日本一高いビルランキング！現在は大阪のあべのハルカスが一番？

日本一高いビルは大阪の「あべのハルカス」で、高さ300mある超高層ビルです。「あべのハルカス」ができるまでは「横浜ランドマークタワー」が、日本一の高さを誇っていました。日本の超高層ビルには展望台や展望レストランがあり、眺望が楽しめます。ここでは日本一の高さを誇る高層ビルを紹介しましょう。

「新宿三井ビルディング」は、東京・新宿副都心にある超高層ビルです。1974年に完成した高さ225m・54階建てのオフィスビルです。地下1階は飲食店街になっていて、昼食時には近くで働く会社員で賑わいます。最上階は会員制のクラブになっています。広場では、ランチタイムコンサートなどのイベントも行われます。

毎月1回、週末に広場ではフリーマーケットが行われます。興味のある人は訪れてみるといいでしょう。「新宿三井ビルディング」には、地下1階を中心に多くの飲食店が入っています。2階、3階にはアメリカンダイニングやカフェダイニング、1階にはロイヤルホストが入っていて、ゆっくりと食事を楽しむこともできます。

「東京オペラシティ」は、東京・西新宿にある複合文化施設です。1992年に完成した、高さ234m・54階建てです。コンサートホール、美術館、 レストラン、ショップなどがあり、最上階にはレストランが入っています。隣接して新国立劇場があり、バレエ、オペラ、舞踊、演劇の公演が定期的に行われています。

最上階には、展望レストラン「東天紅」が入っています。東京副都心の風景を眺めながら、上品な味の中華料理が楽しめます。地下1階と2階には、カフェやラーメン、とんかつなどの飲食店が入っていて、コンサートの前に手早く食事をしたいときにおすすめです。また、地下と1階には雑貨店や書店などが数店舗入っています。

「新宿パークタワー」は、東京の新宿副都心にある超高層ビルで、高さ234m・52階建てです。オフィスを中心に、低層部は住居やショールーム、上層部にホテル「パークハイアット東京」が入っています。地下は飲食店やショップになっていて、昼食時には近くで働く会社員で賑わいます。1階の広場では、さまざなイベントが行われます。

「新宿パークタワー」の上層階はホテルになっているため、展望台はありません。地下1階には、天ぷら、とんかつ、ラーメン、中華料理、ファーストフード店などが入っています。また、書店、郵便局、クリーニング店、コンビニなどのショップ、ヘアーサロンなどのお店が入っています。

東京・六本木にある「六本木ヒルズ森タワー」は2003年に完成した超高層ビルで、高さ238m・54階建てです。複合施設「六本木ヒルズ」の中心的な建物で、低層階はショッピングモール、中層階はオフィス、上層階は森美術館、そして展望台「スカイデッキ」があります。「六本木ヒルズ」にはシネマ、ショップ、レストラン、ホテルなどがあります。

「六本木ヒルズ森タワー」の53階にある森美術館は、ユニークな企画展を開催することで知られています。東京では珍しく夜間までオープンしている美術館で、会社帰りに立ち寄ることもできます。52階には屋内展望台とオープンエア―の「スカイデッキ」があり、定期的に天体観測会も開催されています。

「サンシャイン60」は東京・池袋にある超高層ビルで、239mの高さを誇る超高層ビルです。都庁第一本庁舎が1991年に完成するまでは日本一の高さを誇り、また1985年まではアジアで最も高いビルでした。最上階には展望台があり、水族館、プラネタリウム、ゲームセンター、ショップ、レストランなどがあり、池袋の中心的スポットになっています。

「サンシャイン60」の最上階にある「スカイサーカス展望台」は数年前にリニューアルされ、いろいろな楽しみ方ができるエンターテイメント施設となりました。音や映像で遊べるゲームが揃っている他、ハワイアンフードが食べられるカフェも併設されています。階下の水族館やプラネタリウムと合せて、1日楽しく遊べるスポットです。

