「とんかつ万平」のおすすめメニューや営業時間は？行列のできる名店を調査！

東京千代田区にある営業時間前に行列のできる定食屋「とんかつ万平」をご存知でしょうか。名前にあるとおりロースカツやヒレカツといったとんかつがメインとなっている定食屋です。しかしこの定食屋で最も知名度が高いのはなんと「カキバター定食」です。そんな東京の行列のできる定食屋「とんかつ万平」について紹介致します。

 「とんかつ万平」は1950年創業の東京にある老舗の定食屋です。万平のとんかつは職人の熟練の技術で揚げられたキメの細かい衣が特徴的です。油っぽさをあまり感じず、食感もサクサク、香りも良いと人気のメニューです。メニューはステンレスの器で運ばれてきますが脂でギラギラせず、きれいに光っていて清潔感を感じられるのも人気な理由の1つです。

「とんかつ万平」はとんかつがメインなので、もちろんロースカツとヒレカツは人気メニューですが、実は「カキバター定食」もとんかつに匹敵するほどのおすすめのメニューです。寒い季節限定のメニューですが「カキの季節になりました」の張り紙が店の入り口に貼られると、営業時間前に普段からできる行列がまた長くなるほどの効果があるほどです。

「とんかつ万平」の「カキバター定食」は、ネットでは「一生に一度は食べるべき」といわれるほどの大きな評価を得ています。使用されているカキは岩手県の米崎産を東京に取り寄せたもので、そのサイズはなかなか立派なものです。それをバターでじっくり、焦げ目がつくほど焼いて作られ、味は店のソースを使う必要がないほどに濃厚なものとなっています。

「カキバター定食」はどんなメニューでも評価の高い「とんかつ万平」の中でも、最高の評価を得ているほどのおすすめのメニューですが、この定食屋ではカキは期間限定メニューであり、さらに材料次第では営業時間や閉店やを待たずして終了となります。このメニュー狙いの人は多くいるので、訪れる際にはなるべく早く向かうようにしましょう。

「とんかつ万平」はとんかつとカキが人気と紹介しましたが、万平には他にはどのようなメニューがあるのでしょうか。万平にあるメニューは種類が多いわけではありませんが、1つ1つのメニューの評価が高く、どれを選んでも満足度の高い料理を堪能できます。ここでは万平の中でも人気の高いメニューについて紹介します。

先ずはメインのとんかつであるロースカツです。万平のとんかつは他で作られているとんかつと異なり衣が薄く作られています。それでいながらしっかりとサクサクとした食感を堪能できます。中の肉は柔らかく脂身のあまりない肉を使用しているため、衣が薄く作られていることも合わさって、アッサリした感覚で食べることができます。

使用されているのは主人の目利きで厳選された豚肉が使用されており、肉自体の暑さは普通といったところではあるが、肉の中心部までしっかり火を通しながらも熱を入れ過ぎないちょうどの部分を職人の目で見極め、職人の技術により絶妙の加減で固すぎず豚の香りを損ねない絶品のとんかつです。

主人の目によって厳選された豚肉に、熟練された職人の手によって作られたサクサクの衣に、これだけでもすでに美味しそうですが、食べ方にもいろいろ種類があります。そのまま食べるも良し、酸味のあるソースで食べるも良し、中には塩や醤油で食べる方もいます。きれいに切り分けられているので、1つ1つ味を変えながら食べるのもいいかもしれません。

メインのとんかつはロースカツだけではありません。ヒレカツも用意されています。万平のヒレカツは形が独特で、棒状のヒレの芯を筒状のまま切り分けて作ります。縦にも横にも幅があるため食べごたえがあり、食べてみると柔らかく、肉の旨みと脂の甘みで味わえるのでロースカツとはまた違った感覚で堪能できます。

「とんかつ万平」のとんかつは油で揚げた後に、オーブンでさらに焼き上げることによって、衣の油を飛ばしながらサクサクの食感をさらにアップさせたものです。油っぽさが少なくお皿にも油があまり残らないほどです。さらに肉の中は火が通っているものの焼きすぎず程よくピンク色が残っているような状態で柔らかくいただくことができます。

とんかつと並ぶ「とんかつ万平」の看板メニュー「カキバター定食」です。名前の通りカキのバター焼きですが、作り方は手の込んだものとなっており、小麦粉で薄い衣を作ったのちに、バターと醤油でソテーされて作られています。新鮮なカキを使用していること、そしてバターが非常に濃厚なため、生臭さを全く感じずにカキの味をしっかり堪能できます。

カキバター定食は食べてみると、カキの濃厚なエキスが口の中いっぱいに広がり、さらにバターの香りと合わさることで、1度食べた人が何度も訪れてしまうほどの幸福感に包まれます。味のアクセントとしてレモンも添えられていますが、バターの風味が弱くなってしまうため使わない人、使わないことを推奨する人もいるようです。

「カキバター定食」のカキバターは大ぶりなカキが6個あってボリューミー、とても食べごたえのあるメニューです。1つ1つが大きく、ふっくらでプリプリなので満足度が高く、バターと醤油が良く効いて何個でも食べられます。万平は味噌汁にも人気がありますが、このメニューは特に味噌汁と合うといわれています。

人気の高い「カキバター定食」ですが、上記で触れたように期間限定となっています。時期は10から3月あたりとなっています。近年ではカキの養殖によりいつでもカキを食べることができるようになりましたが、品質と旨味にこだわっているため、この時期にしかメニューには載せないそうです。

