柴又のうなぎは名店揃い！絶品の味わいで人気のおすすめ店を紹介！

国民的映画「男はつらいよ」シリーズの舞台となった柴又ですが、シリーズが終了した今も帝釈天にお参りする人たちで賑わっています。昔から参詣客が楽しみに立ち寄ったのがうなぎ料理の名店です。柴又とその周辺エリアには昔ながらのうなぎ料理の名店がたくさんあります。下町情緒にあふれ、美味しいうなぎのお店を紹介します。

「川千家(かわちや)」は柴又駅から徒歩3分、帝釈天のすぐそばにある老舗です。創業以来250年、うなぎといえばこのお店です。地元の人にはもちろん、参詣客にも愛されている名店です。全406席あり、最大で100名までの宴会ができます。お酌や芸妓や芸人の手配もしてくれます。大切な記念日やお客様を招待する時に利用したい名店です。

座敷利用のコースメニューは「梅」「竹」「松」「華」が用意されており、5500円から16200円となっています。2000円プラスで飲み放題にもできます。食堂利用の人気メニュー「うな重定食」は2800円から4000円です。おすすめの「ひつまぶし」は4300円です。営業は11時から午後7時まで、年中無休です。

住所:東京都葛飾区柴又7-6-16 電話番号:03-3657-4151

柴又には老舗の名店が多いですが、このお店もその1つです。創業230年の伝統を今に受け継ぐうなぎ料理の人気店です。柴又駅より徒歩1分、帝釈天の参道入口にあります。このお店は大正初期の木造建築で、テーブル席と座敷があります。法事や祝い事に利用したい老舗です。おすすめは「ゑびす家御膳」3500円で、松竹梅から選べます。

100名まで収容できる大広間、小座敷の個室まで用意されているので、目的によって選ぶことができます。小座敷は庭園の池を眺めながら食事ができるので、カップルやご夫婦におすすめです。参詣客や観光客に人気なのが定食で「うな重」2800円、「上うな重」3700円です。営業は11時から午後6時まで、月4回の不定休があります。

住所:東京都葛飾区柴又7-3-7 電話番号:03-3657-2525

柴又駅から徒歩2分、帝釈天参道の入口にあるうなぎ料理の老舗です。創業100年の名店で、懐かしい店構えの庶民的なお店です。柴又でも珍しい「どじょうの柳川」が食べられることで有名ですが、何といってもおすすめはうなぎです。タレは甘めで江戸らしいしょっぱめの味付けになっており、絶品の美味しさと評判です。

店内は昭和の風景がそのまま残されています。テーブル席の他に座敷があり、ガラスの木戸越しに帝釈天の参道の様子を見ながら食事ができます。おすすめは人気の「うなぎ和定食」2850円です。「特上うな重」4500円、「うな丼」2600円も老舗ならではの美味しさです。営業は11時から午後7時まで、不定休です。

住所:東京都葛飾区柴又7-3-8 電話番号:03-3657-2705

柴又駅から徒歩5分、帝釈天の山門のそばにあるうなぎの人気店です。柴又では比較的新しいお店ですが、築地などで修業を重ねた店主のうなぎ料理は地元でも絶品と評判です。店内は小上がりの座敷とテーブルが５つばかり。小じんまりしてるので、落ち着いて食事ができます。ふわふわのうな重もおすすめですが、白焼きも人気があります。

その日の仕入れによってメニューが変わることもあります。このお店でおすすめはやはり「うな重」で、蒸し加減が絶妙で、見た目にも美しい蒲焼きです。1口食べるとホロホロとほぐれる柔らかさが絶品です。甘さを抑えた醤油ダレが食欲をそそります。営業時間は11時から午後7時まで、金曜が定休日です。

住所:東京都葛飾区柴又7-5-24 電話番号:03-3659-7268

京成柴又駅の2つ隣の青砥駅から徒歩4分の、地元に人気のあるうなぎ料理店です。モダンな店構えで店内は音楽が静かに流れているうなぎ店とは思えぬおしゃれな雰囲気です。テーブルと座敷があり、家族やカップルにふさわしいお店です。このお店は「青砥焼き」という江戸時代から続く伝統技法で、その流れを受け継ぐ隠れ名店です。

