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純喫茶とは?東京で人気のお店をご紹介!昭和レトロの世界にタイムトリップ!

純喫茶とは?東京で人気のお店をご紹介!昭和レトロの世界にタイムトリップ!
投稿日: 2017年9月27日最終更新日: 2020年10月8日

純喫茶という言い方は昭和ならではの雰囲気があります。昔は昼はコーヒー、夜はお酒を出すお店が多かったのです。そこで純粋にコーヒーやジュースだけを提供するお店を純喫茶と言ったのです。東京には昭和の名残を今に伝えるレトロな純喫茶がまだまだあります。

今も昭和の香りがする東京の純喫茶見出し

今は普通にカフェといいますが、昭和の時代は純喫茶と呼ばれていました。アルコール類を提供しないのが純喫茶だったのです。今のカフェはアルコールも飲めるお店がたくさんあります。その意味では純喫茶とカフェは違うのです。今ではほとんど絶滅危惧種のような純喫茶ですが、昭和のレトロな雰囲気のある東京の純喫茶をご紹介します。

東京で数少ない純喫茶は渋谷の「名曲喫茶 ライオン」見出し

流行の最先端をいく若者の街、渋谷にある名曲喫茶です。昭和の時代はクラシック音楽を聴かせる名曲喫茶がたくさんあり、純喫茶の1つのジャンルをなしていました。そんな名曲喫茶も数が少なくなりましたが、「名曲喫茶 ライオン」は今でも残されている老舗です。渋谷道玄坂の途中を右に折れた百軒店の通りにあります。

外観も店内もまさに昭和レトロの雰囲気に満たされています。クラシック音楽が流れていてリクエストもできますが、とても落ち着いていてコーヒーを飲みながら読書をしたり考え事をするには最適の純喫茶です。「ホットコーヒー」550円で何時間でも過ごすことができます。開店は11時で、閉店は午後10時30分です。

住所:東京都渋谷区道玄坂2-19-13 電話番号:03-3461-6858

開業70年の老舗純喫茶は浅草の「アンヂェラス」見出し

浅草には昭和レトロの雰囲気を残した純喫茶がまだありますが、その中で人気なのがこのお店です。昭和21年に開店して70年以上続く純喫茶です。戦後の浅草の歴史を見守り続けてきた昭和の生き証人です。店構えもレトロですが、店内は昭和の時代の純喫茶そのままとなっています。有名作家や漫画家が贔屓にしていた人気店です。

純喫茶にはコーヒーですが、このお店の看板メニューはロールケーキの「アンヂェラス」330円です。コーヒー味の黒とホワイトチョコの白の2種類のメニューから選べます。他にも「苺ショート」や「バナナボート」も人気です。ドリンクメニューでは「ダッチコーヒー」620円がおすすめです。営業は11時から午後9時で、月曜が定休です。

住所:東京都台東区浅草1-17-6 電話番号:03-3841-2208

昭和レトロの谷根千で人気の純喫茶「カヤバ珈琲」見出し

東京は日々進化している街ですが、その中にあって昭和レトロの雰囲気を残しているエリアとして人気なのが「谷根千」です。谷中・根津・千駄木を総称した呼び名ですが、その谷根千で人気を集めている昭和の純喫茶が「カヤバ珈琲」なのです。昭和の木造建築がそのまま喫茶店になっており、海外の観光客にも人気の純喫茶です。

JR日暮里駅から徒歩10分、人気の谷中銀座の散策を楽しむことができます。午後6時からは夜カフェとなってアルコールなども提供されるので、本格的な純喫茶を楽しむなら昼間がおすすめです。「コーヒー」450円、レトロなメニュー「ミルクセーキ」は500円です。営業は8時から午後11時まで。日曜は午後6時までとなっています。

住所:東京都台東区谷中6-1-29 電話番号:03-3823-3545

今はなき老舗純喫茶を引き継いだ「ルネッサンス」見出し

高円寺南口から徒歩5分のこのお店は平成にオープンした喫茶店です。昭和レトロの純喫茶じゃないと思われがちです。実は中野にあった老舗名曲喫茶「クラシック」の閉店を惜しむ元店員が、入口のドアから店内の装飾品までを受け継いで再現したお店なのです。昭和レトロの代表的な純喫茶だった「クラシック」の雰囲気を味わえます。

そのため店内は昭和レトロの懐かしい雰囲気に満たされており、当時の純喫茶の素朴さに浸ることができます。事前にコーヒー券を購入するやり方、食べ物の持ち込みが可能なこと、苦みが深く焙煎が強い豆を使っているなど、「クラシック」のスタイルを引き継いでいます。開店は12時から午後7時30分まで、土日祝は午後9時30分までです。

