山口県宇部市の観光スポットといえばここ！「ときわ公園」で充実した休日を！

ときわ公園は常盤湖を中心に広がる緑と花と彫刻に彩られた総合公園です。国内で初めて全園に生息環境展示を取り入れた「ときわ動物園」や、国内最大級のバオバブなど特徴的なシンボルツリーを植栽した「世界を旅する植物館」では、日常と異なる世界を体感することができます。

さらに、常盤湖を望むUBEビエンナーレ彫刻の丘では、昭和36年以来、世界で最も歴史のある野外彫刻の国際コンクール「ＵＢＥビエンナーレ（現代日本彫刻展）」を隔年で開催しています。

半世紀を超えるコンクールの受賞作品など約100点の彫刻作品を展示している園内では、豊かな自然とアートが調和した美しい景観を堪能することができます。 　

その他、日本初の石炭記念館では石炭で発展した本市の歴史を後世に伝えています。また、園内には遊園地やカフェもあり、大人から子どもまで１日中楽しめる公園となっています。

「ときわ動物園」は国内で初めて全園に「生息環境展示」を取り入れた動物園です。それぞれの生息地の環境を再現し、木の上での生活や草原を駆け回る姿といった、本来の行動が発揮できるような展示を行っています。

シロテテナガザルやボンネットモンキーなどの霊長類を中心に、自然が多い展示場では生き生きとした彼らの姿に出会うことができます。

水辺で一緒に遊ぶコツメカワウソや、のんびり泳ぐカピバラなどを自然に近い形で観察でき、まるで野生動物の生息地に迷い込んだような気分で楽しむことができます。

また、人気のリスザルやワオキツネザルとふれあう参加体験型イベントや、動物のスペシャリスト宮下園長による動物園ガイドや動物講座を開催しています。
 

併設されている体験学習館「モンスタ」では、動物の見ている世界を動物目線で見ることができるVR体験ができるほか、動物や環境について楽しく学ぶ様々な企画や展示を行っています。イベント等の詳細はときわ動物園のHPをチェックしてください。

ときわミュージアム「世界を旅する植物館」は、プラントハンター西畠清順氏の監修により、平成２９年４月にリニューアルオープンしました。

植物の原産地の植生を意識した８つのゾーンがあり、それぞれに特徴的なシンボルツリーが植栽されています。高さ約８メートル、幹回り３メートルという国内最大級のバオバブの木、スペインの樹齢１０００年のオリーブ、酔っぱらいの木と呼ばれるパラボラッチョなど、シンボル的な植物を観察することができます。

その他、館内には他では観ることのできないオリジナルサボテンもあります。まるで世界を旅するように、四季折々の珍しい植物や花、果実に出会える人気の植物館です。

「UBEビエンナーレ（現代日本彫刻展）」は、世界で最も歴史のある国内最大級の野外彫刻の国際コンクールで、昭和３６年（１９６１年）から２年に１度開催され、５０年以上の歴史を有しています。

戦後の復興期にまちの美化と心の潤いを求めた「緑化運動」、「花いっぱい運動」の流れをうけ、「自然と人間の接点として芸術を」との市民提言によって始まった彫刻設置運動を原点とし、日本におけるパブリック・アートの先駆けとも言われています。

これまでの出展作品の一部は、ときわ公園及び市内の随所に設置され、その数は約２００点にのぼり、都市とアート、自然とアートが融合した都市空間となっています。
 

公園内にある「UBEビエンナーレ彫刻の丘」はUBEビエンナーレのメイン会場で、最新の大賞受賞作品をはじめ、園内の野外彫刻が集中するエリアとなっています。そこに常設されている向井良吉の作品「蟻の城」は、宇部市のシンボルとなっています。触れて楽しむことのできる作品が多いのも大きな魅力です！

いかがでしたでしょうか？ときわ公園には生息環境展示を取り入れた「ときわ動物園」や、珍しい植物を観察することができる「世界を旅する植物館」といった、子どもから大人まで楽しめるスポットがあります。

また、国内最大級の野外彫刻の国際コンクール「UBEビエンナーレ（現代日本彫刻展）」に出展されたアート作品が、ときわ公園及び市内の随所に設置されています。

山口県宇部市に訪れた際には、是非「ときわ公園」に足を運んでみてください！