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大磯港で釣り場ポイントを徹底調査!釣れる魚種についても紹介!

大磯港で釣り場ポイントを徹底調査!釣れる魚種についても紹介!
投稿日: 2017年11月29日最終更新日: 2021年7月21日

神奈川県の大磯港は、相模湾を代表する港のひとつ。大磯港では、絶好の釣り場ですが、きちんとポイントを押さえておかないと苦戦してしまう釣り場でもあります。今回はそんな大磯港の釣れる場所を紹介しますのでぜひ、大漁を目指してみてください。

神奈川の人気釣り場大磯港見出し

釣りのメッカ神奈川県の中にあってひときわ有名な釣り場「大磯港」。行けば何かしらの釣果はありますが、きちんとポイントを押さえておかないと大漁はありません。アクセスの仕方をはじめ、大磯港は時期や時間、方法などで大きく釣果に差が付く釣り場です。この記事で、通い詰めていない釣り師でも大磯港での大漁を目指して下さい。

大磯港までのアクセス見出し

釣行前に大磯港までのアクセスは事前準備として必ずチェックしておくポイントです。東京都心からですと約60キロの距離ですからマイカーでの釣行が便利ですが、休日の渋滞などを考えて早めの出発を心がけて下さい。狙う魚種によっては朝マヅメ以外勝負にならないこともあります。ちなみに用賀からは小田原厚木道路で約40分での到着です。

事故や道路工事、自然渋滞などの要素でベストなジアイを逃すのが嫌な方には電車での釣行をおすすめします。例えば新宿から大磯駅までのアクセスを考えますと品川か東京での1回乗り換えで約1時間30分で到着します。東海道本線小田原行きの始発が午前4時30分頃ですので、6時過ぎには釣り船に乗っているかポイントで竿出しできます。

大磯港で釣れる魚種を把握しましょう見出し

大磯港での釣りは魚種と時期の把握から始まります。約40種類ほどの魚種が大磯港周辺では釣れるといわれていますが、中には運が良いだけでお目に掛かれるムツのような魚もいます。「この時期のこの時間ならもしかしたら」と仕掛けを用意しておくことが大切です。これに釣り場(ポイント)の把握ができていれば釣果は期待できます。

中には特殊な仕掛けが必要な魚種もありますが、ロマンを求めて1セットくらいは作っておきましょう。例えば画像の「イイダコ」用テンヤや、同じく画像中に「メゴチ」が確認できますが、それをエサに泳がせ釣りでマゴチを狙うなど、確率だけでは味わえないドキドキ感を求めることもできます。釣れたではなく「釣った」感がクセになります。

大磯港「ヘチの釣り物」見出し

魚種と仕掛けについての紹介です。まずは王道の「チヌ」からです。ウキ釣りやフカセ釣り、ヘチの落とし釣りで狙いますが、大磯港で釣れるチヌのサイズは30㎝前後のカイズサイズです。抜きあげるには大きいサイズですので、タモは用意しておきましょう。ただし釣り座はシビアなので、アクセス情報をフル活用して早めに確保して下さい。

口コミに使わせて頂いたツイッターのつぶやきのように、大磯港でのヘチ釣りは何かしらの釣果が上がる確率の高い釣りです。チヌの他にもメジナなどもうれしい外道としてあがることもあります。堤防の穴に隠れていたタコがジグに飛びついてくることもマレにありますから、ヘチ釣り仕掛けは必携です。一年中釣れますが、旬は春と秋です。

大磯港「砂地の釣り物」見出し

チョイ投げで砂地まで投げておけばカレイがやキスが釣れます。エサは青イソメがポピュラーです。青イソメにヒラメが食ってくることはまずありませんが、釣れたキスを生餌にしてぶっ込んでおけば「まさかの一発」が来ることも考えられます。キスは夏の盛りから釣れ始めますが、秋ののっこみシーズンが数釣りには適しています。

大磯港は広く人気の高い釣り場ですが、ポイントはある程度限られます。生餌の泳がせ釣りが糸絡み(オマツリ)の原因になる事はよくあることです。周りの状況をきちんと把握して生餌の泳がせ釣りなどは行って下さい。そして釣れたキスはおいしくいただいて下さい。定番の天ぷらはもちろんのこと、20㎝以上のものならばお刺身が絶品です。

大磯港「テトラ周りの釣り物」見出し

最近流行の穴釣りが大磯港でもできます。テトラポットのすきまにエサやワームを落とし込んで釣るのですが、大磯港ではカサゴがメインになります。あまり数釣りの報告はありませんが、確実に釣果はあがっています。夜釣りがメインになりますが、夜になると立ち入り禁止になる場所もあるので看板などの注意事項はきちんと読んで下さい。

