滝野すずらん丘陵公園は札幌の人気スポット！子供が大好きな遊び場も充実

北海道札幌市の自然豊かなところにあるのが人気の「滝野すずらん丘陵公園」です。広大な土地にあるのは大人も子供も思わず夢中になれるようなアスレチックや水遊びのできる滝、オートキャンプ場など。この記事ではそんな人気の「滝野すずらん丘陵公園」についてアクセス方法や料金なども含めてご紹介します。

北海道の札幌市にある滝野すずらん丘陵公園。北海道の広大な土地を潤沢に利用した北海道唯一の国営公園でその規模はなんと約396ヘクタールです。よくある例えですが、396ヘクタールというのは東京ドームが約85個も入ってしまうような規模!そんな自然いっぱいの土地に人気のアスレチックや水遊びの施設などが点在しているイメージです。

そしてそんな巨大な滝野すずらん丘陵公園は大きく分けて4つのゾーンに分かれています。むやみに歩くと目的地まで到着することすら困難なこともある大きさですから、あらかじめ目的のアクティビティーがどのゾーンにあるのか、どの入口が便利か、どの駐車場が近いかなどをしっかり調べてから来園するのがおすすめです。

まずは厚別川沿いに広がる「渓流ゾーン」です。こちらには後で水遊びの項目でもご紹介しますが、滝がいくつかあるので特に暑い夏にはぴったりのゾーンです。アスレチックなどの遊具などがあるのが「中心ゾーン」です。キャンプ場もあるほか、四季を通じて様々な花を楽しめるゾーンでもあります。

そして3つ目と4つ目のゾーン「滝野の森ゾーン」は、東エリアと西エリアに分かれています。東エリアはバリアフリーとなっていますので、小さな子供さんや年配の方でも安心して訪れることのできるエリアです。対して西エリアには急な坂道や舗装のされてない自然のままの園路もありますので、より自然に近い状態で動植物の観察ができます。

気候のいい季節、特になるになると楽しみたくなるのがバーベキューです。滝野すずらん丘陵公園ではバーベキューももちろん可能。園内にはバーベキューができる施設が4か所もありますので、人数や他のアトラクション、駐車場からのアクセスなども考慮して決めることができます。まず一番大きいバーベキュー設備は渓流ゾーンの「炊事遠足広場」です。

1000人ほどが同時に利用することのできる巨大なバーベキュー設備で、学校単位で訪れることも可能です。渓流ゾーンには2か所バーベキュー設備があり、厚別川沿いにあるのが「渓流園炊事コーナー」、もう一つが「鱒見口炊事コーナー」です。特に「鱒見口炊事コーナー」は駐車場に隣接していますので、荷物が多くなりがちなバーベキューにはぴったり!

どちらも約300人が同時にバーベキューを楽しめる規模です。そして滝野の森ゾーンにあるのが「森の炊事広場」です。こちらは滝野すずらん丘陵公園の南側にあたる部分にあり、約100人が利用できる規模です。他のバーベキュー設備よりも少し小さいので落ち着いてバーベキューを楽しみたい方などにおすすめです。

滝野すずらん丘陵公園は実はアスレチック目的で来園する人がいるほど人気のアスレチックが揃っています。ユニークなデザインのアスレチックが揃っているのは「中心ゾーン」にあるこどもの谷です。「あそびを通じて自然と触れ合う」とテーマとしてデザインされたこのエリア。生き物をモチーフにした他では見られない遊具やアスレチックが多数あります。

蜘蛛の巣をイメージさせるアスレチックは「虹の巣ドーム」。大人も立ち入ることができますが、一番上まで行くことができるのは子供だけという何とも子供心をくすぐるアスレチックです。そして同じく「中心ゾーン」にある森のすみかというエリアには更に数多くのアスレチックが揃います。

名前からも想像がつくように森の中にデザインされたエリアで、深い森の中を探検しているような気分に浸ることができます。アスレチックとしては「木のぼりネット」や「森の吊橋」、「森の隠れ家」などがあります。大きな迷路があったり、音楽を楽しめる遊具があったり、ちょっと休憩できるハンモックがあったりと全身を使って自然を楽しめるエリアです。

滝野すずらん丘陵公園では夏の間だけ楽しめるイベントも多く開催されています。美しいイルミネーションが楽しめるのが「滝野公園サマーイルミネーション」です。こちらは2018年7月28日から8月15日までのイベントで、午後6時から午後9時の間、中央口水の広場が美しくライトアップされます。残り期間が少ないので興味のある方はお急ぎを!

