グリコピア神戸の予約方法やアクセスは？大人気の工場見学を徹底紹介！

神戸西区のグリコピア神戸は、老若男女問わず楽しめるスポットとして大人気。グリコのお菓子で定番のプリッツ･ポッキーの製造工程を見学できるほか、グリコの創業から現在までの歴史についても楽しく学ぶことができます。そんなグリコおよびグリコピア神戸について、予約･アクセス方法からお土産情報なども含め、詳細をご紹介します。

創業は1922年。牡蠣に含まれる栄養素のグリコーゲンを美味しく食べやすく提供したいという思いから生まれたのが企業名の｢グリコ｣です。そして最初の商品は、そのグリコーゲンを入れたキャラメルで、｢一粒300メートル｣というキャッチフレーズが有名ですが、300メートルを⾛るために必要となるカロリーを算出して商品設計されています。

なお、お菓子だけでなく食品･乳製品･健康食品なども製造販売する総合食品メーカーであることもグリコの特徴。アイドルが出演するCMでもおなじみのプッチンプリンやジャイアントコーンのほか、自動販売機のみで展開されているセブンティーンアイスも各所で人気。また、ZEPPIN･2段熟･LEEなどのカレー分野が特によく知られています。

グリコのお菓子で思い浮かべるものといえば、上にも紹介したキャラメルのほか、1933年に販売開始されたクリーム入りのビスケットのビスコ。また、忘れてはならないのがプリッツ。さらにはプリッツにチョコレートをコーティングしたポッキー。子供だけでなく大人からも支持を集めており、様々な味･バリエーションの広がりを見せています。

そして、商品ではありませんが、インスタ映えするスポットとして全国的にも大人気なのが、キャラメルのパッケージでもあるゴールインマークがデザインされた大阪道頓堀戎橋のそばにあるネオンサイン。設置されたのは1935年で、2014年にリニューアルされた6代目は大型LEDビジョン仕様で、様々な映像を映し出すことも可能だそうです。

グリコのお菓子について、その歴史･変遷などについても楽しく学ぶことができる施設として1988年にオープンしたのがグリコピア神戸。老若男女問わずファミリーで楽しめる施設として、しかも無料であることから、30年目を迎えた2017年には200万人目の来場者が訪れるという大人気スポットへと成長を続けています。

一番の目玉人気となっているのが、プリッツやポッキーの製造工程について実際に見て学べる工場見学。また、3Dのオリジナルアニメーション映画･グリコのおまけおもちゃギャラリーなどのほか、3階にはグリコピア神戸ショップが設けられており、ここでしか買えないオリジナルグッズ含め、お土産として様々なものを購入できます。

上にも少しだけ触れましたが、グリコピア神戸の目玉人気の1つとなっているのがプリッツ製造工程の見学です。原材料の混合工程に始まり、商品の仕上げ･包装まで、100mもの全長があるという圧巻の生産ラインすべてをガラス越しに眺めながら学べます。

同じく目玉人気となっているのが、プリッツにチョコレートをコーティングしたポッキーの製造工程見学。そのチョコレートの製造工程含め、包装工程までの生産ラインがこちらも全長100ｍあり、ポッキーのすべてをガラス越しに見て学べます。見学後にプリッツやポッキーを食べる時には、より身近に感じるようになっているはずです。

グリコの歴史について紹介するコーナーも用意されており、それぞれのエピソードのほか、その時代の様子などについても学ぶことができます。また、CMなどの広告媒体に出演していたアイドルについても、時代別にその変遷を紹介する展示物が設けられており、老若男女問わず、当時を思い出して自然と笑顔になれるコーナーとして人気です。

また、今では実際に見た人は少ないはずですが、1931年(昭和6年)製の発声映写装置付き自動販売機を忠実に再現したものが設置されており、実際に動く姿を見ることができます。ちなみに、上にも紹介した道頓堀戎橋のネオンサインと記念撮影ができるスペースも用意されています。このように、創業時からのグリコを多彩に楽しめます。

