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自転車タイヤ交換の値段の相場や所要時間は?買い替えの時期などもご紹介!

自転車タイヤ交換の値段の相場や所要時間は?買い替えの時期などもご紹介!
投稿日: 2018年12月12日最終更新日: 2020年10月8日

自転車には様々な種類があり、種類によって装着されているタイヤの種類や値段が変わってきます。タイヤ交換の時期にはタイヤの種類を間違えないようにする必要があります。自転車のタイヤ交換時期を逃すと、自転車の寿命を縮めるため、前もって知識を得ておくことが大切です。

知っておきたい自転車タイヤのあれこれ見出し

Photo by torisan3500

自転車のタイヤは、ある程度乗った後は疲弊して乗り心地が悪くなったり、パンクの恐れがでてきます。またパンクをしないまでも、少し乗った後に空気が抜けてしまうこともしばしば見受けられます。ここではそんな自転車緒のタイヤ交換について、値段や相場、タイヤ交換時期、時間、自分で修繕する方法などの情報を交えて紹介します。

自転車タイヤの種類は?

Photo by neco

自転車タイヤの種類は、自転車の種類によって採用されている規格に違いがあり、複雑な体系となっています。規格には大きく分けて2つあります。

一つはWO規格(ワイヤードオン)で、イギリス、フランスで生まれた規格です。この規格はロードバイクやシティサイクル(ママチャリ)に用いられており、全体の8割を占めます。

もう一つはHE規格(フックドエッジ)で、アメリカで生まれた規格です。この規格はマウンテンバイクや子供用自転車のように太いタイヤに用いられている規格で全体の2割を占めます。その他にもBEタイヤ規格やチューブラー規格という規格がありますが、少数派のため説明を省きます。

自動車タイヤのパンクのメカニズムとは?

Photo by kaidouminato

自転車のタイヤはゴムでできているため、使用の有無に関わらず劣化します。見た目によってチェックする場合は、タイヤの溝が無くなったり、ひび割れが目立つようになったらタイヤ交換の時期となります。

また、タイヤは日差しを浴びたり紫外線を受けることにより、劣化の度合が増します。普段あまり自転車に乗らない人でも、3年を目途にタイヤ交換することをおすすめします。

Photo by keroyama

自転車の空気圧は2週間に1度を目安にチェックすることが望まれます。タイヤの最大空気圧は、タイヤの側面に「MAX INFLATE TO 6.5BAR/90PSI/620KPa」というような表示があり、その数字を上回らない程度に硬くなるまで入れましょう。

空気圧はが高過ぎると転倒リスクが高まり、乗り心地が悪くなる一方、少な過ぎるとタイヤチューブが傷み易くなります。空気圧を適度に調整する方法により、タイヤの寿命を延ばすことができます。

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知っておきたい自転車の主な種類見出し

Photo by Chelsom Tsai

自転車で最もよく見かけるのがママチャリと呼ばれるシティサイクルですが、自転車にはこの他にも使う用途によって種々の種類があります。自転車の種類をある程度知っておくだけでも、自転車を選ぶ時の参考になりますし、タイヤ交換時や修理の時の役にも立つはずです。

ロードバイク

Photo by gtknj

ロードバイクは自転車の中で最もスピードの出せる自転車で、このバイクに乗るとスピード感や長距離ドライブ後の達成感、爽快感を感じることができます。ロードバイクは細いタイヤとドロップハンドルが特徴の自転車で、シンプルなスタイルは見た目にもさまになっています。

ロードバイクは、軽量の上スピードが出るため、高速運行や長距離走行にも適しています。タイヤ幅は2センチほどで、これが早さの秘密となっています。細くても空気圧が高いため、意外にパンクが起こりにくい構造になっています。

ロードバイクのドライブは骨盤から上体が適度に前傾することにより、ペダルを踏む動作がやり易く、空気抵抗も少ないため、長距離を走っても疲れにくい構造になっています。ロードバイクに乗れば、60キロぐらいは問題なく走れます。値段は20000円から100000万円以上のものまで機能や車種によって様々です。

マウンテンバイク

Photo by musumemiyuki

マウンテンバイクは太くてがっしりしたタイヤと頑丈なフレームを持ち、モトクロスバイクのようなサスペンションとディスクブレーキを備えるバイクで、荒れた道路や登山道のような路でも走ることができるタフな自転車です。

