保護猫カフェは東京や大阪にある？料金・アクセス・営業時間など情報まとめ！

保護猫カフェという存在を知っていますか?保健所や、飼えなくなった飼い主から保護した猫達を、一時的に預かり、施設で飼育をし里親を探すという活動をしています。今回は東京と大阪にある保護猫カフェの情報と、アクセスや料金、営業時間などの情報についてまとめました。保護猫カフェに興味がある方は、是非ご覧ください。

猫と触れ合いながら里親募集をしている保護猫カフェは、近年で店舗数が急増しています。環境省の情報によると、2005年に全国で3店舗だけだったのが、2015年には約300店舗に達したそうです。しかしながら、全ての保護猫カフェが良い環境というわけではなく、中には衛生環境が悪く廃業を命じられるお店も多いのが実情です。

またニュースなどでも報道されていますが、多くの猫を飼い過ぎて、経済的問題で飼育ができずに猫を放棄をしてしまった店舗など、酷いお店も多々あります。そんな中でも、しっかりと飼育している東京と大阪のおすすめ保護猫カフェの情報をお伝えします。料金や営業時間、アクセスなどの情報をご紹介するので、参考にしてください。

NPO法人の｢東京キャットガーディアン｣は、開放型シェルターで、保護猫カフェだけではなく、各地で譲渡会を開いたり、猫グッズのお店を開いている大きな会です。保護猫カフェは東京に2箇所あり、大塚と西国分寺にあります。どちらも入場料金は無料ですが、入場をする際は、必ず身分証の提示と、寄付のお願いがあります。

東京キャットガーディアンでは、2017年10月05日現在、子猫159頭･成猫106頭が里親を待っています。大塚シェルターへのアクセスは、JR大塚駅から徒歩5分です。営業時間は平日14時から20時まで、土日祝日は13時から20時までとなっています。保護猫カフェにしては遅くまで営業をしているので、会社帰りにも立ち寄れそうです。

西国分寺シェルターへのアクセスは、JR西国分寺駅から徒歩7分となります。営業時間は、大塚シェルターと同じです。また2つの営業所共に火曜日は定休日なので、ご注意ください。とても多くの猫を保護しているので、相性が良い子が見つかるかもしれません。しっかりとマナーを守って見学へ行ってみてはいかがでしょうか。

住所:東京都豊島区南大塚3-50-1ウィンドビル5F 電話番号:03-5951-1668

｢保護猫カフェまちねこ｣は、その名の通り、飼い主のいない猫を保護し、里親を探す活動をしている猫カフェです。店内にいる猫は皆里親を募集している猫なので、実際に触れ合ってみて、相性が良かったり、お気に入りの猫を見つけることができます。入場料金は、最初の1時間で1000円、それ以降延長は10分毎に100円の料金です。

保護猫カフェまちねこへのアクセスは、都営新宿線岩本町駅から徒歩約10秒、JR山手線秋葉原駅、及び神田駅から徒歩約10分となります。営業時間は平日14時から20時まで、土日は12時から18時まで、定休日は水曜日と金曜日です。店内では、WiFiがフリーで、電源もあるので便利です。新品に限り猫のおもちゃの持参OKです。

住所:東京都千代田区神田須田町2-8-4第二神田須田町ビル5階 電話番号:03-6206-8132

保護猫カフェ｢えこねこ｣は、桜台ペットクリニックが運営をしている猫カフェです。入場料金は、フリードリンク込みで1時間1100円となります。それ以降の延長料金は、30分毎500円となります。営業時間は、12時から22時で、お休みは不定期です。アクセスは、西武池袋線江古田駅から徒歩1分と好立地です。

えこねこでは、定期的にイベントが開催されており、猫に囲まれながらヨガができる猫ヨガが人気です。常に20匹から25匹ほどの猫たちがいるため、沢山の猫から運命の出会いがあるかもしれません。イベントについては、ホームページから情報をご覧ください。里親になれなくても、触れ合うだけでOKなので、興味がある方は行ってみてください。

