ココイチで人気の辛さ・10辛の頼み方！甘口派・辛口派へのおすすめは？

近年カレーが好きな人の中で「ココイチ」の名前の知名度はかなり高いです。全国的に展開されているチェーン店で、トッピングや辛さを自由に選べるので自分の好みのカレーを食べることができます。この辛さについてですが、実は普通の人にはとても食べられないような辛さのレベルが存在します。ここではそのとてつもない辛さ「10辛」について紹介します。

「ココイチ」はカレー専門のチェーン店の最大手で、日本各地で展開されており、アメリカに中国、韓国などにも店舗が置かれています。「ココイチ」ではカレーの種類、量、辛さを選ぶことができ、カレーに乗せるトッピングは30種類を超えるほどなので、100種類以上あるカレーの中から自分に合ったカレーを探すことができます。

「ココイチ」ではドライブスルーを設けている店舗が多く、店舗に入りカレーを食べる時間が無い人や、人数が多く店舗で食べることが容易でない場合にも、カレーを注文し食べることができます。さらに店舗によっては宅配サービスを行っているところもあり、電話1つで持ってきてもらえるので、非常に容易に好みのカレーが食べられるなりました。

ココイチの魅力の1つは辛さを自由に選ぶことですが、基本的には甘口から普通、普通から1辛、1辛から5辛と7段階から選ぶのが基本となっています。1つ1つの段階の辛さは1辛のレベルから見ておよそ何倍ほど、というように表現されています。1辛で普通の辛口カレー程の辛さ程度とされており、2辛で1辛の2倍ほどの辛さとされています。

それ以上の辛さについては、3辛で1辛の4倍程度、4辛が1辛の6倍程度、5辛が1辛の12倍程度とされています。1辛で普通の辛口カレー程の辛さ程度と公式ホームページでも記されているので、2辛というだけでも辛い食べ物にあまり耐性の無い人には厳しいと考えられます。5辛を食べられたなら激辛好きを公言できるほどともいわれています。

「ココイチ」の辛さの段階について紹介しましたが、どの辛さが人気なのでしょうか。最も選ばれている辛さの段階は2辛だといわれています。辛いものが得意という人、辛いものが得意というわけではないがやっぱりカレーは辛いものが食べたい人には、この2辛がスパイシーながら辛すぎないちょうど良いからだといわれる、最もおすすめな辛さです。

ココイチに来る人は2辛を選ぶ人が多いと紹介しましたが、辛いものが好きな人には5辛の人気も多いようです。5辛が1辛の12倍程度とされているため、辛い食べ物が得意でない人にとっては考えられないほどの辛さですが、カレーのスパイシーさと美味しさを堪能できるとして辛い食べ物が得意な人にはおすすめされています。

5辛が1辛の12倍程度とされていますが、実はまだこの上の段階があります。6辛から10辛の段階があり、5辛よりも辛いカレーがまだまだあります。しかしこれらを食べるには資格が必要であり、その資格を得るためには5辛を1度でも完食したことのある人にのみ与えられます。この資格を持っている人もあまり多くはありません。

5辛を完食し、資格を手にした人は6辛から10辛を注文することができます。6辛が1辛の13倍程度、7辛が1辛の14倍程度、8辛が1辛の16倍程度、9辛が1辛の18倍程度、10辛が1辛の24倍程度とされています。5辛を食べた人にとっても、6辛以上を超えた辛さを完食するのは並大抵のことではなく、残してしまう人も多いようです。

「ココイチ」の最大の辛さは10辛ですが、10辛が1辛の24倍程度とされています。10辛に挑戦する資格を得るための5辛が1辛の12倍程度とされているので、2倍の差があります。5辛は激辛好きの人が食事として食べるレベルですが、10辛は激辛好きの人が挑戦として食べるほどレベルの違いがあります。よほど辛いものが得意でないとおすすめできません。

10辛ほどのカレーともなると、スパイスをたくさん入れることになるので、他の辛さとは違いペースト状となってしまっていて、香りもなかなか強いものとなっています。1口食べてみると口の中が辛さでいっぱいとなり、毛穴という毛穴から汗が滝のように流れ落ちます。鼻水と涙もこぼれるようになるので、頼む際には覚悟を決めましょう。

口の中は辛さでいっぱいとなり、汗と涙を流しながら挑む姿はまさしく挑戦のようです。完食することは決して容易ではありませんが、完食した際には達成感と満足感を感じることができます。舌はしびれ、身体は汗まみれ、次の日にはまた違った症状が表れるかもしれませんが、あえて挑戦してみることも良いかもしれません。

10辛に挑む際には上記のような症状が起きると考えられるため、いくつか注意が必要です。先ずは当然なことですが辛いものが得意でない人は頼まないことです。資格を持っているため少ないかもしれませんが10辛は他の料理のように辛くて美味しい料理というよりも、辛いものに挑戦するための料理なので、得意でない人が頼んでもロクな結果になりません。

10辛を食べた際には大量の汗と涙で悩まされることとなるので、ティッシュを持っていくことは必須となります。もちろん店舗にも箱ティッシュが置いてありますが、消費量が多いため持参することがマナーとなります。食べ方についてですが、ルーをあまり口の中に一気に入れないことです。あまりに刺激が強いので、呼吸すら難しくなります。

10辛に挑戦する際には、一人で来ることをおすすめします。何度も指摘していますが、このカレーを食べたら汗と涙と鼻水が止まらない事態になってしまいます。あまり人に見せずらい姿となります。このカレーの後で予定を入れてはいけません。汗と涙と鼻水が止まった後でも、今度は口が真っ赤に晴れてしまうためです。

「ココイチ」では辛さを段階で選ぶことができると紹介しましたが、甘口カレーが好きな人や甘口しか食べられない子どものために、甘さの段階を選ぶこともできます。はちみつとフルーツによって作られたソースによってカレーを甘口に仕上げることができ、甘口が好きな人におすすめです。これもまた1甘から5甘までの段階があります。

段階ごとの甘口の度合いは1甘がマイルドな味わい、2甘が甘口カレーが好きな人におすすめ、3甘が子どもにおすすめな甘口カレー、4甘が口いっぱいに甘さが広がる、5甘がココイチ史上最高の甘口と書かれています。3甘以降からは特にはちみつとフルーツを強く感じる甘さとなっています。甘口カレーが好きな人にはおすすめです。

カレーを頼むときに辛さの段階と甘さの段階を選べることが「ココイチ」の人気の理由の１つとなっていますが、自分に合わない辛さ甘さを選んでしまうこともあるでしょう。5辛に挑戦しようとしたが1口食べてみたらとても食べられず困ってしまった場合や、1辛を食べていたが途中から辛さが欲しくなった場合などです。この場合に対処法があります。

カレーが辛くて困ってしまった場合にははちみつとフルーツで作った「とろーり甘くなるソース」をかけて、辛さを和らげることができます。カレーにスパイスを加えたいという人には「とび辛スパイス」をかけて食べることで対処することができます。この2つの調味料は少しでも強い効果があるものなので、少しずつ入れるようにしましょう

「ココイチ」の辛さの段階、甘さの段階について紹介してきましたがいかがでしょうか。辛さ甘さにトッピングを自由に選べるのが人気な理由の1つですが、もし辛すぎるカレーを選んでも甘いカレーを頼んでも対処ができるのもまた人気な理由の1つです。「ココイチ」に行ったら5辛を挑戦して資格をもらい、10辛に挑戦してみましょう。