街中などの舗装道路も問題なく走れるため通勤や通学にも使用でき、段差のある路でも役に立ちます。サスペンションは衝撃を吸収するのみでなく、重力に任せてダウンヒルを楽しむのか、悪路の険しい上り坂をペダリングで走破するのかによって、サスペンションの頑丈なものや軽さいものを選んだり調節ができます。価格帯は20000円から40000円前後が主流です。

クロスバイク

Photo by torisan3500

クロスバイクはロードバイクとマウンテンバイクの中間的な存在で、特に初心者には最もおすすめの自転車です。街中でも、ツーリングで長距離を走る場合でもどちらでも使用可能で、見た目にはシティサイクルに近く価格帯もリーズナブルなため気軽に始めることができる、初心者には最適のバイクです。

10キロほどの通勤にクロスバイクを使用している人が多く、カジュアルに使えることで人気があります。クロスバイクは外見がシティサイクルに似ていますが、一漕ぎの軽さとスピードはシティバイクと比べ、はるかに優れています。

ロードバイクのような競技目的ではなく、マウンテンバイクのように悪路走破に特化するでもないという、一見中途半端に見える自転車ですが、実は双方のいいとこどりをしている自転車がクロスバイクです。クロスバイクの値段は20000円から40000円程度が中心価格帯です。

シクロクロス

Photo by zakiyamaflick

シクロクロスは日本ではあまり聞き慣れない名称ですが、この競技は未舗装の悪路で行われる自転車競技の一つです。シクロクロス競技は、距離ではなく時間制で争われる競技で、障害物が設置された短いコースを、決められた時間内に何周廻れるかを競う障害物レースです。

シクロクロスで使用する自転車もシクロクロスと呼ばれており、悪路で使うことが大前提となるため、一見ロードバイク風な形に見えますが、実際には全く異なります。

Photo by Tatsushi

カンチブレーキの使用により、泥はけが良く、クロモリフレームという衝撃に強いフレームを使用している上、パンクしにくいチューブラータイヤを使っているという特徴があります。

日本では1986年からシリーズ戦が行われており、1996年からは全日本選手権が行われるなど、現在では、全国各地で選手権やシリーズ戦が開催されています。価格帯は60000円前後から100000円を超えるものが多いようです。

ピストバイク

Photo by Chelsom Tsai

ピストバイクは数少ないパーツで組み立てられており、クラシック性と先進性を併せ持つシンプルなデザインが特徴で、都会の街中を颯爽と乗り回すのが良く似合う自転車です。軽量で太いエアロフレームを持ち、パーツが少ないことからギアの切り替えも無く、壊れにくい上、メンテナンスも簡単です。

たまに空気を入れて、チェーンにオイルをたらすだけで整備は完了します。ピストバイクの相場価格は60000円前後となっています。

ミニペロ

Photo by BONGURI

ミニペロはコンパクトなボディに必須機能が全て詰まっている便利なミニ自転車です。タイヤが小さく、見た目も可愛らしいミニペロですが、モデルによっては6段変速のギヤが付いたものや、乗り心地を考えた丸く座り易いサドル、握り易いグリップなど、様々な工夫が施されており、質感やフォルムにもこだわって作られています。

タイヤサイズは20インチ前後で、身長150センチ以上の人が乗れます。ちょっと街までお出かけする時に気軽に乗って行けるファッショナブルなデザインのものが多く、カラーバリエーションも豊富です。相場の値段は30000円前後のものが多いようです。

シティサイクル(ママチャリ)

Photo by yoppy

シティサイクルはママチャリとも呼ばれており、普段買い物や通勤、通学などでよく使われている最も一般的な大衆向け自転車です。シンプルな機能のものからワンランク上のものまで幅広いラインアップがあります。タイヤサイズは26インチから27インチのものが多く、相場の値段は20000円から25000円前後が一般的です。

折りたたみ自転車

Photo by raid_blood2

折りたたみ自転車は20インチのタイヤとは思えないような走行性を持ち、6段変速機を搭載しているものもあります。またクロスバイク級の走行性を持つものもあります。折りたためば車のトランクにすっぽり収まるため、旅行先で気軽にサイクリングするのに適しています。

折りたたみ自転車は、軽量アルミフレームを使用しているものが多く、扱いやすい自転車で、身長145センチ以上の人が乗れます。乗り降りもし易く服装も選ばないため、カジュアルにもスーツにもよく似合います。相場の値段は30000円前後からとなります。