住所:東京都杉並区高円寺南2-48-11-B1F 電話番号:03-3315-3310

「喫茶ルオー」は本郷の文化的香りを伝える純喫茶見出し

本郷にある東大の正門前にある純喫茶です。開業は1952年ですが、1980年に現在の場所に移転しています。通算して60年以上も営業を続けている老舗のお店です。店構えは昭和の雰囲気そのままで、店内は木調で落ち着きがあります。年季の入ったコーヒーミルやテーブルがレトロを感じさせます。この純喫茶の名物はカレーです。

「カレーライス」880円、「モーニングセット」600円で、どちらも午前11時までの限定です。ランチメニューは「セイロン風カレーライス」980円で、セミコーヒー付きです。本郷の街並が歴史や文化を感じさせますが、そんな雰囲気を引き継いでいる居心地の良いお店です。9時30分から午後8時まで、土曜は5時まで。日祝は休みです。

住所:東京都文京区本郷6丁目1-14 電話番号:03-3811-1808

阿佐ヶ谷を代表する老舗の純喫茶「ギオン」見出し

中央線の阿佐ヶ谷駅北口から徒歩1分の老舗の人気純喫茶です。お店の雰囲気はいかにもレトロな昭和の雰囲気ですが、店内にはブランコの席があることで有名です。阿佐ヶ谷でも有名なお店なので、いつも混雑しています。店内にはアールヌーボー風のランプが置いてあり、壁のインテリアなども昭和を感じさせます。

おすすめメニューは「ナポリタン」800円で、純喫茶の定番としての存在感があります。アルデンテにゆでたパスタが美味しいと評判です。ドリンクメニューは「ブレンド」「ウインナ」が430円、女性に人気の「生クリーム入りカフェオーレ」470円とリーズナブルです。8時30分から翌2時まで。日曜は9時からで、年中無休です。

住所:東京都杉並区阿佐谷北1-3-3 川染ビル 1F 電話番号:03-3338-4381

50年の歴史を誇る錦糸町の純喫茶「ニット」見出し

JR錦糸町駅から徒歩4分、開業してから50年の歴史がある老舗の純喫茶です。店内に一歩入ると、もうそこは昭和の純喫茶の世界です。レトロな照明の下に年季の入ったテーブルと椅子が並び、純喫茶の雰囲気が詰まっています。かつてニット工場だったので「ニット」という名前になっています。看板メニューは「ホットケーキ」です。

サービスセットの「ホットケーキ」750円にはコーヒーなどのドリンク付きです。流行のパンケーキとは違い、昔ながらのホットケーキを味わうことができます。純喫茶の定番「ナポリタンセット」770円もおすすめです。デザートも昭和のメニューらしく各種「パフェ」630円も人気です。営業は8時から午後8時、日祝は午後6時までです。

住所:東京都墨田区江東橋4丁目26-12 電話番号:03-3631-3884

昭和の異空間がすばらしい新宿の純喫茶「らんぶる」見出し

新宿に今でも残る純喫茶といえば「らんぶる」です。JR新宿駅東口から徒歩5分、煉瓦造りの店構えは異空間への入口のようです。店内は地下1階と地下2階の珍しい空間が広がっています。地下1階はテラス風で、その下の喫茶ルームを見下ろすことができるようになっています。客席が多く居心地が良いので、打ち合わせに利用されています。

クラシック音楽が静かに流れている名曲喫茶です。地下2階は天井が吹き抜けで高く、レトロなシャンデリアが昭和を感じさせます。レトロな椅子も座り心地が良く、長居ができるお店です。おすすめは純喫茶らしい「コーヒーゼリー」700円、「チョコレートパフェ」800円が懐かしいです。営業は9時30分から午後11時まで。年中無休です。

住所:東京都新宿区新宿3−31−3 電話番号:03-3352-3361

荻窪で60年を越える老舗の純喫茶「邪宗門」見出し

「邪宗門」といえば国立の駅前にあった喫茶店が有名ですが、閉店後はその意思を受け継いでいるのが「荻窪 邪宗門」です。もともとのれん分けしてオープンしたのですが、すでに60年の歴史がある老舗の純喫茶です。荻窪駅から徒歩2分、昭和レトロを感じさせる商店街の中にあります。店内は60年の歴史がギッシリ詰まっています。

昭和の純喫茶を肌で感じたい時は、このお店がおすすめです。コーヒーは注文が入ってから豆を挽いて淹れてくれますので、とても香ばしくて美味しいです。日替わりのサービスコーヒーがおすすめです。ブレンドに「バタートースト」220円はまさに昭和のメニューです。営業時間は不定期で午後3時30分頃から10時頃までです。

住所:東京都杉並区上荻1丁目6-11 電話番号:03-3398-6206

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純喫茶には青春の記憶が生きている!見出し

ご紹介した東京の純喫茶は、昭和の戦後の空気が今も生きている名店ばかりです。流行に追われることなくコーヒーを楽しめるくつろぎの空間を守ってきて、それがレトロな魅力になっています。純喫茶は過去の名残ではなく、今の若者にとっても青春の思い出をつくれるお店なのです。

投稿日: 2017年9月27日最終更新日: 2020年10月8日

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