日本で10番めに高いビルは、1997年に完成した東京・代々木にある「NTTドコモ代々木ビル」です。239m・27階建ての超高層ビルで、NTTドコモの自社ビルとなっています。東京では4番めに高いビルで、ニューヨークの摩天楼を思わせる、ユニークなデザインの建物です。一般の人は中に入ることができません。

ビルの地上150ｍの位置には、NTTドコモ設立10周年を記念して、2002年に設置された直径約15mの大時計があります。分針の長さも約9mあり、高さ・大きさともに世界最大級の大きな時計です。この大時計は、ロンドンのビッグベンをイメージして作られたもので、夜間はLEDライトによって鮮やかに輝きます。

日本で9番めに高いビルは、東京・新宿にある「東京都庁第一本庁舎」です。1991年に完成した243m・48階建ての建物で、「北」と「南」と2つの建物から成ります。2つの建物の最上階には無料で利用できる展望台があり、東京の穴場・展望スポットになっています。展望階にはカフェや売店もあります。

「東京都庁第一本庁舎」の展望室では、地上202ｍの高さから東京の街を一望することができます。北展望室は23:00までオープンしていて、夜景スポットとしても人気があります。こちらにはおしゃれなレストランがあり、デートにもおすすめです。また都庁には、東京オリンピックの公式グッズを販売するショップがあり、お土産にも人気です。

日本で8番めに高いビルは、東京・港区にある「虎ノ門ヒルズ(森タワー)」です。2014年に完成した、244m・52階建の超高層ビルで、東京の新しいランドマークになっています。レストラン、ショップ、オフィス、ホテル「アンダーズ東京」、ハイクラスのレジデンス、カンファレンス施設、広場などから成る複合ビルです。

「虎ノ門ヒルズ」には展望台はありませんが、ハイセンスなショップやレストランが入っていて、おしゃれなスポットとして人気があります。「アンダーズ東京」はハイアット系列のラグジュアリー なホテルで、一流のレストランやお酒が楽しめるバーやラウンジなどがあります。東京・虎ノ門駅から徒歩5分とアクセスにも便利です。

日本で6番めに高いビルは、1999年に完成した名古屋の「JRセントラルタワーズ」です。高さ245m・51階建ての超高層ビルで、名古屋駅に直結する複合ビルです。3つのビルからなり、地下から14階までは、名古屋高島屋やショップ、レストランが入っていて、15階からはそれぞれオフィスやホテルとなっています。

最上階の51階には以前は展望台があったのですが、今は展望台はなくなり、代わりに高島屋のパノラマサロンがあり展望を楽しめるスペースになっています。この階にはカフェやワインラウンジがあり、遅くまで営業しているので夜景が楽しめます。また、ビルの15階のスカイストリートからも夜景が楽しめ、人気スポットの1つになっています。

日本で6番めに高いビルは、名古屋の「ミッドランドスクエア」です。名古屋市中村区にある247m・47階の超高層ビルで、2006年に完成しました。5階までは商業施設、7階～40階はオフィスになっていて、41～42階はスカイレストラン、44～46階は展望台です。JR・名鉄名古屋駅に直結していてアクセスもよく、名古屋の人気スポットの1つです。

「スカイプロムナード」は、「ミッドランドスクエア」の地上220mに位置する展望台です。展望台までは、日本でも珍しい2階建てのシースルーエレベーターが運行されています。こちらは屋外型の展望台になっていて、外の空気を感じながら名古屋のスカイラインを眺めることができます。夏は23:00までオープンしていて、夜景が楽しめます。

日本で5番めに高いビルは、東京・六本木にある「ミッドタウン・タワー」です。2007年に完成した超高層ビルで、248m・54階の高さがあります。六本木の東京ミッドダウンの建物の主要なビルの1つで、東京の新しいランドマークとして人気があります。オフィスの他、ホテル「ザ・リッツ・カールトン東京」が入っています。