電動アシスト自転車

Photo by nylon300

電動アシスト自転車にはシティタイプや子乗せタイプなどがあり、タイヤサイズは27インチのものが一般的です。電動アシスト自転車は、力の弱い女性でも子供を乗せたまま急坂を軽く登れる大変便利な自転車です。中には両輪駆動のものもあります。

充電一回あたりの走行距離はバッテリーの種類によって異なりますが、容量の少ないもので25キロ程度、容量が大きく性能の良いバッテリーのものは、一回の充電でも50キロから80キロほど走行できるものもあります。価格は100000円前後からとなります。

自転車タイヤ交換の値段の相場は?見出し

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

自転車のタイヤは消耗品のため、定期的にタイヤ交換が必要となります。タイヤは自転車の走行性にも大きく影響するため、早めにタイヤ交換をしておけばいつでも安全で快適な走行ができます。また自分で交換する方法を知っていれば、材料費だけで交換でき、かなり安く済ますことができます。

値段の相場①『タイヤ交換の値段』

Photo by Atsushi Boulder

自転車専門店でタイヤ交換をする場合の費用の相場は3500円から7000円程度です。自転車店でタイヤ交換をする費用は、タイヤのゴムのみの交換かホイールやチューブを含むのかによって変わってくる上に、タイヤ交換時の工賃もかかります。

また、タイヤ交換の費用はタイヤの種類やサイズによっても異なりますがタイヤ交換をする自転車店によっても変ってきます。

値段の相場②『タイヤ交換工賃』

Photo by torisan3500

自転車専門店でタイヤ交換をする場合は、工賃、つまり作業する人の手間代がかかります。タイヤ交換時期の工賃の相場は、1000円から3000円程度ですが、車種やタイヤのサイズ、自転車の構造などによって手間代に差が生じます。勿論、材料を購入し自分でタイヤ交換する場合は、少なくとも工賃分が無料になります。

値段の相場③『タイヤのホイールの値段』

Photo by torisan3500

タイヤのホイールは、普通に乗っていれば劣化があまり進行することはありませんが、転倒したり、強い衝撃によって、ホイールが歪んでしまうようなことがあります。一般的なホイールの修理代は5000円前後となりますが、劣化が激しい場合には修理代が高くなるため、新品と交換した方がよいケースが出てきます。

値段の相場④『タイヤのチューブの値段』

Photo by ryoichitanaka

自転車のタイヤにはチューブが内蔵されており、チューブに空気を入れることにより、タイヤが膨らみ、快適な走行を助けます。

チューブの劣化がひどい場合に交換するのは勿論ですが、チューブの相場は1本1500円程度で、1度交換すれば数年は使用できるため、劣化がそれほどひどい状態でなくても、タイヤ交換の時期にタイヤと一緒に交換してしまえば、安心して走行することができます。

値段の相場⑤『タイヤのバランス調整』

Photo by ttanabe

タイヤのホイールにぶれがあると車輪の回転面とフレームの芯が一致せず、走行にもぶれが生じ、抵抗が大きくなり、その結果、ブレーキがうまく作動しなかったり、自転車が左右、上下に動いて無駄なエネルギーを使うことになります。ぶれを取りバランスを調整するには、自転車専門店でホイールバランスを調整してもらう必要があります。

お店のぶれ取り台で、ホイールの歪みを調整してもらうことにより、ホイールのバランスが調整されます。通常、バランス調整代金は1000円から1500円でやってもらえます。タイヤ交換の時期に合わせてやってもらうこともできます。

自転車タイヤ交換の所要時間は?見出し

Photo by kunagecva-E

タイヤ交換の時間は片方のタイヤのみのタイヤ交換か両方を一度にタイヤ交換するかによって変わってきます。またチューブやホイールの交換をする場合はそれなりの時間が必要となります。タイヤを自分で修理する場合には、習熟度により終了するまでの時間が大きく変わってきます。

タイヤ交換時間は?

Photo by whitefield_d

自転車のタイヤ交換を自転車専門店でやってもらうと、1つのタイヤ交換に要する時間は通常約1時間程度かかります。プロの作業員がスムーズにタイヤ交換してくれるため早くて安心ですが、お店が混み合っている場合にはその分待たされることもしばしばあります。

自転車にはタイヤが2つありますが、特に摩耗が激しいのが後輪のため、通常、タイヤ交換は後輪のみを行うことが多いようです。ただ、前輪の摩耗もそれなりに進んでいることを考えれば、両輪を同時にタイヤ交換する方法もおすすめです。その場合でも1時間半から2時間程度で完了します。

中には、タイヤ交換や修理の間、台車のレンタルをしてもらえるお店や自宅まで届けてもらえるお店もありますのでチェックしてみることをおすすめします。

チューブ交換時間は?

