カプリコに当たりがあると知ってる？カプすけと呼ばれるキャラの出現確率は？

チョコとコーンが美味しい、グリコのお菓子と言えば「カプリコ」です。カプリコが生まれたのは昭和45年、ソフトクリームのような新しい形のチョコレート菓子として子供たちに大人気となりました。駄菓子としてはちょっとお高めの値段ですが、かぶりつきたくなる大きさは大人たちにとっても魅力的なお菓子です。

私たちがお菓子を買う第一の目的は「食べること」にあります。しかし、時代が移り変わるとともにお菓子は「コミュニケーションツール」として使われることが多くなりました。

休憩中のおしゃべりのネタに・ちょっとしたお礼に、相手に負担をかけない程度の手ごろなお菓子は、人間関係の潤滑油的役割を果たしてくれます。

今回ご紹介するグリコ・カプリコシリーズは、「ドキドキする気持ち」と「美味しさ」を兼ね備えた「楽しめるお菓子」に生まれ変わりました。その工夫は実にシンプルなものですが、開封するまでのワクワク感、食べているときの美味しさと楽しさは格段にパワーアップしています。

グリコでは2014年から、より楽しくカプリコを味わってもらいたいという願いから、人気お笑いトリオ「ロバート」によるプロモーション活動を開始しました。

秋山龍次さんが社長を務める「こどもカプ式会社」という想像上の会社を設立し、カプリコの魅力を子供たちへ発信し続けています。

テレビCMや動画共有サイト上で、グリコは「美味しさと楽しさ」を広く発信しています。たった1つのお菓子が繰り広げる新しい世界観に、多くの人が注目しています。明日出勤するときに1つ買っていこうかな、という気持ちにさせられるプロモーションにもぜひ注目してみてください。

食べた人なら誰でも知っている、「カプリコのひと口目」の味は特別です。パッケージを剥いたときに広がるいちごの香りと、サクっとしたエアインチョコの歯ざわりは誰の心にも刻まれているでしょう。

そんなカプリコファンの声に応えるべく、ひと口目の素晴らしさを再現した「カプリコのあたま」が登場しました。

パッケージに入っているのは、いちごとチョコが2層になったひと口サイズのエアインチョコです。カプリコにはコーンが欠かせませんが、この商品はあくまで「あたま」部分にこだわっているので、コーンは一切入っていません。「カプリコのあたま」だけが手軽につまめるという、既存カプリコファンに「新しさ」を感じさせてくれるお菓子です。

「カプリコあたま」は開けてうれしい占いつきです。カプリコあたまには1袋に12個のチョコレートが入っていますが「12個のトレイの底にいくつカプすけがいるか」で占いの結果が決まります。

カプすけの数は多ければ多いほどラッキーで、最大で12個すべてにカプスすけがいることもあるそうです。

カプリコのあたまは、1つ1つドキドキしながらつまめる楽しさが味わえます。カプリコあたまには、全部食べるまで結果が分からないスクラッチカードのようなスリルが用意されています。選んで食べるドキドキ感と、当たりがでる期待感をみんなでシェアしてみてはいかがでしょうか。

カプリコあたまで出てきたら「当たり」と言われるカプすけは、見た目がとっても可愛いグリコカプリコのキャラクターです。

ちょっとおマヌケな顔をしていますが、ハズレを乗り越えて出会えたときはこの顔が神々しく感じられます。さっそく、実際のカプすけ探しに出かけてみましょう！

カプすけは、グリコカプリコのブランドキャラクターです。グリコのホームページにはカプすけのプロフィールが公開されています。カプすけは、カプリコと純文学をこよなく愛し、お腹がすいた人を助ける正義の味方です。ふだんは口を閉じているカプすけですが、カプりつかれると口が開くのだそうです。

ジャイアントカプリコのパッケージをよく見ると「カプリコ占い」という文言がプリントされています。この占いの内容は、パッケージを開けてみるまでは分からない、このワクワク感がたまりません。

