大宮公園は小動物園も楽しめる！家族みんなで動物とふれあいの一時！

埼玉県さいたま市にある大宮公園小動物園。ここは、大宮公園内にある小さな動物園です。ガラス越しに動物を見たり、小動物と触れ合える小動物園です。大人も子供も、家族みんなで動物とのふれあいを楽しむ事が出来、埼玉で人気のある公園となっています。大宮公園を含め、大宮公園小動物園の魅力や楽しみ方をご紹介します。

1953年4月に大宮公園内に開設された小動物園です。埼玉には、他にも動物園がありますが、この小動物園は埼玉県が管理している動物園で、なんと公園も動物園も駐車場も無料です。普通は、家族みんなでお出かけとなると、出費が気になりますが、出費を気にせずに家族みんなでふれあいの一時を過ごす事が出来る素敵な公園です。

開設されてから、動物との距離を縮める為に、リニューアルを繰り返してきた大宮公園小動物園。2016年にもリニューアルし、サルの格子も強化ガラスに変わり、動物も増え、ますます動物との距離が縮んでいます。2016年大宮公園小動物園では、土、日、祝日には、イベントが用意されていて、大人も子供も、動物たちとふれあいを楽しめます。

大宮公園は広大で、「大宮公園」「第二公園」「第三公園」と3つに分かれていますが、大宮公園の方に「小動物園」があります。小動物園の入口は、児童遊園地の端にあります。大宮公園のほぼ中央に位置し、自由広場や日本庭園のそばにある時計台の近くの児童遊園地に向かって進み、遊園地の奥から小動物園に入る事が出来ます。

大宮公園自体には休園日はなく、1年中遊ぶ事が出来ますが、公園内にある施設には営業時間と休みがあります。「大宮公園小動物園」の営業時間は10時から16時です。入園には料金がかからず、とっても嬉しい無料です。休園日は、月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)となっています。駐車場にも時間があり、注意が必要です。

鳥ゾーンのフライングケージの中では、色々な鳥を観察することが出来ます。中にはオオフラミンゴもいます。オオフラミンゴは、アスタキサンチンという赤い色素が含まれているオキアミを食べているので、綺麗なピンク色をしています。いつみても癒される綺麗な色です。このオオフラミンゴ、このケージの中では比較的近くで見ることが出来ます。

この公園には、カピバラがいます。カピバラは、別名オニテンジクネズミとも言われています。とっても大きなネズミです。2013年にリニューアル以来、より間近でカピバラを見る事が出来るようになって、カピバラで癒されている大人が沢山います。カピバラは、基本的に無表情ですが、フッとした時に表情が変わるので、観察してみましょう。

大人は見てるだけで癒されるカピバラの前についつい長居してしまいますが、子供は見るだけだとすぐに飽きてしまいますので、オスとメスの見分け方を話しながら見ると家族みんなで楽しい一時を過ごせます。オスは、求愛行動をするために鼻の上にこぶが発達していて、少し黒い顔をしているので、オスとメス分かりやすいカピバラです。

寒い時期は、カピバラが温泉に入る事が出来るように、湯舟が置かれます。「カピバラの湯浴み(ゆあみ)」です。温かい湯にゆったり浸かったり、小さな桶にカピバラがひしめいて浸かっていたり、思わず笑みがこぼれます。お湯に浸かっているカピバラの顔は、何とも言えないかわいさ。このかわいさ求めて、寒い冬、大宮公園小動物園に来る人も居ます。

サルゾーンは、もともと鉄格子でしたが、2016年の改装で、強化ガラスと変わっていて、サルが近寄ってきてくれると、間近で見る事が出来、子供にも大人にも大人気の場所です。サルと言ってもいろいろ種類があり、サルたちの近況を教えてくれているボードもあります。名前も付いていますので、ぜひ探してみるのはおすすめです。

大宮公園小動物園には、モルモットやうさぎがいます。土日祝日のイベントで、時間限定ですが、ふれあいタイムの時間に触れ合う事が出来ます。モルモットも、カピバラと同じテンジクネズミの一種。でも、小さく、温和なので、ふれあいタイムは、子供達も大喜びです。もちろん大人も癒されます。ぜひ、家族みんなでふれあいタイムを楽しんでください。

