元町ケーキの「ざくろ」は大人気！おすすめメニューや値段なども紹介

神戸の元町は、東京の銀座や大阪の心斎橋と並ぶこだわりの老舗がたくさん集まった魅力的なエリアです。元町には神戸を代表するグルメが多彩にそろっています。今回はその中から絶品のケーキを楽しめる老舗元町ケーキをご紹介します。神戸っ子が通う大人気の名店です。定番のケーキ「ざくろ」やおすすめの焼き菓子のほかお値段の情報も掲載しています。

グルメがそろう神戸元町で、昔からの人気を誇るのが「ママのえらんだ元町ケーキ元町本店」です。おいしいケーキや焼き菓子をコストパフォーマンスのよいお値段で楽しめます。地元神戸では元町ケーキの愛称で親しまれています。ここのケーキを食べると神戸を思い出すという口コミも多く、地元で愛されている懐かしいママの味のパティスリーです。

店内では40年間変わらぬ人気を誇る「ざくろ」をはじめ、「愛のモンブラン」や「レアチーズ」などおいしそうなケーキがショーケースに並んでいます。お店の一角にはイートインスペースがあり、選んだケーキや焼き菓子をその場で楽しめます。グルメの街神戸のなかで三本の指に入るパティスリーが「ママのえらんだ元町ケーキ元町本店」です。

元町ケーキの歴史は古く、1949年の創業です。こちら本店は神戸の元町商店街の5丁目を海側に入ってすぐのところです。朝8時30分の開店時にはショーケースにおいしそうなケーキがずらり。建物は1995年の震災後に新たに建て直し、現在は大きな窓が明るく開放的な雰囲気となっています。「ママのえらんだ元町ケーキ」は本店のほかに打出店があります。

元町ケーキの魅力は素朴なおいしさです。看板メニューの「ざくろ」をはじめ、定番のイチゴショートやイチゴタルト、モンブランなど、気取らずにぱくっと味わえるシンプルなケーキがそろっています。元町ケーキの各種ケーキや焼き菓子は、飾らないふだん使いのスイーツの代表格です。どのメニューもリーズナブルなお値段なのも人気の理由となっています。

元町ケーキの愛称で知られる「ママのえらんだ元町ケーキ」は大きなガラス窓が明るく、入りやすい建物です。2008年にリニューアルを終えた店内のイートインスペースでは名物のケーキ「ざくろ」を味わうお客さんでいつもにぎわっています。飲み物はセルフサービスなので、ケーキと合わせて約500円というリーズナブルなお値段も魅力となっています。

コーヒーと紅茶は各200円、アイスコーヒーは250円です。コーヒーはアメリカンとブレンドの2種類からお好みで選べます。手軽なパックジュースもあります。イートインスペースが開く午前9時に訪れて、ケーキとコーヒーで朝食にしている常連さんもいるそうです。イートインスペースは店内に28席、晴れた日には10席あるテラス席もおすすめです。

イートインスペースのほとんどのお客さんがオーダーしているのが、元町ケーキでいちばん人気のケーキ「ざくろ」です。「ざくろ」を基本としてその時の気分で食べたいケーキをもう一個というのが、神戸っ子たちのおなじみのスタイルのようです。おいしいケーキをその場ですぐに食べたいお客さんで、週末のイートインコーナーははたいへん混み合います。

「ママのえらんだ元町ケーキ」でぜひ食べておきたいおすすめのメニューをご紹介します。まずは圧倒的な人気を誇るメニュー「ざくろ」です。ふんわりとしたカステラに似たスポンジケーキに生クリームを挟み、イチゴをトッピングしたシンプルで素朴なケーキです。雪のようにかかった仕上げの粉糖が食欲をそそります。「ざくろ」のお値段は一個270円です。

創業から70年以上の元町ケーキのメニューのなかで、一日1000個を売り上げる人気第一位のケーキです。「ざくろ」のネーミングは形が果物のざくろによく似ていることから付けられました。スポンジケーキの可愛らしい黄色は玉子がたっぷりと入っている証拠です。中身の生クリームはあっさりとして甘さ控えめです。最期まで軽い食感で楽しめます。