タレは明治から受け継ぐ「100年だれ」を使っており、絶品の蒲焼きが評判です。おすすめは「青砥焼き」で「上」4000円、「並」3500円。白焼きとたれ焼きの両方が食べられる「二色重」もあります。冬の人気メニューが「う雑炊」2200円、季節限定です。営業は11時15分から午後2時30分、午後5時15分から10時まで、日曜は休みです。

住所:東京都葛飾区青戸5-2-4 電話番号:03-3603-4478

京成立石駅から徒歩3分、柴又周辺で人気のうなぎ店です。創業60年の老舗の名店で、帝釈天の老舗にも負けない絶品のうなぎが食べられます。小上がりとテーブル席が３つばかりの店内で、気軽に立ち寄れる庶民的なお店です。うな重は身が厚くてボリュームがあります。おすすめの「特上うな重」は2600円、きも吸い付は安いです。

一番人気の「うな重」は1900円とリーズナブルです。このお値段で絶品のうなぎが食べられるので、地元の常連客で賑わっています。柴又から食べにやってくるお客もいるほどです。お酒を飲みながらの「うなぎ蒲焼き」1450円もおすすめです。旨くて安い下町の名店です。営業は11時から午後2時、午後4時から8時30分まで。水曜は休みです。

住所:東京都葛飾区立石4-3-14 電話番号:03-3691-3255

柴又の隣、金町駅から徒歩2分の地元に愛されている庶民的なうなぎ料理店です。平日の夜でもお客で賑わっている人気のお店です。店内はテーブル席のみですが、初めてでも気軽に入れる下町風情があります。うなぎ好きには穴場ともいえる隠れ家的な名店で、なんと「うな丼」が1200円で食べられるんです。しかも小鉢ときも吸い付です。

並でこの値段ですから「上うな丼」は1600円、「うな重」は1800円、「上うな重」でも3000円という安さです。おすすめは「上蒲焼定食」3000円で、小鉢にお新香にきも吸い付です。安くても丁寧な仕事でうなぎの美味しさを存分に引き出しています。営業は11時30分から午後2時30分、午後5時から8時まで。火曜は休むことが多いです。

住所:東京都葛飾区東金町1-21-13 電話番号:03-3608-3084

柴又で知らぬ者のないうなぎの老舗が「川甚(かわじん)」です。柴又駅から徒歩8分、帝釈天から徒歩3分の江戸川沿いにある創業220余年の名店です。「男はつらいよ」第一作のさくらの結婚披露宴のシーンに使われています。新館と本館で390席もあるので各種宴会やパーティーに利用できます。昔から文人や著名人に愛された柴又の老舗です。

おすすめは「御昼食限定コース」4285円です。小うな丼と鯉こくなど5品付きです。その他に「月コース」6000円、「雪コース」8000円、「紅梅コース」10000円などもあります。単品のおすすめは「鰻重定食」2800円で、伝統の味がこの値段はお得です。営業は11時から午後3時、午後5時から9時まで。水曜日が定休です。

住所:東京都葛飾区柴又7丁目19-14 電話番号:03-3657-5151

江戸川沿いの柴又からちょいと離れた荒川沿いの四ツ木にあるうなぎの名店です。京成押上線の四ツ木駅から徒歩1分、国産うなぎ、ブランド鰻「板東太郎」、天然鰻の3種類が食べられるお店です。注文を受けてからさばき、紀州備長炭で丁寧に焼き上げる絶品のうなぎです。お米にもこだわりがあり、食感は最高です。

国産うなぎの「うな重上」は4315円、「蒲焼上」4000円。ブランド板東太郎の「うな重上」4830円、「蒲焼上」4515円、希少な天然うなぎはうな重、蒲焼ともに時価となっています。各種「志ら焼」もおすすめです。宴会などのコース料理もあります。営業は11時30分から午後2時、午後5時から9時まで。火曜と第1第3水曜が定休です。

住所:東京都葛飾区東四ツ木4-14-4 電話番号:03-3695-5222

日本は世界でも珍しいグルメの宝庫ですが、うなぎ料理に関しては伝統といい美味しさといい柴又が第一級です。100年を越える老舗が何軒もあり、新しいお店も伝統を受け継いで常に精進しています。柴又帝釈天の懐かしい参道を散策したついでに、うなぎ料理に舌鼓を打つのが粋というものです。