トラヤカフェ特集！話題の店舗の場所や人気メニュー＆お土産を徹底リサーチ！

老舗和菓子店の「とらや」と言えば、室町時代に創業した老舗中の老舗で、皇室の御用達であることから、大切な方へのお土産や、贈り物に大変人気があります。そんな和菓子の老舗が満を持して提案したのが「トラヤカフェ」です。こちらではそんな「トラヤカフェ」のおすすめのメニューや人気のお土産、店舗などについてご紹介していきます。

老舗和菓子店「とらや」の和菓子は東京のお土産として大変人気がありますが、実はその発祥は室町時代の京都でした。京都で後陽成天皇に和菓子を献上して以来、皇室御用達の和菓子店となりました。後陽成天皇といえば、まだ豊臣秀吉が活躍する時代から江戸時代の初期まで在位した天皇ですので、とらやの歴史の古さが分かります。

京都で皇室御用達の和菓子店として当時から数々の歴史的文献などに登場する「とらや」ですが、都が江戸(東京)に移る際に天皇にお供したために、東京に進出し、現在では「とらや」といえば東京の和菓子店というイメージが定着しています。また、「とらや」といえばお客様に対するきめ細やかなサービスが人気の秘密でもあります。

そんな老舗の「とらや」が提案する「トラヤカフェ」は、様々な世代の人にもっと気軽に「あん」を楽しんでほしいと言う思いから生まれました。「トラヤカフェ」ではとても自由で新しい「あん」の楽しみ方ができます。和菓子の定番であった「あん」の新しいアレンジはとてもおしゃれで、日本人のみならず、外国人にも人気があります。

現在、赤坂本店の店舗は改装中ですが、老舗の「とらや」の店舗は、白地に黒い字で「とらや」と書かれたものや「虎」のロゴマークが描かれた暖簾が目印で、老舗らしいしっかりとした店舗がまえが特徴です。ショーケースに並べられた和菓子はどれも高級和菓子で、カジュアルなお買い物というよりも少々値の張るお買い物をするという雰囲気です。

それに対して「トラヤカフェ」はとてもカジュアルな雰囲気です。店舗の外観はその店舗により多少異なりますが、白っぽい壁にこげ茶のアルファベットで「TORAYA CAFE」と書いてあったり、ナチュラルカラーを基調とした店内に白っぽいアルファベットで「TORAYA CAFE」と書いてあったり、とにかくおしゃれで可愛いです。

「トラヤカフェ」のメニューは店舗により若干異なりますが、デザートをはじめ、モーニングメニューや軽いお食事のメニューまであります。老舗和菓子店の「とらや」のカフェということで、和菓子のイメージがありますが、「トラヤカフェ」は和と洋がうまく融合している「和スイーツ」というイメージです。

「トラヤカフェ」は和菓子が大好きという方も、和菓子が苦手と言う方も楽しむことができます。飲み物のメニューにはコーヒーや紅茶の他に、煎茶やほうじ茶、豆乳などが用意されているのも「トラヤカフェ」ならでは、です。メニューが大変豊富なので、食事をしたい人、お茶を飲みたい人、大人から子供まで、幅広い目的や年齢層で楽しめます。

「トラヤカフェ」には現在店舗が3店舗あります。青山店、AN STAND 北青山店、AN STAND 新宿店です。2018年の8月には銀座に新店舗のオープン予定もあります。「トラヤカフェ」は店舗によって限定のメニューであったり、おすすめのメニューが違いますので、ネットなどで良く調べて行くことをおすすめします。

また、店舗により営業時間も違います。青山店の営業時間は平日は午前8時から午後8時まで、土曜日は午前11時から午後6時までです。日曜日と祝日はお休みです。AN STAND 北青山店は営業時間が午前11時から午後7時までで、水曜日が定休日です。新宿店は平日は午前10時から午後10時までで、土日祝日は午前10から午後9時半までで、年中無休です。

