おかめやは札幌で人気のパン工場直売所！出来立ては行列覚悟で買いに行こう！

札幌で30年以上にわたり営業を続けているおかめやは、元々はパンの製造・卸業者としてスタートしました。現在も業務用パンの製造がメインですが、工場で焼きあがったばかりのパンは、数量限定で直接買うことができます。地元では知らない人はいないほど有名なおかめやのパンですが、一体どうすれば焼き立てをゲットできるのでしょうか?ご紹介いたします。

おかめやは、札幌市西区初寒の工場地帯の中にあります。電車でアクセスする場合は、JR発寒駅北口から徒歩22分ほどですが、焼き立てのパンを購入することを考えると車で行く方がおすすめです。駐車場は工場兼店舗の前に2台ほど停められるスペースがあり、東側には広い駐車場があります。

直売所の入口を入るとすぐ工場なので、次々とパンが焼き上がる様子を見ることができます。直売所の営業時間は11時から18時までですが、売り切れ次第終了となります。午前中に売り切れてしまった場合、午後から販売再開ということもあります。その場合はお店に案内掲示が貼り出されます。

住所:北海道札幌市西区発寒十六条4-5-1
電話番号:011-663-4381

おかめやのパンを直接買う場合は、工場兼直売所の前に券売機があるので、そこで買いたいパンの食券を購入します。買った食券を工場の職員さんに渡すと、焼き立てのパンと引き換えてくれます。券売機で直接購入できるのは、角食パンと山形パン、数量限定販売のフレンチトーストです。角食パンは8本までまとめて食券を購入できます。

焼き立てのパンを求めて、行列ができることもしばしばあります。回転は早く、そこまで長く待たされることはありませんので、気長に並んでみてください。常連さんは購入したパンを入れるための段ボールやレジかごなどを持参していることが多いようです。大量に購入する場合は、搬入用のケースを貸し出してくれます。

焼き立てホカホカのパンは本当に柔らかく、ふわふわです。力を入れて持つと簡単に潰れてぺちゃんこになってしまうので、下から両手でそっと持つのがおすすめです。実際にパンを購入した人は、皆さん一様に赤ちゃんを抱っこしているようにパンを抱えてお店から出てきます。

角食パン3本以上、または合計金額1800円以上の注文で、パンを宅配してもらうことができます。あんパンやクリームパン、デニッシュなどの菓子パンは宅配専用になります。また、レーズンやくるみ入りの食パンやクロワッサンなどは、工場で受け取る場合でも2日前までのFAX予約が必要となります。おかめやの公式サイトを参照してください。

おかめやのパンの一番人気は、何と言っても角食パンです。大サイズの角食パンは「エスポワール」という商品名で、長さ35cmほどもあります。スーパーなどで販売している食パンの3つ分ほどの大きさで、1本550円です。焼き立てのふわふわの状態で、まずはそのままいただくのがおすすめです。3日後くらいまでは柔らかいままいただけます。

中サイズの角食パンは、「ラフォンテーヌ」という商品名です。エスポワールとの違いは大きさのみだそうです。長さはエスポワールと同じで、パン一辺の大きさが2cmほど小さくなっているようです。こちらは1本450円です。常温で4日ほどは保存できますが、残った分はお好きな厚さにスライスして冷凍するのがおすすめです。

おかめやのパンは、「中種法」という製法で作られています。小麦粉やイースト、水などを加えて作った中種を2時間以上発酵させた後、残りの材料を加えて生地を作る製法で、できあがったパンがよりしっとりと仕上がり、日持ちが長くなるという特長があります。牛乳や卵も入っていないので、アレルギーの方にも安心です。

「山形」という名前の山型食パンも人気です。原材料は角食パンと同じのようですが、こちらは角食パンよりもしっかりとした焼き色が付いていて、もっちり食べ応えがあります。そのまま食べてももちろんおいしいのですが、トーストしてバターを塗って食べるのがおすすめです。山形は1本490円です。

「豆角食」は、2日前までの予約が必要な商品ですが、とても人気がある食パンです。金時豆の甘納豆がたっぷりと入っていてずっしりと重量感があります。やさしい味わいのパンは、そのままおやつ感覚でいただけます。トーストすると、みみの部分がサクサク香ばしくなり、こちらもおすすめです。豆角食は、大が860円、ハーフが430円です。

数量限定で販売される「フレンチトースト」は売り切れていることも多く、出会えたらラッキーな商品です。濃厚な生クリームや厳選された卵、砂糖を使用したフレンチトーストは、一袋520円でリッチな味わい。トースターで温めなおしていただくのがおすすめです。

フレンチトーストが売り切れてしまっていたら、食パンを使ってご自宅でフレンチトーストを作ってみるのもおすすめです。レーズン食パンやくるみ食パンでもおいしくできます。おかめやのフレンチトーストに近づけたいなら、生クリームを少し多めに入れてみてはいかがでしょうか。

おかめやの食パンはそのまま食べたり、トーストするだけでとてもおいしくいただけますが、大きいサイズのパンを購入したら、いろいろなアレンジメニューに変身させてみるのもおすすめです。朝食やお弁当などに使っていくと、あっという間に1本食べきってしまうかもしれません。

おかめやの角食のふわふわ感を活かすには、サンドウィッチがおすすめです。厚く切った角食パンの真ん中に切り込みを入れて具を挟んだポケットサンドは、手で持ちやすくボリュームもたっぷりです。オーソドックスな卵サラダやハムなどの他、焼き肉を挟んでランチにしたり、フルーツと生クリームでフルーツサンドもおすすめです。

おかめやの角食パンを厚切りにして、残ったカレーとチーズを載せてトーストするだけで、食べ応えのある一皿ができあがります。15cmほどの厚さに切って中身を押しこみ、ホワイトソースを入れてグラタントーストにしたり、ビーフシチューを入れてトーストするなど、無限にアレンジすることができます。

札幌市中央区南1条に2017年8月にオープンしたばかりの「OYOYOホットサンド」では、おかめやのパンを使ったホットサンドが食べられます。契約農家から毎日直送される野菜を使い、ソースも手作りしているそうです。シンプルなスクランブルエッグのホットサンドは350円とリーズナブル。＋200円のドリンクセットは、ランチにぴったりです。

電話番号:011-218-8989

札幌市白石区菊水にある「Cafe Ricca」のサンドウィッチは、ご覧の通り超ボリューミー。こちらのカフェでも、おかめやのパンを使用しています。自家製のロースハムを挟んだサンドウィッチは大人気で、売り切れてしまうこともあるそうです。北海道らしくジンギスカンを挟んだサンドウィッチもあり、こちらもおすすめです。

電話番号:011-867-9878

JR札幌駅の北海道四季彩館で販売されている「さっぽろ厚焼きたまごサンド」(680円)は、おかめやのパンと江別市の太田ファームの卵を使ったサンドウィッチです。トーストした食パンのみみも付いていて、ラスクのような食感でおいしいと評判です。味付け海苔も入っているので、海苔巻きサンドにしていただくこともできます。

札幌で愛されているおかめやのパン。手間暇をかけて焼いているパンは、毎日食べても飽きません。行列覚悟で工場に買いに行くのも、レジャー感覚で楽しそうです。遠方だけどおかめやのパンを食べてみたいという方は、地方発送もしてくれますので問い合わせてみてください。しっとりふわふわのおかめやのパンで、元気な一日を過ごしましょう。