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おみくじは結ぶ・持って帰るどっちが正しい?マナーと処分方法についてもご紹介!

おみくじは結ぶ・持って帰るどっちが正しい?マナーと処分方法についてもご紹介!
投稿日: 2018年9月20日最終更新日: 2020年10月8日

神社や寺院はわたしたち日本人にとって非常に馴染みの深い場所ですが、その際についつい引いてしまうのがおみくじです。おみくじを引いた時には敷地内の樹木等に結ぶ人もいれば持って帰る人もいます。結ぶ場合も持って帰る場合もそのそれぞれにきちんと意味があります。

おみくじは結ぶべきか持って帰るべきかをご紹介見出し

Photo by YuZou Huang

私たち日本人にとって神社や寺院はとても馴染みの深い場所のひとつです。そんな神社や寺院へ行った時についつい引きたくなるのがおみくじです。大吉が出て大喜びをしたり大凶が出てガッカリしたりした経験のある方も多いでしょう。今回はこの神社や寺院でおみくじを引く時のルールやそれに関するマナーや処分方法などをまとめて簡単にご紹介します。

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おみくじを結ぶ意味は?見出し

神社や寺院に行くとおみくじ売り場の近くにそのおみくじを結ぶ場所があります。ちなみにおみくじを結ぶ場所は人工的に作られたものだったり自然の木を活用したりと神社や寺院によって形態は少々異なります。そもそもなぜおみくじを樹木等に結ぶのかと言うと「神様と縁を結ぶ」や「願い事をしっかりと結ぶ」という意味があると考えられています。

ここ日本では古来からあらゆるものに神様が宿ると考えられており、その神様が住んでいる場所に祀るために建てられたのが神社です。ですから神社の敷地内にある樹木などにも神様や精霊が宿っていると考えられていて、そこに引いたおみくじを結ぶことでよりご利益をいただこうとするわけです。おみくじを結ぶのにはこういった意味があるのです。

また大凶などの悪いおみくじを引いた時にはそれを樹木等に結ぶことで悪い運気を神社内にとどめておくという意味もあります。悪い運気をおみくじと一緒に神社に残すことで自分の家まで運気を持って帰るのを防ぐのです。このようにおみくじを結ぶのにはきちんとした意味があり、ぜひ興味のある人は引いたおみくじを結んでみてはいかがでしょうか。

おみくじを結ぶ際のマナーは?見出し

ただ神社や寺院で引いたおみくじを結ぶ場合にはいくつか守らないといけないマナーもあります。例えばおみくじを結ぶ時には神社や寺院が指定している決められた場所に結ぶようにしましょう。自分たちの気分で勝手におみくじを結ぶ場所を決めてしまうと迷惑がかかりますし、最悪の場合神様の機嫌を損ねてしまう恐れもあるので注意してください。

また少し前までは樹木の枝におみくじを結ぶことが多かったですが、最近ではおみくじを結ぶ場所を別に用意している神社や寺院が多いです。なぜかと言うと樹木の枝におみくじをたくさん結んでしまうと光合成が上手にできなかったり重さで必要の負荷がかかってしまったりするからです。もし指定の場所がわからない場合はおみくじ売り場の人に確認しましょう。

おみくじを結ぶ方法は?見出し

ちなみにおみくじを結ぶ方法ですが結論から言うと「絶対にこうしないといけない」というようなルールはありません。自分のやりやすいように結べばOKです。ただしおすすめなのはおみくじを縦方向に何回も折るやり方です。どうして縦方向に折るのがおすすめなのかと言うとこうすることで結ぶ途中でおみくじを破らずに済むからです。

おみくじを引いたことがある人ならわかると思いますがおみくじの紙はかなり薄いです。少し強い力を入れると簡単に破けてしまいます。ところが何回も折ると厚みが出て多少強い力を入れたとしてもそう簡単には破けません。また縦方向に折るとさらに結ぶのが楽になります。もし「どう結ぶのが正解なのか?」と思った時にはこの方法をお試しください。

またこれは余談ですが大凶などのあまりよくないおみくじを結ぶ時は利き手とは逆で結ぶと「災い転じて福となす」という意味から運気がよくなるという考え方もあります。もちろんこれはあくまでも通説で科学的な根拠があるわけではありません。ただし利き手とは反対で結ぶことで気分が転換できることもあるので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。

おみくじを結ぶのではなく持って帰るのはOK?見出し

大吉などのいいおみくじが出ると持って帰る人も多いです。もちろんおみくじを持って帰るのも悪いことではなく、全然問題ありません。ただし引いたおみくじを持って帰る場合には取り扱いに十分注意しましょう。イメージとしてはおみくじはおまもりに近く、持って帰る場合にはお財布に入れたりカバンにしまったりして大切に扱いましょう。

