カニのカロリーについてチェック！ダイエット中でも安心して食べられる種類は？

冬の味覚カニは、好きな方が多い食材です。冬になるとおいしいカニをお腹いっぱい食べてみたいと思っている方も沢山いるようです。カニ鍋にカニのおさしみも大人気。ぜひ産地で味わってみたいお料理です。

殻をむいて中の身を出して食べ進めて行くと、時間をかけている割にそれほど食べていないのにお腹がいっぱいにもなってきます。さほど量も食べられないカニ。そのカロリーを気にしたことはあるでしょうか。では、数種類のカニに焦点をあててそのカロリーを見て行きましょう。ダイエット中でも食べても大丈夫でしょうか。

みなさんはカニのカロリーは高いと感じているのでしょうか。そう毎日食べるものでもないカニ。たまに贅沢でカニを食べに行ったり、頂いたカニをみんなで食べたりすることもあります。年に数回しか食べないカニのカロリーはどうなっているのでしょうか。

たまに食べるだけのカニ。カロリーを気にしながらなんて食べません。しかしこの機会に少しカロリーや栄養素。ダイエットの際に気になる糖質についてもみていきましょう。お鍋やおさしみで贅沢に沢山食べるカニは他の食材と比べて栄養素やカロリーはどうなっているのでしょうか。

最近のダイエットはカロリー計算をするよりも、糖質制限をしてダイエットをすすめる方も多いのではないでしょうか。某エクササイズのジムでも糖質制限をきっちりして運動を組み合わせてダイエットを進めてきます。昔のカロリーを抑えて運動とは少し違ってきています。

糖質は砂糖をイメージしやすいですが、ご飯やパンや麺類にも多く含まれています。そのため糖質を含む食材以外の、お肉や魚に野菜などは食べても大丈夫というものもあります。

糖質は分かりやすく数値化するとお茶碗一杯で50gほどです。これを毎食食べると相当なものになります。この糖質を沢山摂取してしまうと、いくら運動してもまず摂取した糖質から消費しようとするので、運動効率が悪くなります。

ですので、ダイエットをしている方は、少ない量の糖質をとって、運動し効果的にダイエットを進めようとします。その際にはこのカニの糖質も気になってきます。

ではダイエット中に気になるカニ一杯の糖質ですが、カニの種類にもよって少し変わってきますが、カニ100gに含まれる糖質の量は約0.2gになっています。300gほどでカニ一杯に相当しますので、一杯のカニを食べても少ない糖質となります。

ダイエット中も気にすることなく食べることができます。しかしそう簡単に大量に食べることができないカニですので、食べられるときはお腹一杯食べてみましょう。その際はご自身の体調に合わせて食べてみましょう。

ではみなさんがよく食べられるカニの種類についてのご紹介からです。というのも、カニは種類によってカロリーや栄養素、糖質が違ってきます。

スーパーでもカニの時期になると数種類並ぶこともあるカニ。その中でも人気の3つのカニの種類を紹介いたします。カロリー等と共に聞きなれたカニの違いも、少し詳しくご紹介いたします。

足が長く旨味がたっぷり詰まっていると人気のズワイガニ。甘味を強く感じる為一番おいしいカニと言われる人も多いカニの種類になります。

脚は長く細い為少々食べにくさもありますが、それでも食べたいズワイガニは食べに行っても必ずと言っていいほど出される定番の種類です。

ズワイガニは産地によって呼び名が変わり、みなさんがよく耳にする「松葉ガニ」は鳥取・島根・兵庫が産地のカニ。「越前ガニ」は福井県で、ブランドガニとして高い高価格で販売されるカニになります。

カニの殻にたくさんの毛が生えています。食べる時にこの毛が少々曲者になる毛ガニです。毛ガニと言えばカニみそが美味しいと人気のカニ。

しかし毛ガニは他のカニに比べて少々小振りな体。その為食べにくく、身の部分も少ないと感じられる方も多いようです。しかしその小さな体にはぎっしりと身が詰まり、おいしいカニ味噌を堪能できるおすすめの種類です。

