良く飾られています。注文を受けてから豆を挽き、ハンドドリップで淹れるブレンドコーヒーは1杯460円。キャラメルラテやカフェモカは570円です。

自家製スイーツは季節によって内容が変わりますが、2種類のクリームチーズを使用したベイクドチーズケーキは人気No.1のグランドメニュー。ドリンクとのセットで830円、アイスのトッピングはプラス100円です。11時から14時はお得なランチセットあり、お子様用メニューもサンドイッチ590円、オムハヤシ580円などがあります。

住所:東京都文京区千駄木2-7-13 電話番号:03-3823-8021

天然酵母を使用した自家製パンがウリのつむぐカフェは、女性オーナーが自らの経験を元に、子連れママに優しいカフェを実現したお店。子連れでも食事がしやすい小上がり席や、おもちゃや絵本の用意、トイレには折りたたみ式のおむつ交換台や補助便座まであります。コクのあるベシャメルソースを使ったパングラタン850円が看板メニュー。

住所:東京都文京区千駄木2-8-3 電話番号:03-5834-8338

東京では大規模な開発が進み、新しい観光スポットが続々と増えている一方で、谷根千のように古き良き時代の面影が残る、魅力的な場所もあります。老若男女問わず下町散策が静かなブームとなっている今、谷根千散策に出掛けてみてはいかがでしょうか。その際はぜひ人気のカフェで、寛ぎのひとときをお過ごしください。