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レトロな東京観光へ!歴史ある建物や懐かしい喫茶店を探して散歩!

レトロな東京観光へ!歴史ある建物や懐かしい喫茶店を探して散歩!
投稿日: 2017年9月23日最終更新日: 2020年10月7日

東京には意外とレトロな建物や場所が残されています。東京の中心部は常に開発されているので、古い建物が取り壊されて新しいビルや建物に変わっていきます。しかし中心部にもレトロな喫茶店や建物がありますし、都内には観光名所化しているおすすめレトロがまだまだあります。

東京の魅力を今に伝えるレトロな名所見出し

東京には明治から昭和にかけて、西洋と日本の文化が出会って生まれた独自の建物がたくさんありました。先の戦争で大部分は失われましたが、部分的にその当時の街並や建物が残されている場所があります。昔の東京の魅力を伝えるレトロな場所として観光地化している所もあります。散策して楽しいレトロな場所をご紹介します。

東京レトロで見逃せない代表的建築「東京駅 丸の内駅舎」見出し

東京に残されているレトロな建物の代表と言っていいのが「東京駅 丸の内駅舎」です。東京駅には丸の内側と八重洲側の2つの出入口がありますが、丸の内側に建っているのがレトロな煉瓦造りの駅舎です。歴史的価値を後世に残そうと2012年10月に保存・復元工事が完了し、今は多くの人が観光に訪れる東京レトロの観光スポットです。

赤煉瓦の駅舎は大正13年(1914年)に完成したので、約100年ぶりに本来の姿に戻ったのです。煉瓦造りの外観だけでなく、内部の見所はドーム天井です。東京駅にはステーションホテルが併設されていますが、ヨーロピアンクラシックを基調とした空間になっています。丸の内駅舎と同様にステーションホテルのレトロな建物もおすすめです。

住所:東京都千代田区丸の内1-9-1

「ニコライ堂」周辺の東京レトロは散歩におすすめ見出し

お茶の水駅から神田にかけては学生街として有名ですが、そのランドマークともいえるのが「ニコライ堂」です。正式には日本ハリストス正教会教団復活大聖堂といいます。1872年に正教会を設立したニコライ神父にちなんで「ニコライ堂」と呼ばれ親しまれています。お茶の水から神田周辺の観光スポットとして人気があります。

お茶の水駅の下には神田川が流れており、その上に架かる「聖橋(ひじりばし)」もメガネ型のアーチ状をしておりレトロな橋として知られています。その聖橋を渡りながら坂を下ると、「ニコライ堂」のドーム天井が見えてきます。史跡として有名な「湯島聖堂」を見ながら「聖橋」を渡り、「ニコライ堂」までの散歩コースはおすすめです。

住所:東京都千代田区神田駿河台4-1-3 電話番号:03-3295-6879

レトロを体験できる「江戸東京たてもの園」の盆踊り見出し

東京は江戸の時代から世界最大級の都市でしたが、木造建築なので戦争でほとんどが燃え尽きてしまいました。その時にかろうじて残された建築物がレトロとして人気を集めているのです。今はほとんどなくなってしまった昭和レトロの街並や家が保存されているのが「江戸東京たてもの園」です。西武新宿線の花小金井駅からバス5分です。

大正から昭和にかけてのレトロな街並や建物をまとめて見ることができるレトロな観光スポットです。色々なイベントも開催されており、特におすすめなのが8月に行われる「下町夕涼み」です。復元されたレトロな街並で盆踊りが開かれ、懐かしい屋台などが出店します。戦前の下町にトリップすることができます。

住所:東京都小金井市桜町3-7-1 電話番号:042-388-3300

ドイツ表現主義の東京レトロは「高輪消防署二本榎出張所」見出し

東京レトロで見逃せない建築物が「高輪消防署二本榎出張所」で、東京都選定歴史的建造物に選ばれています。昭和8年(1933年)に建てられた消防署です。ドイツ表現派の影響を受けて建てられており、その独特の美しさは一見の価値があります。東京都心部に残された数少ない戦前の建物で、今後も見学者が増える観光スポットです。

まるで街中に建つ灯台のような外観は世界的にも珍しく、建築家も見学に訪れるほどです。1階の腰壁は切り出した花崗岩を積み上げており、玄関は御影石に木の扉となっていてレトロ感があります。また2階の階段ホールの円柱はギリシャやローマの円柱と同じ装飾がほどこされています。アールヌーボー風のガス燈が今でも保存されています。

住所:東京都港区高輪2-6-17 電話番号:03-3473-0119

今も息づく東京レトロの聖地「谷根千」見出し

東京レトロを肌で感じることができるのが「谷根千」エリアです。東京を代表する下町、谷中・根津・千駄木を総称して「谷根千」と呼ぶのですが、昔ながらの下町のレトロ感覚が今も息づいている街並が人気になっています。JR日暮里駅を出発点として千駄木へ向かい、谷中商店街を巡って根津方面を歩く散歩コースがおすすめです。

レトロな建物を目当てに歩くのも楽しいですが、散歩するだけでレトロな雰囲気を肌で感じることができます。昔から今も下町の人情は変わらず息づいており、谷中商店街で買い物をすればそれを実感することができます。色々なコースを自分で組んで、散歩を楽しむリピーターもたくさんいます。生きた東京レトロの観光スポットです。