一番人気のイベントは、ハイエナのガリガリタイム。土日祝日にあるイベントです。ハイエナも、この時間を一番楽しみにしています。ガリガリタイムが近づくと、ソワソワし始め、ウロウロ。大人も子供もハイエナも、ワクワクする時間です。ガリガリタイムとなり、ガリガリ出来る物が与えられると、ハイエナは、与えられた物に夢中です。

さすが「掃除屋」。ガリガリする姿がすごい印象的です。ハイエナは、他の肉食動物が残すような骨をかみ砕き、有機成分を消化吸収できる体を持っています。消化できないものは、吐き戻せるすごい動物です。この大宮公園小動物園にいるハイエナは、笑いハイエナとも呼ばれ、人に似た笑い声で鳴きます。運が良ければ声を聞く事が出来ます。

小動物園に行く前に、お父さんやお母さんは、ハイエナの予習をして行くと、更に楽しい時間を過ごす事が出来ます。子供が、ハイエナの姿を見て、怖がったり、気持ち悪がったりした時に、ハイエナに関する知識を話してあげると見方が変わり、興味津々で見始める事も。ハイエナのガリガリタイムは、大人も子供も一緒に楽しめる時間となります。

大宮公園小動物園には、ツキノワグマもいます。このツキノワグマは、雑食で色々な物を食べます。肉食傾向もあり、接し方を間違えると人を襲う事もあるツキノワグマです。埼玉県にも生息しているツキノワグマですが、間近で見ることはなかなか出来ません。小動物園で、ツキノワグマの優れた運動能力を見と家族で楽しむことができます。

土日祝日に行われるペロペロタイムは、ガリガリタイムの後にあり、続けてみる事が出来ます。ツキノワグマが大好きな物を与えられると、もう夢中。凶暴なツキノワグマは、かわいいクマに変わる瞬間をぜひ見て下さい。ツキノワグマのかわいい一面を見る事が出来、子供も大人も笑顔になり、家族で楽しい時間を過ごす事が出来ます。

イベントでカピバラのエサやりが行われるわけではありませんが、カピバラのお食事タイムに偶然出会うと、カピバラの、更にかわいい一面を見る事が出来、癒されること間違いなしです。動物園の動物たちは、エサの時間が分かっているようです。時間が近くなるとソワソワ。のんびりしているカピバラのそんな姿もまた食べている姿も癒されます。

イベントで、フサオマキザルのおやつタイムもあります。このおやつタイムは、フサオマキザルのフとサの語呂合わせで、毎月23日に行われます。おやつを貰ったサルたちの動きをじっくり観察出来ます。おやつタイムがどんな形式で行われるのか、フサオマキザルがどんな風におやつを食べるのか、観察してみて下さい。

大宮公園小動物園の人気のイベント「コンタクトタイム」は、日、祝日に行われます。いつ、どんな動物が出てくるかは、当日にならないと分かりません。かわいい動物から普段は触れられない動物まで、飼育員さんの話を聞きながら、触る事が出来るとても素敵な時間です。子供も真剣に話を聞きながら、たのしい時間を過ごす事が出来ます。

小動物園がある大宮公園は、1885年に氷川神社境内の一部で偕楽遊園として開設され、1898年に埼玉県が管理する事になった公園です。県営公園の中では最も古い歴史を持つ公園となっていて、今では、67.8ヘクタールもある広大な素敵な公園で、小動物園だけではなく、売店や他のの施設もあり家族で楽しめる空間となっていますのでおすすめです。

大宮公園小動物園の入口には、小さな遊園地があります。入場料金は無料でが、空中でグルグル回る乗り物とゴーカート、数百円の乗り物は、料金がかかります。その他にも普通の公園の滑り台やブランコなどの料金がかからない遊具があり、それほど料金がかからず、家族で楽しい時間を過ごす事が出来ます。営業時間は10時から16時。有料の物は、木、金曜日がお休みです。

この遊園地は、就学前の子が喜ぶ遊園地です。この遊園地の良さは、昭和を感じられる事。昭和時代にあった料金数百円のレトロな乗り物がそこにあり、そこに行くと大人は懐かしさでいっぱいになります。大人が子供の頃に乗った乗り物を、今、子供が乗れるのは、素敵な光景です。人気は、ゴーカート。昔も今も小さいながらゴーカートは大人気です。

小動物園がある大宮公園には、日本庭園があります。料金は要りません。児童遊園地の隣にあります。児童遊園地の近くには、木で作られたシンプルな裏口の門があり、門をくぐると、日本庭園が姿を現します。季節の花が咲いたり、小川が流れていたり、池には鯉が優雅に泳いでいたりで、子供も大人も楽しくなります。エサは禁止なので、見て楽しみましょう。

