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スイーツ激戦区の中の名店ユウジアジキ
横浜港北ニュータウン周辺は人口増加に伴い、若い子育て世代が増えてきておりスイーツ店の激戦区となっています。その横浜スイーツ激戦区の中でもひと際人気を集めているのが、スイーツガーデンユウジアジキです。ここでは、その人気の秘密と、ユウジアジキおすすめのケーキや焼き菓子など人気の品々をじっくりと紹介していきます。
みんなが集まるスイーツの名店ユウジアジキ
スイーツガーデンユウジアジキは、横浜市都筑区北山田という港北ニュータウンの最北部にあたる大型マンションが立ち並ぶ郊外のベッドタウンにあります。横浜市営地下鉄グリーンラインの北山田駅の周辺は、緑道や公園があって、スイーツガーデンという名称も、自然体で自分がいられる場所ということからインスピレーションしたそうです。
横浜港北ニュータウンがその大半を占める都筑区は、住民の平均年齢が37歳と横浜市内で最も若く、出生率も全国平均を大きく上回り、未就学児童が多い若さ溢れるエリアです。その子供達の笑顔に一役買っているのが、スイーツガーデンユウジアジキのケーキや焼き菓子です。みんなが集まるスイーツの庭、それがスイーツガーデンユウジアジキです。
ユウジアジキのシェフ安食雄二氏とは
スイーツガーデンユウジアジキのオーナーシェフ、安食雄二氏のプロフィールをちょっと覗いてみると、筋金入りのケーキと焼き菓子のスイーツパティシエというのがよく分かります。武蔵野調理専門学校で学んだ後、19歳で練馬区の洋菓子店に入店、その後26歳で早くも横浜ロイヤルパークホテルのオープニング製菓主任として入社します。
30歳で渡仏しグラノーブル地方のパリデリスで研修後、イッサンジョー国立製菓学校にて学び、翌年1998年に自由が丘モンサンクレールのオープニングスーシェフに就任。2001年、たまプラーザのデフェールのオープニングをプロデュースし、シェフパティシエに就任。そして2010年、満を持して横浜にスイーツガーデンユウジアジキをオープンします。
ハンパない安食シェフのドリカムファンぶり
2010年に横浜にオープンしたスイーツガーデンユウジアジキですが、そのプレオープンの日にちの5月6日が何とドリカムの吉田美和の誕生日というから安食シェフのドリカムへの入れ込みようは大変なものです。店内には、ドリカムの曲が流れ、お店のPOP類に使われているイラストの可愛い女の子は、誰がどう見てもドリカムの吉田美和そっくりです。
最初に修行を積んだお店は寮生活。その資材置き場がある陽の当たらない場所に寝泊りしていた時に聞いていたのがドリカム。ドリカムの素直に表現するパワーに引き込まれ、自分の中から素直に出てくるものを表現したいと思ったそうです。今でもドリカムを憧れる気持ちによってパワーが貰え、パティシエとしての原動力になっているようです。
取材を受ける際に、師匠は誰ですかと訊かれるたびに、ドリカムの吉田美和さんですと答えているそうです。たまたまドリカムの事務所から、美和さんのバースデーケーキを作って欲しいと相談があり、ステージでバースデーケーキを渡す企画だったそうです。その時の彼女の喜ぶ笑顔に参ってしまい、その感動を大切に持ち続けているということです。
名品が並ぶ独創的なユウジアジキワールド
お店の入口に掲げられているPOPには、「アイアムユアパティシエ」と掲げられています。「アイアムパティシエ」ではなく、あくまでもユアパティシエなんですね。その親しみを感じさせる気持ちが、ユウジアジキのケーキや焼き菓子作りに込められています。ユウジアジキの作るケーキや焼き菓子でみんなの笑顔が生まれる、そんな思いが詰まっています。
1996年にベルギーで行われた菓子コンクール「インターナショナルマンダリンナポレオン」で日本人として初のグランプリという快挙を成し遂げた安食シェフ。そのパティシエとしての実力は折紙つきです。審査員は、ベルギー王室御用達の称号を持つショコラティエ、ピエールマルコリーニ氏をはじめ蒼々たるメンバーの中での受賞という偉業です。
