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もみじの天ぷらはお土産にもおすすめ!大阪箕面の名物グルメの販売店は?

もみじの天ぷらはお土産にもおすすめ!大阪箕面の名物グルメの販売店は?
投稿日: 2018年8月12日最終更新日: 2020年10月8日

もみじは秋を彩り、観て楽しむというのが全国共通ですが、実はもみじを食べることができるということはご存知ですか。関西地方にはもみじの天ぷらという名前の通りもみじを揚げたものがあり、他の地方の人にはなじみのない食べ物です。ここではもみじの天ぷらについて紹介します。

箕面ではおなじみのもみじの天ぷら見出し

Photo by ColdSleeper

もみじは基本的には観て楽しむものですが、大阪にある箕面にはもみじの天ぷらがあり、もみじを観ながらもみじを食べて秋を満喫するという文化があります。もみじの天ぷらは箕面にとっては当たり前の食べ物で、駅の周辺にはもみじの天ぷらを購入できる場所はたくさんあります。観光客にはお土産としても人気です。ここではもみじの天ぷらを紹介します。

秋の景色が素敵な箕面市見出し

箕面市は大阪府の北部である北摂豊能地域にあります。箕面駅から瀧安寺や箕面滝は観光地として発展しています。もみじの天ぷらも観光のポイントの1つとされており、箕面駅から箕面滝にかけての3キロメートル近くある滝道と呼ばれる道は秋にはもみじの美しい景色が広がり、もみじの天ぷらがその付近で販売されています。

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もみじの天ぷらとは見出し

このようにもみじの天ぷらは箕面では当たり前の存在となっていますが、もみじの天ぷらとはどのようなものなのでしょうか。もみじの天ぷらという名前ではありますが、普通の天ぷらのようにおかずとして食べるものではありません。もみじの葉を油で揚げたもので、味は優しい甘さと香ばしさを感じるものとなっており、お茶菓子として食べるものです。

他の地方の人からは馴染みのある食べ物ではありませんが、関西地方に住んでいる人は遠足や行楽といった目的で箕面を訪れる機会が多く、もみじの天ぷらを食べながら観光名所や公園などを歩いたという人も多いようです。観光客の中にはまずこれを食べてから観光スポットをまわるという人もいます。地元の人には贈り物やお土産として親しまれています。

このもみじの天ぷらは、あまり知られていませんが1300年前からあるといわれているとても歴史の古い食べ物です。箕面山は昔修験道場とされており、白衣に錫杖、ホラ貝姿で修行していた役の行者が、滝に映るもみじの美しさをたたえ、菜種油を使用し天ぷらを作り、それを旅人に振る舞ったことがもみじの天ぷらが生まれたきっかけといわれています。

もみじの天ぷらはこのように1000年以上も前に生まれた伝統ある食べ物です。それから1000年以上の長い年月が経ち、幾度も作り方が見直され、味にも改良が重ねられて、現代にまで伝えられました。サクサクとした食感ながら油っこくないので食べやすく、お茶の間に合う食べ物として愛されています。知っている人はこれをお土産に買う人も多いです。

もみじの天ぷらは関西地方の多くの人に愛され、観光客にも食べてもらいたいので、とても力の入っている食べ物です。販売店によって種類が違う変わり種の味が揃えてあり、その店オリジナルなものも多いです。さらにこのもみじは専用の木が栽培されており、そこで収穫されたものが使用されていて、クセが無く歯触りの良いものが厳選されています。

もみじの天ぷらの味は?見出し

関西地方の人に愛されている伝統的な食べ物もみじの天ぷらですが、実際食べてみるとどのような味や食感なのでしょうか。もみじの天ぷらはカリッと香ばしく、ほんのり甘い、そして油っこくもなく甘さもくどくないため、とても食べやすいです。出来立ては美味しいといった声や、熱いし、油が滴っているため、出来立ては食べないなど意見が分かれます。

もみじの天ぷらと一緒に箕面の滝も堪能見出し

箕面市は箕面山の箕面公園、箕面の滝など関西の中でも指折りのもみじの名所として知られています。特に箕面の滝は大阪で唯一日本の滝百選にも選ばれていて、落差約33mの迫力のある滝に、周りのもみじがきれいに映え、紅葉シーズンになると日本全国から観光客が訪れ、賑わいを見せます。

この大阪唯一の滝百選に選ばれた人気スポット「箕面の滝」ですが、このスポットについて調べると必ずといっていいほどもみじの天ぷらについての情報が入ってきます。さらに箕面の滝に向かう道にはもみじの天ぷらの販売店が多くあり、このもみじの天ぷらを買って味わいながら滝の観光をする人が多いです。