「とらや」と言えば、餡を使ったお菓子が有名です。例えば小豆の餡の小豆は北海道十勝産の「エリモショウズ」という豆を使って作られます。小豆と言えば北海道の十勝産が大変有名です。北海道の気候で育つ小豆は大変品質が高いことでも知られています。とらやの餡はそんな小豆の風味をしっかりと味わえる絶品の餡です。

そんな「とらや」の餡を使って作られた「あんペーストコッペ」はAN STAND新宿店の限定メニューです。コッペパンに「とらや」自慢の餡を使ったあんペーストとクリームチーズを挟んだパンです。舌触りの良い濃厚なこしあんのペーストとクリームチーズの酸味のバランスが絶妙です。お値段は432円と通常のコッペパンよりお高めですが、「自分へのご褒美コッペパン」としていかがでしょうか。

あんぱんではありません。「あんバン」です。「あんバン」女性の手のひらに収まるほどの小ぶりなパンです。白っぽいパン生地は蒸しパンで、少し弾力があります。生地に刻印された「とらや」の「T」はとても可愛らしいです。またパンの真ん中には切れ込みが入れられ、黒っぽいあんペーストとのコントラストも画になります。

「あんバン」はAN STAND北青山店のメニューです。「あんバン」にはおすすめの食べ方があります。パンに切り込みが入っているのでそこを中心に2つに割ります。するとなめらかなあんペーストがうまく2つに割れて、1口サイズになりますので、女性でも食べやすくなります。「あんバン」は1つ422円です。

こちらのあんペーストフォンダンは「トラヤカフェ」の名物である「あずきとカカオのフォンダン」を丸く焼き上げた、AN STAND北青山店の限定メニューです。あんペーストが練りこまれたケーキはしっとりと濃厚で、ほうじ茶などともよく合います。お店では温めて提供してくれるので、表面のさっくりとした食感とのコントラストが楽しいです。

このあんペーストフォンダンは、パウンドケーキ型のものがお土産として大変人気がありますが、形が丸いのと少し温めるだけで、ぐっと風味が良くなります。見た目は少し小さめですが、とても濃厚なケーキなので、1つでも十分な満足感があります。日本茶以外にもコーヒーなどにも良く合います。

「トラヤカフェ」の洋風と和風のフュージョンも素晴らしいのですが、やはり和風のスイーツは完成度が高いです。中でも葛汁粉は大変おすすめで、季節によりお茶のフレーバーが変わります。葛のとろみとのど越し、お茶の香りが香ばしく、夏にいただく冷たい和スイーツは絶品です。こちらのメニューは青山店でいただけます。

そしてなんといっても「トラヤカフェ」の夏のお楽しみはかき氷です。「トラヤカフェ」のかき氷は期間限定の上、店舗により提供されるかき氷の種類が違います。AN STAND 北青山店ではあんペーストが添えられたあんペーストかき氷が提供されます。かき氷のフレ―バーは3種類で、練乳、抹茶・抹茶練乳、いちご・いちご練乳です。2018年度はいずれも6月19日からの販売になります。

AN STAND 新宿店でもあんペーストかき氷が提供されます。そしてこちらの店舗のかき氷のフレーバーは5種類あります。練乳は4月28日から、いちご・いちご練乳は4月28日から7月2日まで、抹茶・抹茶練乳は5月15日から、マンゴー・マンゴー練乳は7月3日から8月1日まで、はっさく・はっさく練乳は8月2日からです。

青山店ではかき氷ではなくみぞれが提供されます。みぞれのフレーバーは3種類あります。2018年の予定は抹茶とシトラスミルク(6月19日から7月16日まで)、すいか(7月17日から8月16日まで)、シトロンジンジャー(8月17日から)です。かき氷のメニューはその年ごとに変わりますので、ホームページなどでかき氷のスケジュールとともに確認しましょう。

「トラヤカフェ」の青山店ではモーニングのメニューがあります。しかもモーニングセットは6種類もあり、気分により様々なセットが選択できます。例えば朝にはたっぷりと野菜を摂りたい場合は「ベジプレート」がおすすめです。朝は温かいものをいただきたいという場合は季節ごとに変わる「季節のスープ」のセットがおすすめです。