スイーツガーデンユウジアジキのスイーツを一言でいうと、ヨーロッパの伝統菓子と日本の洋菓子の融合を図り、オリジナリティを加え安食流に仕上げているという点です。ノスタルジックなおいしさを大切にしながら、素材を吟味し作りたてにこだわり、モダンなデザインに仕上げることで、ユウジアジキ独自の商品に仕上げています。
安食シェフが30歳の時に渡ったのが、フランスのグルノーブルという街です。美食の街リヨンやスイスのジュネーブ、イタリアのトリノから近いこの街で、彼が学んだものはおいしさへのこだわりと本物の追求だったのではないでしょうか。グルノーブルは、スイーツガーデンユウジアジキのある北山田の街と何となく似ているような感じです。
ヨーロッパの伝統菓子を安食流に仕上げた一例です。Printempsと書いてプランタンと呼びます。フランス語で春という意味です。まさに春を連想させる華やかで美しい芸術作品に仕上がっています。タルトのザクザク感とベリーとチーズクリームの酸味、ホワイトチョコのミルキーな甘さが絶妙のハーモニーを生み出しています。値段は1個520円です。
スイーツのお店でプリンを食べてみたら、大凡そのお店の本気度が分かるというぐらい、プリンほどごまかしの効かないものはありません。ユウジアジキのプリンは、崩れない程度のなめらかさでクリーミーな甘さ控えめの優しい味です。スタンダード、ジャージー、プレミアムと3種類あって、値段はそれぞれ210円、250円、280円となってます。
ケーキ作りの中で重要視されるのが見た目のよさです。そしてその見た目を際立たせるのが、何といってもケーキそのものの色合いです。ユウジアジキの陳列ケースを見ると、その色合いの配合が計算しつくされたかのようにアクセントを交えながら置かれているのがわかります。色鮮やかなショーケースは見ているだけでワクワクしてきます。
ユウジアジキを最大限表現した安食ロール
スイーツガーデンユウジアジキの数ある商品の中で、唯一シェフの名前を冠したのが「安食ロール」です。ふわふわときめ細かく柔らかい生地のスポンジに、甘すぎず口当たりのいい2種類の生クリームを包んだだけの非常にシンプルなつくりのロールケーキです。シンプルだからこそごまかしのきかない、値段は1本1450円ですが値段以上のおいしさです。
安食ロールのこだわりは、特にその生地作りにあります。毎日このロールケーキだけは、生地を自分で仕込んでいるという安食シェフ。卵と砂糖、小麦粉、乳製品だけで作られる生地作りは、自分の最大限をお客様に見てもらいたい、という思いからこの名前にしているということだそうです。安らかに食べるという気持ちにさせてくれるおいしさです。
こちらは数量限定の安食ロールの「みみ」だけを切り取って4枚セットにしたレア商品です。4枚セットで310円とお得感があります。安食ロールのおいしさはこの「みみ」だけでも十分に分かります。時に、抹茶味やショコラ味が混じったりする時もあるのでその時は嬉しさも倍増です。ただしいつ販売されるかは、安食シェフのみぞ知るです。
ユウジアジキの原点となるバースデーケーキ
ドリカム吉田美和の誕生日に、そのドリカムのコンサート会場で、安食シェフがサプライズで登場しケーキをプレゼントした際に、吉田美和が満面の笑みをしてくれたことに対して感動して泣いてしまった安食シェフ。その時感じたのが、プレゼントをするということは、相手から喜ぶ姿をプレゼントされることだと思ったそうです。
そうした経験があり、人が大切な人のためにプレゼントをする、そのためのケーキを作ることに携われることはすごく幸せなことだと安食シェフはいいます。だからスイーツガーデンユウジアジキのバースデーケーキの作り方は、ものすごく思いのこもった、見ていてわくわくと楽しくなる、そして多くの人の笑顔が広がるケーキです。
スイーツガーデンユウジアジキで作っているバースデーケーキは、たくさんの種類があり、中でもクマや猫、うさぎなどのとっても可愛らしい動物シリーズは、横浜北山田地区に多く住む子供達に大変人気です。もちろん大人向けにもお洒落なバースデーケーキなどもあり家族みんなで楽しめます。値段はいろいろとあり予算に合わせて注文できます。
そしてこれ以上にない素敵なパッケージに入ったプレゼントは、贈る人も贈られる人も、その瞬間には誰もが幸せな気持ちになれます。大切な人にプレゼントをするということが、こんなにも素晴らしいことだということを改めて教えてもらえる、スイーツガーデンユウジアジキはそんなハッピーな気持ちにさせてくれる魔法のスイーツ店です。