占いの当たりはズバリ「カプすけがいるか、いないか」です。カプすけの存在によって、ジャイアントカプリコを買う楽しみがもう1つ増えました。

ジャイアントカプリコを食べる時の「ワクワク感」をより楽しんでもらいたい、という願いから生まれたこの企画は、SNSでも多くの人に注目されています。ちなみに、カプすけがプリントされているのは「ジャイアントカプリコ・いちご」だけです。当たりの天使・カプすけに出会えたら、さっそくSNSにアップしてみましょう。

カプリコには「ジャイアントカプリコZ・クリスピーチョコ味」もあります。このクリスピーチョコタイプには、カプすけではなく「Zくん」が隠れています。もちろん、Zくんがいるカプリコがでたときも「当たり」です！カプすけ探しと合わせて、もう1人のキャラクター・Zくん探しにもトライしてみてください。

「カプリコミニ」は小さなお子様にも食べやすいスティックタイプのカプリコです。残念ながら「カプリコミニ」にもカプすけは登場しません。

しかし、10本入りの「カプリコミニ大袋」にはカプすけのいとこである「ミニカプ3兄弟」が登場します。個袋にはミニカプ3兄弟にまつわる楽しいクイズが印刷されています。

カプすけに会いたいけど、気になるのは「当たりの確率」です。エアインチョコ部分に丁寧にカカオマスで描かれるカプすけの顔はどれくらいの確率でプリントされているのでしょうか。

明確な数字はナゾのままですが、ネット上に流れる「確率」をまとめてみました。ちなみにパッケージを透かしても中はまったく見えません。

カプすけに出会える当たりの確率は、メーカーサイトでは公開されていません。ネット上には「ジャイアントコーン10本に1本の確率」というざっくりした数字や「100本中19本」といった具体的な確率が飛び交っています。これらを組み合わせてみると、カプすけに出会える確率は間をとって15％弱、といったところではないでしょうか。

実際にカプすけと出会えたラッキーな人たちの中には「カプすけを求めて毎日ジャイアントコーンを買った」という人もいれば「カプすけの存在も知らずに買ったジャイアントコーンがたまたま当たりだった」という人もいます。求めれば求めるほど遠ざかり、無心でいれば近づいてくる、カプすけはミステリアスな存在だと言えるでしょう。

「カプリコのあたま」や「ジャイアントカプリコ」がすっかり食べたくなった人も多いと思います。また、これからカプすけ探しの旅に出たくなったという人もいるかもしれません。シビアな話ではありますが、カプすけ探しには「お金」が必要です。ここからはグリコ・カプリコシリーズの値段についてご紹介いたします。

いちごとチョコレートが絶妙なハーモニーを奏でる「カプリコのあたま」は1袋に12個入りで108円（参考価格）です。気になる味のバリエーションですが、現在のところ「いちご味」だけです。ちなみに以前、いちごとバニラ味のコラボ商品が販売されていましたが、そちらは「カプリココット」という別商品です（現在は販売されていません）。

ジャイアントカプリコはメーカー希望小売価格はオープン価格なのでお店によって値段が微妙に異なります。本格的にカプすけ探しをするなら「箱買い」すると、ちょっとお得に購入できるかもしれません。ちなみに某有名ネット通販では10本1000円くらいの値段で販売されています。カプすけ探しの影響か、若干いちご味の方が値段が高めです。

グリコは過去に何度か「カプすけグッズプレゼント」を企画し、当選者にはカプすけとハローキティのコラボぬいぐるみや、ロボカプすけ、カプリコプターなど豪華な景品がプレゼントされました。次の企画は発表されていませんが、これまでの実績を見ると新しいカプすけグッスの登場を期待するばかりです。

カプリコは、大人にとって手ごろなお菓子かもしれません。しかし体の小さなお子さまにとっては大きくて美味しい夢のようなお菓子です。親にねだって買ってもらい、やっとの思いでかぶりつくその瞬間をもっと楽しいものにしてもらいたい、グリコのカプリコにはそんな願いとワクワク感が込められているのです。