パニーノジュスト紹介！人気のサンドイッチでカフェランチを楽しもう！

人気のサンドイッチカフェ「パニーノジュスト」（Panino Giusto）は、イタリアでは誰もが知っているグルメパニーノ専門店です。日本に上陸してからはファンも多く、こだわりの食材を使ったパニーノは度々メディアでも紹介されています。ミラノ本店と同じ味が楽しめる種類豊富なパニーノはもちろん、そのほかのメニューも美味しいと評判です。

パニーノジュストは1979年にイタリア・ミラノで創業した歴史あるレストランです。創業者のシルヴァーノ氏は加工食肉の流通に長年携わる中で、極上の生ハムを気軽に食べてほしいという思いからパニーノジュストを立ち上げました。世界最高品質といわれるパルマ産の生ハムはもちろん、使用する全ての具材への徹底したこだわりが特徴です。

イタリア国内では20店舗以上展開をしており、ロンドン、香港、カリフォルニアにも店舗があります。パニーノのお店は多くあれど、100%ナチュラルといったこだわりの具材を使用したグルメパニーノの専門店は他にありません。昼はカフェレストラン、夜はワインと生ハムを楽しむバールといったイタリアらしい使い方ができるのも人気の理由です。

日本でパニーノというと、予め具材を挟んだ薄めのパンを注文後に焼いてこげ目をつけたものをさすことが多いのですが、実は本場ではあまり見かけません。イタリアではパニーノとは様々な具材をパンで挟んだ料理、つまり広い意味でのサンドイッチのこと。パニーノジュストでも、注文を受けた後にパンを焼き上げて具材を挟むスタイルです。

パニーノジュストは現在日本では池袋と横浜の2店舗展開で、西武池袋本店の別館地下1階と、そごう横浜店の地下2階にあります。営業時間は池袋店は10時から21時（日祝は20時まで）、横浜店は10時から20時まで。定休日は共に各百貨店に準じています。店舗は通し営業なのでカフェとしても使えます。両店共に40席程あり、予約も可能です。

イタリア人スタッフも多く、百貨店の中にいることを忘れてしまうような雰囲気の店舗では、買い物中にランチやカフェを楽しむマダムも多くみられます。また、イタリアフェアへの出展や、日本のイタリア関連企業とのコラボレーションイベントなども積極的にやっているようなので要チェック。ケータリングやデリバリーも行なっているそうです。

パニーノジュストでは基本的に全てのメニューにおいてテイクアウトが可能です。中でも生ハムは人気のテイクアウトメニュー。パニーノジュストで扱っている生ハムは、パルマ地方のランギラーノで1954年から生ハム工場を営むタナーラ・ジャンカルロ社の26ヶ月熟成のもの。とろける食感と香り高い生ハムは、世界の美食家も認める一級品です。

テイクアウトでおすすめなのがパーティーセット。生ハム、プラガハム、スペックハム、ターキーハム、パルミジャーノ・レッジャーノ、サラダ、オリジナルパンがついている豪華なセットは、グルメな仲間の家飲みにも最適。美味しいワインを選んで、ホームパーティを開催するのもおしゃれ。ティラミスなどデザートのテイクアウトも人気です。

生ハムのスライスはもちろん、全てのパニーノが注文を受けてから作るのでフレッシュそのもの。店舗でいただくのと同じクオリティを楽しむことができます。ランチタイムなどで店舗が混雑している時などは少し待つことは覚悟ですが、テイクアウトパニーノもおすすめです。天気の良い日にはピクニックランチを楽しんでみてはいかがでしょうか。

パニーノジュストはさすがパニーノ専門店というだけあり、15種類ほどのグルメパニーノがあってどれもが魅力的。その中で一番人気なのが、タルトゥーフォ（TARTUFO）という白トリュフオイルを使用したもの。たっぷり入ったパルマ産の生ハムと、ブリーチーズ、トマト、ルーコラにオイルをかけていただきます。お値段は1250円です。