東京ミッドタウンは、サントリー美術館、130を超えるハイセンスなショップやレストラン、病院、住居、公園などに利用されている複合施設です。高層階はホテルになっていて展望台はありません。広場では季節ごとにさまざまなイベントが行われていて、夜間のライトアップはとても人気があります。

日本で4番めに高いビルは「さきしまコスモタワー」。大阪市住之江区にある高さ256m・55階建ての超高層ビルで、1995年に完成しました。以前は「大阪ワールドトレードセンタービルディング」という名称で、「WTCタワー」と呼ばれ大阪の人たちに親しまれていました。

「さきしまコスモタワー」は大阪府咲洲庁舎の他、レストランやクリニック、ブライダル会場などに利用されています。最上階の地上252ｍにある展望台からは、大阪のベイアリアを一望することができます。1階から展望台がある52階までシースルーエレベーターが運行されていて、高い場所から景色が楽しめます。

日本で3番めに高いビルは、大阪の「りんくうゲートタワービル」です。大阪・関西国際空港の対岸にそびえる高さ256mの超高層ビルで、1996年に完成した56階建てのビルです。国際会議場、ホテル、クリニック、オフィィスと多目的に使われています。52階から54階はスターゲイトホテルのレストランになっています。

大阪・「りんくうゲートタワービル」の最上階54階には、ダイニングバー「スターゲイト」があります。朝食からディナーまで、高い場所で食事を楽しめるスポットとして人気があります。ランチ、ディナーともビュッフェスタイルとなっていて、50種類以上のお料理が並びます。窓からは空港から飛び立つ飛行機も見ることができます。

日本で2番めに高いビルは神奈川県の「横浜ランドマークタワー」です。神奈川県の横浜みなとみらい21の中心にある超高層ビルで1993年に完成し、高さ296.33m・70階建てのビルです。「あべのハルカス」が2014年に完成するまでは、日本一の高さを誇っていました。オフィス、ホテル、ショッピングモールなど多目的に利用されてます。

「横浜ランドマークタワー」は、多くの映画に登場する有名なビルです。69階の展望フロアに「スカイガーデン」があり、地上273mの高い場所から横浜の風景を楽しむことができます。夏限定でビアガーデンがオープンするほか、イベントも多く行われていて、横浜の人気観光スポットの1つになっています。

日本一高いビルは大阪の「あべのハルカス」です。2014年に完成した高さ約300mの超高層ビルで、60階建ての建物の中には、大阪マリオット都ホテル、あべのハルカス美術館、近鉄百貨店 あべのハルカス近鉄本店などが入っています。58階からは展望台「ハルカス300」になっています。地下で天王寺駅に直結しており、アクセスも便利です。

「ハルカス300」は、「あべのハルカス」の58階から60階を占め、中央部分が吹き抜けの3層構造になっています。エレベーターで到着するとガラス張りの天井回廊があり、まるで空中散歩をしているような体験ができます。58階は屋外広場の天空庭園で、広場の一角のカフェダイニングバーでは、高い場所から風景を楽しんだり、食事やお酒が飲めます。

日本の超高層ビルを紹介しましたが、日本で最も高い建築物は2012年に完成した東京スカイツリーで、高さは634mあります。次いで第2位の東京タワーは1958年に作られた電波塔で、333mあります。どちらも東京の人気観光スポットです。また、東京駅前に「あべのハルカス」を抜かす超高層ビルの建設が計画されているようです。

東京や大阪を中心に超高層ビルが多く、展望台からはすばらしい景色を楽しむことができます。また階下ではショッピングやグルメなども楽しむことができ、高層ビルは人気の観光スポットとなっています。ここで紹介した日本一の「あべのハルカス」をはじめ、東京や大阪、名古屋などの超高層ビルを訪れ、楽しんでください。