山口県おすすめグルメランキングTOP20！おいしい名物と有名店を一挙紹介！

山口と言えば、やっぱり下関のフグが名物ですね。山口では福を呼び込む「ふく」とも呼ばれ、他の地域ではなかなかお目にかかれない美味しさと見た目の美しさ。この他にもこれから紹介するグルメの数々は山口県ならではのおいしいものばかりです。ランキング形式でその魅力や有名店を合わせて一つ一つ詳しく紹介していきましょう。

毎年2月から4月頃にかけて萩市の松本川で水揚げされるシロウオ。その代表的な食の仕方「おどり食い」は最高の珍味。もちろん天ぷらやすましで食べても絶品グルメ。この時期に開催されるイベントしろ魚まつりでは、なんと無料でおどり食いが味わえます。他にも萩市の有名な料亭でも堪能できる一品です。

おいしいシロウオ料理が食べられる有名店、萩市にある「割烹 千代」創業は50年の老舗。昼と夜それぞれのコース料理があり、定食から萩御膳から板長のおまかせメニューなど、シロウオのおどり食いはもちろん美味で、他にも市場で仕入れた新鮮な魚介類を提供しています。

萩市名物の一つが沖合は見島の近海で捕れるアカウニ。その沿岸の仙崎漁港にある、お食事処「白菊」。自慢は何と言っても刺身盛り合わせが付いた「うに定食」です。1800円から小鉢の付け合わせもあり、メインのうにが一面びっしりと敷き詰められた豪華な一品。非常に甘味のきいた獲れたてのうには絶品です。

山口県萩市の代表的な特産物の一つ夏みかんをたっぷりと使用したサブレ。山口の様々な観光施設で購入できますが、その一つが「きれん製菓」新幹線の新山口駅や山口宇部空港内等で店舗を構え名産の和菓子をはじめとした特産品を販売しています。サクッとした食感、甘酸っぱい夏みかん風味はお土産にも最適です。

山口市にある国立大学の山口大学において2007年「おもしろプロジェクト」によって大学の知名度を全国に広めるために学生が参加して考案されたまんじゅうです。レモンの味がするこのまんじゅうは、若さ溢れる青春の味を表現した甘酸っぱい風味が広がり6個入りで販売されています。

山口大学まんじゅうはその名の通り大学内の生協で販売されていますが、山口市にある和菓子の老舗「三隅勝栄堂」でも購入することができます。饅頭や羊羹、カステラなど多くの和洋菓子がある中でも山口大学まんじゅうは人気の高い商品の一つです。店内ではイートインも用意されているのでひとときのくつろぎを味わえます。

豚骨スープに中太麺、そしてシンプルなトッピングが宇部ラーメンの特徴。宇部市を始め8店舗を構える「一久」豚骨100％のこだわりが店舗最大の特徴であり各々独自の味を提供しています。ライスやチャーハンを合わせたセットメニューなど、こってり豚骨ラーメンに相性は抜群です。

山口県萩市に昔からの郷土料理がこの「いとこ煮」。萩市では代表的な料理で、一晩水で浸した小豆を煮てかぼちゃや蒲鉾、白玉等に和えたものが一般的。その味を楽しめるお食事処「わらじ」では軽食はもちろんいとこ煮等の郷土料理を味わえます。ただしあらかじめ事前の予約が必要です。

山口県下関は近年における捕鯨の町。クジラの身と尾の間の部位の肉であり、そのまま刺身として酢味噌をかけて食べる昔ながらの郷土料理です。完全個室完備の東北料理とお酒の店「北六」3000円からの宴会コースをはじめ、飲み放題コースなど新鮮な海の幸たっぷりのメニューがありおばいけは人気の一つです。

山口県周防大島の地域行事の一環として考えられたのが「みかん鍋」。もともと温州みかんが有名で、焼いたみかんをまるごと海鮮鍋。周防大島の旅館「ちどり本店」では昔ながらの郷土料理と現在のメニューを加えた創作料理、みかん鍋も人気の一つです。囲炉裏を囲む昔ながらの店内のスタイルがより食の美味しさが引き出します。

日本各地で様々なういろうを目にすることがありますが、山口のういろうはわらび餅に近い感覚があり、あまり癖のないものが特徴的です。山口市の菓舗「たまや」では栗、さくら、ゆず、抹茶といった様々な味のういろうを用意。秋の季節限定のりんごのういろうの香りは格別です。

山口県で独自に作られた野菜「はなっこりー」とは中国野菜のサイシンとブロッコリーとを掛け合わせ、品種改良の末に生まれた野菜、その「はなっこりー」を具材に混ぜ合わせたものが「はなっこりーコロッケ」。ここ「福の花」では郷土料理、地場野菜などはなっこりーコロッケも人気のメニューとして提供しています。