Photo by dalregobeyond

自転車のタイヤのチューブは劣化するまで数年は大丈夫ですが、劣化したチューブを交換する作業時間は、通常1時間半程度かかります。チューブの交換はタイヤを外した後にチューブをタイヤから剥がしてまた取り付ける作業が1工程増えるため、タイヤ交換よりも手間がかかります。

自転車タイヤ交換・買い替え時期のチェックポイント見出し

Photo by nSeika

自転車をいつまでも快適に乗り続けるためのメンテナンスやタイヤの交換時期、買い替え時期などを知るにはいくつかのチェックポイントがあります。最適な空気圧を保ち、溝や傷のチェックをし、長持ちする保管方法を考えるなど、チェックするポイントについていくつか説明してみましょう。

自分でできるチェック①『空気圧』

Photo by zenjiro

自転車のタイヤの空気圧は2週間に1度程度チェックすることをおすすめします。タイヤの最大空気圧は、タイヤの側面に「MAX INFLATE TO 6.5BAR/90PSI/620KPa」というような表示があるので、その数字を上回らない程度の硬さまで空気を入れることが大切です。

空気圧が高すぎると、転倒リスクが高まり、乗り心地も悪くなります。一方、空気圧が低すぎると、タイヤやチューブが傷みやすくなります。空気圧を適度に調整する方法により、タイヤの寿命を延ばすことができます。

自分でできるチェック②『溝・傷』

Photo by uka0310

自転車の劣化状況や傷などは自分でチェックできます。タイヤはゴムでできているため、使用してもしなくても劣化します。見た目では、タイヤの溝が薄くなって平に近くなったり、ひび割れが目立つようになったらタイヤ交換の時期となります。

タイヤに何箇所か深い傷がある場合には、パンクしやすい状況になっているため、タイヤ交換をした方がよいと考えられます。普段あまり使用していない溝の摩耗が少ない自転車でも、3年を目途に新しいものとタイヤ交換することをおすすめします。

自分でできるチェック③『保管方法』

Photo by takasphoto.com

自転車を購入した人は皆、自転車をできるだけ長持ちさせたいと願っています。ママチャリなどは実用性を重視しているため、チェーンカバーが付いていたり、ギアも内装式になっているなど、雨から守る工夫が施されていますが、スポーツ車は楽しむことに重点が置かれており、シフトやブレーキのケーブル、チェーン等がほとんど剥き出しになっています。

フレームが錆びないアルミでできている自転車でも、チェーンは鉄でできているため、錆びてしまえば走行に支障が生じます。そのため、保管はできるだけ雨風にの当たらない場所に、効率的に置くことが望まれます。

Photo by yoppy

場所を取らない方法としては、車輪を取り外して保管する方法もありますが、取り外したり取り付けたりする手間がかかるため、良い方法とは言えません。

むしろ、メンテナンススタンドを取り付ける方法が最善の方法と考えられます。自転車が斜めにならないようにスタンドの上にセットすれば、車庫の隅に置いても場所をとりません。また、部屋の中におけばインテリアにもなり保管状態も最適となります。

自分でもできる!自転車タイヤ交換に必要なものは?見出し

Photo by yoppy

自転車のタイヤ交換を自分で行うためにはいくつかの工具が必要となります。工具は自転車店で購入するか、ネット通販等で入手することができます。1家庭に1セットあれば、とりあえず家族の自転車の修理やメンテナンスが自分でできるため、最も経済的な方法となります。

タイヤ交換のためには、少なくともスパナやメガネレンチは必須の工具ですが、更に使い易い工具として、ラチェットやソケットなども購入しておくことをおすすめします。ちなみにメガネレンチはボルト頭に適合する円形の部分があるレンチのことを言います。

Photo by is_kyoto_jp

それ以外にもタイヤレバーが必要となります。タイヤレバーが無いと自転車からタイヤをスムーズに外すことができないため、必ず事前に購入しておくことをおすすめします。タイヤレバーは靴ベラのような形をしており、価格は500円から3000円まで様々です。1本でも外せますが初心者は2、3本あるとより外し易くなります。