やさしい甘さのスポンジ生地に上品な甘さの生クリームがよく合い、甘酸っぱいイチゴがアクセントになっています。何十年も変わらない味で、どこか懐かしいほっとするおいしさのケーキと評判です。小さなお子様から大人まで幅広い世代のかたに愛されています。元町ケーキのメニューのなかでも、コストパフォーマンスのよさで特に高い評価を得ています。

さっくりと割れたスポンジケーキの形は果物のざくろを思わせます。元町ケーキの「ざくろ」は芦屋の打出店と大丸神戸店のデパ地下でも大人気のケーキです。お子様から大人まで幅広い世代に支持されています。こちらの「ざくろ」に限らず元町ケーキのケーキや焼き菓子のモットーは、わが子に安心して食べさせられるふだん使いのスイーツです。

元町ケーキには「ざくろ」以外にも、一度は食べてみたい名物のメニューがあります。こちらの「プリントルテ」は本格派のプリンをスポンジケーキにそのままの形で乗せた欲張りな一品です。スポンジの間にはイチゴもサンドされて、食べ進むといろいろな味の表情を楽しめるのが特徴です。「プリントルテ」のお値段は一個310円です。

フルーティなイチゴをとことん味わいたいかたにおすすめなのが、こちらの「フレーズアマンド」です。焼き菓子のダックワースのようなさくさくの生地の間には、大きなイチゴと生クリームがぎっしりと詰まっています。鮮やかなイチゴの色が印象的で高級感のあるケーキです。「フレーズアマンド」のお値段は一個340円です。

元町ケーキの人気の理由は素材本来のおいしさを大切にしている点です。「フレーズアマンド」で使う大きなイチゴは旬の味にこだわっています。「フレーズアマンド」は春だけに楽しめる期間限定のメニューです。なお、もう一つのイチゴを使ったケーキ「イチゴショートケーキ」は定番のメニューです。一年を通じて販売しています。

元町ケーキの「サンマルク」は常連さんに根強い人気があるケーキです。真っ白な生クリームをスポンジとアーモンド生地でサンドした甘さを抑えた大人向けの一品です。クリームは二層になっていてチョコ味も入っています。上にかかったキャラメルは香ばしくて甘い香りでクセになります。「サンマルク」のお値段は一個290円です。

ほろ苦いチョコクリームは甘いキャラメルの部分を引き立てています。またスポンジ生地にはアーモンドプードルを加えて、味に変化を付けています。「サンマルク」はコーヒー、紅茶だけでなく牛乳にもよく合います。イートインスペースでは人気第一位の「ざくろ」と「サンマルク」を同時に楽しむ常連さんも多いそうです。

元町ケーキにはムース生地を使ったメニューもあります。紅茶のケーキ「アールグレイショコラ」です。中央にはフランボワーズがたっぷりと入っています。「アールグレイショコラ」のお値段は一個400円です。なお元町ケーキのお値段はすべて税込み表示となっています。そのため何個もまとめ買いするときでも計算がしやすく、リーズナブルと評判です。

「アールグレイショコラ」の表面はホワイトチョコレートでコーディングされています。ツヤツヤとした質感はまるで大理石を思わせます。紅茶のアールグレイはベルガモットで香り付けをしたさわやかな風味が特徴です。「アールグレイショコラ」はさっぱりとしたムース生地にアールグレイの紅茶をふんだんに使っています。さわやかな風味のケーキです。

繊細なパティシエの技をじっくりと味わいたいなら、こちらの「セーヌ」がおすすめです。丸いバニラのババロアの中には、タイベリーのムースやトロピカルフルーツのクリームなどが贅沢にサンドされています。すぐに売り切れてしまう大人気ぶりで、遠くから元町ケーキを訪れるなら予約をしておきたいケーキです。「セーヌ」のお値段は一個460円です。