住所:東京都練馬区旭丘1-73-1三田ビル2階 電話番号:03-6914-4818

大阪にある｢SAVE CAT CAFE｣は、野良猫や、飼えなくなって放棄された猫達を保護しているカフェです。入場料金は、平日1時間1200円、土日祝日は1400円です。平日の120分コースの場合は1900円、フリータイムは1500円です。延長料金は20分毎に400円となっています。猫は基本夜行性なので、夕方の来店の方が楽しめることが多いです。

SAVE CAT CAFEでは、生後数ヶ月の子猫から、3歳位の成猫まで飼育されています。詳しいプロフィールはホームページの情報をご確認ください。猫カフェにしてはカフェメニューが充実しており、様々なドリンクや軽食メニューがあります。営業時間は12時から20時まで、定休日は月曜日となっています。

住所:大阪市北区天神橋5丁目7-8山田ビル201 電話番号:06-7165-6504

｢ネコリパブリック｣は、ビル1棟が丸ごと保護猫カフェとなっている複合施設です。猫パブリックは東京や広島、岐阜にも展開されているお店ですが、大阪の店舗では、現在27匹の猫が住んでいます。猫ちゃん達と一緒にお昼寝をできるスペースも設けているので、猫と一緒に癒しの時間を過ごすことができます。カフェバーもおすすめです。

また営業時間は、平日13時から21時まで、土曜日は12時から21時まで、日曜祝日12時から19時までとなります。定休日は火曜日です。入場料金は30分のご利用で平日1100円、土日祝日は1500円、1時間のご利用で平日1300円、土日祝日は1700円です。子猫から成猫まで様々な猫がいるので、良い出会いがあるかもしれません。

住所:大阪市中央区東心斎橋1-16-9 電話番号:06-4708-3889

大阪城東区にある｢保護猫サロン 大阪にゃんにゃ｣は、緑橋駅から徒歩10分の場所に位置している保護猫カフェです。年中無休のため、自分の都合で行けるのが便利で良いところです。大阪にゃんにゃで飼育されている猫は全て成猫です。大人の猫の方が性格が完成しているので、性格も分かり、自分との相性が分かっておすすめです。

また大阪にゃんにゃの営業時間は13時から17時までとなっています。入場料金は1時間600円と、一般的な猫カフェと比べると、少しお安くなっています。30分毎の延長が300円です。主に大阪市内で捨てられてしまった猫達を保護している猫カフェで、良い子ばかりだそうです。

住所:大阪市城東区東中浜2-10-19 電話番号:非公開

こちらの記事をご覧になっている皆さんは、恐らく猫を保護することに興味をお持ちだと思います。ペットショップではなく、保護猫カフェから猫をもらうという行いは、大変有難いことでありますが、猫を保護する前に知ってほしいことをお伝え致します。まず、猫の寿命は近年伸びており、最近では20歳近くまで生きる猫が増えてきました。

雑種の猫は特に、15歳位まで生きることが普通です。例えば保護した時点で猫が3歳だった場合でも、その猫は少なくともあと10年は生きることになります。あと10年間と考えると、自分の人生も大きく変化することも度々あると思います。その中でも最後まで責任を持って飼えるのかどうか、慎重に考えてください。

猫が幸せに暮らせる環境なのか、周りの人達の承諾は得ているのか、経済的に大丈夫なのか、色々な視点から見て、最後まで大切に猫を飼えるのかどうか、しっかりと考えてから保護する決断をしていただきたいと思います。もし今無理な環境であれば、せめて寄付だけでもしてあげたら、保護猫カフェの運営費となり、猫のためになると思います。

今回は、東京と大阪にある保護猫カフェの情報についてご紹介いたしました。1匹でも多くの猫の命を救うため、猫を飼うことを検討している方は、ペットショップからではなく、保護猫カフェから猫を引き取るという方法を検討してみてはいかがでしょうか。可愛い猫が沢山いるので、見学だけでも行ってみてください。