こちらはタラバ「ガニ」となっていますが、ヤドカリの仲間のタラバガニ。ごつごつとした大きな脚は大きく太いのが特徴。甲羅が五角形の形をし、とげのような突起が特徴です。

その大きく1m程ににもなる体の大きさから、カニの王様とも言われています。身の味も繊維が多く弾力があり食べ応えのあるカニになっています。

ではカニの見た目や美味しさが分かったところで肝心のカロリーや栄養素を見て行きましょう。先ずはズワイガニからです。

カニは殻がありカニ全体の重さから可食部を計算してカロリー計算をする必要があります。カニは全体の重量から40～45%が食べられると言われています。カニの総量600gではカニ一杯で250g～300g弱のカニの身が食べられます。

ズワイガニは茹でて調理された状態で100gあたりのカロリーは、65kcalとなっています。およそカニ一杯の3分の1弱ほどの量ではないでしょうか。一杯食べてもカロリーは195kcalほどです。なかなか沢山食べることができないカニですので、さほどのカロリーを気にせず沢山食べられるようです。

ズワイガニの100gあたり、タンパク質15g、脂質0.6gとなります。例えば他の魚を焼いた時のカロリーと比べると、焼きサバ100gではタンパク質21g、脂質が29gになります。そう考えるとズワイガニはとっても脂質が低く高タンパクになっています。

一杯のカニの可食部が300gほどですので、高カロリーになることも、高い糖質の割合になることも少ないでしょう。

毛ガニは100gあたりのカロリーは83kcalとなります。ズワイガニと比べると少し高いカロリーになります。微妙な差ですが、カニによって栄養素がちがってきます。

小振りな毛ガニですのでなかなか食べにくいと言われる毛ガニです。しかしカニ味噌が絶品とも言われる毛ガニに、カニ味噌のカロリーは高いのでしょうか。糖質も見てみましょう。

毛ガニの100gあたり、タンパク質18.4g、脂質0.5gとなります。微妙な差ですが毛ガニも低脂質のカニになります。

ではカニ味噌の糖質はどうでしょうか。カニ味噌も100g辺りで見てみると5gほども糖質があります。カロリーは180kcalほどと言われています。しかしカニ味噌を100gも食べることがまずないので、高カロリーでも大丈夫ではないでしょうか。カニ味噌は一杯のカニから10～30gほどしかありません。沢山食べる時はカロリーが高いことを意識してください。

タラバガニは100gあたりのカロリーは80kcalとなります。この3種のカニで比べても分かるようにカニの種類によって若干のカロリー差や栄養素の差があります。

しかしカニはカロリーが低くダイエット中に糖質を気にされている方でも美味しくいただける食材になっています。

タラバガニの100gあたり、タンパク質17.5g、脂質0.5gとなります。カニは一杯食べると300gほどの身になり、お腹も相当膨れます。

切り身の魚は100gではないので、もう少し栄養素も高めです。その為カニは一杯食べたとしても、低カロリー低脂質で高たんぱくな食材ではないでしょうか。

各カニの栄養素をみていきました。結果としてカニをダイエット中に食べたとしても効果的にダイエットを進めることができる食材であると分かりました。

カニダイエットという、ダイエット方法はなかなか聞きませんが、美味しいカニをダイエットのご褒美として少し沢山食べても体重の増加に対して影響が少ない食材です。しかしカニだけを食べる場合と、何かと一緒に調理して食べる場合ではカロリーが高くなります。

カニ以外の食材のカロリーや糖質をしっかり見極めて、カニ料理を食べる必要があります。あくまでもカニをボイルした状態で食べる料理のカロリーが低めで、糖質も低目と言う事です。

では、とってもおいしいカニ身を使って様々な料理にすることができます。もちろんボイルしたカニをそのままカニだけで食べてもとってもおいしいカニ。

たくさんカニがある時はいろんなメニューにアレンジしてダイエット中でもカロリーをカットしながら、おいしいカニを頂いてみましょう。

新鮮な美味しいカニを食べられるときは生のおさしみの状態で食べてみましょう。カニ身の甘味を感じられるおいしい食べ方です。

生で頂く場合は何も追加の食材が無いのでカロリーが高いものになりません。こちらはカロリーを気にせずに沢山いただくことができます。

またボイルしたカニは、生野菜にトッピングして、低カロリーなドレッシングで頂いてみましょう。いつも食べているサラダがとっても贅沢な一品になります。その際のドレッシングの栄養素はしっかり確認してからかけてみましょう。

