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虹の松原へ観光に行こう!アクセス方法から七不思議までまとめてご紹介!

虹の松原へ観光に行こう!アクセス方法から七不思議までまとめてご紹介!
投稿日: 2017年11月14日最終更新日: 2020年10月8日

虹の松原は日本三大松原の1つで、松と海の素晴らしい景色を堪能することができます。虹の松原で知っておきたいのが七不思議があることです。七不思議のことを頭に入れておいて、虹の松原を観光するのがおすすめです。虹ノ松原の七不思議やアクセス方法などについて紹介します。

虹の松原は観光におすすめ見出し

虹の松原は長さ約4.5キロ、幅約0.5キロに渡って約100万本のクロマツが生えています。始まりは17世紀の初めに初代唐津藩主の寺沢広高が防風や防潮のためにクロマツを植えたこととされています。不思議な七不思議があることでも知られており、どんな不思議があるのかやアクセス方法、おすすめの展望台についても紹介します。

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虹の松原へのアクセスと駐車場情報見出し

虹の松原への車でのアクセスは、西九州道唐津インターで下りてから約20分、もしくは長崎道多久インターで下りてから約45分で到着します。無料で駐車できる駐車場が虹の松原周辺に6つあります。最初の3つは、唐津シーサイドホテル前駐車場に約50台、東の浜海浜公園前駐車場に約20台、根上りの松付近の駐車場に約20台停められます。

後の3つは種田山頭火の歌碑付近の駐車場に約20台、まるき屋麻生本店前の駐車場に約5台、三本松付近の駐車場に約20台です。公共交通機関でのアクセスは、JR虹ノ松原駅から徒歩1分、JR浜崎駅から徒歩5分で到着します。車ならば無料の駐車場が6つあって便利ですし、公共交通機関でも駅からすぐのところなのでアクセスに便利です。

虹の松原を展望台から眺める見出し

虹の松原を眺めるのにおすすめなのが鏡山西展望台です。標高284メートルの鏡山を上がっていく道は5キロに渡って続き、絶好のドライブコースとなっています。虹の松原をほぼ全て見渡すことが展望台は多くの観光客が訪れます。展望台の外に山の斜面から突き出すようにテラスが造られました。より展望台から眺めやすくなりました。

鏡山西展望台は虹の松原だけでなく、唐津城を見ることもできます。おすすめの見頃は唐津城がライトアップされる時です。展望台からのライトアップされた唐津城は幻想的で素晴らしいです。鏡山西展望台には公共交通機関で行くことができなくて、車でアクセスすることをおすすめします。虹の松原観光には欠かせないおすすめスポットです。

虹の松原の七不思議1:夏にセミの鳴き声がしない見出し

夏の風物詩であるセミの鳴き声が聞かれないという不思議があります。虹の松原で育っているのはハルゼミとニイニイゼミだけです。このハルゼミとニイニイゼミは共に松の木を好みます。ハルゼミは名前の通り、春に鳴くセミなので、夏に鳴き声を聞くことはありません。そのため、夏に見られるのはニイニイゼミだけになります。

ニイニイゼミは夏に鳴くのですが、鳴き声がとても小さいため、よく耳を澄まさないと聞くことができません。つまり、虹の松原にはセミはいますが、鳴き声の小さいニイニイゼミしか夏にいないため、セミがいないと言われたのです。夏の観光地でセミの鳴き声が聞こえないところはほとんどないので、異質な感じを受けるかもしれません。

虹の松原の七不思議2:にらみの松が多い見出し

にらみの松というのは背が低い松のことを言います。豊臣秀吉が虹の松原で休憩中に、一帯にあった松が高いために眺望が悪かったため、低くなれと松を睨んで以来高くならない松があると言われています。実際に虹の松原には背が低い松がたくさんありますが、背が低い松がたくさんある理由があります。

海岸から虹の松原を見た時に、海の方が低く、陸に行くにしたがって高くなっているのがわかります。これは風の抵抗を最も受けにくい形であり、一本だけ飛び出てしまうと強風や飛塩などの影響を受けてしまい、成長が止まってしまいます。海の強風の影響を受けないように、うまく育っている松と言えるでしょう。

虹の松原の七不思議3:根上りの松見出し

松原の南側にある松浦川河口の近くに千人塚砂丘があります。川が氾濫し、砂が流されて松の根が出てきてしまいました。十本くらい並んでいる松の根を根上りの松と呼んでいます。地元の人の話によると、以前は目立つくらいの高さの松だったと言われています。どうして、それが松の根だけになったかはわかっていません。

