角島で海水浴を楽しもう！おすすめは人気の島戸・穴場の土井が浜！

角島は、本州の西のはて山口県にあります。さらに、山口県の西のはて下関市豊北町の日本海（響灘）上にある島です。読み方は「つのしま」です。島に2つの半島がって、牛の角のように見えるので角島です。北九州や中国地方ではかなり知られた観光名所です。2000年に全長1780mの角島大橋が完成し本土と陸続きです。便利になりました。

角島大橋は角島のシンボルで最大の観光名所です。角島大橋は、2000年11月3日に開通しました。全長が1780mということは、中学生の駅伝では1区間程度の長さはあります。角島と本州の間には、鳩島という小さな島があります。この島の存在も角島大橋の造形美のワンポイントになっています。通行量は無料です。1度橋を渡ってみましょう。

角島を代表するもう一つのおすすめスポットが角島灯台です。角島灯台は、明治9年に初点灯した総御影石造りの豪華で美しい洋式灯台です。高さが29.6mあります。130年以上毎日点灯しています。灯台に登ることができます。営業時間は9時から4時までです。送れないようにしましょう。展望台からの眺望はおすすめです。(有料)

画像は展望台からの眺めです。水平線まで見渡せる絶景は角島でしか体験できません。日本海のブルーと島の緑のコントラストがみごとにマッチしています。南国の海の碧さに引けを取りません。角島灯台からの眺めは、日本海の美しさが確認できる穴場です。

鳩島は、150mほどの岩の塊のような島です。角島大橋の中間地点付近にあります。標高も20ｍくらいです。島の魅力は柱状節理が剥き出しになっていることです。タモリさんが喜びそうな光景です。それも、日本海の荒波に耐えた証です。もちろん誰も住めません。無人島で定かではありませんが、鳩も住んでいないようです。

角島灯台に隣接して灯台記念館があります。角島の歴史や灯台に関する知識や情報がわかりやすく紹介されています。灯台のは教科書には出てこないですね。灯角島灯台公園には、展望台、雑貨店、休憩所等も設備されています。こんな景色が見られる穴場のビュースポットです。

夢崎波の公園は、角島灯台公園に隣接した公園です。なんといっても、この公園から眺める、日本海に沈む夕日は絶対に他の場所では見られない絶好のおすすめ夕陽スポットです。園内で、ハマオマト（ハマユウ）、ダルマギク、ハマヒルガオ、スイセンなど角島に自生の草花を見ることもできます。花好きにおすすめの穴場です。

牧崎風の公園は、角島の最北端に位置する日本海の自然が残る公園です。北長門海岸国定公園の指定植物となっているダルマギクの群生地として有名な公園です。園内には遊歩道が整備されていて、角島の自然が実感できます。画像のようにダルマギクが咲き誇っています。ここも、花好きにおすすめの穴場です。

海士ヶ瀬公園（あまがせこうえん）は、角島の入り口にあります。角島を観光に来られた方々をお迎えする公園であり、角島観光のために小休止していただく場所です。なんと言っても、角島大橋を一望できるベストスポットです。角島大橋見学の隠れたおすすめ人気スポットです。

「せざきあかりこうえん」と読みます。瀬崎陽の公園は、本州から角島に渡ってすぐ左手、角島大橋のたもとにあります。九州や四国以外で本州を見ることはそんなに多くありません。かつて島の岬にあった燈明台のあかり（陽）が、船の安全を守ったという言い伝えから瀬崎陽の公園と命名したそうです。

角島は北長門海岸国定公園です。角島の豊かな自然についてわかりやすく紹介されている施設です。角島近海は近年までクジラ漁が盛んでした。角島近海で平成10年に発見された「ツノシマクジラ」の骨格標本も展示されています。全国に散らばるクジラファンに穴場スポットとして人気があります。

角島は下関市出身の映画監督、佐々部清監督が撮影した映画「四日間の奇蹟」のロケ地です。礼拝堂と思わせる建物は、公衆トイレです。映画で使用したセットをそのまま現在は公衆トイレとして利用しています。島に溶け込んだ風景です。映画ファンのロケ地巡りでは穴場人気です。

島の小学校です。昭和の小学校の面影が残っています。小学校ですが立ち寄りができるようです。昭和生まれの方にはノスタルジーを感じてください。平成生まれには、ご両親の少年少女時代を知るために立ち寄ってみましょう。新しい建物が多い小学校が増えていますが、昔の分教場風の小学校は昭和の風情が漂います。