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もみじの天ぷらおすすめの販売店見出し

もみじの天ぷらが販売されているお店は箕面市、特に滝道方面には多く存在しています。販売店ごとにもみじの天ぷらの種類や値段などが異なります。そのためどこでもみじの天ぷらを購入すれば良いか分からないと悩む人もいるでしょう。ここではその多くの販売店の中でもおすすめの販売店について紹介します。

もみじの天ぷらおすすめの販売店1:久國紅仙堂見出し

もみじの天ぷらは伝統的な食べ物、古くから地域住民より愛されて食べられているものですが、現在残っていてその中でも古い歴史を持つのが「久國紅仙堂」です。もみじの葉を1枚1枚丁寧に揚げられた天ぷらは懐かしい素朴な味わいで、購入してそのまま食べるとしてもお土産としても、人気な販売店です。

「久國紅仙堂」ではプレーンなもみじの天ぷら以外にも多くの変わり種が存在しています。塩味、七味味、黒糖、きな粉、グリーンティー、ごぼう、はいが、ゆず、ちょこ、さらにプレーンを加えた10種類もの味があります。この中から6種類の詰め合わせが販売されており、種類は季節によって変わります。値段は税込み1890円でお土産や贈り物に大人気です。

「久國紅仙堂」の変わり種の味は、塩味はプレーンの作り方を少々変えたもので塩抜きの加減を変えたものです。あっさりとした甘さがフランス産の塩によってより深くなっています。七味味はプレーンと作り方は同じで、衣に一味と七味を加えたものです。もみじの天ぷらに刺激が加えられ、辛党の人に人気があります。

黒糖味は黒糖を際立たせるため、衣の作り方を変えています。後味の優しい天ぷらになりました。きな粉味も衣の作り方が異なっており、きな粉ともみじが絶妙に香ばしい天ぷらです。グリーンティー味は2種類のお茶を合わせたもので上品な甘さと苦さが堪能できます。ごぼう味は天日干ししたごぼうを使用し、噛むたびにごぼうの香りが楽しめます。

はいが味は栄養たっぷりのお米の胚芽を生地に練り込んだもので、食感がより楽しい天ぷらです。ゆず味は貴重な箕面産の実生ゆずの皮と果汁が練り込まれたもので、香りが良く後味がすっきりする天ぷらです。ちょこ味は作り方が異なり甘さを控えめに作り、チョコをかけたもので食感と味がバランスよく、リピーターが多いです。

「久國紅仙堂」のもみじの天ぷらは個別装やボックスなどお土産や贈り物、そのまま食べるなど目的に合わせた購入が可能です。1枚個別装が値段税込み150円、60gファミリーパックが値段税込み320円、90gギフトボックスが値段税込み540円、90g2つギフトバッグが値段税込み1080円となっています。

もみじの天ぷらおすすめの販売店2:河鹿荘見出し

箕面駅から滝道を歩いて3分と観光客もアクセスしやすい場所にあるもみじの天ぷらの人気店「河鹿荘」です。こちらでは作られたもみじの天ぷらを袋に詰めて売っているのが多く、歩きながらや近くでゆっくり休みながら食べたいという人におすすめです。もちろんお土産用持ち帰り用も用意されています。

「河鹿荘」で売っているのは、1袋60gで値段300円、1袋80gで値段400円、箱入り100gで値段500円、箱入り200gで値段1000円、さらにもみじの天ぷらの変わり種も販売しており、ブラックペッパー味、きゃらめる味、コンポタ味、柚子こしょう、梅かつおが個別で値段が200円、さらに変わり種5種詰め合わせで値段1500円です。

「河鹿荘」で売っている変わり種もみじの天ぷらの味はブラックペッパー味は出来上がった天ぷらにブラックペッパーを振りかけたもので、ほのかな甘さの中に感じるスパイスはお酒に良く合うと人気です。きゃらめる味は天ぷらの衣にキャラメルが混ぜられたもので、普通よりも甘さが増し、子どもや女性に人気があります。「河鹿荘」の一番人気です。

コンポタ味はこだわり抜いて選んだフレーバーを使用し、口の中から広がるコーンの香りが子どもから大人まで大人気です。柚子こしょう味は衣の段階で柚子こしょうを加えたもので、ピリッとしながらも後味爽やかでいくらでも食べられます。梅かつお味は衣に梅かつおを加えたもので、酸味とコクが感じられ。おやつにもお酒のつまみにもおすすめです。

もみじの天ぷらおすすめの販売店3:宝栄堂見出し

箕面の駅から滝道を入り、200メートルほど進んだ先にあるもみじの天ぷら販売店「宝栄堂」です。この販売店は仲の良さそうなおじいさんとおばあさんによって切り盛りされています。1袋値段300円のもみじの天ぷらが販売されており、他にもせんべいなどの和菓子も販売されています。