穴釣りの仕掛けは「ブラクリ」と呼ばれる特殊な釣り方になります。通称「ブラー」と呼ばれる錘付きの針にエサを付けてテトラの間に落とします。ですから竿は短めのリール用ロッドが便利です。「一つの穴で7匹も釣れた」などの報告もありますから、丁寧にポイントを探って下さい。「カサゴマンション」を発見できるかも知れません。

大磯港「港内の釣り物」見出し

大磯港で大漁を狙うなら絶対に外せない釣りが「サビキ釣り」です。釣り物のメインは3種類で、イワシ、アジ、サバです。夏の頃から秋にかけてがベストシーズンになりますが、周年ポツポツは回っています。イワシは釣り上げたその日に刺身にしたらもうたまりません。アジは他の2種より出現率が低く、小さいながら釣れればラッキーです。

サビキ釣りは簡単に始められる釣りで人気はあるのですが、それゆえ釣り座の確保が大変です。しかも数釣りができるからと多めの針のついた仕掛けなどを使う人もいます。しかしそこに元気者のサバが入って来ると大変です。隣近所の仕掛けがすべて絡んで仕掛けがパー、なんてこともあります。数釣りポイントは「一匹づつ手返し良く」です。

大磯港「その他の釣り物」見出し

タコテンヤは必携!

昔から「大磯港といえばタコ」といわれるほど大磯周辺ではタコが釣れました。それは現在でも変わることなく続いています。大磯港にはいつ行ってもタコプロのおじさんが竿を出しています。そして見事にタコをゲットしています。大磯港への釣行には必ずタコテンヤは持っていきましょう。大物が掛かる事もありますので、ラインは太めです。

サビキ仕掛けに掛かる魚種の中にはムツやのような嬉しい外道が何種類かいます。3月くらいですと海タナゴ、11月あたりですとカマスがそれにあたります。逆に嬉しくない外道がフグやヒイラギです。特にヒイラギは大量にやってくることがありますが、ぬるぬるしていて気持ち悪いですし、小骨が多いため食用にはむきません。

大磯港「危険な釣り物」見出し

判らなければ触らない

次は大磯港で釣れる危険な外道を紹介しておきます。刺されたら釣りどころではなくなってしまいますから。代表的な毒魚が「ゴンズイ」です。小さいうちは塊(ゴンズイ玉)で泳いでいてあまり針に掛かりませんが、少し大きくなるとサビキなどにも掛かってきます。ただ食べると美味しいので持ち帰るならば背びれと胸びれを切って下さい。

他にも美味くて危ない魚がいます。それが「アイゴ」です。これもひれをすべて取り除いて持ち帰れば食用になります。おすすめは昆布締めです。目の上にある隠し針の切り取りも忘れないで下さい。ほかにも大磯港ではダイナンウミヘビやハオコゼなどの危険魚がいます。「分からなければ触らない」を徹底することがポイントです。

どんな魚種にも対応できるようにハサミを一つは用意しておきましょう。危険な魚も危険部位をカットしてしまえば美味しい魚に変身しますし、釣れた魚を締めるのにも使えます。これは足場の良い堤防釣りでも釣り船の上でも同じですから、必ず一つは携帯しておきましょう。

大磯港の新しい釣り場「西堤防」見出し

2015年に開放

ここは長い間立入禁止にされていたポイントです。釣り船などの航行がひんぱんにあるからでしょうか、とても縛りの多い釣り場です。まずルアー禁止から始まり、投げ釣り禁止、コマセ禁止のうえに夕方5時以降立入禁止と禁止だらけの釣り場です。しかしちょい投げでのキスの好ポイントとなっていますから行く価値ありのポイントです。

大磯港の内側に向かってはキスの好ポイントですが、外側に向けてはずっとテトラが続くカサゴの穴釣りポイントが広がります。釣れる魚種は少ないですが、確実性の高い釣り場です。ただコマセが禁止なのでサビキなどでのんびり釣行とはなかなかいきません。あと一つ裏情報を入れておきますと、ここの穴釣りでは「伊勢海老」が釣れます。

大磯港の定番釣り場「東堤防」見出し

大磯港で釣りをするといえば大抵この「東堤防」を指します。釣り物はチヌ、メジナ、タナゴ、キス、イワシ、アジなどですが、タコプロがうろうろしているのもこのあたりです。チヌのポイントは狭く、堤防の一番奥のフェンス前です。地元釣り師に占領されている事が多いので、なかなか入れないと思いますが頑張ってゲットして下さい。