タイヤを装着する時にはビードワックスを使います。このワックスは自転車専用のタイヤワックスで、ホイールの内側の錆びを除去した後、仕上げにこのワックスを塗っておくとタイヤが組み易い上にホイールが長持ちします。

タイヤ交換が終わった後、空気を入れるのに必ず必要なのが空気入れです。家庭用に1台容易しておけば、タイヤ交換時や空気が抜けた時に慌てなくてすみます。

自分でもできる!自転車タイヤ交換の流れとは?見出し

Photo by is_kyoto_jp

自転車のタイヤ交換を自分で行うこともできます。自分でタイヤ交換をやる場合はタイヤやチューブ、交換ツールを用意してから行います。タイヤ交換を自分で行えば、費用は部品代のみで済み、大変経済的な方法となります。

まず下にダンボールなどを敷き、自転車を逆さまにして自転車から古くなったタイヤを外します。最初にアクスルシャフトと呼ばれるタイヤの軸になっているパーツを、メガネレンチやソケットレンチなどで外します。

反時計周りに回すことにより、中央のアクスルシャフトが外れます。部品は一か所にまとめて置きます。外す都度、スマートホン等で写真を撮っておくと元に戻す時に役立ちます。

Photo by Atsushi Boulder

空気を抜きホイールからタイヤを外しますが、まず、ホイールを足で抑え、タイヤレバーをタイヤホイールの隙間にねじ込みながら、徐々にタイヤを外していきます。てこの要領で力を加えると比較的簡単に外せます。

タイヤレバーでホイールを傷つけないよう、数本のタイヤレバーを使って外すやり方がより簡単で安全な方法です。タイヤを外せば中のチューブも取り外すことができます。チューブが劣化していたら、タイヤ交換の時期にタイヤと一緒に交換することをおすすめします。

Photo by ttanabe

タイヤを外した後、新しいタイヤを装着させる前にホイールを掃除します。ホイールの内側には錆びが付着していることが多いため、サンドペーパーで錆びを除去した後、ビードワックスをホイールに塗り込んでからタイヤを自転車にはめ込めばタイヤ交換が完了します。

タイヤ交換をする場合は、一度トライしてコツを掴めば2度目からは自分で簡単にタイヤ交換ができるようになります。

自分でもできる!自転車がパンクしたら?見出し

Photo by akiraak2

自転車がパンクした場合は修理の前にまず本当にパンクしたかどうかをチェックします。バルブを留めているナットの緩みや、虫ゴムの劣化が原因でタイヤの空気が抜けている可能性もあるため、中ゴムのひび割れや破損、ゴムの弾性などをチェックします。

どちらも問題がないのに空気がすぐ抜けてしまう場合は、チューブに穴が空き、パンクしていると考えられます。その場合は、まずタイヤ交換と同じやり方でタイヤを外、チューブを完全に引き出します。その後にバルブブランジャーと袋ナットを取り付け、チューブに空気を入れます。

Photo by torisan3500

水のはった容器にチューブを少しずつ回しながら沈め、空気の漏れている箇所を探します。破損箇所が特定できたら、空気を抜き、その部分をマーカーでマーキングします。補修箇所を中心に紙やすりで大きめに削ります。その後、補修材のゴムのりを塗り、1、2分固まるのを待ちます。

ゴムのりが乾いたところで、補修箇所よりも大きめの修理パッチの裏側を剥がして貼ります。貼り終わったらタイヤレバーの腹部分で全体を均等にこすって圧着します。

その後、チューブに空気を入れはがれ等がないかを確認した後、表の方のシールを剥がします。それが終わったら補修箇所を水に浸け、漏れていないかを確かめてパンク修理は終了です。最後にタイヤ交換の時と同様に組み立てればすべてが完了となります。

安全な自転車走行のためにタイヤ交換の時期やチェックポイント・相場を知っておこう!見出し

Photo by onigiri-kun

自転車には買い物や通勤通学のための自転車、スポーツを楽しむための自転車、旅行先で楽しめる自転車など、用途に応じて種々の種類がありますが、安全な走行をするためにタイヤ交換の時期や相場を知っておくことは大切なことです。ここではそんな自転車のタイヤ交換について、値段や相場、方法、時期などの情報を取り入れつつ説明してみました。

投稿日: 2018年12月12日最終更新日: 2020年10月8日

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