もみじの天ぷらおすすめの販売店へのアクセス見出し

「久國紅仙堂」へのアクセスは、電車の場合は阪急宝塚線に乗り、石橋駅にて箕面線に乗り換え、終点箕面駅で下車。改札を出てそのまま真っ直ぐ北側を徒歩約1分です。車で向かう場合は阪神高速池田インターチェンジより約20分、中国自動車道吹田インターチェンジより約20分となっています。

おすすめのもみじの天ぷら販売店「河鹿荘」と「宝栄堂」の場合も「久國紅仙堂」のアクセスとあまり変わりはありません。「河鹿荘」の場合は箕面駅から滝道を歩いて約3分、「宝栄堂」の場合も箕面駅から歩いて約2分ほどの位置にあります。どの販売店も駅からのアクセスが容易な位置にあるので、立ち寄った際にはぜひ訪れてみてください。

もみじの天ぷら販売店は箕面駅から滝道までにたくさんある見出し

もみじの天ぷらのおすすめの販売店について紹介していますが、他の場所でも買うことは可能なのでしょうか。阪急箕面駅を降りると、箕面の滝へと続く滝道と呼ばれる道があります。その滝道ですが箕面の滝まで3キロ近くあり、箕面温泉スパーガーデン、プールやアイススケートなどもあります。

多くの名所で観光客がにぎわう滝道ですが、この滝道にもみじの天ぷらを販売しているお店が多く存在しています。右にも左にも「もみじの天ぷら」の看板が掲げられており、多くの販売店があるので、どこかで買い忘れてしまったからもみじの天ぷらが堪能できないという事態にはならないでしょう。滝道に20店以上あったという人もいます。

お土産として買うなら「久國紅仙堂」見出し

もみじの天ぷらのおすすめ店について紹介してきましたが、それぞれお土産用や買ってすぐ食べるようのものが販売されてます。観光でこの箕面に訪れた際にはお土産贈り物用としてもみじの天ぷらを購入することになりますが、どこの販売店で買えばよいのでしょうか。おすすめは「久國紅仙堂」です。

「久國紅仙堂」では個別装、ファミリーパック、ギフトボックス、ギフトバッグといった目的ごとに色々分けられていることが、「久國紅仙堂」の魅力の1つだと紹介しました。その他にも可愛い箱とラッピングで包んだ「みのおのおくりもの」、自分の好きな文字を入れられる「小紅」というサービスもあります。お土産を買うなら「久國紅仙堂」が最適です。

箕面市は特に紅葉シーズンがおすすめ見出し

もみじの天ぷらは1年中食べることのできる食べ物ですが、もしこのもみじの天ぷらを目当てに箕面市まで訪れることを考えるのであれば、やはりおすすめなのは秋の紅葉シーズンです。箕面市は四季を堪能できるスポットが多くあり、観光で人気のある地域ですが、中でも人気が高いのは紅葉できれいに染まる秋です。

箕面の滝は大阪で唯一日本の滝百選にも選ばれているほどの人気なスポットで、その人気な理由は河のせせらぎと木々の並んだ自然をたっぷり感じられる滝道に、30メートル以上の高低差からの滝の迫力が感じられるためです。青々とした自然もきれいですが、秋の紅葉によって彩られた滝の姿は必見です。ぜひもみじの天ぷらを片手に堪能してください。

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箕面の紅葉は見るだけじゃない!アクセス・ライトアップや名物情報も! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
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もみじの天ぷらの作り方見出し

もみじの天ぷらは箕面市では多くの販売店で作られていますが、実はこのもみじの天ぷらは作り方はとても手間がかかるもので、作り方さえ分かれば家庭でも簡単に作れるというものではありません。もみじの天ぷらのレシピを公式サイトに載せているもみじの天ぷらの販売店もあるので、そのレシピについて紹介します。

毎年秋に紅葉したもみじを収穫し、水洗いしたものを1年以上塩漬けにします。そしてこの塩漬けしたもみじを塩抜きをしたのちに、ゴマや砂糖を混ぜた衣を付けて、1枚1枚丁寧に菜種油で揚げます。これがプレーンの作り方で、販売店によってはここから塩やきな粉、ブラックペッパーなどによって変わり種のものを作ります。

箕面でもみじの天ぷら食べてみよう見出し

Photo by Go Imai

大阪の箕面市にある伝統的な食べ物もみじの天ぷらの詳細やおすすめの販売店、作り方について紹介してきましたがいかがでしょうか。もみじの天ぷらは作り方が難しく、自分で再現することは難しいため、味わうならばぜひ箕面まで訪れて堪能しましょう。箕面の滝など観光スポットもあるので、もみじの天ぷらを堪能しながら観光しましょう。

投稿日: 2018年8月12日最終更新日: 2020年10月8日

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