大磯港で唯一外洋に投げられる東堤防では当然潮通しの良い外側が釣りポイントになります。では内側では釣れないのかというと、はい、釣れません。周年キスがポツリポツリと出る程度ですから、大漁を目指すなら内側は初めから捨ててかかった方が良さそうです。釣り船などの往来もひんぱんですから、おすすめできません。

大磯港のサビキポイント「中央突堤」見出し

ここは一言でいえば「サビキの好漁場」です。大磯港の駐車場のあるところで釣り場も広く、現在一番人気の釣り場です。漁協と駐車場を過ぎ、真っ直ぐ外海に向かった面がおすすめで、画像の駐車場右の西堤防の向い側も釣れるには釣れますが外海に向いている面にはかないません。春になればサビキに稚鮎がかかってきます。魚種も豊富です。

駐車場から直接なのでアクセスも良く人気があるため、釣れている情報のある時は早めに行って場所取りをしましょう。それが大漁のポイントです。もう一つのポイントが、「長めの竿を使う」です。できれば5m級の竿を使って下さい。3mの竿を使っている人とは3倍も釣果が変わります。クーラーボックス満タンでも駐車場が近いので楽々です。

大磯港の残念な釣り場「船着き場」見出し

要注意です

東堤防と漁協の間にある船着き場まわりは水深が浅く、魚が回ってきません。以前シーバスが釣れたとの情報がありますが、シーバスならば近くの花水川河口の方をおすすめします。とにかく潮通しが無く、水深2mのここは釣りには適しません。中央突堤との間のテトラ周りも「釣れそうで釣れない」ワナのような場所なので気を付けて下さい。

大磯港周辺の釣り船情報見出し

仕立て?それとも乗り合い?

大磯港で大漁を狙うなら釣り船の紹介もしておかなければならないでしょう。大磯港を出船する釣り船は二種類に別れます。一つが邦丸や六熊丸のような「仕立て専門釣り船」。もう一つが恒丸やとうふや丸のような「乗り合い」もしている釣り船です。結論から言いますと大漁狙いならのんびり型の仕立てより乗り合いをおすすめします。

釣り船ですとまた釣れる魚種も変わってきますが、大磯港から出る釣り船はおおむねアジサバ、ワラサブリ、アマダイ、季節によってカツオマグロなどと、嬉しい魚種を釣らせてくれます。また釣り船は出船が早いので、車での釣行をおすすめします。アクセスは前述の通りですが、早めに着いて駐車場で一眠りしてからの釣行がおすすめです。

大磯港の釣り「事前注意情報」見出し

大磯港では毎月第三日曜日に「oisoichi」(大磯市)を開催しています。全体で約200店舗もの出展数のある大市なので、この日に竿を振るのは少し考え物です。もちろん禁止はされていませんが、中央突堤が会場になっているため人ごみがすごいです。釣行前に大磯市役所のホームページにアクセスして情報を得ておくことをおすすめします。

実は大磯港の西堤防は2017年10月25日より現在まで閉鎖されています。台風21号の被害で遊歩道付近が崩れたそうです。カサゴの穴釣りができないので魚種が一つ減ってしまいました。しかし最新の情報では「12月中の開放予定」となっていますので、これも大磯市役所のホームページにアクセスして情報をゲットして下さい。

最後は駐車場の注意事項です。大磯港には基本「無料駐車場」はありません。漁協の方の許しを得て駐車場をお借りするか近くのコイン駐車場を利用して下さい。イベント等が絡むと役場の駐車場が解放されることもありますが、ここは夜間は停められません。利用料は300円です。路上駐車をしている車が多いですが、絶対マネしないで下さい。

大磯港グルメを一軒ご紹介見出し

大磯港に来たらここで食べてみて下さい。それが「めしや大磯港」です。大磯漁協直営の食堂は平日でも行列ができるほどの人気店で、当然漁港の駐車場も利用できます。アクセスは134号線を大磯港に曲がればすぐに分かります。大磯で獲れた地物ばかりなのでどれも新鮮で美味しいのですが、シケの日と水曜日はお休みになります。

準備ができたら大磯港へ釣りに行こう!見出し

大磯港での釣果がアクセス方法や魚種による仕掛けやポイントによって左右されることはお分かり頂けたと思いますが、元々魚影の濃い港です。まずは出掛けてみて竿を出してみて下さい。景色の良さ、足場の良さ、アクセスの良さなどでハマること間違いなしです。イベントなども多く、釣り以外の楽しみも多い大磯港にぜひお出掛け下さい。

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投稿日: 2017年11月29日最終更新日: 2021年7月21日

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