温暖な瀬戸内海の沿岸では古くから鱧の漁場として知られ、新鮮な鱧を5月から9月まで堪能できます。下関の日本料理店「つか佐」では四季折々の食材をふんだんに盛り込み、その中で夏季限定の「はもすきコース」はこの期間でしか味わうことができない逸品です。

骨付きの若鳥を丸ごと炭火で焼いたものが山口の「山賊焼」と呼ばれるものです。その代表的な名店「いろり山賊」。県内に3つのお店を構え山賊焼は勿論のこと山賊おむすび、うどん等四季折々の食事を合わせて楽しむ事ができます。お土産としても準備してあるので、山賊焼はおすすめの一品と言えるでしょう。

イカの中では最高級と称されるのがこの剣先いか。山口では下関や萩の漁港で水揚げされ、夏から秋にかけて新鮮な剣先いかを食することができます。非常に繊細であり一本釣りで釣り上げた剣先いかの甘味と食感は他で味わうことができない一品です。もちろん焼いか、干して食するスルメもまた絶品です。

須佐男命いか（すさみこといか）と呼ばれる活きのいい剣先いかを堪能できる活きいか専門店「梅乃葉」。イカを主体にした料理にはお刺身はもちろん、天ぷらや丼ぶりにのせたメニュー、麺類に至るまで様々な味を堪能することができます。イカスミやイカ丼のたれ等オンラインショップでも利用できます。

山口の純和牛「見島牛」と乳牛「ホルスタイン」を掛け合わせたブランド「見蘭牛」。肉厚の濃い旨みと柔らかさを兼ね備えたこの名物は萩市にある「みどりや」がおすすめ。直営の牧場で育てた見蘭牛をレストランで楽しむ事ができます。オンラインショップでも購入することができるのは嬉しいですね。

山口県長門市で収穫される代表的柑橘類「ゆず」。程よい香りと酸味は様々な料理で使われその相性は抜群です。JAで販売されている他、道の駅「ゆとりパークたまがわ」のゆとり茶屋では、料理長が考案のゆずきちを利用したドレッシングやポン酢、酢味噌などが販売されています。

白ご飯にほうじ茶、とてもシンプルな山口県岩国市の郷土料理がこの茶かゆ。柳井市の四季旬彩「蔵や」でも茶かゆを提供し、地元の農家から直接に仕入れた新鮮な野菜をふんだんに盛り込んだ創作料理の数々はどれも満足のいくものばかり。2時間30分の飲み放題付きコースなどお酒も充実したメニューがあります。

山口見岩国市で名物の押し寿司の一つ。大きな木枠に生魚の入った酢飯を何層にも重ねその上に錦糸卵や春菊などを配します。錦帯橋のたもと「もてなし処 ひらせい」では岩国寿司を取り入れた御膳料理を用意、1700円から3250円までのコースがあり四季折々の食材と共に有名店で楽しむ事ができます。

熱せられた本当の瓦の上に茶そば、錦糸卵、牛肉、海苔、レモンが定番。アツアツの茶そばを麵つゆにつけて食べる山口では定番のメニュー。名店「元祖瓦そば たかせ」では京都の高級宇治抹茶が練りこまれた麺を使用し、かつおと昆布を合わせたつゆにつけて食べる瓦そばは絶品です。

山口の最もポピュラーなソウルフードの一つ。揚げられた中華麺の上にキャベツ等の大量の野菜、最後にあんをかけて出来上がり。その代表的なお店「春来軒」パリパリとした食感から始まり食べ進めるうちに、やがてしっとりとした味わいです。小サイズ600円から5人前の3300円までメニューを用意しています。

日本で天然のふぐの水揚げ量が上位に位置する山口県では、何といてっも下関のふぐは有名で、その取扱量に関しては全国でも最多となります。ふぐの中の高級品である天然トラフグ。身の引き締まったその上質の歯ごたえは絶品です。近年は養殖での取扱いも増え山口に限らず全国でも流通しています。

ふぐ料理といって最初に思い浮かぶのはやっぱりふぐ刺し（てっさ）、他にもから揚げや鍋料理、雑炊、白子料理等、そんなふぐ専門店「やぶれかぶれ」は一年を通して養殖のふぐを提供し、昼は3240円のセットメニュー、夜は5000円から10000円を超えるメニューと各種プランを用意しています。

高級料理のふぐから、ばりそばや瓦そばの見られるような下町のグルメに至るまで非常に沢山の名物が多い山口県。このランキングでも紹介しきれなかった名物や有名店はまだまだ山口には数多くあります。美味しいグルメを堪能しながら自然豊かな観光名所も多い山口県を楽しみましょう。