小動物園がある大宮公園には、「埼玉県立歴史と民族の博物館」があります。料金は一般300円、大学高校生150円、中学生以下無料(特別展や企画展は別料金)と料金はかかりますが、お財布に優しい博物館です。国宝である太刀や短刀、太平記絵巻などが収蔵されています。常設展示や期間限定の展示物、季節の展示物があり、楽しむ事が出来ます。

「埼玉県立歴史と民族の博物館」は、撮影可の場所と撮影禁止の場所があるので、注意しましょう。展示室では飲食禁止ですが、この博物館は、飲食禁止の理由がきちんと書いてあり、大人も子供もなるほどと納得させられる理由。子供は、ダメと言われるだけだと反抗したがりますが、理由を納得するとしないもの。よく考えられています。

「埼玉県立歴史と民族の博物館」は、平日月曜日がお休みで、たまに臨時休館もあります。営業時間は9時から16時。夏は30分延長します。ゆめ・体験ひろばがあり、開館日は昼休み以外、毎日体験する事が出来ます。まが玉や、絞り藍染のハンカチづくり、浮世絵の版画制作体験など体験する事が出来、大人も子供も歴史にふれあいながら楽しむ事が出来、おすすめです。

住所:埼玉県さいたま市大宮区高鼻町4-219 電話番号:048-645-8171

小動物園がある大宮公園から連絡通路を渡った所には、大宮第二公園があり、スポーツが出来る施設がありますが、第二公園の人気は、2月中旬から3月まで見事な風景を見せてくれる紅梅やしだれ梅など沢山の梅の木が植えられている地区です。毎年時期になると「梅まつり」が行われていますので、梅の時期は、小動物園のついでに行くのはおすすめです。

小動物園がある大宮公園は、「日本の桜の名所100選」に選ばれている公園です。春になると、花見の為に多くの人が訪れます。花見の時期は、道沿いに露店が並び、花見を更に盛り上げてくれます。露店があると、大人も子供もテンションが上がりますよね。露店で売られている物は、それなりの料金しますが、気候も良く気分も良く、楽しい時間を過ごす事が出来ます。

小動物園がある大宮公園は、秋になると、公園内の桜の木などが紅葉し、家族で手軽に紅葉狩りを楽しむことができます。大宮公園の紅葉は、大宮公園内の木を始め、第二、第三公園と範囲が広く、木も沢山あるため、10月上旬から色づき始め、11月下旬まで紅葉が楽しめます。特に紅葉が綺麗な場所は、日本庭園。日本の趣のある風景を見る事が出来ます。

小動物園がある大宮公園から南、離れた場所にある大宮第三公園もあります。この公園は、とにかく自然が強調されている公園です。遊具などなく、見沼の沼地が残されているばしょがあります。芝生の上で、のんびり自由に過ごす事が出来、家族で楽しいひと時を過ごす事が出来る公園です。親子のカルガモの行列を見る事が出来る時もあり、おすすめです。

大宮公園小動物園へ電車でアクセスする場合の最寄り駅は、東武野田線「大宮公園駅」かJR線「大宮駅」です。「大宮公園駅」からは、徒歩10分で到着します。埼玉県外からアクセスする場合、一番近い空港は、羽田空港になります。羽田空港から上野まで行き、上野からJR線東武野田線で「大宮駅」を目指し、東武野田線に乗り換えるか徒歩20分で到着します。

大宮公園小動物園車でアクセスする場合、県道35号線の産業道路にある「大宮公園入口」を目指し、東駐車場がおすすめです。料金は無料です。4月から9月は、8時半から19時閉門。10月から3月までは8時半から17時半閉門となります。東駐車場は271台停める事が出来ますが、試合がある日は混雑します。少し遠くなりますが、他にも公園内に駐車場があります。

住所:埼玉県さいたま市大宮区高鼻町4 電話番号:048-641-6391

広大な大宮公園内にある「大宮公園小動物園」は、小さな動物園ですが、動物との距離が近く、面白い動物がいて、ガリガリタイムやペロペロタイムなど面白い時間、小動物とのふれあいの時間を楽しむ事が出来る魅力ある動物園です。何より嬉しいのが、駐車場や公園の料金が無料!家族みんなで「大宮公園小動物園」でふれあいを楽しみましょう。