住所:東京都台東区谷中3丁目13-1(谷中銀座)

東京レトロで見逃せない明治の洋館「旧岩崎邸」見出し

明治29年(1896年)に建てられた三菱財閥・岩崎家の本邸です。国の重要文化財になっており、当時の洋館を見ることができます。明治の社交場「鹿鳴館」の建築家が設計した邸宅で、東京レトロの観光スポットとして人気があります。木造2階建てで屋根はスレート葺き、外壁は下見板張りです。廷内の気品ある風格は他では体験できません。

17世紀のジャコビアン様式の大階段はまさにレトロの観光スポットにふさわしい荘厳さです。サンルームから眺める庭園の素晴らしさも「旧岩崎邸」の見所です。地下鉄湯島駅から近いので、レトロな根津の街並を散歩しながら辿るコースがおすすめです。一般入場料は400円です。開館は9時から午後4時30分までとなっています。

住所:東京都台東区池之端1-3-45 電話番号:03-3823-8340

谷中に残る東京レトロの喫茶店「カヤバ珈琲」見出し

東京レトロの中には建物だけでなく、今も喫茶店として営業しているお店があります。「谷根千」を訪れた人誰もが驚きの声をあげるのが、喫茶店「カヤバ珈琲」です。日暮里駅から徒歩10分の谷中エリアにあります。大正5年(1916年)に作られた出桁造りという町家で、一時は閉店をよぎなくされたのですが、3年後に復活したのです。

改修はされましたが大正と昭和の時代の面影を残しており、レトロな喫茶店としてはとても貴重です。昼は喫茶店、夜は夜カフェとしてお酒とおつまみが楽しめます。「コーヒー」450円、人気の「カフェラテ」500円、昔ながらの「ミルクセーキ」もおすすめです。営業時間は8時から午後10時30分、月曜と日曜は午後6時まで、無休です。

住所:東京都台東区谷中6-1-29 電話番号:03-3823-3545

浅草のカフェ特集!おしゃれでレトロな喫茶店のコーヒーを堪能! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
浅草のカフェ特集!おしゃれでレトロな喫茶店のコーヒーを堪能! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
浅草のおすすめカフェをご紹介!観光地として有名な浅草には昔ながらの喫茶店の雰囲気を持ったおしゃれなカフェが沢山あります。落ち着いた雰囲気で馴染みやすい空間で昔ながらのメニューや変わらぬ味を守り続けている老舗など人気のカフェスポットをお届けします。

古本屋街にぴったりのレトロな喫茶店「さぼうる」見出し

神田は昔から学生の街で喫茶店がたくさんありました。当時のお店はほとんど姿を消して新しいカフェに生まれ変わっていますが、60年間変わらずに営業を続けている喫茶店が「さぼうる」です。神田に行ったことのある人なら誰でも知っている老舗のレトロ喫茶です。地下鉄の神保町駅を出れば、古本屋街のすぐ裏にあります。

今でも古本屋巡りをしたついでに立ち寄ってコーヒーを飲む人が多い人気店です。今のおしゃれなカフェと違って外観は山小屋風で、店内は煉瓦造り。東京レトロに欠かせない喫茶店です。神保町の古本屋街にぴったりとマッチする雰囲気です。名物は昔ながらの「ナポリタン」です。営業は9時から午後11時まで、日祝は休みです。

住所:東京都千代田区神田神保町1-11 電話番号:03-3291-8404

神田の喫茶店はレトロでおしゃれ!老舗店でゆったりとした一時を! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
神田の喫茶店はレトロでおしゃれ!老舗店でゆったりとした一時を! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
通勤に、ショッピングに、毎日多くの人が行き交う街、神田。JRや東京メトロなど、様々な路線が乗り入れており、交通の便も良いですよね。そんな神田にはレトロな喫茶店が多いってご存知でしたか?今回は、神田でおすすめの喫茶店をくまなくご紹介します。

ビジネス街に残る東京レトロのカフェバー「Cafe 1894」見出し

丸の内は日本を代表するビジネス街ですが、その中に明治27年(1894年)の歴史的なビルが残されています。銀行として使われていたその空間を復元したカフェバーが「Cafe 1894」です。店内は100年前の銀行の豪壮な内部そのままがおしゃれなカフェバーになっています。ビジネス街に残された東京レトロのエアポケットです。

グルメにもおすすめの観光スポットで、三菱美術館に併設されているカフェバーです。テーブルでコーヒーをいただくと一瞬100年前に戻ったような錯覚を覚えます。ランチの「ガーデンプレート」1500円はハーブティーも付いていておすすめです。サンドウィッチやマリネなどが美味しいと評判です。営業は11時から午後11時まで、不定休です。

住所:東京都千代田区丸の内2-6-2 三菱一号館 電話番号:03-3212-7156

東京レトロを巡ってタイムスリップしよう!見出し

ご紹介したように東京にはレトロな街並や建物や喫茶店がまだ残されています。時代の移り変わりが激しい今の世の中ですが、レトロな雰囲気は心を癒やしてくれます。まだまだ東京には懐かしい場所があります。たまには彼氏と散歩をしながら、東京レトロを巡ってみるのも楽しいデートになります。

投稿日: 2017年9月23日最終更新日: 2020年10月7日

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