オリエンテーションホールというスペースには、100インチという大スクリーンが設置されており、約13分のオリジナル映画｢チョコレート誕生｣が上映されています。南の国のカカオからポッキーにも使用されているチョコレートが生まれるまでを学べる美しい映像作品で、情緒豊かに、子供にもわかりやすいように描かれています。

また、3Dシアターというスペースでは、最新のCG技術を駆使した3D立体映像による約8分のオリジナルアニメーションが150インチという特大スクリーンに上映されています。特製メガネをかけて観ることで、臨場感たっぷりのサウンドとともに、目の前に飛び出てくる迫力映像を楽しむことができ、常に子供たちの歓声で溢れています。

チョコレートハウスというスペースでは、昔から神々の食べ物と称されてきたカカオ豆からチョコレートが生み出されるまでの過程･エピソードなどについて学ぶことができます。また、チョコレートに関係する貴重な道具類のほか、実際に本物のカカオ豆を見ることができます。

ビスケットハウスというスペースでは、妖精たちが登場して、ビスケットの生地作り･型抜き･オーブンで焼いて仕上げるまでの工程を披露してくれます。また、アイスクリームハウスというスペースでは、同じく妖精たちが登場して、アイスクリームコーン作りからトッピングで仕上げるまでのすべての工程を学べるように披露してくれます。

おもちゃコーナーというスペースでは、時代を一世風靡したグリコのおまけおもちゃ約2600点が展示されており、グリコの長い歴史を強く感じることができます。大人にとっては、その懐かしさに昔話の花が咲き、子供にとっては、今の時代とは異なる初めて目にするおもちゃに新鮮さを感じて笑顔の花が咲きます。

商品ギャラリーというスペースでは、プリッツ･ポッキーなどのお菓子だけでなく、アイス･食品･乳製品などグリコ製品の最新ラインナップが紹介されています。そして、最後に学習コーナーが設けられており、見学を振り返りながら復習できるスペースです。ちなみに、下に紹介する売店コーナーで購入したものを飲食することも可能です。

すべての見学終了後、子供たちにはお土産としてキャラメルがプレゼントされるほか、チョコレート博士認定証が贈呈されます。ちなみに大人にはプリッツがお土産としてプレゼントされます。なお、売店コーナーでは、最新商品を目にすることができるほか、ここでしか買えないオリジナル限定品も用意されており、お土産購入にぜひどうぞ。

グリコピア神戸の見学には事前予約が必須。当月含め4か月先の月末までの予約が可能で、まずはホームページの｢施設カレンダー｣にて空き状況を確認してください。そして、空いている中から希望日時をクリックすると必要事項を記入するフォームが開きますので、氏名･大人と子供別の希望人数･Eメールアドレスなどを入力してください。

そして、入力内容を確認するボタンをクリックするとEメールが届きますので、その中のURLをクリックすると予約番号の取得となり、予約確定となります。なお、予約は2名以上から可能です。また、施設カレンダーは毎月5日の9時30分に更新されるので、非常に人気が高いことから、この更新のタイミングを狙っての予約がおすすめです。

公共交通機関を使用してのアクセスは、市営地下鉄西神･山手線の終点である西神中央駅へ。ちなみに、神戸で一番の繁華街である三宮からは約30分のアクセスとなります。そして、神姫バスの12系統もしくは市営バス23系統に乗車｡｢高塚台1丁目｣バス停で下車して徒歩1分で到着です。

車でのアクセスの場合は、第二神明道路｢玉津IC｣から約15分･阪神高速北神戸線｢前開IC｣から約15分･山陽自動車道｢三木小野IC｣から約30分のアクセスとなります。なお、敷地内に普通自動車約20台分の駐車スペースが用意されていますが、駐車スペースにも事前予約が必要ですので、見学予約の際にあわせて行ってください。

住所:兵庫県神戸市西区高塚台7-1 電話番号:078-991-3693

工場見学スポットとして大人気のグリコピア神戸の情報はいかがでしたでしょうか？子供だけでなく大人も懐かしさを感じながら楽しく満喫できますので、予約･アクセス･お土産情報なども含め、この中で紹介した内容も参考にしてぜひ訪問してみてください！