元町ケーキにはほろ苦いチョコレート仕立てのシフォンケーキがあり人気です。ふわふわの食感のシフォンケーキの上に生クリームで繊細な模様が描かれています。ラズベリーのトッピングが可愛い定番のケーキです。「チョコレートシフォンケーキ」のお値段は一個400円です。食べごたえがありますが、甘すぎないため男性にも人気のメニューです。

元町ケーキには、一年を通じて期間限定のメニューがいくつか登場します。こちらの「イチゴとピスタチオのケーキ」は期間限定メニューの代表作で見た目も鮮やかな食欲をそそる一品です。ナッツの王様と呼ばれるピスタチオをスポンジ生地に練り込んでいます。生クリームは甘さを抑えて軽い印象です。「イチゴとピスタチオのケーキ」のお値段は380円です。

素朴なおいしさで人気の「ママのえらんだ元町ケーキ」は大勢で集まる日のスイーツにもおすすめです。270円の「ざくろ」、240円の「生ロールケーキカット」、320円の「愛のモンブラン」などお財布を気にせずまとめ買いできるお値段も人気の理由です。店内のショーケース前では自慢のケーキを何個もまとめて購入するお客さんが後を絶ちません。

元町ケーキは店内に28席、テラスに10席のイートインスペースを完備しています。白を基調にした明るく入りやすい空間です。地元の方にも観光客にも大好評のパティスリーなので、人気のケーキは19時の閉店を待たずに売り切れてしまうことがあります。当日確実に来店できる場合は選びたいケーキを予約することも可能です。

元町ケーキで「ざくろ」と並ぶ定番人気のメニューが、こちらの焼き菓子のシリーズです。店内の一角にはクッキーやサブレ、バターケーキ、マドレーヌなど懐かしい家庭的な味がずらりと並びます。ギフトボックス入りのほかに、セルフサービスで自由に選べるばら売りもあるため、お好みの焼き菓子をオリジナルの組み合わせで楽しめます。

ケーキと比べて日持ちが効く焼き菓子は手土産の品としてどなたにも喜ばれます。元町ケーキのギフト用スイーツでは焼き菓子のほかにロールケーキやラムケーキも人気があります。また元町ケーキの店内ではクリスマスやハロウィンなどのディスプレイにも注目です。季節感のあるかわいらしい飾りつけがされて、楽しくショッピングができます。

「サブレ」や「フィナンシェ」など焼き菓子は一個76円からあります。透明の袋に入った「ミニクッキー」は230円です。コーヒー、チーズなど約5種類の味があり、サクサクの食感がうれしいひと口サイズのかわいいクッキーを楽しめます。ちょっとしたギフトにも最適です。

「ママのえらんだ元町ケーキ」の開店時間は朝8時30分です。閉店が午後7時となっています。イートインスペースは午前9時から午後6時45分までです。特にお客さんが集中する週末は、夕方になると売り切れのケーキや焼き菓子が出てショーケースの中がだいぶ寂しくなることも。全種類から選ぶなら早めの来店がおすすめです。

元町商店街にある「ママのえらんだ元町ケーキ元町本店」には阪急の花隈駅、地下鉄海岸線のみなと元町駅、阪神の西元町駅の3駅が利用可能です。いずれの駅からも徒歩約3分で到着します。またJR元町駅西口からは徒歩10分が目安です。元町ケーキには定休日はありませんが、毎月一回の不定休があります。

住所:兵庫県神戸市中央区元町通5丁目5-1
電話番号:078-341-6983

神戸の老舗、元町ケーキの「ざくろ」を中心に、おすすめのメニューや人気の理由をご紹介してきました。元町ケーキは神戸の元町商店街にあって、地元神戸のかたたちや観光客から大きな支持を得ています。素材にこだわった手作りのおいしさとリーズナブルなお値段が元町ケーキの魅力です。皆さんもぜひ神戸の元町ケーキで素敵な時間をお過ごしください!