大きな地震や津波に見舞われた東北を、そして日本全体を花火で元気にしようというイベント「ライトアップニッポン」が北海道にもやってきます。今年で8回目を迎えるこのイベント。「LIGHT UP NIPPON NOKKAIDO」と題して2018年8月26日に公園内で開催され、花火や音楽、復興支援の物品販売、キャンドルアートや肉祭りなど盛りだくさんの内容です。

遊具などで人気の滝野すずらん丘陵公園ですが、豊かな自然の中にある公園ですから様々な生き物を観察することもできます。クワガタやトンボなど、都会ではなかなか見ることのできない生き物を観察するチャンスです。2018年7月26日から8月19日の間には、生き物探しのガイドツアーや昆虫探しイベントなども開催されます。

滝野すずらん丘陵公園では夏のアクティビティとして水遊びを楽しむことができます。まずは渓流ゾーン。自然たっぷりの渓流ゾーンでおすすめなのがサイクリングをしながら滝めぐりをし、水遊びをするというもの。日本の滝百選に選ばれている「アシリベツの滝」や「鱒見の滝」などがあります。迫力ある滝での水遊びをどうぞ。

こどもの谷にある「森のせせらぎ」という場所は小さな子供さんでも安心して水遊びが楽しめると人気のスポットです。流れる川で水遊びができるのは、渓流ゾーンにある「厚別川」や滝野の森ゾーンにある「沢の広場」です。特に暑い夏には水遊びをして暑さを吹き飛ばしてしまいましょう!

水遊びなどをして疲れたら家まで帰るのも大変!そんな時には滝野すずらん丘陵公園に宿泊をすることも可能です。公園内には、「オートリゾート滝野」という人気のオートキャンプ場があり、北海道の自然を満喫できる施設として広く知られているほか、日本オートキャンプ協会からは最高クラスの5つ星を貰っているという施設でもあります。

キャンプ場には、売店やコインランドリー、シャワーや多目的ホールなどがあります。特にシャワーは無料で利用できるので、水遊びやアスレチックで汗をかいても安心。アスレチックが2基あるプレイロットもあり、子供さんを中心に人気です。料金はサイトによって異なりますが、Sサイトは15450円、スタンダードカーサイトが4100円などとなっています。

滝野すずらん丘陵公園でバーベキューなどを楽しんでみたいけれどペットがいるから残念と思っている方!実は滝野すずらん丘陵公園にはペットを連れて入園することが可能です。条件は2メートル以内のリードでつなぎ、排せつ物をきちんと処理すること。水遊びの施設やレストランなど、一部入れないところもありますので詳細は公式サイトまでどうぞ。

滝野すずらん丘陵公園の料金ですが、一般券、2日間通し券、年間パスポートの3種類の設定があります。一般券は15歳以上の大人が450円、65歳以上のシルバーが210円です。2日間通し券は、大人が500円、シルバーが250円、そして年間何度も訪れる方におすすめの年間パスポートは大人が2800円、シルバーが1300円です。

大人とシルバーの場合の料金をご紹介しましたが、実は滝野すずらん丘陵公園には15歳以下の小人は無料!子供さん連れの家族旅行の行き先などに人気なのにも納得です。シルバーの料金で入園をしたい場合は、年齢を確認できるものが必要ですので注意してください。2日通し券は連続した2日間の利用となります。