冬にカニを食べる時に一番に思いつくのはカニ鍋ではないでしょうか。そのままでも美味しいカニは鍋にしてもいい出汁が出て最後までおいしく頂けます。

また一緒に食べる野菜が沢山食べられるので、お腹が膨れ満腹感もあります。体も暖まりおいしいカニとカニの出汁で美味しくなった野菜をたくさん食べてみましょう。

しかし〆のカニ雑炊には注意が必要です。ご飯は糖質が高い食品です。こちらを沢山食べることはダイエットの大敵です。量を調整しながら食べてみましょう。

カニを食べに行った時はいろんなメニューでカニを食べることができます。しかしその中にはカロリーが高いものや糖質が高いものもたくさん。

カニ自身は低カロリー低糖質なのに、メニューによって高い値になるものもたくさんあります。カニのメニューを少し見て行きましょう。

カニクリームコロッケがとっても人気のコロッケ。クリームコロッケだけでも人気な上にカニが入っているとなると食べたくなる人も沢山います。

しかしクリームコロッケは1つ200kcalもあります。これを2つ3つと食べるのはやめておきましょう。材料の生クリームや牛乳にバターに揚げる油でカロリーが高いものになります。

またカニの天ぷらも同じです。揚げ物にするといくらカニでも高いカロリーになります。またご飯を使ったカニチャーハンやカニ雑炊も糖質が高い値になります。

カニのメニューの際はカニ以外の材料に目を向けてダイエットに向いているかを確認してみましょう。

では、手軽にカニを食べられるカニ商品はいかがでしょうか。よくあるのがカニ缶ではないでしょうか。お歳暮で頂いてカニ缶がある方はその栄養素を見てみましょう。

カニ缶は採れたカニを茹でて缶に詰めたものが多いもの。そこでカロリーなどもさほどボイルしただけのものと変わりません。よってそのまま頂いてもサラダにトッピングしてもダイエット中でもカニを頂くことができます。

またもっと手軽な商品でカニカマがあります。カニカマはカニの足に見立てて作られたもので練り製品になります。

原料はスケトウダラが使われることが多く、魚のすり身をカニの足に見立てて販売された商品です。しかしこちらも1本8kcalと低いカロリーで、サラダにトッピングしても料理の材料として使っても、ダイエットの妨げになりにくい食材です。

では美味しいカニを食べに行くにはどこに行けばいいのでしょうか。カニの日本一の漁獲量を誇る地域は北海道になります。

しかし北海道にまで食べに行けない方は、日本全国に点在するカニの産地に行ってみるのがおすすめです。

ズワイガニの産地は日本海側の石川、福井、鳥取、兵庫になります。カニ漁の解禁の時期は11月頃で、そのころになるとしきりにニュースでカニの漁の様子が放映されるほどです。

カニが美味しい時期になると日本海のカニの産地に向かってバスツアーが沢山企画されます。たくさんでカニの美味しい旅館や料理屋さんにカニ鍋を食べにいくツアーになります。

雪深い時期に行く東北は、長距離バスで行くツアーがとっても便利です。関東や関西発のツアーもたくさんあるのでぜひ食べに産地に行ってみましょう。

毛ガニは北海道の周りで水揚げされます。またカニは冬のイメージですが、北海道の毛ガニは1年中漁をおこなうことができます。

タラバガニは北海道が主な産地になります。またオホーツク海も主な産地になりますので、海外のカナダやアラスカ産のタラバガニも出回るようです。

いかがだったでしょうか。ダイエットと冬の味覚カニ。ダイエット中でもどうしても食べたいと言うくらい好きな方も多いカニ。

カニは低カロリーで低糖質なので、ダイエット中でも気兼ねなく食べることができます。しかしいろんなメニューになったカニ料理には注意が必要です。揚げ物やごはんと一緒に出てくるカニは高いカロリーになっています。