年々海水浴場が減っている日本ですが、しおかぜコバルトブルービーチは、きれいな砂浜の海水浴場です。透き通った海水を求めて、九州や広島から多くの海水浴客が訪ねてきます。夏の海水浴だけではありません。一年中マリンスポーツが盛んです。日本海でもマリンスポーツはできます。

しおかぜの里角島はしおかぜコバルトビーチのそばに位置する休憩所で、角島漁協婦人部の奥さんたちが中心に運営されています。地域の特産品やお土産の販売と、食事ができるレストランがあります。贅沢過ぎる海鮮料理が楽しめます。名物は「わかめソフトクリーム」です。

島戸海水浴場は本州になります。角島に面して角島大橋の右手にある小さな砂浜です。島戸海水浴場からは角島大橋が横から見られます。角島大橋を見ながら海水浴が楽しめます。島戸海水浴場のコバルトブルーの美しい海は角島の海の同じです。

白い砂浜とコバルトブルーの海の青い空、全てが揃っています。地中海ではありません。沖縄でもありません。日本の山口県です。こんな風景が見られます。泳がなくても景色だけでも十分に楽しめます。島戸海水浴場は、平成に残る美しい海水浴場です。

島戸海水浴場と同じように白い砂と青い海の開始浴場があります。土井ヶ浜海水浴場です。ここの海水浴場も角島の対岸、本州になります。美しさは角島と同じです。日本海の海には、日本の美しい海岸と楽しい海水浴が楽しめる環境が残っています。

豊北町土井ヶ浜にある壮大な歴史遺産、土井ヶ浜遺跡は山口県を代表する古代遺跡です。土井ヶ浜遺跡は弥生時代前期から中期の墓地遺跡です。「戦士の墓」あるいは「英雄の墓」などと呼ばれています。発掘された遺骨に戦闘の跡が発見されています。現在は「土井ヶ浜弥生パーク」として整備され、「土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム」が造られています。

角島は橋で本州と繋がりましたが、周囲を海で囲まれた海です。やはり、海の幸が豊富です。角島周辺ではイカやマグロが獲れます。近年まではクジラ漁も盛んだったのです。日本海のおいしい魚をふんだんに使った角島のグルメはおすすめです。ビールもあります。

「和食処夢岬」は、海を眺めながら海鮮料理が味わえます。少し前までは人気の穴場名店だったのですが、今は人気抜群のお店です。海鮮丼の画像からも新鮮でボリュームたっぷりのイカがひと際おいしそうです。角島周辺は豊富な魚介類が獲れます。新鮮な海の幸を角島で味わいましょう。

角島大橋を渡ってすぐのところにある、角島テラスです。テラスと名乗るので洋風と思いますが、瓦蕎麦やギョロッケ等がそろってます。角島名物のサザエのつぼ焼きやイカ焼等の新鮮で美味しい海鮮焼は魅力のメニューです。サザエのつぼ焼きは美味しすぎます。

画像は角島ビール・ピルスナーです。角島の海の碧さがラベルに活かされています。正確には山口地ビール株式会社の地ビールです。風味も味も満足いく地ビールと評判です。角島で、沈む夕日を眺めながら飲むビールは、ビールの味以上に酔いしれます。角島で乾杯です。

山口県下関市豊北町にある「だるま堂」さんの銘菓です。土井ヶ浜赤米もちは、厳選したもち米と赤米を用いた香りの良いくるみ餅です。地域の名産の赤米を使っています。土井ヶ浜に弥生時代の遺跡があることにちなんだ土井ヶ浜赤米もち、赤色はお米の色です。甘すぎず、食べやすい味です。

青海苔羊羹も「だるま堂」さんの銘菓です。青海苔はお好み焼きだけではありません。青のりの風味を最大限に生かした上品な甘さと、高級感が漂う最高級の羊羹です。青海苔と羊羹のミスマッチが最高の味になりました。角島の豊北町のお土産にぜひどうぞ！

世界規模で海洋汚染は進んでいます。澄んだきれいな海水が見られる海岸は減りました。それでも、日本海にはきれいな海が残っています。角島の澄み切った海水は、一瞬、南の海と見間違えるほどきれいです。それだけでも、訪ねてみる価値があります。海水浴も存分に楽しめます。