これらのセットには「トラヤカフェ」こだわりのあんペーストとパンとコーヒーがセットでついてきます。サラダやスープは要らないという方はあんペーストとパンとコーヒーだけのセットもあります。朝ごはんに濃厚なあんペーストを塗っていただくパンはとても贅沢な気分です。

また「トラヤカフェ」のモーニングには「グラノーラ」のセットや「全粒粉スコーン」のセットもあります。グラノーラのセットはグラノーラに牛乳か豆乳かヨーグルトのいずれかを選んでかけることができます。もちろんあんペーストもついています。全粒粉スコーンにバターとあんペーストをつけていただくのもとてもおすすめです。

青山店でのモーニングは朝8時から11時までいただくことができます。朝早くから営業しているのはとても嬉しいです。またすべてのモーニングメニューにはあんペーストがつくのですが、あんペーストの種類は日替わりですので、店員さんに聞いてみましょう。青山店ではランチにもベジプレートがあり、ランチのベジプレートもおすすめです。

また、モーニング限定メニューというわけではありませんが、AN STAND 北青山店では北青山店限定の「あんバン」もしくは、あんバンに野菜をはさんだ「ベジバン」とスープのセットがいただけます。スープはロシアのボルシチ風のスープで、千切りの野菜がたっぷり入ったヘルシースープです。AN STAND 北青山店は朝11時からオープンですので、ブランチやダイエット中のランチなどにもおすすめです。

「トラヤカフェ」のお土産の一番人気と言えばあんペーストです。こだわりの材料で作られたあんペーストは、「トラヤカフェ」のあんバンやかき氷などの人気メニューにもたっぷりと使用されています。このあんペーストさえあれば、ご自宅でのいつもの朝食やティータイムがぐっとグレードアップします。

人気のあんペーストは基本的には3種類あります。なめらかでコクのある「こしあん」、小豆の食感を感じられる手の込んだ「小倉あん」そして白あんベースの「白ごまときな粉」です。いずれも「トラヤカフェ」の渾身の一品です。「トラヤカフェ」のあんペーストは季節限定のフレーバーも販売されますので、ホームページなどで確認してみましょう。

焼き菓子はお土産として大変喜ばれますが、特に「トラヤカフェ」のケーキは老舗の和菓子屋のプロデュースならではの和風のケーキです。パウンドケーキ風のケーキは期間限定のフレーバーもありますが、基本的には、あずきとカカオのフォンダン、抹茶と白あんのケーキ、などが定番です。

あずきとカカオのフォンダンはケーキ生地に「トラヤカフェ」自慢のあんペーストを練りこんでいるのでしっとりとコクがあります。またシナモンなどのスパイスやポートワインの香りが少し大人のスイーツです。レギュラーサイズは420gで大きさは8.8×17.2×5.8cmですが、1個60gで3.5×6.5×2.5cmのミニサイズもお土産におすすめです。

抹茶と白あんのケーキには香りのよい抹茶とホワイトチョコレートの生地に、こだわりの白小豆で作った白あんが練りこまれています。抹茶のケーキは日本ならではですので、外国の方へのお土産にもおすすめです。またこれらのケーキは日持ちも3週間くらいですので、遠方にも持っていきやすいです。

とらやの名物である羊羹をぐっとカジュアルに可愛らしくしたヨウカンアラカルトはお土産に大変おすすめです。可愛らしいパッケージの中にはまるでキャンディーのように個別包装された羊羹が3種類入っています。羊羹のフレーバ―は期間限定で変わりますので、それも楽しみです。

いかがでしたでしょうか。老舗和菓子店の新しい試みである「トラヤカフェ」をご紹介してみました。店舗でいただくだけでなく、あんペーストや小倉あんを練りこんだケーキはちょっと変わったお土産として大切な方に贈るのにもぴったりです。最近はシアトル風のカフェなども人気ですが、本格的でカジュアルな和スイーツはいかがでしょうか。