大人数でバーベキューなどを楽しみたい方などに嬉しいのが団体割引です。小学生以上が20人以上揃えば団体割引を受けることができます。料金は大人が290円、シルバーが210円、2日間通し券の大人が350円、シルバーが250円です。また、イベントなどで夜間に天文台だけを利用する場合には15歳以上の大人は100円となります。もちろん15歳未満は無料です。

人気の滝野すずらん丘陵公園の営業と営業時間は季節によって変更になります。春は4月20日から5月31日までで、営業時間は午前9時から午後5時までです。夏は6月1日から8月31日までで、営業時間は午前9時から午後6時まで。秋は9月1日から11月10日までで、営業時間は春と同じく午前9時から午後5時までです。

そして冬は12月23日から3月31日までとなり、営業時間は午前9時から午後4時までです。ただし、4月19日と12月22日が日曜日に当たる場合は、その日から営業開始となりますので注意をしてください。天候等の理由で急に営業が取りやめになる時は公式サイトやインスタグラム、ツイッターなどで情報が発信されます。

滝野すずらん丘陵公園へのアクセスは、基本的には車でアクセスするかバスでアクセスするかの2種類となります。車でアクセスする場合には道央自動車道の「北広島IC」が一番近くて便利です。「北広島IC」から滝野すずらん丘陵公園までは約30分ほどでアクセスできます。国道341号線経由でのアクセスとなります。

バスでアクセスをする場合には、地下鉄「真駒内駅」発か地下鉄「福住駅」発のバスでのアクセスとなります。どちらの場合も「すずらん公園東口」行き伸バスに乗ってください。「真駒内駅」発の場合は約30分、「福住駅」発の場合は約50分で滝野すずらん丘陵公園までアクセスができます。

バスでアクセスをする場合に気を付けてもらいたいのが降りるバス停です。滝野すずらん丘陵公園は非常に大きな公園ですので、バス停が3つあります。目的地によって降りるバス停を予めチェックしておくのがおすすめです。渓流ゾーンを目指す場合は「すずらん公園渓流口」、中心ゾーンを目指す場合は「すずらん公園中央口」か「すずらん公園東口」です。

そして、滝野の森ゾーン(東エリア、西エリア)の場合は「すずらん公園東口」でバスを降りてから約30分ほど歩くことになりますので足元は歩きやすい靴がおすすめです。ちなみに、「福住駅」からのアクセスの際に乗るバスの平日運行は7月17日から8月17日までの夏期のみとなりますので注意をしてください。

住所:北海道札幌市南区滝野247番地
電話番号:011-592-3333

滝野すずらん丘陵公園には複数の駐車場があり、各ゾーンによってアクセスに便利な駐車場があります。広大な公園ですからアスレチックやバーベキューなど、お目当てのゾーンがある場合はそこに近い駐車場に車を停めるのがおすすめ。滝野すずらん丘陵公園の渓流口の近く、渓流ゾーンに近いところにあるのが「渓流口駐車場」で150台停めることができます。

渓流口から入り、中心ゾーンにアクセスをしたい場合には「中央口駐車場」960台、「東口駐車場」610台もあります。鱒見口からアクセスし、渓流ゾーンに行くのに便利なのが「鱒見口駐車場」160台です。こちらは冬期は閉鎖されますので注意してください。滝野の森口から入り、滝野の森ゾーンに近いのが「滝野の森口駐車場」150台と「南駐車場」180台です。

駐車料金は、大型車が1230円、普通車が410円、二輪車が150円となっています。水遊びなどで連日滝野すずらん丘陵公園を訪れる時などに便利なのが3枚つづりの回数券。大型車が3130円、普通車が1030円、二輪車が380円です。普通車には年間パスポートもあり、料金は2060円です。ちなみに当日のレシートがあると、他の駐車場に停めなおすことが可能です。

北海道の広大な自然の中にある「滝野すずらん丘陵公園」。それぞれ特色ある4つのゾーンに分かれており、目的に応じて選ぶことができます。人気のアスレチックをはじめ、滝巡りができたり、バーベキュー設備も複数あったりと友人や家族とわいわい楽しむのにぴったり。自然に囲まれた時間を過ごしに訪れてみてください。