現在では松の根の上に若い松が育っています。通常の松とは違った形で育っているので、見た目が通常の松と異なっています。根上りの松という言葉を事前に知っておけば、観光に行った時の見た目が変わってくるはずです。一緒に観光に行った人が知らなかったら、教えてあげて下さい。

虹の松原の七不思議4:槍掛けの松見出し

槍掛けの松は、槍が立てかけられるくらいに枝を広げている松のことを言います。風の影響を受け、枝が折れたり傾いたりする他に、強い風を受け続けると蒸散化作用のために低温になってしまい、松の成長が遅くなってしまったり、乾燥して枯れてしまう場合もあります。強風は松にとっては天敵と言っても良いでしょう。

風の影響を受け続けた結果、風上側では枝や葉がなくなってしまい、風下側だけに枝や葉が伸びていきます。これを偏形樹と呼び、槍掛けの松の正体と言うことができます。科学的にどんなものかがわかると問題ないのですが、こういったことがわからなかった時代は、とても不思議なことだったと言えます。

虹の松原の七不思議5:クロマツばかり見出し

虹の松原にある松の木は約100万本ありますが、全てクロマツと言われています。クロマツの特徴は海岸のやせた砂地で育ち、潮風に強いということです。虹の松原はクロマツの特徴にぴったりのところなので、クロマツばかりということは納得させられます。ただ、一部にはアカマツも混じっているとも言われています。

アカマツが混じっているのは、苗木の中に一部アカマツの苗が混じっていたからと言われています。アカマツは山地に多いため、海に近いところではなかなか育つことはできません。アカマツの下では松茸が生えるという特徴があり、虹の松原でも松茸が取れることもあります。海岸の近くで松茸がとれるというのはあまり聞かないでしょう。

虹の松原の七不思議6:松原の真ん中に真水見出し

虹の松原では一部で真水が出ることで知られています。虹の松原はどこを掘っても塩分の多い海水しか出てきませんが、松原家麻生本店では真水が出てきます。これも科学的に分析すると納得させられます。どういう原理なのかと言うと、真水は海水よりもわずかに軽いため、海水の上に浮くようなかっこうになります。

浮いた真水を井戸で引っぱり上げれば真水を得ることができます。ちょうど真水が出るところが、松原家麻生本店だったのです。こういったことも科学で解明されるまでは不思議なことだったでしょう。松原家麻生本店では唐津名物の松原おこしを買うことができるので、虹の松原のお土産におすすめです。

虹の松原の七不思議7:松原の中心と藩境と同じ見出し

神集島(かしわじま)の西端と高島の東端を結んだ延長線上が、虹の松原の中心です。対馬藩との国境となっていました。神集島はかつて神宮皇后が朝鮮に出兵する兵士のために海上の安全祈願をしたと言われており、柏の木に名前が由来しているとも言われています。

高島は参拝すると宝くじにご利益があると言われており、神集島と高島共に非常に縁起が良い島と言えます。その縁起が良い島と線で結ばれているということで、虹の松原は非常に縁起が良いところと言われています。縁起が良いところと知ってから訪れると、とてもありがたみを感じることでしょう。

虹の松原の七不思議8:松原にヘビはいない見出し

浜崎にある諏訪神社に祀られている諏訪姫の願いにより、昔からヘビがいないとされています。虹の松原一帯は落ち葉がなく、砂地となっていました。落ち葉がないようなところでは、小動物のエサとなるものがなく、ヘビのエサとなるものもありません。そのためにヘビを見ることがないとされています。

諏訪神社の砂はマムシ除けとして地元の農家に珍重されています。ヘビは非常に恐ろしい動物で、なるべくならば姿を見たくないものです。科学的にヘビが住みつきにくいとわかったので安心ですが、昔はとても怖かったことでしょう。虹の松原の何故か八つある七不思議は、是非知っておいてもらいたいです。

虹の松原に行ってみよう見出し

虹の松原に行く際には七不思議のことをしっかりと頭に入れておくことをおすすめしたいです。こんな不思議があるのかという気持ちで行くのと、何も知らずに行くのでは楽しみ方が異なります。アクセスしやすいところにあるので、じっくりと虹の松原を堪能して下さい。展望台からの眺めも是非堪能して下さい。

投稿日: 2017年11月14日最終更新日: 2020年10月8日

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