「とんかつ万平」ではカキといえば「カキバター定食」が有名ですが、他にも「カキフライ定食」があります。柔らかい食感とバター風味カキバターとは対照的な、サクサクの衣とした食感を楽しめる逸品で、何もつけずに美味しく堪能できます。「カキバター定食」ほどではありませんが、こちらも人気の高いメニューです。

「とんかつ万平」はとんかつがメインであること、そして10月から3月の期間限定ながら「カキバター定食」もとんかつと並ぶ看板メニューであると紹介してきましたが、万平にはまだほかにも豚肉を使用した人気のメニューがあり、とんかつやカキよりも好きだという人も少なくありません。とんかつとカキに次ぐ人気メニューについても紹介します。

玉子で包まれた見た目が独特なハンバーグです。「とんかつ万平」にカキ狙いで来た人が期間限定で断念した際に頼む人が多いようですが、あまりの美味しさにこれが狙いでまた来る人もいるようです。焦げ目がしっかりつくほどに焼き上げ、外がカリッと中がフワッとする食感が堪能できます。

このハンバーグは外がカリッと中がフワッとする食感が堪能でき、さらに濃厚なソースがかかることでご飯が止まらなくなるほどの肉の味を堪能できます。周りのハンバーグを閉じていた玉子もソースをまろやかにしてくれる効果があり、さらにハンバーグのそばにからしも用意されており、味を何段階にも変化させ、食事を楽しむことができます。

ツヤ、輝きがきれいに映えるポークソテーです。厚く切られた豚肉に甘さのある濃厚なソースと共にいただくもので、肉厚でありながら柔らかく、口の中で溶けていくような感覚でご飯が良く進む逸品です。ポークソテーの横にカラシが添えられています。ポークソテーに使うイメージはありませんが、使ってみるとソースが際立つので、使うのがおすすめです。

「とんかつ万平」では主菜となるとんかつやカキなど、非常に高い評価を受けていますが、実はご飯や、味噌汁、キャベツの千切り、漬物といった主菜以外の食べ物も評価が高くつけられています。特に味噌汁の評価が高いようで、主菜以外での評価が高いことも「とんかつ万平」が行列のできる有名店である1つの理由でもあるようです。

ご飯は基本的にやや硬めに炊くことで、カツとの相性が良く作られています。千切りキャベツは細すぎず、さらしすぎずでキャベツそのもの風味や食感が堪能できます。漬物はキャベツの漬物で太めに切られたもので、程よい塩加減に楽しい食感を楽しみましょう。味噌汁はカツオの力強い出汁と白味噌で作られたもので、具はシンプルに豆腐のみとなっています。

味噌汁はカツオの力強い出汁と白味噌で作られたもので、味は比較的甘めに作られています。味噌汁の味は刺激の少ない優しい味で、その味噌汁を1度食べた人は「母親の味のようだ」といった評価をする人が多くいるようです。具が豆腐のみとシンプルになのも、食べやすいという肯定的な評価が多く、メニューにはありませんが人気な逸品の1つです。

テーブル席が4つあり、席が混んでいるときには相席になることもあります。夫婦で来る人や友達とくる人が多いですが、あまり話をしている人は多くありません。厳格な雰囲気で話をするような感じではなくなっているのではなく、食べることに集中しているため話をする人が少ないようです。東京の中でも落ち着いた空間で食事できるスポットの1つです。

内装に関しては、テーブル席が4つに各テーブルに4つずつあるだけのシンプルな店内となっています。厨房の位置と客席には壁がありません。揚げ物を中心に作っているため、油のにおいやぬめりなどが気になると思いますが、店内は清潔そのもので油のにおいが気になることもありません。清潔な空間の中で料理を堪能できます。

「とんかつ万平」は上記でも紹介したように、営業時間前に行列のできる定食屋です。そのため訪れる際には営業時間と万平に行きつくまでのアクセスについてしっかり確認しておく必要があります。ここでは万平の営業時間と付近の駅からのアクセスについて、いくつかのパターンを紹介します。東京に来た際にはぜひ訪れてみてください。

営業時間についてですが、11時30分から13時50分までとなっています。昼時間のみの2時間と少しの営業時間となっていますが、材料がなくなり次第営業終了となっています。定休日は日曜日、祝日となっており、さらにカキのない4月から9月にかけては土曜日も定休日となっています。営業時間が短いためしっかり計画を立てる必要があります。

万平へのアクセスについてですが、東京にあるだけあって多くのおすすめのルートがあります。東京メトロ丸ノ内線の淡路町駅より徒歩2分、都営地下鉄新宿線の小川町駅より徒歩3分、東京メトロ銀座線の神田駅より徒歩4分、JR中央線の神田駅北口より徒歩7分です。多くの駅から徒歩圏内にあるので、営業時間よりも早めに向かうようにしましょう。

万平は車で行くことも容易な位置にあります。100メートル以内に路上駐車場4か所、パーキングメーター1か所があるため車でも気軽に訪れることができます。1時間300円と値段も安価なので安心して利用ができます。万平は営業時間が短く、行列ができ時間がかかり、最悪時間にならなくても材料次第で閉店してしまうので、しっかり計画して訪れましょう。

今回は東京にある行列のできる定食屋「とんかつ万平」について紹介させていただきましたが、いかがでしょうか。人気メニュー「カキバター定食」を堪能できるのは寒い時期のみですが、他のメニューも評価が高く美味しいので、温かい時期にも行ってみましょう。高い確率で行列になっているので、アクセスと営業時間は確認して訪れるようにしましょう。