切りたての生ハム、コクのあるブリーチーズに焼きたてのパン、そして何と言ってもアルバ産白トリュフオイルの香りが絶妙。焼きたてのパンの熱でチーズが溶けて、トリュフのオイルがふんわり香る計算されつくしたパニーノは、クセになるとファンが多い一品です。ちなみにこの白トリュフオイルは販売もしているそうなので、要チェックです。

タルトゥーフォはグルメな食通の為に考案されたメニューで、本国イタリアではパニーノジュストで食べるサンドイッチといえばこれという人も多いとか。世界中の店舗でも、最もオーダー数の多いパニーノだそうです。モデルの森泉さんが週6で食べるサンドイッチとしてこのパニーノを紹介していましたが、セレブにも人気のメニューです。

ジュスト（GIUSTO）は、パニーノジュストの定番サンドイッチメニューです。1979年のミラノでの創業からずっとメニューにあり続けているという、長い歴史のあるパニーノ。柔らかくて香り高いイタリアのボンレスハムであるプラガハムと、モッツアレラチーズ、トマト、アンチョビ、マスタードソースを使用したもので、お値段は1200円です。

プラガハムは、豚モモ肉に香辛料をすり込んで茹で、最後にスモークをかけて仕上げているとのことで、豊かな香りが特徴。柔らかいプラガハムにアンチョビとマスタードのパンチが絶妙。同じくプラガハムを使ったディプロマーティコ（DIPLOMATICO）は、ゴーダチーズとオーロラソースを使用した優しい味で、小さなお子様にもおすすめです。

モンタギュー（MONTAGU）は、ローストビーフ、トマト、ルーコラ、レモン、EXバージンオリーブオイル、塩を使ったパニーノです。サンドイッチを考案したイギリスのモンタギュー伯爵にちなんで名付けられたそうです。炭火でじっくり焼いた柔らかいローストビーフの味わいをメインとしていただくシンプルなパニーノで、お値段は1100円です。

どのメニューにも共通ですが、ランチタイム（11時から14時半）にはサイドメニューとして、300円でスープかサラダとドリンク、またはハーフデザートがつけられます。スープとデザートは共に日替わりです。ドリンクはエスプレッソやマッキアート、カプチーノなども選択可能。パニーノだけのランチではもの足りないという人におすすめです。

ミラノを代表するミシュラン二つ星レストラン「リストランテ・サドレル」のサドレルシェフと、日本を代表するイタリアン「イル・ギオットーネ」の笹島シェフがコラボレーションした、ワサミ（和sa-MI）もおすすめ。その名から想像できるように、国産の本わさびを使ったソースがポイントのパニーノ。お値段は2000円で、1日20個限定です。

使用しているのはいつものパンではなく、豆乳クリーム入の特別のパニーノパン。国産牛イチボ＆ランプのローストビーフ、アルバ産白トリュフ風味のロビオラチーズクリーム、生わさび入りマヨネーズ、ミモザ風ボイルドエッグ、フレッシュシャンピニオンのスライス、ケッパー、ルーコラと具材は盛り沢山。うっとりするような特別なパニーノです。

パニーノジュストでは、サンドイッチ以外のメニューも充実しています。ランギラーノ（LANGHIRANO）は、26ヶ月熟成パルマ産生ハムをベースに、ミックスサラダ、トマト、パルミジャーノ・レッジャーノを使った人気のメニュー。オリジナルパンもついて、ワインと共に楽しむのがおすすめです。ハムとチーズの盛り合わせなども人気です。

カフェタイムのデザートでは自家製ティラミスが大人気。オリジナルレシピで、毎日店舗で手作りをしているそうです。このティラミスが好きで、毎日のように食べに来ている人もいるとか。ちなみにティータイムサービスとして、14時半から17時半まではデザートや食事を注文するとドリンクが割引になります。遅めのランチにもおすすめです。

ランチタイムのパニーノはもちろん、夜はバールとしてワインと生ハムを楽しむのもおすすめ。カフェとしても最適です。お値段は少し高めという意見もありますが、こだわりの具材を使ったメニューを一度食べてみればその理由には納得です。イタリアの雰囲気漂うカフェレストランで、本場のグルメパニーノを楽しんでみてはいかがでしょうか。