おみくじの効果のある期間は?見出し

ちなみにおみくじを引いた時に気になることのひとつが「おみくじの効力はどれくらいまで?」というところでしょう。おまもりなどは1年くらいというある程度の目安がありますが、実はおみくじには決まった期間はありません。あえて言うならば「次におみくじを引くまでの期間」がそのおみくじの効力です。数年後でもいいですし、すぐ引き直してもいいです。

結ぶことなく持って帰った古いおみくじの処分方法は?見出し

おみくじを結ばずに持って帰る派の人は処分方法についても覚えておくといいでしょう。当たり前ですが新しいおみくじを引くと古いおみくじは処分しないといけません。適当に家のどこかに置いておいたり燃えるゴミの日に捨ててしまったりするのは絶対にやってはいけないことです。ここでは古くなったおみくじの処分方法を簡単にお教えします。

基本的には不要になった古いおみくじは引いた神社や寺院にお返しし、最終的にお焚き上げをしてもらうのがベストです。神社や寺院によってはおみくじを返すための専用の箱を用意してくれているところも多いですし、そういったものがない場合には敷地内にいる神社や寺院の係の人に質問すればどうすればいいかを丁寧に教えてくれます。

また場合によっては旅行先の神社や寺院でおみくじを引く人もいるでしょう。そう言った場合にはなかなか現地まで返しに行くのが難しいです。そういった時には地元にある別の神社や寺院で大丈夫なのでそこでお焚き上げをしてもらいましょう。ちなみに地域によってはお正月にどんど焼きなどをすると思いますが、そこで燃やしてもらってもいいようです。

仕事などが忙しくどうしても神社や寺院まで古いおみくじを返しに行けない場合には自分で処分する方法もないことはありません。例えばビニール袋のなかにおみくじと一緒に清め用の塩を入れ、それを可燃ごみの日に出すといったやり方です。この時に「ありがとうございました」ときちんと感謝の気持ちを伝えながら処分することが大事です。

神社でおみくじを結ぶまでの流れは?見出し

おみくじを引く時に絶対に守らないといけないマナーがあります。それはきちんと参拝をしてからおみくじを引くことです。ちなみに参拝におけるマナーは神社と寺院で微妙に違いますからそこは気を付けましょう。例えば神社の場合にはまず鳥居の前で一礼し、参道の左側を取って手水舎へ行きましょう。裏口などから入ってすぐ参拝するのはNGです。

手水舎まで行って手と口を清めたらここで参拝です。お賽銭を入れてからは二拝・二拍手・一拝が流れになります。ちなみにお願い事をするのは二拍手をした後です。この参拝のマナーは基本的には日本全国すべての神社で同じです。ですからこのマナーを覚えておけばすべての神社に対応できます。また終わった後もすぐにくるっと回るのはダメです。

すぐに神様にお尻を向けるのは失礼だと考えられているので、最低限のマナーとして斜め気味に少し下がって神様の門前から立ち退いた後に向きを変えて帰るようにしましょう。そしてこのあとにおみくじです。神社でおみくじを引く場合にきちんと上記の参拝方法を守るのがマナーであり、こうすることで願い事も幾分か叶いやすくなります。

寺院でおみくじを結ぶまでの流れは?見出し

もちろん寺院でおみくじを引く場合にもまずは参拝をするのがマナーです。寺院の参拝方法としてはまず山門の前で頭を下げて一礼し、その後に敷地内へ入っていきます。その次は手水舎で手と口を清めます。この部分は神社と同じです。ただ寺院の場合には常香炉と呼ばれる場所で煙を全身に浴びて身も清めます。ここまでしたらやっと参拝です。

寺院では合掌をして一礼し、そこからお願い事をします。ちなみに神社は神様が祀られていますが寺院は仏様が安置されています。仏様にきちんとあいさつをしてからおみくじを引きましょう。ただ神社と違って寺院にはいろいろな宗派があり、参拝方法が微妙に違う場合があるので気になる場合は事前に調べてからいくといいでしょう。

おみくじは結ぶのも持って帰るのもOK見出し

Photo by satomiichimura

神社や寺院で引いたおみくじは結ぶのには「神様に想いを届ける」という意味がありますし、逆に持って帰るのには「おみくじから得た教訓を忘れずに覚えておく」という意味があります。どちらにもきちんと意味があり基本的には好きな方を選べばOKです。おみくじに関するマナーをきちんと理解した上で参拝すると願いも成就しやすくなりますし気分もいいです。

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投稿日: 2018年9月20日最終更新日: 2020年10月8日

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