ユウジアジキおすすめその1:サオトボルージュ
しっとり濃厚なチョコレート生地が筒状になっていて、周りを甘酸っぱいパウダーでデコレーションしています。中からはとろりとしたピスタチオガナッシュが流れ出て、上にのっているフランポワーズの果肉を絡めて食べると至福の瞬間が訪れます。レンジで20秒ほど温めて食べるのがポイントです。値段は1個620円です。
サオトボとは、フランス語で噴火口という意味で、それのルージュですから赤い噴火口という意味です。この20秒レンジで温めてチョコレートを溶岩に見立てて噴出させるという演出が、何ともドラマチックでエキサイティングで、今までのスイーツの常識を覆す逸品です。もともとデフェール時代から作ってあったものが更に進化しています。
ユウジアジキおすすめその2:アールグレイ
強烈なまでに香ばしいアールグレイの香りとカカオの香りが特徴的なケーキです。滑らかな食感で甘さはほとんどありません。円状のフォルムによるシンプルさは、安食シェフの作り出す特徴でもあり、見た目の美しさと比例してごまかしのきかない素材選びというお菓子作りの原点を見るようです。値段は1個480円となっています。
ユウジアジキおすすめその3:ハニーハント
柔らかくて口どけまろやかなプロヴァンス産はちみつのムースを主体に、中にバニラのブリュレ、下にメープル風味がたっぷりと染み込んだスポンジと上にキャラメルソースといった食材でまとまった味わいを楽しめるハニーハントです。見た目のシンプルさに反比例して口の中はおいしさが絡まり合っています。値段は1個460円です。
ユウジアジキおすすめその4:シュークリーム
安食シェフが修業時代、調理師学校の最初の製菓の授業で作ったのがシュークリーム。この世にこんな旨いものがあったのか、というほどその時は衝撃的で、彼が志を決めたきったけとなったのが、このシュークリームです。それだけにユウジアジキのシュークリームには、安食シェフの思い入れがたっぷりと詰まっています。値段は1個290円です。
ユウジアジキおすすめその5:ミルクレープ
スペシャリテのクレープを何層にも重ね、カスタードと生クリームサンドしたのがこちらのミルクレープです。かなりの手間がかかるため週末限定になっていて、すぐに売り切れてしまう稀少品です。生地の香ばしさと生クリームが口の中でとろけます。値段は1個650円です。こちらは秋限定の栗のミルクレープがありおすすめです。
ユウジアジキおすすめその6:モンブラン
フランス産のマロンペーストと口どけのよい生クリームの絶妙なハーモニーを味わえるモンブランは、ひと口食べると栗とラム酒の香りが一杯に広がります。そして土台となるメレンゲのサクサク感が、食感にアクセントをつけてくれます。値段は1個520円です。ちなみに秋限定の和栗のモンブランもすごくおいしいのでおすすめです。
ユウジアジキおすすめの焼き菓子
焼き菓子のレベルも非常に高くどれもおいしいものばかりです。手前右側からフィナンシェ、キャレアルザシエンヌ、その後にあるのがウィークエンドシトロン、左にあるのがマドレーヌ、後にあるのは見えていませんがサブレノアゼットなどの焼き菓子クッキー類です。どれもサクサクの食感と素材の持つ香ばしさが味わえる逸品の焼き菓子です。
焼き菓子をお洒落な袋に入れてもらうと、中には素敵なイラスト入りのショップカードも入ってます。クマさんが安食シェフで、女の子は名前がみーみーだそうですが、もちろんドリカムの吉田美和でしょう。一生の思い出に残る安食シェフの思い出を形にした素敵なショップカードです。安食シェフの全ての人の喜ぶ顔が見たいという思いが伝わります。
スイーツの名店ユウジアジキを訪れよう
横浜の北山田という比較的新しい新興住宅地を選んだスイーツガーデンユウジアジキは、この街に住む人たちの多くの喜ぶ顔を作り続けています。味、値段、色合い、形、全てが人に優しくみんなをハッピーにするスイーツです。横浜へお出かけの際は、ちょっと足を延ばしてこの北山田にある素敵なスイーツ店を訪れてみてはいかがでしょう。
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